極楽息子(大)がいじってた学研の電子ブロックに、弟が熱中しています。これ自体復刻版ですから、オリジナルから実に半世紀近くを経てなお子供を夢中にさせているわけです。
経年変化でブロックが少し変形しているらしく、収まりが良くありません。接触もやや悪くなっているので、接点復活剤で磨きました。それでもゲルマニウムラジオは受信できませんでしたが、1石ラジオに組み替えてようやく放送が確認できました。
レゴぐらい高品質のブロックだと言う事ないんですが、そこまでいい材料ではないみたいです。ブロックが安定しないため接触もやや不安定です。
それでも次々に新しい回路が作動していくのは本当に嬉しそう。これはスピーカーを駆動できる2石ラジオだったかな。
知識は飲めば飲むほど喉の渇く飲み物だとか言います。これを見ているとまさにその通りで、新しいことを知れば知るほどその先を知りたくなるようです。子供の知識欲は素晴らしい!
兄弟揃って工作は大好きで、親の欲目ながらエンジニアや学者には向いているような気がします。電子ブロックがきっかけでエンジニアになるのもいいじゃないですか。
帰宅したら極楽息子(小)が蓄音機を完成させていました。ロウ管じゃなくロウソク、ぜんまいじゃなく電池駆動のモーターを使うところがオリジナルと大きく違います。
本体が小ぶりなわりにホーンの大きさが目立ちます。電気的な信号増幅ができないため、このホーンが録音、再生の両方で活躍します。機械式蓄音機の時代には、このホーンに向かって大声で入力しないとうまく録音できなかったそうで、スタンプで大量生産できるようになった平板レコードの音源としてもてはやされたのが声量のある歌手でした。20世紀初頭に活躍した伝説のテノール、エンリコ・カルーソーはとにかく声量のある人で、レコードの普及と共に世界的な人気を得て、名録音を残したそうです。
今の若い人はレコード針も見たことがないでしょうが、この蓄音機では音声の振動をそのまま針でロウソクに刻み込みます。
歴史的に有名なエジソンの蓄音機が、学研「大人の科学」のキットになりました。
部品点数はあまり多くありませんね。これなら極楽息子(小)でも何とかなりそうです。
元々の蓄音機は手回し式でしたが、このキットでは電気モーター駆動になっています。手回しでは、回転を安定させるために大きなはずみ車が必要になるので、かなり大掛かりなキットになってしまうでしょうね。
部品をフレームにネジ止めします。樹脂部品のネジ穴の精度があまり高くないので、油断するとネジの頭を潰してしまいます。
教えなくてもこんな工作に夢中になるところは、兄弟に共通しています。やっぱり頭が理科系なのかなあ。
コストダウンのためか、組み立て説明書の指示などが不十分な箇所があるように思います。今や、マニュアル類の多くは海外で製作しているそうですから。
それらしい形になってきました。録音機と言うよりは旋盤に近い構造をしています。この形式だと円筒形の蝋管に録音するため、保管に場所を取ります。これを解決したのがベルリナーの発明した円盤型ディスクです。円盤型ディスクは金属の原版を作っておけば、スタンパーで容易に複製ができるということで、レコード産業による音楽供給への道をも開きました。
しばらくご無沙汰していたCOOCOOに行ってみました。今日はグラハムパンの日みたいです。
食べ盛りの極楽息子(大小)がいつも満足するプレートを出して頂いて感謝しています。
これがグラハムパンのサンド。小麦を精白せずに丸ごと挽いた全粒粉が健康に良いとして、アメリカのグラハムさんが普及させたことから別名グラハム粉と呼ばれています。このグラハム粉を混ぜたパンがグラハムパンということです。マクロビオティックなどの人は全粒粉100%を好むみたいですが、一般には食べにくいので、普通のパン用小麦粉に風味付けとしてグラハム粉を混入したものもグラハムパンと呼ばれています。米における玄米食みたいなものですかね。
いつものハンバーガーもおいしそう。
デザートはサツマイモのプディングでした。
「ためしてガッテン!」で紹介されていた、蓋付きフライパンでゆで卵を作る方法です。実践はこれが2回目。卵がまだ冷えていると見て、水を多めにしましたが、それが裏目に出たかも。
卵が常温なら大さじ3杯の水を入れて、強火2分、弱火3分、蒸らし9分が元のレシピです。卵が冷えている場合は水を大さじ5杯、強火3分、弱火3分、蒸らし9分です。冷蔵庫の卵を使うことが多いので、「大さじ5杯の水と三々九度」で覚えています。破裂しないように卵の尻を割っておきます。
多量の水を沸騰させる普通のゆで卵に比べると、スチームで調理する方法は熱効率が優れています。それに加熱は6分間ですから、蒸らしの間は台所を離れても大丈夫。
前回はきれいな半熟に仕上がったのですが、今回は2個が破裂してしまいました。ちょっと加熱が強かったかな?最初の強火は、文字通りの強火ではなくフライパンの底に十分炎が触れる程度にしていますが、もう少し弱くした方がいい結果になるかもしれません。「ガッテン」のサイトにも、コンロがいくつかある場合は、火力の弱いコンロを使うと記載してあります。
自動車用のコーティング剤として、シャアラスター ゼロウォーターを使ってきましたが、類似の製品が出揃い、値段が安くて評判もいいのでCCI社のスマートミストを試してみました。原理はよく似ていて、材質の表面にガラス質のコートを形成するものです。噴霧して軽く拭くだけの簡単な施工により、摩擦係数が劇的に小さくなり汚れがきれいに落ちます。
極楽家ではゼロウォーターをトイレなどの掃除に使って効果を得ていましたので、スマートミストを汚れの目立つシーリングファンの掃除に使ってみました。感触としてはゼロウォーターと同等以上ですね。コーティング剤の親和性が高いのか、こびり付いた汚れが気持ちよく落ちていきます。詰め替えパックは更に経済的なので、掃除に大活躍してくれそうです。シーリングファンの掃除中にスプレーがこぼれたのか、下の床がつるつるになってちょっと危ない感じがしたので、床掃除に使うのは注意しましょう。
シーシーアイ(CCI) コーティング剤 スマートミスト マイクロファイバークロス付 撥水タイプ 280ml W-117 | |
クリエーター情報なし | |
シーシーアイ |
極楽息子(小)の大人の科学第二弾は、何やら難しそうなVツイン蒸気エンジンです。
と言っても、部品点数は少ないです。組み立てそのものは二足歩行ロボットに比べれば簡単そう。
子供の真剣な表情はいいものです。
ドライバーも少しずつ使えるようになってきたかな。
ここでトラブル発生。本体にシリンダーをねじ止めする際に、ワッシャーとしてばねを挿入するのですが、その1本が紛失してしまいました。かなり探したのですが見つからなかったので、代替品が手に入るまで中断です。バルブスプリングのようなムーブメントの一部ではなく、ワッシャーとしてのばねなのでサイズが合えば多分使えるでしょう。壊れたノック式ボールペンのばねがあったので、長さを調整して使ってみようと思います。
とりあえずシリンダーを1本だけ取り付けたところです。Vツインのバンク角は変えられる設計ですが、最初は120度で組み立てるように指示されています。72度、90度、120度、180度の4種の角度で固定できるようになっています。ちなみに極楽家のウィンダムはバンク角90度の1MZ-FEを搭載。前に乗っていたヴェントVR6はバンク角が極端に狭い15度。直列エンジンも乗っていたので、後はスバルに乗れば0度から180度まで制覇できます。バイクと違ってファミリーカーの場合はエンジンの個性がわかりにくいですがね。