ラグーナ蒲郡にちょっとだけ寄ってみました。新幹線工場見学ツアーの帰りにバスが1時間だけ停まってくれたので、近くにあるマーケットを覗いてみました。アウトレットとかインポートショップが話題になっていたので、「おさかな市場」があるとは知りませんでした。確か、一色町にも同じのがあります。
魚屋によく行くわけではないので相場には詳しくないですが、ざっと見て特に値段が安いとか、ここでしか買えないものがあるとかいう感じもしなかったので、この日は見送り。極楽息子(大)は水槽の魚を見て喜んでいたので、暇つぶしにはなりました。マンモスと写真も撮れましたし。
「ここでしか買えないもの」とは、つまり地場の魚とか貝のことです。高級魚として認知されていないため、商品価値は低いけど工夫して食べれば十分においしいもの。例えばアサリの天敵として知られるアカニシとかツメタガイですね。どちらも名古屋のスーパーで売られることはありませんが、知多半島のユニーなどでは地元の人向けに売っていることがあります。安く売られていることが多いので、もし料理して食べる自信があるのなら、文字通り掘り出し物かも。
この日の「おさかな市場」では貧相なアカニシが数匹いただけで、食欲をそそられませんでした。他で聞いた話ですが、アカニシとサザエは加工品になると区別がつきにくいため、サザエと偽って売られることもあるらしいです。
本当はここで時間をたっぷり取って、プール付き遊園地の「ラグナシア」で遊ぶのが正しい利用法なんでしょう。観覧車だけはマーケットの傍にあるのですが、天気が悪くて視界が利かないので、また次の機会にします。
工場の大型クレーンで軽々と宙に浮く新幹線車両。走行中に、車両が吊り下げられた状態のように姿勢を保持したまま、車輪だけがうまく動いて衝撃を吸収してくれれば、乗客はとても安定していると感じるでしょう。こういう考え方を「スカイフック制御」と言うように聞いたことがあります。
宣伝で使われたのはトヨタの乗用車ですが、新幹線でも同じ考え方はあるようです。新幹線の方はJRや車両メーカーに任せるとして、極楽親父の興味の対象であるクルマについて考えてみます。
路面からの衝撃入力に対応するのは、まずタイヤ、そしてホイール、サスペンションアーム、ゴムブッシュ、次にショックアブソーバー、スプリング、ボディ、シート、最後に乗員です。この順番を間違えると対策の効率が悪くなります。例えば、古くなって路面の微振動を遮断できなくなったクルマの乗り心地を改善しようと思ったら、まずはタイヤ。それから古くなったアブソーバー(一般にはオイルダンパー)を交換するべきです。
ここでスプリングを柔らかくしてやれ、といじってもダメ。スプリングは圧縮された長さに応じて反発するものであり、ストロークの微小な領域では反力が弱いのです。微振動のように、ストロークは小さいけど速度はそこそこある、という入力に対しては、速度に応じて抵抗力を生み出すオイルダンパーが主役です。スプリングは、変形したオイルダンパーをゆっくり戻してやる役目を負います。
ですから、ゆっくりした加重だけ支えればいいベッドと違って、クルマではスプリングだけ柔らかくしても乗り心地は柔らかくなりません。変形したオイルダンパーが戻りにくくなるので、ふわふわと安定しなくなるだけです。経験のない人は、これを「柔らかくていい乗り心地」と誤解するかも知れませんが、これで走っていると疲れますし、同乗者が車酔いしてしまいます。
さて、スカイフック制御を採用、とされているクルマでは、このオイルダンパーの減衰力を細かく切り替えているようです。一般ユーザー向けの説明には詳しいことが記載されていないのですが、今の技術ではクルマが次の凹凸を予測するわけではないので、ストロークの大きさによって、あるいはダンパーの動く速度によって減衰力を変えているのでしょう。
恐らく、ダンパーの動く速度の方、つまりプロの言う微分項に対処するだけの反応速度はないでしょうから、ストロークの大きさで減衰力を変えるのが主な仕様だと思います。と言うのは、スカイフック制御を採用しているウィンダム3.0Gを所有して乗ってみても、微振動に対する乗り心地は特に優れていないからです。ダンパーが大きく縮むと予測した場合に、減衰力をちょっと軽減して大きな突き上げを解消する、という程度のものではないでしょうか。もともとアクティブサスの簡略版として採用されたでしょうから、効果もそれなりです。
本当にスカイフック状態を実現するためなら、実は車体に対するタイヤの動きをもっと軽くしないといけません。昔から言われる「ばね下の軽量化」です。プジョーなどがややこしい制御をしなくても乗り心地の良さを感じさせてくれることから考えて、ウィンダムのスカイフック制御は基本的な機能ができていないと思います。まずはタイヤとホイールを軽量化して慣性質量を軽減するのが効果的です。
それから、自動車専門誌でよく言われる通り、ダンパーの初動感度を上げることが本質的でしょう。ダンパーが細かく良く動くことで、硬化した中高年の脚から、若々しいスポーツマンの脚に変身するであろうことは、人生経験からもわかります。ダンパーの初動感度の高さ、とはつまり足腰の柔軟さみたいなものでしょう。柔軟と強靭を両立してこそ運動能力が高くなります。
こうして考えると、「スカイフック制御」を謳うウィンダムのダンパーの性能はたいしたことあるまい、と思われます。いろいろコントロールしようとしても、足腰が柔軟でないのでは効果が期待できません。カタログを飾るための「世界初」よりも、まともなダンパーと適度なタイヤ、軽いホイールを採用した方が、結果としてスカイフックの理想に近付いたのではないかと思います。
あと気になるのは、言い尽くされた感のある「ボディ剛性」とゴムブッシュです。タイヤから乗員に至るまでの振動の伝達路において、余計な部分が変形してしまうと、サスペンションが正しく動きません。これは靴底がぐにゃぐにゃだと安定して歩けないのと一緒。適度な硬さというのがあります。
金属ばねや空気ばね(タイヤはこれに近い)と違って、ブッシュに使われるゴムにはヒステリシス(elastic hysteresis)という性質があり、内部損失でエネルギーを消費してくれるので便利と言えば便利ですが、変形の仕方がリニアではなく、変形するときと戻るときが可逆的ではありません。つまり、一度変形してしまうと戻るのを渋る傾向があります。
このためゴムブッシュを乱用するとサスペンションの動作が不正確になりがちで、最も正確に反応するはずのダンパーとスプリングへの入力がいい加減になり、何のためにダンパーを使っているのかわからなくなります。この辺は作ってみて初めてわかるノウハウの世界ですから、詳しいことはわかりにくいですが、極楽家の愛車の場合、ゴムブッシュの乱用でダンパーを正しく使っていないことと、肝心のダンパーの品質に疑問があるという2点をユーザーとして考えています。
これに関してよく言われるのが、トヨタ流の品質基準です。ダンパーに対して厳しいコストダウンと過剰な耐久性を求めるものだから、ダンパーそのものもいいものができないし、サスペンションの設計もダンパーに負担が掛からないようにしてあるのだろうということ。これは乗ってみれば納得できる話です。
オイルダンパーの構造は自転車の空気入れと同じくピストンです。ピストンは、精密なものほどシールに負担が掛かるため、高価な素材を使う必要がありますし、ピストン自体も精密に工作する必要があります。
安い空気入れで「ちっとも入らないや!」と腹を立てたことのある方ならおわかりと思いますが、シールに隙間のある空気入れは、使うのにコツがいります。最初から力を入れずに、すーっとハンドルを押していって、手応えのあるときに「ぐっ!」と押し込まないとうまく入りません。つまり動きがリニアじゃないんです。微小なストロークに対しては機能しないということですよね。このような空気入れでは劣化は目立ちません。まさに旧来のトヨタ流のダンパーです。
carviewなどの口コミ情報を見ると、ホンダのレジェンドを初めて所有した人の感想として、「ダンパーの寿命が短い」というのが何件かありました。ホンダはレーシングパーツに力を入れているショーワのダンパーを使っていますから、ダンパーの品質が低いということはあまり考えられません。ここにトヨタとホンダの「品質」に対する考え方の違いを見て取れます。トヨタは耐久性、ホンダはヨーロッパ車の考え方に近く、レースで必要な高速安定性でしょう。ダンパーを保護するか、目一杯仕事をさせるかという設計思想でも違うと思います。
タクシーで大きなシェアを持つトヨタと、一般車にもレースからのフィードバックを取り入れるホンダ。世界有数の自動車メーカーでありながら、違った顔を持った両社が日本にあるというのは面白いです。
ドクターイエロー、とは新幹線の施設点検および保守に使われる特別仕様の車両のことで、区別のために鮮やかな黄色に塗装されています。一般の利用者が間近に見ることはほとんどないですが、浜松の工場開放で、極楽息子(大)の大好きなドクターイエローが見られるということで、親友のたかし君と一緒にバスツアーに参加しました。あいにく小雨がぱらつく天気でしたが、大雨の直撃が心配されている状況だけに、この程度で良かったと思うしかありません。
こちらはたかし君とたかし君のパパ。昼食がなぜか舘山寺温泉(パルパルの近くと言った方がわかりやすいかも)の「レストピア山崎」でした。バス会社(東急鯱バス)と関係があるんでしょうか。農産物などの直売コーナーがちょっと面白いと思いました。大輪のユリ、カサブランカの球根が安かったんですが、ツアーの前半だったので見るだけにしました。
ちょうど土用の丑(うし)の日だったので、お昼は鰻かも、との声がありましたが、エビフライとハンバーグなどの洋食弁当でした。今年は鰻が高騰しているのと、好き嫌いがあることから見送られたのでしょう。極楽親父は鰻が嫌いじゃありませんが、鰻の蒲焼は旨いのと不味いのの差が大きいので、予算の制約が厳しいバスツアーで無理に出してくれなくてもいいです。
おまけで行ったパパとも記念撮影しました。地球博のブラザー館で作ったシャツの絵柄は極楽息子(大)の写真なのですが、皺になってよくわかりません。残念ながらママと極楽息子(小)はお留守番です。
ドクターイエローは初代からいろんな形がありますが、現在稼動しているのはこの700系をベースにした車両のようです。
工場の中では新幹線車両をリフトで吊り上げて移動させるパフォーマンスに人気が集まりました。「30トンの新幹線が、クレーンで空を飛びますよ!」とアナウンスされていましたが、このサイズの車両が台車抜きで30トンとは非常に軽いと思いました。新型車量ではアルミのモノコックが多用されており、飛行機に近い構造になっているみたいです。
軽量化は省エネルギー、高速化、騒音と振動対策のすべてに有効なので、いずれは更なる軽量化を目指して飛行機のように複合材料が導入されるのでしょう。そう言えば、最近のテニスラケットは安いものでも良質のカーボンファイバーが多用してあり、ミサイルの構造部材に転用される可能性があるのだとか。
さて、大好きな新幹線と1日遊べて、満足してくれたかな?
新聞などによると、この数十年間、旧厚生省時代から続けられてきた医師数抑制政策が転換されるようです。地域によっては医学部の定員を増加に転じるそうで、これは旧厚生省の「医者余り」キャンペーンと医学部の定員削減が誤りであったことを認めたことになります。
新聞により報道のニュアンスはやや異なり、明らかな政策転換と捉えた新聞もあれば、長期的には今までの総数抑制路線を踏襲するとした新聞もありますが、政府の姿勢が大きく変わったことは確かです。
旧厚生省は、当時から問題だった「3時間待ちの3分診療」という医療現場の実態に目を向けず、「医師が適正に配分されないことが不足感の原因で、医師総数としてはいずれ過剰になる」と予測して医師削減政策を強行しました。一部の医学部では定員が削減されましたし、かつて私立大学医学部あるいは私立医大は、入学者を多めに確保することで国家試験の合格実績を上げ、また経営の助けともしていましたが、このような「水増し」が厳しく抑制されるようになりました。
こうした政策は一度実行されると容易には修正されない性質があるのはよく知られています。しかしこのような無理が、地方での誰の目にも明らかな小児医療および産科医療の破綻を前に通用しなくなったのです。犠牲者も出ましたし、時間はかかりましたが、医療政策が正しい方向に向いたことは歓迎します。
厚労省も、当初は小児科や産科への入局を促すとか、小児科や産科だけ別枠で医学部生を確保するなどの対策を考えていたようですが、こうした制度の歪みを招く奇策は宜しくないと考えたようです。医師数が多いと見られる内科にしても、内部では専門化が進んでいますから、決して医師が余っているわけではないのです。総枠を緩めつつ、その上で不足の顕著な診療科への入局を勧めるのが正しい姿であり、厚労省は適正な判断をしたと言えましょう。
総枠を緩めたその次は、不足している地域、診療科にどうやって医師を振り向けるかが課題になります。「平成の大合併」による自治体数の減少で、地方自治体病院の統合、廃止が進み、地方における勤務医師の定数が減少したことは、医師の都会回帰を促す要因になってしまいました。特に小児科と産科の医師がいないか、あるいは不足している地域が増加したのは大きな社会問題となっています。
長らく医師不足に目を瞑っていたのが今になって顕在化したものであり、昨日今日に問題が発生したわけではないので、解決には何年も掛かるでしょう。専門家を育てるのには時間が必要だからです。しかし不足している地域や診療科の医師が働きやすい環境を整えて、少しずつ充足を待つ以外に有効な手段はありません。定年退職した小児科医を再雇用することは有効ですが、既に実行されています。
医師は自分の仕事に行き詰まりを感じたとき、何年も掛けて研修をやり直すなどの代償を払うことで、専門科を変えてしまうことができます。勤務環境が劣悪なままなら、小児科志望の医学生を確保したところで、専門性を生かしやすい内科や、開業しやすい皮膚科、耳鼻科などに転科してしまうでしょう。医師の不足や偏在を解決するため、厚労省には息の長い対策を望みます。
新聞により報道のニュアンスはやや異なり、明らかな政策転換と捉えた新聞もあれば、長期的には今までの総数抑制路線を踏襲するとした新聞もありますが、政府の姿勢が大きく変わったことは確かです。
旧厚生省は、当時から問題だった「3時間待ちの3分診療」という医療現場の実態に目を向けず、「医師が適正に配分されないことが不足感の原因で、医師総数としてはいずれ過剰になる」と予測して医師削減政策を強行しました。一部の医学部では定員が削減されましたし、かつて私立大学医学部あるいは私立医大は、入学者を多めに確保することで国家試験の合格実績を上げ、また経営の助けともしていましたが、このような「水増し」が厳しく抑制されるようになりました。
こうした政策は一度実行されると容易には修正されない性質があるのはよく知られています。しかしこのような無理が、地方での誰の目にも明らかな小児医療および産科医療の破綻を前に通用しなくなったのです。犠牲者も出ましたし、時間はかかりましたが、医療政策が正しい方向に向いたことは歓迎します。
厚労省も、当初は小児科や産科への入局を促すとか、小児科や産科だけ別枠で医学部生を確保するなどの対策を考えていたようですが、こうした制度の歪みを招く奇策は宜しくないと考えたようです。医師数が多いと見られる内科にしても、内部では専門化が進んでいますから、決して医師が余っているわけではないのです。総枠を緩めつつ、その上で不足の顕著な診療科への入局を勧めるのが正しい姿であり、厚労省は適正な判断をしたと言えましょう。
総枠を緩めたその次は、不足している地域、診療科にどうやって医師を振り向けるかが課題になります。「平成の大合併」による自治体数の減少で、地方自治体病院の統合、廃止が進み、地方における勤務医師の定数が減少したことは、医師の都会回帰を促す要因になってしまいました。特に小児科と産科の医師がいないか、あるいは不足している地域が増加したのは大きな社会問題となっています。
長らく医師不足に目を瞑っていたのが今になって顕在化したものであり、昨日今日に問題が発生したわけではないので、解決には何年も掛かるでしょう。専門家を育てるのには時間が必要だからです。しかし不足している地域や診療科の医師が働きやすい環境を整えて、少しずつ充足を待つ以外に有効な手段はありません。定年退職した小児科医を再雇用することは有効ですが、既に実行されています。
医師は自分の仕事に行き詰まりを感じたとき、何年も掛けて研修をやり直すなどの代償を払うことで、専門科を変えてしまうことができます。勤務環境が劣悪なままなら、小児科志望の医学生を確保したところで、専門性を生かしやすい内科や、開業しやすい皮膚科、耳鼻科などに転科してしまうでしょう。医師の不足や偏在を解決するため、厚労省には息の長い対策を望みます。
一宮市から日進市に引っ越して繁盛を続けているサンドイッチの店、クラブハウスに行って来ました。これは長い長いメニューの一番上にあるローストビーフサンドです。こういう料理って、少しだけ皿に盛ってもあまりおいしそうに見えません。大きいトレイにどかん!と盛り付けてみたいなあ。
ハンバーガーもマクドナルドとは一味違います。別の話になりますけど、アメリカのビジネスマンの間では、「マクドナルドよりおいしいハンバーガーはいくらでもあるけど、マクドナルドより儲けたハンバーガー屋はない。」とか言われてるそうです。アメリカのビジネスの一面を象徴する言い方なのかも知れません。
「いい物を作るより、儲かる物を作ろう。」という志向がビジネスマンにあることは間違いありません。これがないと商売として成立しないからです。しかし、これが強すぎると、技術開発をお座なりにして販売上の戦術や財務上のテクニックばかり追求し、目先の利益と引き換えに長期的な衰退に陥ったアメリカの自動車メーカーみたいになる危険もあります。
「いい物」が提供され続けるためには、消費者も賢くないといけません。「いい物」、「いい店」が認められないと、売れない商品や売れないビジネスはすぐに引っ込められてしまいますから。極楽家の家計などちっぽけなものですが、せめてもの貢献として、おいしい店には足繁く通って儲けて頂こうと思っています。
極楽息子(大)は最近になってやっとレタスを少し食べてくれるようになりました。でもトマトは相変わらずパパに回ってきます。
極楽息子(大)が面白くなさそうな顔をして引き算の練習をしています。右手の横に虫や腕時計の紙細工が置いてあるのは、計算用。つまり「16-9」などの計算では手の指が足りないので、この紙細工を使って「11,12,13…」と数えているわけです。これじゃ引き算の練習にならないと思うんですが。数がもっと大きくなったらどうするんでしょう。
このドリルが終われば、新しいおもちゃを買ってもらえることになっています。ボウケンジャーのマシンを狙っているようですが、新しいメカが入ってきたこともあって、どれを買ったらいいのかは難しいところ。新型ロボット「サイレンビルダー」はボウケンシルバー専用のロボットなので、登場した当初は大活躍して見せるでしょうが、これからの出番は減ってくるはずです。
本来の主役である「ダイボウケン」系列がどのようにパワーアップするのか興味のあるところです。シリーズ後半の主力となるメカは何でしょうか?親としては、子供が喜ばないおもちゃにお金を遣わされるのは腹が立ちますからね。子供より真剣にテレビを見ていますよ。
連休は特に旅行にも行かず、いつものように住宅展示場のキャラクターショーで間をもたせようと思ったらすごい雨でした。野外ステージが使えないので、室内で握手会に参加してきました。
目が覚めている時はほとんど飲んでいる印象のある極楽息子(小)。母乳だけでは足りず、ミルクを与えているのですが、おっぱいも吸わないと満足できないらしく、授乳が二度手間でとても長くなるせいです。
お腹が一杯になった後は、しばらく機嫌良さそうにしてくれます。また2時間ばかりで顔を真っ赤にして泣き出すんですが。
2人の息子を比べてみると、やっぱり5年半の違いは歴然。7月16、17日にNHKでテレビ放送した「恐竜と哺乳類」みたい。恐竜好きの極楽息子(大)につられて見たものですが、図鑑の中の知識として不変と思った恐竜が、最新の生物学、生態学の対象として次々に新発見がなされ、早い段階から哺乳類との共存や競争もあった、という大きな概念の変化に驚きました。優れた科学番組です。
極楽息子(小)はミルクをたっぷり飲んでむくむくと急成長していますが、まだ人生が始まったばかり。あと1年は文字通り哺乳類としての生活が続きます。暴れん坊の恐竜に踏み潰されないようにね。
岡崎市稲熊町の住宅地に慎ましく店を構えている紅茶の店、「嵐が丘」です。渋いロートアイアンの看板がよく合っています。題名にカフェと書きましたが、イギリスのアフタヌーンティーを日本で楽しみましょう、というコンセプトなので、紅茶とスコーンが主役になります。
この日は久しぶりなので電話を入れたら、品切れだったスコーンをわざわざ焼いて待っていてくれました。ウェッジウッドの茶器がきれいで、いつも楽しませてもらっています。日本に入荷していないシリーズも含め、かなりのコレクションです。
元気な子供のいる家庭では高価なカップ&ソーサーでお茶を楽しむ、などということができないので、こういうもてなしは嬉しいです。お茶やコーヒーに限らず、器がいいと料理がずっとおいしく感じます。例えばスターバックスのコーヒーそのものは悪くないのですが、私はあの使い捨てのコップにどうにも馴染めません。エコノミーの機内食がただ空腹を満たすだけのものになってしまっているのも、使い捨ての食器の影響があると思います。
生まれて17日が経過した極楽息子(小)は、昼夜を問わず好きなだけミルクを飲んで成長しています。とりあえず病院でもらった「アイクレオHI」というペプチドミルクを使っています。こんなメーカー聞いたことないな、と思って調べたらグリコの関連会社でした。とても溶けやすいので夜中に慌てて調製する時にも楽ちんです。
どこのメーカーでも、アレルギー防止にペプチドミルクを販売しているようです。極楽息子(大)がアトピーで少々苦労しているので、ミルクで対策できるのなら有難いことですが。
だいたい2週間もすると、無機質だった顔面に表情が出てきます。赤ちゃん特有の「にまっ」と引きつったような笑い顔も見せるようになります。本当に笑っているわけじゃないでしょうけど。お風呂に入れると全身脱力して、本当に気持ち良さそうに「ぐでっ」としています。
ここは笑った瞬間を撮りたかったのですが、なかなかチャンスに恵まれません。行動の予測がつかないので難しいです。
こんな流し目も見せるようになりました。動くものぐらいはぼんやりと見えてきたのでしょう。