いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

動物園(金絲猴の後で)

2010年01月29日 | 極楽日記

 東山動物園の遊具ではいつも小さい子供で賑わっています。どこの砂場にでもあるような遊具なのですが、だからと言って楽しいことはやめられませんね。

 ペンギンの池に下宿してるのは、最初はツルかと思いましたが、調べてみるとコウノトリの親戚のアオサギです。
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今度は本当に9歳

2010年01月28日 | 極楽日記

 平日はパパの帰りが夜9時近くになるため、誕生日のケーキは先週末に食べたはずなんですが、当日に何もないのもかわいそう、というママの配慮でもう一度お祝いしました。結果的には今回の方が準備ができたので、手作りのシフォンケーキが間に合いました。この方が9歳の誕生日らしくていいでしょう?

 カットするとこんな感じです。ふんわりと軽いので、時間の遅い平日の帰宅後でもおいしく頂けます。
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9歳の誕生日

2010年01月27日 | 極楽日記

 極楽息子(大)の誕生日を祝いました。9歳です。好きなものをいっぱい作ってもらったので、ケーキは控え目にしました。

 極楽息子(小)が手を出すので警戒しています。3歳じゃ誰の誕生日かわかりませんからね。
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さよなら金絲猴(キンシコウ)

2010年01月26日 | 極楽日記

 猪高緑地に連れて行った後ですが、どうしても動物園に行きたいと言うのでバスと地下鉄で東山公園に行きました。一番好きなロケット号で一周です。

 すっかり満足しています。乗り物は見るのも乗るのも大好きです。

 孫悟空のモデルとして知られ、長らく東山動物園のスターだったキンシコウが中国に返還されるため、もうすぐ見られなくなります。この日は最後の屋外公開だったようですが、私たちが行った時にはもう室内に戻るところだったので、薄暗い室内の写真しか撮れませんでした。フラッシュ禁止なので比較的動かない子供を狙ったのですが、それでもご覧の通り冴えない写真になってしまいました。キンシコウは絶滅危惧種であり、繁殖のために中国で集中管理するようですね。繁殖に成功したらまたこの姿が日本で見られるかもしれません。

 キンシコウ以外にも珍しい猿はたくさんいます。これはオナガザル科のアビシニアコロブスだそうです。言われなければ猿とわからないぐらい特徴のある姿をしています。
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1月の猪高緑地

2010年01月25日 | 極楽日記

 暦の上では一年で一番寒い時期ですが、日中の日向はあまり寒さを感じなかったので、今年初めての猪高緑地に出てみました。家の中が退屈だったので嬉しそうです。

 残念ながら滑り台は濡れていてほとんど使えません。でも同じような子供が近所から遊びに来ていたので、一緒にどんぐり拾いをして楽しみました。

 お昼が近くなったので切り上げて、大好きなバスで帰りました。まとまった運動をさせるとたくさん食べてくれます。体は正直です。
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お土産コーナー

2010年01月22日 | 極楽日記(国内旅行)

 トヨタ白川郷自然学校のお土産コーナーです。可愛らしい縫いぐるみで、自然の森に囲まれた白川郷にぴったり!ですが製作は北海道のやまね工房だそうです。息子たちにやまねを1匹ずつ買い与えました。

 ここにあるコノハズクは愛知県の鳥だそうで、愛知県警のマスコットはコノハズクのコノハ警部です。コノハズクの鳴き声は「ブッポーソー」つまり「仏法僧」と聞こえるため仏様に縁のある有難い鳥である、と昔から珍重されており、この鳥が生息する鳳来寺山が昔からの修行場ということもあって県民の支持が多く、県の鳥に指定されたそうです。

 ややこしいことにブッポウソウという名の鳥が他にいるのですが、これはどうも昔の人が誤認して名を付けたためらしいです。緑色の光沢のある羽根と朱色の嘴、肢を持っており非常に美しい鳥なので、鳴き声を有難いと思ったお坊さんが「この美しい鳥に違いない」と間違えたのも無理はありません。天は二物を与えず、でブッポウソウの鳴き声はギャーギャー、とかゲッゲッ、という感じの濁った声で、ちっともきれいじゃないそうです。コノハズクの方は夜行性で姿も地味なので、簡単には見つからないでしょう。ちなみにどちらも渡り鳥なので、今の季節は愛知県にも岐阜県にもいないと思います。

 これはお土産と言うより山奥の必需品。熊よけの鈴と催涙スプレーです。
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溶けないヒマラヤの氷河(IPCCの不都合な真実再び)

2010年01月21日 | たまには意見表明
 イギリスの新聞系サイト、TIMESONLINEによれば、2007年のノーベル平和賞を受賞した「気候変動に関する政府間パネル」(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)の第四次評価報告書において、地球温暖化の例のひとつとして挙げられたヒマラヤの急速な氷河消失が、実は極めていい加減な経緯で報告されたものであり、このため全世界が誤った判断に誘導された、とあります。

 IPCCの報告書はこうです。"Glaciers in the Himalaya are receding faster than in any other part of the world and, if the present rate continues, the likelihood of them disappearing by the year 2035 and perhaps sooner is very high if the Earth keeps warming at the current rate."つまり「ヒマラヤの氷河は他の地域に比べて速やかに減少しており、地球温暖化が継続し、氷河の減少する勢いが続くなら2035年あるいはそれ以前に氷河が消失する可能性が非常に高い。」

 IPCCは気象学者などによる専門家の団体と見做されているようですが、学者はある仮説の是非を判断するについて、自分で実験や調査、解析を行ったり、他の学者による論文を参考にしたりします。あらゆる学術論文は他の論文を下敷きにして、より先の真実を解明するのが目的ですから、関連分野の論文にはきちんと目を通してその正否を判断し、そのため必要なら追加調査も行います。その結果、自分の論文に引用する先行論文を支持する場合も否定する場合もあるわけです。

 新たな論文も好き勝手に出していいわけではなく、投稿誌により査読(つまり審査)されます。ほとんど査読のないローカル誌もないことはありませんが、そんな健康食品の広告みたいないい加減なもの、誰もまじめに読まないでしょう?世界的に名の通った投稿誌(最近はネット上のサイトも多い)ほど査読は厳しいのが当然です。厳しい査読に堪えて採用された論文は信用度が高く、世界中の学者から喜んで引用されるようになります。一流誌にどれだけ論文を掲載したか、が学者の実績になるのですから。

 ところがこのヒマラヤ氷河の消失をIPCCが報告するにあたって、直接の研究も調査もしていないインド人学者が、専門家向きではなく一般読者向きに、憶測をかなり交えて語ったインタビューから起こした記事を、検証もせずに第一級の資料として採用してしまったらしいのですね。著者のHasnain自身も、「査読や学術誌への掲載を経た論文ではないことをわかった上で扱って欲しい。」と認めているそうです。これ、私も医学者の端くれですから、仰天するほど驚きました。何ていい加減な!

 一体、学者が学術報告をするときに、一般向けの雑誌、つまり他の学者による査読を受けていない記事を参考にするって、考えられますか?しかもIPCCは世界中の政府に働きかけて、その長期的な政策を誘導することで人類の生存に貢献しようという団体です。報告書にはこの上ない厳密さが求められるのに、ですよ。TIMESONLINEが取材した氷河の研究者によれば、Hasnainの(証拠のない)見込みはやはり荒唐無稽であるようです。

 この件に関するIPCCの姿勢は不誠実極まりないと言うしかなく、去年の暮れに問題になったデータ操作事件、「クライメートゲート事件」と併せて考えますと、もはや報告書全体の信頼度について疑問を持たざるを得ない段階まで来ていると考えます。現議長ラジェンドラ・パチャウリの特定企業との癒着の疑いも持たれており、ひょっとすると「地球温暖化」そのものが巨大な詐欺であったという可能性まで考えなければなりません。

 このような状況では、IPCCの報告を重視して一方的に炭酸ガスの大幅排出削減を宣言し、日本から製造業の実質的な追い出しを決めてしまった鳩山内閣の政策は極めて稚拙であり、排出権取引で(パチャウリの関与する)ドイツ銀行を大喜びさせるために国民に長期の経済後退を押し付けるという歴史的な愚策です。

 一山当ててやろう、日本政府がカネを出すぞ!みたいな連中と、そいつらが召抱える政治家、学者が地球温暖化問題を雪ダルマみたいに大きくして、実態がどうなのかわかりにくくしてしまったのは明らかで、この辺で政府も個人も冷静になった方がいいと思います。地球温暖化問題を過大評価することで、より対応が必要なはずの貧困や紛争、経済危機などに手が回らなくなることは、日本にとっても世界にとっても大きな損失となるはずだからです。
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トムソーヤ雪の学校(その5)

2010年01月20日 | 極楽日記(国内旅行)

 楽しい旅行も最終日です。今回はほぼ天気に恵まれ、あまり寒い思いをせずに雪遊びを満喫できました。こども能力開発教室トム・ソーヤトヨタ白川郷自然学校並びに東濃鉄道バスの皆様、お世話になりました。

 雪が壁のように道路を囲んでいます。道路が狭いので大型バスの運転は大変でしょう。特に展望台への往復は狭いのに対向車が多く、かなり苦労していました。

 展望台から白川郷の雪景色を鑑賞します。

 ただの記念写真に見えますが、息子たちが2人とも前を向いている写真は珍しいです。どちらも全然止まってくれないので。

 この吊り橋の頼りなさが何ともいいですね。

 日が差してきたので、サングラスで目を防護します。私は目が商売道具ですので。

 村内の食堂や土産物屋を回るのも楽しいです。去年はもう寒くて寒くて、とてもそんな余裕がありませんでしたが。

 夏に食べたアイスクリームの店は閉まってたねえ。

 駐車場にこんな彫刻が作ってありました。

 この五平餅で白川郷ともお別れです。

 最後までやってくれるなあ。
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トムソーヤ雪の学校(その4)

2010年01月19日 | 極楽日記(国内旅行)

 かまくらはやっぱり楽しいですね。中で餅が焼けたりするとなおいいのですが。

 気に入ってくれたようで何よりです。この後、そりコースが整備されたので、午後はずっと念願のそり遊びができました。

 いっぱい遊んだ後に、楽しい夕食です。

 2日目は子供が早い時間、大人が7時半からと分かれました。大人のオードブルは、アルファルファとネギで合掌造りを模したものでしょうか。下にはほんのり酢を効かせたご飯のサラダです。ベーコンのソースはこれで何回目だろう。朝も品数の少ないブッフェで、ほとんどの客はベーコン食べているわけですから、晩に繰り返す意味はあまりないでしょう。自家製の逸品というわけでもないのに、このレストランのベーコンソースへのこだわりはちょっと私の理解を超えます。

 どろりと重いカボチャのスープ。これだけでかなり胃に溜まります。後の皿がかなり重いので、もう少し軽い方がいいという人もいるでしょう。

 去年と同じこの料理。地元のカブとカリフラワーが他の皿に移ったせいか、焼き加減が良かったのか、あるいは慣れのせいか、去年ほどの違和感は感じませんでした。おいしく頂きました。もちろん岩魚は頭から尻尾まで丸かじりするのが魚への礼儀です。

 メインの肉料理です。ゴボウと白いんげんが地元の食材でしょうか。ベーコンじゃなくてハムのみじん切りを入れたソースです。岩魚の臭みを消すためか、前の皿でかなり濃いソースを使ってしまったものですから、この皿では更に重いソースを使わざるを得なくなります。後で咽が渇くなあ。魚と肉の間にシャーベットでも入れてくれればもう少し軽いソースで済みそうなんだけど。個人的には、ブラウンソースが最初から濁っているのはおいしそうに見えません。和食の汁物に慣れているせいかもしれませんが、家庭でシチュー作るときだって、頑張ってあく取りするでしょう。

 デザート1品目は洋ナシのムースだったかな。もし順番を変えられるなら、これをメインの前に出して欲しいですね。

 最後もムースとアイスクリームです。ご馳走様でした。
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トムソーヤ雪の学校(その3)

2010年01月18日 | 極楽日記(国内旅行)

 今回お世話になった部屋です。

 勾配天井なので頭上が広々としています。高断熱の建物だからいいのですが、一般の住宅だと寒いでしょうね。夏は涼しそうでいいですけど、冬は普通の天井で十分です。

 ひるがの高原でもらったユキイロ.comの風船で嬉しそうに遊んでいますが、

 残念ながら白川郷への置き土産になってしまいました。高価なアルミ風船をサービスエリアで配りまくるNEXCOの大盤振る舞いにも少し呆れますが、それをあっけなく失った息子にもがっくり。元は税金で買った風船じゃないのー?

 2日目も雪が降り続き、初日に遊んだそりコースがすっかり埋まってしまいましたが、諦め切れない極楽息子(小)はどんどん新雪に入って行きます。この辺にコースがあったはずなのに。

 分け入っても、分け入っても白い雪。悩んでおります、3歳児。

 やっと諦めたかな。

 仕方がないので雪ダルマを作ることにしました。

 こうして飾り付けをすると楽しいでしょう。やっぱりそりの方がいいって?

 一応、家族4人分の雪ダルマを作りました。どれが誰かは決めてませんが。
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トムソーヤ雪の学校(その2)

2010年01月15日 | 極楽日記(国内旅行)

 たくさん遊んで、温泉に入った後は楽しい夕食です。時間が遅くなったので少し疲れたかな?ツアーの人数が多いのでレストランのキャパシティを越えており、極楽家は午後7時半の遅い組に回ったのです。

 子供メニューの盛り合わせです。野菜もちゃんと食べないとだめだよ。

 では大人用のハーフコースの紹介を。まずオードブルは牛タンに地元の野菜を添えたもの。マッシュポテトはアンディーブでウサギの耳みたいな飾りを付けてあります。カロリーが気になる私としては普段ならオリーブオイルはない方がいいのですが、寒い中で体を動かした後なので、この程度の脂っこさでちょうどいい感じです。

 ジャガイモのスープです。

 メインは氷見漁港の鯛のポワレ、バターソース。定番中の定番だと思いますが、鯛は普通に料理してくれればおいしい魚なので満足です。真冬にオクラというのがよくわかりませんが。

 マンゴーのムースと、桃のソルベだったかな。

 子供のデザートはブランマンジュだったと思いますが、あまり喜んでなかったみたいです。もっと単純な方が良かったのかも。

 メインが魚ということで飲み物を日本酒にしました。富山の「三笑楽」です。レストランの説明には「辛口」とあったのですが、甘口の酒をアル添で仕上げたような味で、日本海名産の鰤や甘海老には合うのでしょうが、鯛みたいな淡白でありながら滋味のある魚に対しては邪魔になる種類の味だと感じました。私はあんまり好きじゃありません。やっぱり西の方の酒がいいな。
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トムソーヤ雪の学校(その1)

2010年01月14日 | 極楽日記(国内旅行)

 去年に続いてこども能力開発教室トム・ソーヤ主催の白川村雪の学校に参加しました。お世話になった東濃鉄道バスの前で記念写真です。

 雪景色の東海北陸自動車道を北へ北へと進みます。ひるがの高原のサービスエリアには大きなかまくらがありましたが、残念ながら中に入って遊べませんでした。これだけ大きいと自重があるため、相当補強しないと危険です。

 周りに雪の山もあって、子供たちはさっそく登って遊びます。バスの中じゃ着替えしにくいので、ここで濡れると困るんですが、嬉しそうな顔を見ていると文句もなかなか出ないです。

 行き先は去年と同じトヨタ白川郷自然学校です。今回はチェックインを早めて頂けましたので、すぐに着替えて広場に飛び出しました。まずは雪遊びを楽しまないと。

 ふかふかの新雪は濡れることもないし、風がなかったので寒さをあまり気にせずにいられました。それに、遊んだ後には温泉が待っています。

 子供たちが思い思いに遊んでいる間に、広場の一角では男たちが集まって何かができる前触れが。

 参加したパパたちが次々に雪のブロックを積み上げ、見る見る壁ができてきました。現場監督はトヨタのインタープリターですけどね。

 かなり高くなり、当初の円筒形から上が絞られてきました。しかしここからがちょっと技術のいるところです。

 それでも何とか屋根ができました。かまくらの出来上がりです!

 固めていない雪を載せて丸みをつけ、入り口回りも補強すると、かまくららしい形になりました。

 こうなると子供が放っておきません。楽しげに遊んでくれると、慣れない土木工事の甲斐もあるというものです。
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ポルシェでドライブ

2010年01月13日 | 自動車

 今日もクルマの写真です。景気よくポルシェで庭をドライブしてみましょう。外国の大金持ちは自宅や別荘にゴルフ場とか、スポーツカー用のドライブコースを持っているらしいですが、少し縮めれば極楽家でも実現可能です。
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初代イプサム

2010年01月12日 | 自動車

 ウィンダムを板金修理に出してしまったので、ほんの2日間ですが代車の初代イプサムが極楽家にやって来ました。日本型ミニバンとして先行したホンダの初代オデッセイが大ヒットになったのを見て急遽開発されたミニバンで、既存車種をベースに作ったためか、オデッセイより一回り小さくなりました。Dピラーの角度以外にたいして特徴のないデザインですが、キャラクターの「イプー」を旗印にテレビ広告を打ちまくり、オデッセイにあまり遜色のないセールスを達成したのはさすがトヨタの販売力です。

 レンタカーのキーホール周りが傷まみれなのはお約束ですね。オデッセイより小さいサイズに3列シートを詰め込んだ結果として、シートが小さいなどの弊害はありますが、取り回しのいい実用的なファミリーカーになりました。高速道路でややうるさいことを除けば、燃費も良好で使いやすいです。

 この車体はオリックスレンタカーを引退して、その後は代車として使われているようです。走行距離は11万7千km。安っぽいなりにさして損傷のない内装。トヨタの内装は丈夫です。ぐにゃぐにゃしたハンドリングのウィンダムに比べると、街中では見切りもいいし動かしやすいですが、フロントサスの能力そのものはウィンダムの方が上のようで、イプサムのコーナーリングは滑らかさを欠きます。この辺は価格差相応と言えますが、どっちにしてもハンドリングのいいトヨタ車には乗ったことがありません。

 これは開発者も重々承知でやっていることで、トヨタの顧客が曖昧なハンドリングを好んできたということです。数代前のクラウンの主査が、「クラウンを乗り継いで30年以上というお客様は多い。そのお客様のクラウン観を、トヨタに入って30年もしない自分が変えるのは僭越である。」と言ったのを雑誌で読んだことがあります。

 上手に運転しよう、きれいにコーナーを曲がってやろうという運転への興味がない人の多くは、「トヨタなら安心」という信仰を抱いているようですね。操作系が大雑把だから、操作に気を遣おうが安楽に運転しようが、同じように走る。これが「トヨタなら下手でも大丈夫」という妙な信頼を生んでしまったのでしょう。でも、例えば初心者向きのテニスラケットって、簡単に打ち合うだけならいいですけど、コントロールの幅が狭くて使いにくいですよ。打ち損じても何とか前に飛ぶだけのことで、ボールをコントロールしようとすると却って難しい。だから上達した人は初心者用のラケットなんか見向きもしないのだと思います。それと同じで、トヨタの乗用車にはどれもコントロールの幅の狭さを感じてしまいます。逆説的に言わせてもらえば、私は「トヨタ車の運転は難しい」と思っています。

 それでもこの後に借りて乗った後継車「アイシス」はエンジンもハンドリングも改善されたと感じました。聞くところでは最新のクラウン、マークXあたりからトヨタの目指す操縦性がかなり変わってきたようです。官製不景気やあまり本質が理解されていないエコブームがクルマの逆風となって苦しいところですが、エンジニアの理想と販売の現実が両立できるようなクルマ作りができるといいですね。
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ウルトラマンのお正月

2010年01月08日 | 極楽日記

 豊川アピタの餅つきに行ってきました。豊川みたいな農村地帯でも最近は餅つきなどしない人が多いのか、見るからに係の手際が悪く、米の芯がごろごろした冷めた餅が配られました。餅つきでは去年までのサティが圧勝です。でもウルトラマンが来てくれたので子供たちは満足でしょう。ウルトラマンは紅白パターンなのでお正月にはよく合いますね。
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