いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

オーストラリアのおばちゃん

2013年11月29日 | 極楽日記

 オーストラリアからおばちゃん来訪。なぜおばちゃんかと言うと、極楽妻がオーストラリアに留学した時のホストファミリーの娘だから。それ以後姉妹ということにしています。前回と比べると極楽息子(大小)の成長ぶりが際立っています。

 せっかくなので豊川稲荷へ。

 こちらは奥の院。日本通で日本でも長く暮らしていますので、楽しんでくれたと思います。
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土鍋修理

2013年11月28日 | 極楽日記(DIY)

 割れた土鍋の蓋をセメダインスーパーX2で接着してみました。このセメダインスーパーXシリーズは接着対象を選ばないので使いやすく、頻繁に世話になっています。スーパーX2はやや硬化が速いタイプで、本来は小さい物に向いているのでしょうが、固まるまで押さえていなければいけない土鍋の蓋にもぴったりです。変な姿勢で蓋を持ったまま1時間も待てないですからね。残念ながら欠けた部分までは再現できないので、必要ならパテで埋めるしかないです。
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玄関ドア交換

2013年11月27日 | 極楽日記

 今回は玄関ドアを交換しました。

 20年以上前の製品なので、断熱機能のないアルミ製。冬になると放熱板のように熱を放出して、室内からここに近づくと温度が下がるのが体感できます。派手な結露もあったので、樹脂製のパッドを貼り付けて効果を得たこともあるのですが、外観に問題があり撤去。また元の寒い玄関に戻ってしまいました。

 鍵も古くなって、かなり引っかかるようになってきました。旧型の鍵でピッキング耐性がなく、コピーも容易。横のガラスを破ればサムターン回しも自在、という無防備さも時勢に合っておりません。

 外された古いドア。長いことご苦労様でした。アルミなのでリサイクルに回るのでしょう。

 冬に玄関ロビーが使い物にならないのは困るので、少々過剰かとは思いましたが北海道仕様の高断熱ドアになりました。ピッキングやサムターン回しにも対策があり、これで正面突破はほぼ防げます。
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剪定と自己流イチジク仕立て

2013年11月26日 | 極楽日記(園芸)

 今年も剪定の季節です。欅(けやき)はほとんど丸坊主。元の地主が植えられたものですが、どうしても巨木になろうとするので強い剪定を繰り返すことになります。やはり狭い庭に向いていない樹種です。

 今年はヤマモモがばっさりやられて、すっかり涼しくなってしまいました。これでは来年の実があまり期待できませんが、先のことを考えると樹形を整えておいた方がいいんでしょうね。

 こちらはぼうぼうのまま放置されたイチジク。平日なので職人さんと連絡が取れなくて、どう切ったらいいのかわからなかったそうです。イチジクなので当然実を期待しているのですが、ご覧のように外からの目隠しにもなっていますからね。

 仕方がないので、自分で少しいじってみることにしました。このままでは結実する位置がどんどん高くなって収穫が難しくなりますから。今更太くなった枝を下に曲げるのは時間が掛かりそうですが、自宅なので植木屋さんと違って時間だけはあります。少しずつ引っ張っていけば、来年の実の季節までには何とかなるのではないでしょうか。
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芋掘り

2013年11月25日 | 極楽日記(園芸)

 夏の間、水遣り以外はほとんど放置していたサツマイモです。天気は秋晴れ。そろそろ掘りあげる時期です。

 まずは端っこの袋から始めましょう。主役は芋掘りが得意な極楽息子(小)です。

 ほら、いい形でしょう。

 袋栽培なので、倒して掻き出すのが効率的です。一生懸命なのが伝わってきます。

 ほらまた取れた。

 去年はさっぱりでしたが、今年はかなりの豊作です。

 これだけ掘れれば満足でしょうね。

 しばらく陰干しして乾かしておきます。極楽息子(小)の労働の成果なので、料理がまた楽しみです。
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ふれあい生涯学習まつり

2013年11月22日 | 極楽日記

 名古屋市各区にある生涯学習センターのひとつ、名東生涯学習センターの「ふれあい生涯学習まつり」です。ここで学ぶ人たちの成果発表とか製品販売、一般の人の学習体験などがあります。

 こんなスイカの彫刻がお出迎え。世界的にはタイが本場らしいですが、ここを拠点に活動しているグループもあるんですね。

 いつもは料理教室に使われている調理室で、散らし寿司と豚汁を提供していました。

 名東区は行政区としては1975年に成立した比較的新しい区ですが、縄文・弥生時代から人が居住していた長い歴史があり、戦国時代は織田氏の勢力下。柴田勝家は今の上社で生まれたらしいです。まあ歴史的には一番の有名人ですかね。

 その柴田勝家に因んだ鬼まんじゅうの販売。「鬼柴田」と呼ばれた猛将だったので名前はぴったり。ただし普通の鬼まんじゅうとどこが違うのかはよくわかりませんでした。

 極楽息子(大小)に土鈴の絵付けをさせていたところ、病理学教室のOBにばったり。退官後にここで陶芸を嗜まれているそうです。ちょうど茶碗の買い物をされたところのようで、10回ほどお断りした末にこの(買われたばかりの)茶碗を頂いたんですが、どうしたものでしょうかね。この縁の形(口造り)がいいんだそうです。縁が緩やかにうねって全周で5つぐらいの低い山を作る、こういうのを五峰とか言って基本的な茶碗の形式らしいんですが、よくわかりません。

 少し知ってる人なら誰でも見る底(高台)はこんな感じ。
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今年の愛媛みかん

2013年11月21日 | 極楽日記

 早生みかんが出回るようになったので、今年も農家から直接送ってもらいました。西宇和ですから、地図で見ると愛媛県の西の端。九州に向けて長く突き出た佐多岬半島からです。これは遠いところをようこそ。

 いかにも日当たりと風通しの良さそうな西宇和のみかんは、中身がはち切れんばかりの完熟で、甘味と適度な酸味があり上出来。もう少しすると味がもっと乗ってくるのかな。
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背が高くなったオデッセイ

2013年11月20日 | 自動車
 ホンダのミニバン、オデッセイが5代目のDBA-RC1(4WDはDBA-RC2)になりました。今回は上位モデルのエリシオンを廃止し統合したため、かなり大掛かりな変化ということです。いずれは試乗させてもらうかも知れませんが、少し下調べをしておきましょう。

 まず平面的な大きさはあまり変わっていません。元々オデッセイとエリシオンの全長はあまり変わらなかったので整合性はあるものの、全長が4,900mmを越えてしまったアコードの悪例を見ているため、実際の大きさが発表されるまで不安はあったのです。4,830X1,800mmなら日本の上級ミニバンとして標準的な大きさであり、日本市場を十分考慮していることがわかります。

 ホイールベースは2,830mmから2,900mmに70mmの延長。これはエリシオンと同じ。これだけホイールベースを伸ばして、最小回転半径が5.4mを維持しているのは立派。これができるのなら、アコードでもやれば良かったのに、とは感じますが。

 さて、外観で一番大きな違いは1割大きくなった全高。仕様によって違いますが1,700mm前後あるので、旧型の機械式駐車場には入れなくなりました。低いミニバンが欲しければストリームを買えということでしょうか。アコードワゴンもなくなりましたので、時期ストリームが受け皿となるべく全長を伸ばしてくることが予想されます。ともかく、オデッセイは独自の「3列シートのステーションワゴン」路線から常識的なミニバン路線に復帰しました。

 ホイールベースが伸びて、背が高くなったために室内は相応に広くなったと思いますが、代償が重量増加。スライドドアの採用もあり、標準的な仕様で90kgほど重くなっています。これは動力性能と運動性、燃費のいずれにもマイナスに働くはず。標準仕様のエンジンは微小な改良のみで大きな変化がなく、アブソルートは直噴化したもののレギュラー仕様になったため4代目よりも出力低下。これで標準仕様のJC08モード燃費は12.4km/Lを維持。上位仕様ではアイドルストップや直噴で更に改善。このマジックは何でしょう?

 カタログから見る限り、一番効いているのがCVTの改良です。4代目で2.470~0.450だった変速比が2.645~0.405と上下に広くなっており、かなり大きな改良が加えられたことが推察できます。恐らく伝達効率やレスポンスも改善され、スポーツ仕様であるアブソルートについても、CVTで十分という判断がされたのでしょう。同じモデルに系統の違う2種類の自動変速機という無駄なことをせずに済むため、この改良によるコストダウンは大きかったと思います。

 3代目と4代目で好評だった、低重心による運動性の良さは更に追求されており、サスペンション形式を全面的に変更してきました。3代目アコードが採用して以来、長らくホンダの特徴だった四輪ダブルウィッシュボーンを廃して、形式上は先祖返りにも見えるストラット/トーションビームの採用です。もちろん形式上は古くても改良に継ぐ改良を加えられたものであり、フロントストラットへの回帰はアコードでも先行採用されて、特に悪い評価もないことから予想の範囲内でした。リアにスペース効率を優先して固定式を採用するとは、今までのホンダらしからぬ決断です。エスティマもシャランも同形式なので、この枠内でもいい物はできるはず。

 報道によれば、ドイツ製SACHSのアブソーバーを採用(ただし製造は韓国)とあるので、これもVWに近づいたと言えるでしょう。振幅感応型ダンパーという名称からすると、最近流行の微小ストローク対応型の追加オリフィスを持つタイプで、乗り心地は優れているでしょう。更に樹脂製の扁平ガソリンタンクまで採用して低重心化。徹底しています。これで重量増加の三悪を解消できたのなら立派なもの。代償はガソリン容量が50-55Lと小さくなったことかな。空気の抜けが悪そうなので、給油に時間が掛かるかも。4WDのガソリン容量は50Lしかないので、航続距離はやや短いかもしれません。

 後はレーザーやミリ波レーダーによる衝突回避システムなど、やることはきちんとやっている印象。これで十分な気もしますが、アコードやフィットなど、最近のホンダのハイブリッドを見ていると、どうしてもハイブリッドに期待してしまいます。やっぱりハイブリッド追加後が真価でしょうね。
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料理の秋

2013年11月19日 | 極楽日記

 ハロウィンの彫刻をしたカボチャ。ハロウィンが終わったら料理に使います。

 ハリー・ポッターシリーズに出てくる料理を解説した本に従って、パンプキンパイができました。これは愛読者として嬉しいでしょうね。

 こちらは別件。これも秋の味覚サツマイモです。

 絞ればこんなおいしそうな芋きんとんに。

 番外でいつぞやのハロウィンパスタを茹でてみたんですが、こういう食べ方には向いていませんね。凝った形で火が通りにくいのか、外は茹で過ぎ、中は芯が気になる結果に。ソースも絡みにくいし、はっきり言っておいしくありません。他の料理をメインにして、少しだけ添えるのが正しい食べ方のようです。
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COOCOOの11月

2013年11月18日 | 極楽日記(お店紹介)

 またCOOCOOさん。今まで平日と週末でメニューを変えていたのを、一緒にしたみたいです。ここの料理を喜んでくれる固定客がついて、不特定の人をあまり想定しなくてもよくなったんでしょう。

 サンドイッチプレート、とありましたが今週はハンバーガーです。大手ハンバーガーチェーンの無個性バンズと違って、しっかり手を掛けたパンとハンバーグを合わせれば、味わいのある料理に格上げします。

 こちらはキッシュプレート。今までキッシュは平日だけだったので、週末にお邪魔する極楽家としては選択肢が増えました。

 今回は極楽息子(小)が一緒。食後のデザートです。

 食べる前はこんな感じですね。極楽息子(小)はコーヒーが飲めないのでミルクを頂きました。
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花壇を賑やかに

2013年11月15日 | 極楽日記(園芸)

 急に寒くなって、あまり庭仕事もする気がしないのですが、野良猫に荒らされていた花壇の雑草を始末して、少しは見栄えがするようにしました。冬の花壇の主役は寒さに強いパンジーとビオラ。

 春用には子供の喜ぶチューリップ。

 今年はこれも植えてみました。ムスカリは今まで植えたことがないのですが、ユリやヒヤシンスの仲間だそうです。植えっ放しにしておけば球根が太って分球するらしいので、増えすぎて窮屈にならない限りは手間要らず。
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道後温泉と四国山地を訪ねる旅(補遺)

2013年11月14日 | 極楽日記(国内旅行)

 特急しおかぜの車内にあったJR四国の定期券広告。ちらっと見て6ヶ月分かと思ったら実は1ヶ月分。四国の鉄道運賃は高いなあ。通勤は会社が出してくれるかもしれませんが、大学でこの値段だと「一人暮らしよりずっとおトク」と言えるんでしょうか。時間は特急を使えば、例えば宇和島から松山まで1時間20分程度なので、都会の基準では十分に通勤圏内です。問題は本数の少なさで、何かの都合でいつもの列車に乗れないと大幅な遅刻は必至です。

 坊ちゃん列車は客車も雰囲気十分。連結器までわざわざ古い型のを使っています。

 道後温泉の本館は裏側もこの風格。規模の大きさがわかります。

 椿の湯は本館に隠れて目立たない存在ですが、その分空いていてのんびりできると聞きました。

 一六タルトの店舗も風格があります。時間がなくて入りませんでした。

 からくり時計の正面にあった陶板。絵柄がいいですね。

 こちらは白鷺。道後温泉は白鷺のお陰で見つかったという神話があり、今でも町のシンボルになっています。

 安く泊まりたい人用のドミトリー、つまり相部屋の宿。この数年、各地に増えてきた気がします。実は宿泊客のほとんどが外国人、という宿も多いみたいです。

 松山から内子への途中で見つけたこんな洒落た店。

 大歩危のドライブインで祖谷そばを食べてみましたが、特に印象なし。こういうのは専門店でないと。

 ここは料理よりは眺望がご馳走です。

 なかなか大胆な立地の民宿。かずら橋で高いところが好きになった人は泊まってみましょう。

 岡山駅にはこんなアンパンマン列車が。

 帰りに注文した弁当。箱は悪くなさそうですが、中身はたいしたことありませんでした。値段を考えるとまあまあかな。
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道後温泉と四国山地を訪ねる旅(その8)

2013年11月13日 | 極楽日記(国内旅行)

 旅行の締めくくりは祖谷(いや)のかずら橋です。

 これが「かずらでできた橋」だというのは本当です。こんなに大人数で渡っても大丈夫かって?

 かずらと平行して頑丈そうなワイヤーが入ってますものね。これなら象が乗っても切れないように思います。

 高さも長さもたいしたことがないので、風でもない限りスリルは感じませんね。

 祖谷川は吉野川水系なので、川原の石はやっぱり青石。庭石として珍重され、盗掘が相次いだため現在ではかなり厳しく規制されているそうです。

 こりゃほとんど公園の遊具ですな。その昔、平家の落人が掛けたという由緒ある橋なんですが。

 弟をからかうぐらいしかやる事がなくなってきたのかな。

 真剣な顔をして渡っているところをアップで撮ると、ジャングルの川を渡る探検隊みたいですね。

 渡り終わりました。これだけで大人500円、小学生400円です。もっと楽しんで渡れば良かった?

 たったこれだけでも達成感がありそうです。旅では何をしても楽しいですね。

 これはすぐ横にある琵琶の滝。都落ちしてこの深山まで逃れた平家の公達が、ここで琵琶を奏でて無聊を慰めたという言い伝えが残ります。

 周りが騒がしい観光地になってしまって、とても琵琶の音や和歌を連想するどころではありませんね。

 この辺のファーストフードはもっぱらこんな感じです。鮎やアマゴ、地鶏の炭火焼がおいしそう。でこまわしはおでんを炭火で炙ったものらしく、阿波で栄えた人形浄瑠璃の「木偶回し」が語源でしょう。

 こんな時に食べたがるのは大抵この子。後はバスで岡山まで渡り、新幹線で名古屋まで帰宅です。
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道後温泉と四国山地を訪ねる旅(その7)

2013年11月12日 | 極楽日記(国内旅行)

 バスは内子を出て、今度は徳島県に向かいます。いや、このバスじゃありませんが、面白いので特別出演してもらいました。

 四国最大の川、吉野川中流にある渓谷美で知られる大歩危(おおぼけ)です。三好市(旧池田町を含む)から遡ってきたので、小歩危(こぼけ)を先に通過していますが、止まらなかったので小歩危の写真はなし。

 狭い電車やバスの中が多かったので、壮大な景観は嬉しいですね。古い言い方では「浩然の気を養う」というところです。旅の間中、天気はぐずつき気味だったのですが、この時ばかりは少し持ち直してくれました。

 ガイドさんの話では、公式の長さでは吉野川(194km)より四万十川(196km)がわずかに長いんだそうです。ただし流域面積では吉野川の3,750平方キロが四万十川の2270平方キロを圧倒。もっとも、流域面積世界最大のアマゾン川は705万平方キロと桁が3つも違います。吉野川は昔から「坂東太郎(利根川)、筑紫次郎(筑後川)、四国三郎(吉野川)」と並び称される暴れ川で、その旺盛な浸食作用がこの峡谷を作り出しました。

 こんな楽しそうな川下り。櫓を押していますが、実はエンジン船なのでこの程度の流れではまず危険はありません。

 徳島県と言ってもここは人口の多い海辺から遠く離れた四国山地の中で、徳島自動車道が開通する前は実に不便だった地域です。徳島県自体、日本で最後まで自動車道のなかった県なので交通網の整備は長らく滞っていましたが、今は本四連絡橋も整備され、京阪神との往来はとても便利になりました。便利になったらなったで、今度は人口の流出が懸念されているのは痛し痒しですが。

 国道32号線と並んで生命線のJR土讃線。断崖にへばり付くようにして峡谷を越えて行きます。特急が毎時だいたい1本はあるのに対し、普通電車が少ない独特のダイヤなので、小さな大歩危駅にも特急が停まります。特急と言っても3両しかありませんけど。

 紅葉の名所でもある大歩危峡。少しずつ山が色づいてきています。

 大歩危はこのように岩の割れ目がごつごつと荒々しく、小歩危ではもっと繊細なパターンになるらしいです。岩の硬度や粘度の違いでもあるのでしょうかね。
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道後温泉と四国山地を訪ねる旅(その6)

2013年11月12日 | 極楽日記(国内旅行)

 昔ながらの宿。派手な設備はないけど、ぐっすり眠れそうな気がします。

 こちらは民芸スタイルの居酒屋かな、と思ったらさにあらず。

 ドイツ人の経営するホイリゲのようです。この内子が気に入ったんでしょうね。ブログもやっててなかなか楽しそう。ぜひ今度は開いている時間にお邪魔したいものです。

 重要文化財で今度は本芳我(ほんはが)家。さっきの上芳我家はここから分家したらしいです。

 時間の都合で中まで見られませんでしたが、この青石を敷き詰めた庭を見れば、往時の権勢が偲ばれます。

 こういうなまこ壁やベンガラ塗りって、富の象徴だったんですね。

 町並みも人柄も魅力があって、散策が楽しい町です。もう少し時間が取れれば良かったんですが。

 ほうきの製造直売店とは珍しい。パソコン用もあるみたいです。

 店主の人柄が偲ばれる品揃えと書き込み。見ているだけで楽しくなりますね。

 極楽息子(小)が何を一生懸命見ているのかと思ったら、

 大好きなカマキリがいました。容器も餌もないので連れて帰れないのが残念。
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