銀幕大帝α

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ザ・スピリット

2009年10月27日 18時24分12秒 | 洋画アクション
THE SPIRIT/08年/米/103分/劇場公開
監督:フランク・ミラー
出演:ガブリエル・マクト、サミュエル・L・ジャクソン、エヴァ・メンデス、スカーレット・ヨハンソン

<ストーリー>
凶悪犯から街を守るため、死の淵からよみがえった刑事が、過去に隠された自らの運命に挑む。
<感想>
『シン・シティ』で共同監督としてクレジットされたフランク・ミラーが、独特な映像美をそのままに独占監督として人気アメコミを映像化したアクション作品。

はっきり言ってやり過ぎ。

まぁ元がアメコミだからってのもあるのかもしれないけれど、やたらとオクトパスが侍やらナチ将校に意味無くコスプレするのには苦笑するしかあるまいて。
笑ってられるのにも限界がある。
ここまで自由趣味で撮られると、もうコメディ飛び越えてバカ丸出し。

こういうの好きじゃないんだわ、私。

映像◎

衣装○

ストーリー△

コメディ×

フランク・ミラーに単独でやらせるとダメだと言う事がこれでハッキリして良かったんじゃないですかね。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★
09/10/27ブルーレイ鑑賞
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スリラー

2009年10月27日 17時30分58秒 | 洋画サスペンス
KNIFE EDGE/08年/英/93分/劇場未公開
監督:アンソニー・ヒコックス
出演:ナタリー・プレス、ヒュー・ボネヴィル、タムシン・エガートン

<ストーリー>
屋敷に引っ越してきた途端、自分が殺される幻覚を見始めた女が、原因である家の秘密を探る。
<感想>
主人公が赤毛のおばさん。

う~ん、かなり盛り下がっちゃうなぁ。

赤毛の若妻美人にしろ!

そのおばさんが越してきた大屋敷の中で、人を殺すのを見たりとか、子供の声を聞いたりとか、幻聴・幻覚に陥っていき、何々?お化け屋敷ホラー?って思っちゃったら貴方の負けです。

何てことはない。
このおばさん、未来が見える能力を持っているんだってさ(笑)。

あ、じゃあホラーじゃないやん、って感づいたら貴方の勝ちです。

終盤でいきなり急展開する新事実。
唐突に前振りもなく狂気を爆発させるおっさん。
呆気らかんとネタばらしをする使用人。

平凡なホラーが普通のサスペンスへと変わり、発想転換も逆に悪い方向に転がっちゃって面白味を急激に下げてしまった最悪なパターン。

短い尺なのに長く感じる盛り上がりのないストーリーに加え、何時の時代のCGかと噴き出してしまうようなものが出てきたりと、かな~り耐久力を求められる作品。

評価:★☆
09/10/26DVD鑑賞
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パニック・エレベーター

2009年10月27日 16時55分55秒 | 洋画ホラー
BLACKOUT/07年/英・スペイン/85分/劇場未公開
監督:リゴベルト・カスタニーダ
出演:アンバー・タンブリン、アイダン・ギレン、アーニー・ハマー

<ストーリー>
それぞれに急用をかかえた3人の男女が人気のない建物のエレベーターに閉じ込められてしまうが、その内の一人は連続殺人鬼で・・・。
<感想>
これは凄く楽しめました!

立ち退きを命じられている古アパートのエレベーターに突如閉じ込められた男女3人。
こんな人気のないアパートへ何故に彼らは向かっていたのか。
それぞれが急がないといけなかった重要な用事とは何だったのか。

密室という極限状態に置かれた男女が徐々にパニックへと陥っていく中、フラッシュバック的に彼らの目的(秘密)が明かされていきます。

一人一人に深い想いがあるだけに、時間との戦いにもなるのですが、焦りが頂点に達したある者がいきなり本性を現したからさぁ大変!

それまで互いに支えあってきた仲が、一変して殺し合いのサバイバルへと突入する終盤は緊張感爆発。
確かにエレベーターに乗り込んできたときから、ある人物は怪しい雰囲気プンプン漂わせていましたけれども。
人は外見だけじゃ判断出来ないって言うけれど、良心的殺人犯なんて皆そんなもんだし。

血まみれの戦いの中、エレベーター落下で悪人制裁という痛快な決着を持ってきながらも、後味はかなり悪い、どっちかっつうとバッドエンド作品。

冒頭のオープニングクレジットで流れる舐め回すかのように撮った女性の裸体にも実は意味があり、観終わった後もう一度観返すとかなりゾクゾクさせられます。

オススメ!!

評価:★★★☆
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