SKYLINE/10年/米/94分/SFエイリアン・パニック・アクション/PG12/劇場公開
監督:コリン・ストラウス、グレッグ・ストラウス
製作:コリン・ストラウス、グレッグ・ストラウス
製作総指揮:ブレット・ラトナー
出演:エリック・バルフォー、スコッティー・トンプソン、ブリタニー・ダニエル、デヴィッド・ザヤス、ドナルド・フェイソン
<ストーリー>
ある日、ロサンジェルス上空にいくつもの巨大な飛行物体が飛来する。そこから発せられた青い光は人類を次々と吸い上げていった。さらに、巨大飛行物体から大量の巨大生物が放たれ、人々を次々と襲い始めた。為す術なく逃げまどう人類。やがて、ようやく軍隊が現われ、必死の抵抗を試みるが…。
<感想>
映像の美しさと迫力に目を奪われた。
青色の閃光が眩いばかりの神秘的で、人々が魅了されて吸い込まれてしまうというのも分かる様な気がする。
白昼堂々行われる人間狩りもド級の大騒動で視覚的に楽しませてくれる。
巨大クリーチャーの暴れっぷりや、宇宙戦艦の爆発・墜落シーンなど、すげぇな!って思わせるものばかり。
本作は邦題の副題にあるように「征服」が話の中心。
いかに人間が宇宙人に対して無力であるかを、まざまざと見せつけられる所が怖くもあり、面白くもあり。
主人公となるジャロッドの
俺がやりたいようにやる
身勝手さには鼻につくが、こういう奴がいるからこそ話も盛り上がる事は確か。
軍の微力な抵抗も空しく、壊滅してしまった地球。
諦めに近い形で宇宙船に収監されてしまったジャロッドたち。
さぁここからどう話が転ぶのかという所で映画は終了。
私的には主人公が宇宙人を倒してハッピーエンドな定番級のエンディングよりも、ヒロインは果たしてどういう運命を辿るのかと、自分なりに推測させる形にした本作の続編に期待を持たせる様な終幕の方が好き。
きっと人からクリーチャーへと姿を変えた‘彼’が、ヒロインを抱きかかえ守り通しながら、悪のエイリアン軍団へと立ち向かっていく異色のヒーローものになるんだろうな。
続編は既に決定済みとの事なので、中身とタイトルは是非
スカイライン-奪還-
でヨロシク!
あ、でも下手にB級クリーチャー映画になるよりかは、十分、このままの終わり方でも満足なんですけどね。
まぁストラウス兄弟だから、それなりに捻ったアイデアを入れた続編にしてくれるとは思うので心配はしてないけど。
頼みますよ。
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
評価:
★★★☆
11/10/07ブルーレイ鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2011-10-07
メーカー:カルチュア・パブリシャーズ
関連作:
『スカイライン-征服-(2010)』(第1作)
『スカイライン-奪還-(2017)』(第2作)
『スカイライン-逆襲-(2020)』(第3作)