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お兄ちゃんの方はブロック好きです。トップブランドの「レゴ」は許可が下りなかったのかありませんでした。レゴは自前で体験施設をプロモートしていますから、そちらとの兼ね合いでしょう。ここではカワダのダイヤブロック、学研のニューブロックで遊べます。
極楽親父の子供時代は、ダイヤブロックを持っている友達が多かったと思います。1ドル360円の時代ですから、輸入品のレゴは高くて、お金持ちの子供しか買ってもらえなかったのでしょう。当時は円安と日本の市場の閉鎖性のため、消費者に渡る輸入品がどれも異常に高くて、国産ビール大瓶が115円ぐらいだったのに対して、ジョニ黒が10,000円ぐらいしてたと思います。今の店頭価格よりずっと高いんですから、冗談のような値段です。レゴもきっと高かったんでしょう。
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くもんの知育玩具もたくさんありました。これは世界地図のパズル。大陸を当てはめるだけなので簡単でした。隣にあった上級のは国ごとにばらばらになっていて、アフリカなどは相当に難しいです。極楽息子(大)は日本地図の方が苦手なので、県別パズルはほとんど放ったらかしでした。
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弟のところに遊びに来ました。前からおもちゃ王国に来たがっていたので、すっかりご満悦ですね。
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やや天気に難がありましたが、南知多ビーチランドに新設された「おもちゃ王国」に行ってみました。まずは動物たちがお出迎え。
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古くなった遊園地エリアを、思い切って低学年児童や幼児用に改装したのが「おもちゃ王国」らしいです。子供に人気のプラレールやブロック、リカちゃん、知育玩具など、いろいろ試せるのはいいですね。よく見ると、版権の高そうなキャラクター物や、テレビ関連のおもちゃはありませんが、それでもみんな楽しそうに遊んでいるので上等です。
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木のおもちゃコーナー。こんな小さな子でも、安心して遊べます。
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ディズニーリゾート以外のテーマパークや遊園地はどこも経営が苦しくて、この南知多ビーチランドも名鉄の経営再建策の中で閉鎖が検討されていました。何とか入場者を集めているようですが、壊れたままで修理されていないトイレが多いのも、いかにもお金の掛かっていない「おもちゃ王国」も、厳しい環境を感じさせてくれます。
現実問題として、極楽家のように名古屋の東側に住んでいて、南知多まで子連れで遊びに行くのは相当な負担になるため、もう少し何かあるといいなとは思います。子供はおもちゃ王国で満足でしょうが、大人の居場所がないなと感じさせるからです。その点でやはりディズニーリゾートはうまくやっていると言えるでしょう。
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それでも今回は少し救いがありました。館内のレストランで昼食をとり、遊園地のレストランとしては満足すべき水準だったのに驚かされました。今まで名鉄系列の観光施設と言ったら、安かろう不味かろうの代名詞みたいなのが多くて、スキー場でも海水浴場でも、その貧乏臭さに嫌気がさしていたものです。JALやANAとは言いませんが、どうして西武や阪急並みのスマートなリゾート運営ができないものかなと、何十年もの間不可解に思っていたのです。
子供がターゲットの遊園地でも、必ず大人が付き添います。大人に満足されない施設では、やがて行き詰まるのは道理です。この当たり前のことに名鉄グループがやっと気付いたのなら、少しずつ状況は改善されるのではないでしょうか。少なくとも、レストランカフェ「ザ・ビーチ」は、ディズニーシーの「カフェ・ポルトフィーノ」などよりずっと安心して食事ができました。
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名古屋市内から日進市にかけて手広く展開しているマ・メゾン系列のとんかつ屋さん。駐車場が広いので車が便利ですが、週末は空きがないことも多いです。
本来のマ・メゾンはハンバーグやフライが売り物ですが、ここはとんかつ専門。ただしハンバーグみたいなドミグラスソースが提供されるのが特徴です。甘口のドミグラスは、柔らかくて肉汁の多いハンバーグにはよく合うんでしょうが、とんかつには今ひとつかな、と食べる度に思います。ハンバーグソースでとんかつを食べているようで、普通のウスターソースよりおいしいとは感じませんでした。
極楽息子(大)が注文したのはカツカレーですが、かなり辛口で子供向けではありませんでした。家族連れが多い店なのでこれは明示すべきでしょう。肉も子供には固かったので、ひれかつと交換してあげました。
元々、マ・メゾンは若いカップルなどをターゲットにして、テレビや雑誌に何回も取り上げられることで客層を拡大してきた会社なのですが、大きなグループになった今、デートで喜ばれる「話題性」や「意外性」よりも、もっと正統派のサービスが必要なのではないでしょうか。少なくとも極楽親父は、調理人との対話のないとんかつ屋さんは好きじゃありません。
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座敷席だと赤ちゃんを寝かせて置けるので楽です。寝返りして下に落ちそうになったので油断はできませんが。
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予定のない昼下がりに、行きつけの店でいつものメニューを注文した極楽息子(大)。幼稚園児にしては渋い雰囲気です。何十年か後にはバーのカウンターで同じような顔をしているのかも。
極楽親父の場合、酒は食事の一部あるいは疲労回復のための目薬と化していますので、嗜好品を越えて、健康維持のために欠かせない食品になっています。本来のビールとかワインは食品と理解されていたようですから、原点に戻ったというところでしょうか。
こうした基本的なスタンスに加えて味覚や文化が絡んでくると、酒の世界は一気に広くて深いものになります。こうなると生涯の趣味と言ってもいいぐらいで、ぜひ息子たちには酒の楽しみ方まで伝えておきたいと思っています。
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こちらはまだ未知数ですね。よく飲むのは確かですが。
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11月も半ばなので、期待のサツマイモを掘ってみることにしました。手入れもしていないので、葉っぱばっかりで芋がなかったらどうしよう?と最初は不安です。手の届きやすい端の方は本当に葉っぱばかりで、赤い根っこは細くてちょろちょろとしか伸びていません。
少しずつ中の方を調べていくと、ありました。小さいけどちゃんとしたお芋です。こんな小さいのでも極楽息子(大)が大喜び。
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掘り進めて行くと、次々に大きいのが見つかります。「ぼくはお芋の名人だから」と、幼稚園で鍛えたスコップ捌きで手伝ってくれました。この辺は粘土質の山土なので、大きいのを掘り出すのは重労働になります。深くまで芋を追いかけていると足腰も痛いし、山芋でも掘っているのかと思ったほど。
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あんまり大きくて深いのは途中で折れちゃいました。この日の収穫は締めて3.4kg。一部を掘っただけなのに、なかなかの収穫でした。息子の遊び用に植えたサツマイモとしては上出来です。
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ついでに巨大化したチンゲンサイも刈り取りました。去年の秋に植えたのは小さくてすぐに食べられる品種だったはずですが、放っといたら花が咲いて種ができ、忘れている間に芽が出て成長したようです。代を経て先祖返りしたんでしょうか。
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IHコンロ(クッキングヒーター)は炎が出ないから安全、と広告されています。「利用者の声」として、「火が出ないから子供に使わせても安心!」とかありますけど、本当でしょうか?こんな小泉内閣の「タウンミーティング」みたいなやらせアンケートじゃなくて、もっとしっかり考えてみましょう。
医師が救急病院で勤務に入っていたとします。「熱傷(ねっしょう、つまり火傷)患者発生!」の第1報がありました。その時、患者さんが来院するまでに、できるだけ重傷度を見積もりたいと思うのが当然です。
まずは全身状態です。呼吸、循環、意識はしっかりしているか。全身状態が悪い場合は、熱傷の治療は二の次で、すぐに救命処置を施さないといけません。
とりあえず全身状態が安定している場合、熱傷の範囲と程度を出来る限り知りたいと思います。一番怖いのは気道熱傷です。熱傷の範囲が大きくなくても、気道すなわち呼吸する通路がダメージを受けていると、気道確保のために緊急対応が必要だからです。
全身状態が安定しており、気道熱傷がないとします。全身火傷ではなさそう。では次は?医師なら誰でも尋ねることがあります。「何で火傷されましたか?」
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ここで問題です。次のうち熱傷が重度になりやすい順番を答えて下さい。
1:炎の中に手を突っ込んだ
2:熱い鍋に触った
3:熱湯に手を突っ込んだ
4:天ぷら鍋に手を突っ込んだ
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おわかりでしょうか。運動麻痺や感覚障害でもない限り、熱いものに触れたら反射的に手を引っ込めるのが普通です。手が黒焦げになるまで炎に手をかざしている人はいません。それに、「炎は熱い」というのは誰でも知っていますし、目で見えます。
それから、炎の実態は燃焼しているガスです。ガスや空気が燃焼により数百度に加熱されて、この加熱された空気が対流することで鍋に熱が伝わる。もちろん手を突っ込めば手にも伝わります。しかし手の周囲にある、まだ加熱されていない空気は、熱をあまり伝えません。
このため、炎の部分は数百度あっても、すぐに手が数百度になるわけではないのです。ごく短時間なら炎に触れても火傷しないことはご存知でしょう。また、300度のオーブンに手を入れても、短時間なら何ともありませんが、100度のお湯なら短時間でも火傷してしまいます。空気の熱が伝わるには時間が掛かるのです。従って、1は軽症で済むケースが多いと思われます。
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これに比べると、2の鍋の方が、一見すると熱さがわからないだけに、うっかり触れてしまう可能性が高くなり危険です。更に危ないのは3,4です。熱湯を浴びた場合、反射的に身を引いたところで、お湯が体や衣類に付いたままなので、火傷の原因からすぐに逃れられません。「カップめんをこぼした」などの原因で負う熱傷は、重くなることが多いのです。
最悪は4の油です。お湯と違って200度近い高温になりますし、粘性があるので簡単には落とせません。熱い油を浴びた場合、他の原因に比べて重度の熱傷になる危険が高いのです。(加熱したコールタールなどは更に粘性があるのでひどい熱傷になると思われますが、ここは家庭のキッチンで起こりやすい熱傷に限定します。)
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さて、ガスコンロからIHに替えることで防げるのは上記のどれでしょうか?誰でもわかりますね。1だけです。2はいくらか軽減できるかも知れません。IHは鍋だけを加熱し、周りの空気を加熱しません。鍋の側面などはガスの場合より低温になる可能性はあります。しかし十分に加熱した鍋の場合、全体が熱くなるので大きな違いはないでしょう。
注意して頂きたいのですが、最も危険な3,4はガスだろうがIHだろうが同じ。それにしては、電力会社や家電メーカーは、「炎がないから安全」を言い過ぎているのではないでしょうか。むしろ、炎が見えないので注意が喚起されない恐れもあります。危険なものにお化粧をするだけで、一見すると危険がないように見える、というのはとても危ないことなのです。
「IHなら子供に使わせても安心」なんてとんでもない!!ガスコンロもIHコンロも大きなエネルギーを使いますから、使い方が不適切なら大変危険なものです。IHの安全性については、どうか冷静に判定されますように。
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古いビルトインコンロの使い勝手が悪く、交換を検討している極楽家ですが、ビルトインコンロの歴史が浅いせいか、フリースタイルのコンロやガステーブルに比べて格段に高価で、しかも設置費まで必要な割には、「ビルトインならでは」というメリットがはっきりせず、ずるずると思案を続けています。
今のガスコンロで人気があるのは「ガラストップ」の製品だそうで、汚れにくい、傷がつきにくい、汚れても拭けば落ちやすいのが利点とされています。この種の製品はゴトクなども可能な限り小さくなっており、ガスコンロと言うよりは高級オーディオ機器みたいなデザインがされています。
こうした「ガスコンロらしくない」デザインは、電力会社や家電メーカーのIHコンロの攻勢に影響されたものでしょうね。できるだけ生活感をなくして、いつもきれいに磨いて置いておきたいという要望を酌んだのでしょう。
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でも、そんなの好きじゃないぞ、と思う極楽親父です。私はよくできた工業デザインを最大限に評価しますけど、それは究極の機能美を感じるからです。実用品として磨き込まれた中から生まれる最も合理的な形態が、結果として最も美しい形になる。実際はそんなにうまくいかないんでしょうけど、そのように感じさせるのが正しい工業デザインだと思います。
できるだけ使わずに置いておくほど本来の美しさが保てる。そんな機能美があるもんですか。およそ調理から逃げているようなガラストップコンロのデザインは、「使ってみたい」「これでおいしい物を作ってみたい」という衝動を喚起しません。「そんなに汚れたくないなら、何でガスコンロになったの?」と聞いてみたいぐらいです。
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この「調理したくない人にアピールする」パターンの広告は、先手を打ったIHコンロも同じことで、中部電力の広告では女優の小雪さんが、いかにも涼しげにIHクッキングヒーターを使いこなしていますが、やはり掃除の手軽さが強調されています。スリムな小雪さんは、普通の人から見ればかなりきつい節食をしていることがうかがわれて、あまり食欲が湧かないな、というのが私の印象です。
コンロの広告なのですから、森野熊八さんとか陳建一さんのような恰幅のいい料理人が、がんがん調理して見せる方がずっと、「おお、ウチでもやってみたいな」と思わせるんじゃないでしょうか。
広告でも商品のネガティブ面を改良したことを強調したいのでしょうが、どうも発想が後ろ向きですね。衝突安全性や環境対応ばかりをうたったクルマの広告が面白くないのと同様、消費者としては「もう十分だ。言われなくてもわかってるよ。」と感じます。
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こんなビルトインコンロにうんざりしていた最近、東京ガスから新発売された+do(プラスドゥ)というコンロを見つけました。「料理を楽しもう」というコンセプトがまず嬉しいじゃないですか。「使わない時も目立たないですよ」じゃなくて、「どうぞ使って下さい」と言っているわけです。
敢えて流行に背を向けてステンレスの天板を採用。ガラスほどぴかぴかじゃないけど、使い込むと味が出てきます、という殺し文句は、私のような道具好きにはたまりません。業務用コンロと同じがっしりしたゴトクを全面に装着。うん、これでなきゃ。手入れ最優先の超小型ゴトクなんて、優先順位を間違えていますよ。
全面ゴトクの形だと、「鍋を火から下ろして調味料を入れる」といった作業がとても簡単だし、プロの技である「鍋振り」もできますね。つるつるのガラストップじゃ危なっかしくって鍋を載せられません。
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「専用ダッチオーブン付」はとても面白い企画ですね。いかにも私のような親父連中をターゲットにしているようで。メーカーの思惑に簡単に引っ掛かるのは少し癪ではありますが、でも使いにくいダッチオーブンをこれだけ簡便なものにしてくれたのは有難いです。やはり釣られてしまったかな。
この業務用並の機能的なコンロを、きちんとデザインして出してくれたことに感謝します。調べてみると、このコンロの生産はハーマン(ノーリツ)で、名古屋でも手に入るようです。デザインに優れたコンロと言えば、ロジェールなどを思い出しますが、+doも負けていません。ちなみにデザイナーはフランス人だそうです。
でも残念な点がありました。価格が非常に高いことと、大型バーナーが左側にあるモデルしかないこと。極楽家ではコンロの左が壁なので、右側に大型バーナーがないと困るんです。東京の人がたくさん買ってくれて、メーカーが右側大型バーナーのモデルを追加してくれることを祈るばかりです。
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