サーカスの後はカートで遊びました。さすがに赤ちゃんは乗れないので、極楽親父と息子(大)だけ。韓国のカート人口はまだ少なく、カート場の存在が日本からの観光客にも知られていないためか、他にお客はいません。
初心者用とは言え、まともなエンジンカートに乗るのは初めてなので、サーキットを独占して練習できるのは好都合。ステアリングがダイレクトで操縦が面白いですが、サスペンションがなくロールしないため、限界が掴みにくくてコントロールはかなり難しいです。
よく言われるライン取りも、実際にやってみると簡単じゃないことがわかりました。エンジンが非力だしタイヤのグリップをわざと落としてあるので、少しラインを外すだけでコーナーが遅くなってしまいます。
エンジンは農機具用のものが元になっているのか、レスポンスが鈍くてスポーティーじゃありません。このエンジンでパワーオーバーステアに持ち込むのは難しいでしょうね。専らグリップ走行に徹しました。少し慣れた人にはもうちょっとパワーがあった方が面白いと思います。
カートでは自分で運転できなかった極楽息子(大)。表のブランコで遊んでいます。この周囲に乗馬クラブとかモンゴルの馬術サーカスとか、カートの他にも楽しめるものがあります。
カートでは観戦だけだったこの2人。次はEマートで買い物です。
ホテルに帰って、朴さんともお別れ。
晩はホテルの中の郷土料理の店に行きました。
これが韓国人の考える刺身なのかな?湯通しした甘エビ、タコ、アワビを豊富な野菜とコチュジャンで食べます。唐辛子のみならず香菜や生のニンニクは刺激が強く、虚弱な日本人の舌では魚の味がさっぱりわかりません。
これも韓国流の海鮮なんでしょう。味噌汁みたいなものですがとても辛く、小さな巻貝の身がとぐろを巻いて沈殿しています。辛くてよくわかりませんでしたが、貝のだしはよく出ていたでしょうね。
コースの中で焼肉もちょっとだけ味わえます。海鮮よりこれの方が安心ですが、せっかくの旅行だから味覚も冒険しないとね。
こんなカラフルな炊き込みご飯も。地酒である焼酎「漢拏山(ハンラサン)」を飲んでみましたが、ビールより安い値段を見てもわかるようにそれなりです。甘ったるいだけで特においしいとは思いませんでした。
ママがエステに行っている間に、部屋のテラスに出て火山ショーを楽しみます。前日も8階のロビー付近から見ていますが、3階のテラスは横からの観覧になるとは言え至近距離。
やっぱり近いと迫力があります。爆発のたびに熱の放射が伝わってきます。客室のテラス窓は特製のフレンチウィンドウになっていて、レバーを回すと隙間なく密閉できる防音仕様なので、中で眠っている極楽息子(小)も安心。
熱中して見ていますね。ナイトショット機能を使ったので色彩がありません。
火山ショーのテーマは天地創造でしょうか。クライマックスに龍が出現します。