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子ども用のクリスマス企画なので料理は脇役でしょうが、一応紹介しておきます。これが幼児用。
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小学生用はステーキですね。日頃ナイフをあまり使わないので、肉を切る練習をしていたみたいです。子どもはどうしても力づくで切ろうとするから潰してしまうんですね。ナイフが切れないのかなと思って見てみると、クリストフルの銀食器でした。さすがはホテルのレストランです。
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大人用前菜です。選べないので無難な構成になっています。
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スープは色鮮やかですね。去年と一緒だと思います。
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メインは魚か肉を選べます。ご覧のように肉を選びました。軽めのマデラソースで仕上げたステーキ。焼加減は指定なしで、全員ミディアムのようです。極楽息子(大)に分けてやると、「中が生だ」と躊躇していました。バランスを考えるともう少し野菜が欲しいです。
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去年は持ち帰りだったケーキが、今年はデザートとして出てきました。チョコレートケーキだからかなりこってりしていて、しかも極楽家では息子たちがチョコレートをあまり食べません。ちょっともったいないことになってしまいました。去年のように持ち帰りがいいなあ。
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サンタクロースが帰った後は、橇に乗って記念写真を撮りました。
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エンジン交換で入院していたウィンダムが戻って来ました。1MZ-FEエンジンは国内で大ヒットしたわけではありませんが、状態のいい在庫があったので載せ替えです。プラグも新品のイリジウム。さすがに白煙は出なくなり、パワーも復活しました。オイル管理さえ気を遣えば、これで安心して乗れそうです。消耗品を全部交換、調整したリビルトエンジンなら新車時より性能が上がることもあると聞いていますが、今回はそこまで投資していません。元々点数の高くない足回りが更に劣化しているのに、エンジンだけ新しくても仕方ないですから。
エンジンを交換してみると、やっぱりV6を嫌う人がいることは仕方ないな、と思います。完調の状態でも音が濁っていて、雑音にしか聞こえないんですね。補機もすべて点検してもらい、なぜかブレーキが以前よりしっかりした踏み応えになって反応が良くなりました。これだけのことで運転が(楽しくなるほどではありませんが)負担にならなくなるのですから、やっぱり自動車が意のままに動いてくれるって大切なことだと思います。
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代車マークIIのIG-FE型エンジンを覗いてみました。エンジンルームはすかすかした印象で、化粧っ気のないカムカバーやハイテンションケーブルが目に付きます。
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トヨタは1980年代に2Lクラスの直列6気筒エンジンを、古い設計のM型から小型軽量のG型に変更し、人気車種だったマークII、チェイサー、クレスタのいわゆる三姉妹に投入しました。これが最初の1G-EUです。恐らくBMWのライトシックスに影響を受けたのでしょうが、それ以上の限界設計により、ボアアップの余地がほとんどないという、ライバルの日産なら絶対にやらないような基本構造になっています。コストを考えると1つのエンジンからボアを変更したエンジンシリーズを作るのが合理的なので、これはかなり異例なことです。これを発展させて、同じ排気量で実用的な「ハイメカツインカム」に仕立てたのがこの1G-FEでした。
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ハイメカツインカムはトヨタの造語ですが、さすが商売のトヨタ。燃焼室をコンパクトにして圧縮比を上げるだけなら必ずしもDOHCにする必要はないし、カムシャフト1本でも4バルブにできないことはないですが、高級な実用エンジンというイメージ作りに成功してライバルを圧倒したのは見事な戦略でした。もっとも、この辺から日本のエンジンの設計思想が実用域重視に変化して、数字の上の最高出力ではなく実際の性能で輸入車に追いついた、という評価があります。ただしこのマークIIでは2Lエンジンの割に市街地燃費の実測値が6.5km/Lで、3Lのウィンダムと変わりませんでした。車重がウィンダムより200kgほど軽いことを考えれば、燃費はとても現代の水準と言えませんね。
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せっかく小型軽量な1G系を搭載しながら、エンジンの後ろがかなり空いています。同じ車体に大きくて長い7Mや2JZを積んでいた事情があるのはわかりますが、当時のトヨタはBMWと違って重量バランスに興味がなかったことがわかります。
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当時はこのクラスでも使っていたメカニカルポイントのディストリビューター。高圧コイルで発生させた電流を機械的スイッチで切り替えるため、ポイントが損傷すると点火不良になります。今はスイッチング素子による無接点スイッチと、シリンダー毎のダイレクト昇圧が一般的なので、点火系の安定性は格段に向上しています。
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極楽家のウィンダムは長期修理のため、代車が来ています。極楽息子(小)は「あたらしいくるま」と喜んでいますが、実は18万km以上を重ねた歴戦の勇士。マークIIという昭和限定の名前も懐かしい感じがします。
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代車でこんなに喜んでくれて悪いなあ。この写真を見ると、マークIIが「ハイソカー」とか呼ばれてた頃の広告を思い出します。「いつかはクラウン」のサラリーマンがちょっと背伸びして買うファミリーカーがマークII、チェイサー、クレスタのトヨタ三姉妹でした。人気があるのは圧倒的に白。連休の遊園地では、リアにレースのカーテンを付けた同じような白のマークIIが溢れていて、駐車場に戻ったらどれが自分の車かわからない、とはよく聞いたことです。
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息子にはわからないことですが、FRなので小回りが利きます。ただしステアリングの感触のなさとか、直進性の甘さは当時の悪しきトヨタ流で、今のFF車と比べて大きく落ちるところです。特にステアリングを大きく切り込んでいくと、途中で復元力(self aligning torque; SAT)が完全に抜けてしまうこと。急に手応えがなくなるので、かなり面食らいました。この頼りないフロントの感触には、昔乗っていたカリーナGT-TR (A6#)を思い出します。形式は一緒ですからね。
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寸法はウィンダムとあまり変わりませんが、重量が200kgほど軽いせいかやや軽快な感じがします。ただし最大トルクが30kgmを越える3L,VVT-iのウィンダムに比べると明らかにトルクが細く、流れに乗るために回転を上げる必要があります。乗り心地はやっぱり18万kmなので相応でしょう。このクルマをもってマークIIを評価するのは公平じゃありません。
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森林の中を走る井川線。のんびり森林浴するには乗り心地がワイルド過ぎますし、トンネルも多いので、乗車体験そのものを楽しむ人向きです。
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本物の蒸気機関車を前にして喜んでいるんでしょうね。
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どちらも嬉しいと思うんですが、極楽息子(小)の方は喜びをあまり顔に出しません。この年齢ではまだ社会性が未発達で、嬉しいことを周りの人と共有しようという感情がないからでしょう。だから写真にすると、極楽息子(大)だけがはしゃいでいる構図になります。これでも兄弟の仲はいいですよ。よく喧嘩しますけど。
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ともかく息子たちの夢を叶えることができて良かったです。
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今回デビューした新兵器、ハンディカム純正の外部マイクECM-HST1です。小型で驚くほどの画質を実現したハンディカムHDR-CX370Vですが、音声が不明瞭で画質に見合った臨場感がないのは明らかな欠点でした。メモリ記録なので以前のテープ式と比べればノイズが入らないようにも思うのですが、ボディが小さくなるほど操作時の雑音を拾いやすくなるのは不可避であり、そのため内蔵マイクの感度をかなり下げてあるようです。この外部マイクでは本体から離した上に制振材でフローティング保持しているらしく、マイクの性能を十分に発揮できます。大げさなほどの風防も威力抜群で、お陰で今回は機関車の息遣いも息子たちの声も見事に再現できます。ほとんど必須のアクセサリーだと思います。