いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

たまには点検

2017年05月31日 | 自動車

 オイル添加剤を入れたついでに消耗品の点検を。クーラントは以前漏れた跡がありましたが、今は目立ちません。最近の車は壊れないので、ボンネットを開ける頻度も低くなっています。でも知らないうちに症状が出ていることもあるので、たまには自分の目で確認しておきたいところです。

 バッテリーもまだ新しいので大丈夫。

 ウォッシャー液が減ってますね。

 これから雨の多い季節なので、補充しておけば安心。
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ストップリーク剤を使ってみる

2017年05月30日 | 自動車

 ディーラーでオイル滲みを指摘されたウィンダム(エンジン型式は1MZ-FE)にシュアラスターLOOPストップリークを注入してみました。ダウンサイジングが進む風潮で、3Lの6気筒は新型車ではかなりの高級車以外お目に掛からなくなりました。今なら2L4気筒のターボか2.5Lハイブリッドになるんでしょう。

 まずはオイル量を確認。

 写真だとわかりにくいですが正常範囲です。ストップリークを入れることでオイル量が増えるので、オーバーフローしないように調節しないといけないのですが、4Lに対してわずか0.3Lであり、漏れや燃焼による目減りを考えれば全量注入で構わないと判断しました。

 後は添加剤を注入するだけ。添加剤がオイル全体に分散するように、しばらくエンジンを低負荷で回します。効果があるといいんですが。
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天平の甍 敦煌

2017年05月29日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 井上靖の大陸物を2つ。「天平の甍(いらか)」は映画にもなった晩年の作品。遣唐使を描いていますが、井上作品によくあるように、単なる英雄賛美じゃなくて、むしろ国家エリートになれなかった留学生の苦闘と鑑真の偉業を並べて書いています。この辺になると、「闘牛」などの脂ぎった精力的な人物描写が影を潜め、執念の人である鑑真でさえも淡々と描かれています。留学僧としての半生を写経に費やし、その大量の写経と共に海の藻屑となった老僧など、国家的イベントの裏で、映画の主題歌にもあったように「名もなき星」として消えて行った人々への、静かな哀悼の意が込められているのでしょう。

 これに比べると「敦煌(とんこう)」の趙行徳は、長い自分探しの命を懸けた年月の末に、最後になって生きる意味を見出します。偶然に偶然が重なり、滅び行く敦煌の寺院に蓄えられた貴重な経典は秘蔵されて、数百年後に人類の宝として脚光を浴びる日を迎えます。さすがに話が出来過ぎている感はありますが、こんな偶然でもなければ、貴重な資料なんか残らないでしょうね。私は「闘牛」や「氷壁」から入ったので、「敦煌」の方が「天平の甍」ほど人物もストーリーも枯れてなくて、こちらの方が井上さんらしいなという気がします。
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シュアラスターLOOPストップリーク

2017年05月26日 | 自動車

 ワックスで有名なシュアラスターのストップリーク。ウィンダムのオイル滲みを指摘されたので買ってみました。もう走行距離が15万km近いので、パッキン交換のためだけにエンジン下ろすのも非効率ですから、ケミカルで何とか症状を止められないかと思います。

 成分はよくわかりません。有名メーカーなので役に立たないものは出さないでしょうし、製品の評判も特に問題ないと思います。
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くまんしゅう

2017年05月25日 | 飲み物、食べ物

 何だか面白いので買ってみました。熊本の復興も順調でしょうかね。
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Amazon覚え書き

2017年05月25日 | Amazon覚え
自分の買い物用メモなので、特に興味がなければ無視して下さい。現在の値段ではなく、観察した中の最安値を書き留めてあります。
 
JSDDE 犬 猫用 ペットキャリーバッグ キャリーバッグ メッシュ リュック ピンク おんぶ 抱っこ 軽い パック 便利 携帯しやすい アウトドア (XL)
クリエーター情報なし
JSDDE
 
 前にオレンジが出ていましたが今度は色違い。Lはタイムセール2276円。なぜかXLが1899円に値下げ。
 
 
 6559円。Amazon配送なので早い。
 
 944円。もっと容量の大きいのが使いたいが、使用中のドラレコに制限がある。
 
 
 
 
 オンラインコード版29493円。カード版29791円。
 
 
24800円。
 
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ベーカリーマキマキ

2017年05月24日 | 極楽日記(お店紹介)

 送迎の帰りに久々に立ち寄りました。運よくマキマキ(一般名はクロワッサン)にあり付けました。

 チョコチップ入りは20円高。

 極楽息子(小)が大好きなカレーパン。左は一般的な辛口ですが、右はハバネロを使った激辛。好奇心で買ってはみたものの、さすがに子供には食べさせられないので、自分で食べました。腹を壊さないように2日に分けて半分ずつ。辛いことは辛いですがおいしいと思います。
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今年のイチゴ

2017年05月23日 | 極楽日記(園芸)

 赤いイチゴが目立つようになってきましたが、残念ながらほとんどはダンゴムシに先を越されています。

 粒も小さいので、出来は良くないですね。イチゴ栽培は難しい。
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広島と松山のお土産

2017年05月22日 | 極楽日記

 極楽息子(小)が校外学習とかで広島と松山に行って来ました。お土産をいろいろ買ってきてくれたようです。

 私にはこれですね。袋が紛れないようにマジックで名前を書いたら、中まで移ってしまったとしょげてましたが、実用品は使い込んで味が出るものなので問題ありません。

 松山で俳句を作ったそうです。松山は家族でも旅行して、いい思い出がありますので再訪したいですね。
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変わりサイダー

2017年05月19日 | 飲み物、食べ物

 極楽息子(大)が凝っているらしく、時々変なサイダーが置いてあります。すいかのサイダーも珍奇だけど、飲むシュークリームって意味分からない。
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QED

2017年05月18日 | 極楽日記(お店紹介)

 週末にまたQEDです。何せ近いので。手前は鶏肉団子のあんかけ、右奥はサラダ、左奥はツナ入りグラタン。

 デザートのマンゴタルトです。ご馳走様でした。
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小鳥を呼ぼう

2017年05月17日 | 極楽日記

 空のまま吊ってあった給餌器に、小鳥用の餌を入れてみました。

 この時期は餌に不自由しないのか、あまり反応が良くないですね。庭に来るのもヒヨドリやムクドリが多いので、粒の小さい餌では不満なのかも。餌の少なくなる冬にはメジロが来てくれると思います。
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SQ 投光器 LED 充電式 20W

2017年05月16日 | 比べてみよう

 Amazonのタイムセールで出ていたので、夜間の作業用に入手しました。この手のアジア製LEDランプは市場に氾濫していて、メーカーも林立しているのでよくわかりません。Amazonの評価が頼りになります。

 かなりしっかりした防雨仕様らしく、電源スイッチもあえて下側にあります。もちろん充電端子も下にあって、ゴムプラグで塞げるようになっています。かなり本気。明るさは白熱電球120W相当ということで、期待通りでした。後は耐久性ですね。

 新しい物が気になるので、何でも検分しに来ます。
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フィンランドデザイン展

2017年05月15日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 フィンランドデザイン展に行って来ました。

 館内は撮影禁止ですが、ところどころ撮影可能なスポットがあります。シンプルで飽きの来ないデザインを長く使う傾向があり、多様ではありますが共通するものがあるようにも思われます。

 予備知識はほとんどありません。マリメッコの名前ぐらいは聞いたことがあります。

 こんな大胆なデザインの椅子。映画などでもよく使われているそうです。椅子の展示は撮影禁止地区にもたくさんあって、そちらは高い木工技術を生かした長く使えそうなもの。成長が遅くて硬いフィンランド材を大胆に曲げて、美しい曲線を作り出す技法が際立っています。

 これも一見何かわかりませんが椅子。これだけデザインしても実用性をないがしろにしないところが北欧流。

 ムーミンのタペストリー。世界中で人気のあるトーベ・ヤンソンさんのキャラクター。これとは違いますが、有名なアラビア製陶のムーミンシリーズは長らく作られていなかったものを、たまたま名前が同じトーベ・スロッテさんがヤンソンさんの許可をもらって引き継いだそうです。
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罪と罰

2017年05月12日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 犯罪を計画して、良心との葛藤に思い悩む。あるいは実行してから罪の意識に苦しむ。そういう主人公は今でこそ珍しくないでしょうが、そのような人物から誰でもラスコーリニコフを連想するように、この「罪と罰」こそが嚆矢です。貧しい自分が救われるため、ナポレオンを重ね合わせて殺人を正当化してみたものの、所詮は救国の志があるわけでもなく、他人を踏みつけてまで這い上がるだけの動機を持ち得ない。金貸しの老婆を死なせたことは特に間違っているとも思わないが、この程度の良心の呵責に耐えられない自分が腹立たしい。

 こんな身勝手な論理で殺人を犯す男の目で見たペテルブルクの社会はもちろん歪んでいるのですが、家族を貧苦に突き落としながら酒を飲み続けるマルメラードフ、自分から貴族の身分を捨てながら過去のプライドにしがみ付くその妻、息子を盲目的に愛しながら現実の残酷さとの解離に耐え切れず心を病むラスコーリニコフの母親、美しく気立てのいいラスコーリニコフの妹を巡る欲望むき出しの男たちなど、救われない人たちが描く底辺社会の一面また一面は、ラスコーリニコフをここまで追い込んだ過酷な帝政ロシアの貧困階級の生活を浮き彫りにします。

 最後は罪の意識と自分の再生の希望により自首するラスコーリニコフは、人間的にはナターシャや家族、ラズミーヒンの揺るがない愛情により救われたことになっているのですが、経済的には、自殺したスヴィドリガイロフの金(元々はスヴィドリガイロフが資産家のマルファ・ペトローヴナを誑し込んで手に入れた金)がなければ、流刑になるラスコーリニコフ自身はともかく、母親と妹の生活は成り立たないし、ナターシャが娼婦から足を洗ってシベリアに付いていくこともできないし、ナターシャの異母弟妹も救われず、ラズミーヒンが大学に戻ることもできないわけです。皮肉なことですが、ここは自らが何度も破産して貧苦を舐めたドストエフスキーらしく、決して甘い話にはしていません。

 貧乏を描かせると巧いのが日本人、と聞いたことがあります。「放浪記」「一握の砂・悲しき玩具」「路傍の石」「無能の人」など、貧乏が色濃く影を落とす文学作品は簡単に挙げられますが、帝政ロシア末期の貧乏は実に重くて読み応えがあります。内容はロシア文学の代表だからいいとして、日本語訳に登場人物の一覧(ロシア文学だから愛称も)がないのは新潮文庫の手抜きではないでしょうか。せっかくの文庫なのに、ネットで人物を参照しながら読めとでも?
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