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仏舎利塔の正面です。名古屋の覚王山にある日泰寺は、明治時代に当時のタイ国王から仏舎利を下賜されたことを記念して建立した寺院(覚王は釈迦如来のこと)なので、ここから分与されたことになります。
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制服を着た子供たちが引切り無しにやって来ます。恐らくはタイ全土から遠足や修学旅行で王宮を訪れるのでしょう。
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境内は金ぴかの仏塔ばかりではなく、緑豊かな庭園でもあります。ここではマンゴーもこんな大木に。
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マンゴーの花。きれいですが漆(ウルシ)科の植物なので触らないのが無難です。花の形も日本の漆に似ています。野山でこんな樹を見たら要注意。
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単なる金ぴか寺ではなく、装飾芸術として立派なので、なかなか見飽きないですね。
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それにしてもタイ人の仏塔好きなこと。
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何だか場違いな中国風の石像が。
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ここに限らず、王宮内にはこんな石像がたくさん見られます。ガイドさんによると、「タイから中国に行った商船が、帰りに載せるものがないので、船の安定のため錘として中国の石像を運んで来た。」とのことですが本当でしょうか。エメラルド寺院建立当時の清は乾隆帝の治世で、その勢力はほぼ絶頂であり、産業革命に先駆けた世界の覇者イギリスに対してすら、陶磁器と絹、茶の輸出で大幅な貿易黒字だったと言われています。もちろん、アヘン貿易が本格化する前ですが。
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ラーマキエンの物語を表した長大な壁画も見ものです。インドの有名な叙事詩、「ラーマーヤナ」のタイ版。全部で178場面もあるそうです。要するに、古代の英雄ラーマ王子と猿の王ハヌマーンが悪を滅ぼしてタイ王国の基を築き、その正当な後継者が今のラーマ王である、ということを示しています。今のプミポン国王はラーマ9世ですね。
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説明が書いてあるのですが、タイ語が読めません。タイの国語教科書にはラーマキエンが載っていますので、タイ人なら子供でも知っている内容です。