果物が欲しくなって、JAの直売所に行ってみました。真っ赤なプラムは産直つまり産地直売とは書いてありますが、産地は山形なので一般のスーパーとどう違うかは不明。産直と言うからには流通経路が単純で短いのが特徴じゃないでしょうか。ここは名古屋市の一般的なスーパーと違って、すぐに食べられるものよりも漬物用の材料など、自分で料理する人のための素材が目に付きます。JAだからと言うよりは、田舎だから需要があるということでしょう。店頭でカブトムシとかメダカを売っていて、子供が喜びそうだとは思いましたが、あまりの暑さで帰宅までに死なせてしまいそうなので断念。W203のエアコンは日本の猛暑に対して力不足です。
これは地元で収穫した梨なので産直でいいと思います。愛甘水という品種は初めて見ました。値段を反映して糖度は高くないですが、瑞々しいのは新鮮な証拠。
あまり予想していなかった事態ですが、どうも万次郎が結実しないのは、きちんと受粉していないのではないかと推察されるため、人の手で授粉することにしました。これが万次郎の雌花です。薬剤はダニ用の弱いやつを1回と、ナメクジ忌避剤を撒いただけなので、シジミチョウやらはたくさん飛んでおり、花から花へ授粉してくれるものだとばかり思っていました。
パートナーの雄花がこれ。新鮮な雄しべから、雌花にある雌しべの頭に花粉を付けてやれば良し。原理は単純ですが、花粉は雨や風で流されやすいし、虫には狙われるのでそれなりに注意は必要です。また、カボチャの雌花は大きくて立派ですが、雌しべの付け根は細くて弱く、乱暴な授粉をすると簡単にぽっきり折れて一巻の終わりになるため、丁寧な作業が要求されます。朝は時間がないので、そう簡単じゃないですね。