飛行機が大好きな極楽息子(大)のために組み立てた、人類初の動力飛行機、ライトフライヤーの模型です。東急ハンズで315円の簡単なキットなので、エンジンなどの複雑な部品はありません。それでも歴史的名機のモデルがこの値段で楽しめるのはいいことだと思います。
この飛行機では、小さい翼のある方が機首になります。操縦者は下の主翼の上に腹ばいに乗ったそうですから、空気抵抗を少なくすることと、重心を低くすることに設計の主眼があったことがわかります。反面、視界は非常に悪かったはずであり、その後の飛行機が主翼を前に配置したのは当然です。
残念ながら世界初飛行の画像記録はないのですが、「ちょっと試しに飛ばしてみる」ことは可能です。航空マニアの多いアメリカではライト兄弟は神格化されており、マイクロソフトのフライトシミュレータ(マイクロソフト フライトシミュレータ2004 翼の創世紀)にフライヤーが含まれていますし、自分でシミュレータを作っちゃった人までいます。本当に好きなんでしょうね。
私も現代文明の輝かしい記念碑である歴史的な飛行機は大好きなので、いつかワシントンの航空宇宙博物館に行ってみたいと思っています。本物のフライヤーやセントルイス号を見たら、極楽息子(大)が大喜びするでしょうね。