井野まちづくり協議会の防災訓練を見学させてもらいました。あいにくと朝からの雨、さらに寒いので参加を申し込んでいた方でも高齢者は欠席が多かったそうです。私たち2丁目が11月12日に行った防災訓練とほぼ同じ状況です。
学校とPTAの協力があったので子どもを連れた家族連れの姿が目立ちましたが、主催者によると参加者は140名弱だったそうです。会場は小学校の体育館なので実際の避難所になりますが、在校生は約800名と多いのですが広さは小竹小などと同じなので、避難者が多いと収容が大変です。
展示訓練ではワンタッチパーテーションのファミリールームが目玉でした。2基並んでいるのでまち協で購入したのかと羨ましく思ったのですが、市の防災備蓄倉庫から借用したものだそうです。5基備蓄しているそうですが知りませんでした。5基では使い方が難しいのですが感染者を隔離するときや乳幼児を連れた家族などには便利でしょう。
雨のためマンホールトイレの組立はできませんでしたが、チラシで洋式トイレであること、段差がないので車いすでも使えること、停電、断水でも大丈夫なことをPRしていました。井野小学校には7基、志津中学校には8基用意してあります。学区内人口数などで考えているのでしょう、小竹小学校は5基です。
簡易トイレの作り方、使い方も展示した種類が多いので参考になりました。これはだれが作ってくれるのですかという質問をする人がいました。係の人がそれは避難所を使う皆さんです。避難者はお客さんではないですからね―と説明していました。参考になる防災訓練でした。