例えばユーカリが丘2丁目の中央通りから内側の生活道路の法定速度は60kmです。ユーカリが丘の生活道路は車が行き違いできる広さですが、車が1台しか通れない道路でも法律では60kmだったのです。
2丁目の場合の例外は40㎞に指定されたこぶし通りです。法定速度の引き下げは1960年以来だと言います。私が自治会長の時に住民の方から声があり、「スピードを落とせ」という立て看板を市から貰い、生活道路に設置しましたが法的効力はありません。
当時から40㎞に制限しているセンターライン(中央線)のある表通りの中央通りよりも、住宅地に入ったほうが制限速度の高いことに違和感を持っていました。生活道路は通学路でもありますし、子どもや高齢者の自転車が突然飛び出してくることもあるのです。
私は自分で運転しているときからほぼ30kmで走るようにしていましたが、時々表通りの信号を避けて抜け道にする車が速い速度で走っていることがあります。感覚的に30kmでは遅すぎて自動の意味がないという人もいるのですが、安全が増すと考えれば理解できるのではないでしょうか。
ただ中央線や中央分離帯などがある一般道は60kmを上限としてとして公安委員会が指定するのは現行のままです。私はこの決定に大賛成ですが、残念ながら施行は再来年9月の予定とされていることです。歩行者や自転車の安全を確保するために、少しでも早く実施して欲しいと思います。