いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

ニュートン7月号「生命とは何か」

2013年05月31日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 特集に惹かれて、30年ぶりぐらいにニュートンを買ってみました。教育社が出してた頃より薄くなった感じでちょっと寂しいです。創刊当時(1981年)からしばらくは科学雑誌ブームで、普通の本屋でも科学朝日とかポピュラーサイエンス、メカニックマガジン、クォークなどの学生向け科学雑誌や動物誌の「アニマ」などが売られていたものです。今残っているのはニュートンの他に、老舗の日経サイエンスや、子供向けの「子供の科学」ぐらいでしょうか。

 ニュートンは初代の編集長が、NHKのテレビでも有名な地球物理学者の竹内均先生だったこともあって、天体や地学関係に力を入れていたような気がするのですが、今は生命科学の方が注目されやすいのでしょうね。内容は理科系の人には物足りないですが、ヴィジュアルで楽しめるように編集されているので、極楽息子(大)にはちょうどいいでしょう。日経サイエンスを定期購読しているので、ニュートンは毎号というわけにはいきませんが、気になる特集があれば応援したいと思います。
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初夏の果樹

2013年05月30日 | 極楽日記(園芸)

 去年、大収穫で楽しませてくれたヤマモモが、今年もたくさん実を付けています。

 去年があまりに見事だったので、消耗して隔年着果のパターンになるんじゃないかと心配していましたが、これは期待できそう。樹がまだ若くて成長途上だからでしょうか。年々樹形も大きくなり、勢いがあります。

 こっちは成長の遅いブルーベリー。小さいですが実はたくさん生っています。

 同じ時期にイチゴがたくさん取れたため注目度の低下した桑の実。食用の品種じゃないので、とても控え目な実です。
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マツダビアンテにスカイアクティブ

2013年05月29日 | 自動車
 マツダの新型高効率ガソリンエンジンとトランスミッションが、プレマシーに引き続きビアンテに搭載されるとのことです。ミニバンには少し興味があるので、簡単に調べてみました。

 ビアンテは5ナンバー枠をわずかに越える大きさのトールワゴンで、プレマシーより一回り大きなボディを装備します。重量はほぼ1割増し。1.6t以上あるので、できればエスティマのように2.4Lクラスのエンジンを載せたいところですが、燃費と税金を意識したのか、今回は2Lエンジンのみになっています。カタログを見る限りエンジンの仕様はプレマシーと同じ。トランスミッションの減速比も共通です。スポーティーなCX-5よりファイナルが高いので、いずれも加速力より燃費を重視していることがわかります。

 このクラスのベストセラーである日産セレナと比較してみましょう。セレナのMR20DD型エンジンはSKYACTIV-Gほど話題にはなりませんでしたが、直噴、11.2の高圧縮比、ロングストロークによる低速トルクの重視と、国産エンジンの潮流には沿っています。最大トルクなど2Lながら210Nm(21.4kgm)もあり、一昔前の2.4Lに遜色ありません。トルクではSKYACTIV-Gより強力だと見ていいでしょう。これに1.8kWの小型モーターのアシストが加わりますので、動力性能は2.4L並と考えられます。いかにビアンテが圧縮比12.0と言っても、動力性能での逆転は難しいです。

 JC08モードの燃費を見ると、ビアンテの14.8km/Lに対しセレナは15.2km/Lと僅差でセレナの勝ち。実際の路上で公式数値レベルの燃費はまず出せないので細かい数値にまで意味はありませんが、少なくともビアンテが燃費でセレナを圧倒するのは困難と見ます。日産独自の簡易ハイブリッドであるS-HYBRIDシステムが、小型で安価な割によく働いていると言えそうです。

 ビアンテとセレナの全長、高さはほぼ同じ。ホイールベースはどちらも2,850mm。幅はビアンテが少し広いので、室内空間にも反映されているでしょう。3列シートのミニバンもこのクラスになると室内はかなり余裕がありますが、そのしわ寄せで荷室があまり残りません。そこで床下などの活用で差が付くわけです。ビアンテが床下には小物入れしかないのに対して、セレナは小型のベビーカーが収納できる空間があります。これはセレナがスペアタイヤを廃止したからでしょうね。

 ということで、カタログを見る限り、一般的な使い方ではセレナのほうが少しずつ有利なように思われます。今回のマイナーチェンジで大幅に販売力が増したビアンテにとっても、セレナはまだまだ強敵のようです。後は実際に試乗してみて、スペックを逆転するほどの魅力がビアンテにあるかどうかですね。
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夏野菜の準備

2013年05月28日 | 極楽日記(園芸)

 物置にあった種を蒔いてみたらたくさん出芽してきました。古い種子は発芽率が低下してくるのですが、種類によって保存可能な期間は大きく違うようで、タキイ種苗のサイトによれば、キュウリはやや長命で3-4年は常温で発芽可能な状態を保つようです。

 過密な苗床から余裕のある場所に引っ越してやると、成長が目に見えて良くなります。

 オクラの古い種は成績があまり良くありませんでした。3本あれば十分楽しめますけどね。

 子供の期待が掛かるスイカ。今年はうまくいくでしょうか。
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極楽息子(大)の読書

2013年05月27日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 極楽息子(大)はルパンを愛読しているようです。この南洋一郎翻訳のシリーズは私も持っていてよく読みました。南さんは戦前に「少年倶楽部」に連載した冒険小説がベストセラーになった作家であり、一連のルパン物も翻訳と言うよりは改作により人気を博したようです。

 他の訳者による(原文の逐語訳に近いと思われる)訳でルパンを読んでみると、当時の小説のスタイルと思われる詳しい情景描写やエスプリの効いた長々しい会話などが、少年少女を対象に考えた場合はかなり読みにくかろうと思わせるのは確かで、子供向け冒険小説の乗りのいい筆致でルパンを再創造した南さんは、改作による批判を受けるものの、日本に多くのファンを得ることに成功しました。

 世界的な知名度があると思われているルパンシリーズは、意外にも本国フランスと日本以外ではあまり知られていません。これはドイルやクリスティーの作品が世界でロングセラーとなり、何度も映画やテレビシリーズになっているのに、ルパンの映像化が極端に少ないのを見ても納得できます。日本ではルパンへのオマージュが「ルパン三世」を生み出したほどの国民的な知名度があるのは、南さんの功績が大きいと考えていいでしょう。

 こっちは学校の図書館から借りて来たそうです。英語を始めたばかりでいきなり英語の詩集とは大胆ですな。まあ、語学に限らず学問では大胆、身の程知らず、猪突猛進は大いに結構です。失敗を恐れるのは家族を養う重圧が掛かってからでよろしい。
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苺の収穫

2013年05月24日 | 極楽日記(園芸)

 ほとんど手入れしてないのに旺盛に勢力範囲を広げている苺が、たくさん実を付けてくれました。緑の葉の隙間から垣間見る姿はさながら赤い宝石。子供の大好物です。

 苺は何回も失敗しているのですが、なぜか今の株は元気で手が掛かりません。小さいのも入れれば1週間で130個の収穫。よほど相性が良かったのでしょうかね。
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パパの誕生日

2013年05月23日 | 極楽日記

 子供の誕生日に比べればたいしたイベントではないですが、家族で誕生日を祝ってくれるのはいいことです。極楽息子(小)が旗で応援してくれました。
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キュウリとピーマンを植えました

2013年05月22日 | 極楽日記(園芸)

 仕事の帰りに安い苗があったので買ってみました。去年はウリノメイガに壊滅的な被害を受けたキュウリ。今年はどうなるでしょう。

 同じくピーマン。これは子供が食べてくれないでしょうね。トマトやナス、ジャガイモと同じナス科なので、連作しにくいのが難点です。

 前に植えたキャベツとサンチュは順調に生育しています。夜や雨の日に出てくるナメクジ、ヨトウムシを小まめに捕殺して食害を防いでいます。ピンセットが大活躍。
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名探偵登場

2013年05月21日 | 極楽日記

 新しいドラえもんの映画に触発されたのか、極楽息子(小)が探偵ごっこしています。

 どんな小さな証拠でも見逃さないぞ。
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東京土産

2013年05月20日 | 極楽日記(国内旅行)

 東京土産の一部です。観光のつもりだったのが、買い物ツアーみたいになってしまいました。まず定番の人形焼。

 スカイツリーで買った長いバウムクーヘン。人気があって、早く買わないと売り切れるらしいです。

 東大生協のオリジナル饅頭類。半分は中華の月餅でした。中国からの留学生が多いから?

 この辺になると悪乗り。昔も大学名の入ったトレーナーは売ってたように思いますが、「自分の大学のやつは着ない」という人が多かったですね。なぜだろう。

 宮崎産の東大焼酎。赤ラベルが麦焼酎、黒ラベルが芋焼酎だったかな。癖のない飲み口で、まあ旨いと思います。自信がないのは日頃焼酎のような強い酒はあまり飲まないから。若い頃ならともかく、この歳で蒸留酒を調子に乗って飲むと胃をやられますので。

 これは妹から貰った日本酒。こんないい酒はめったに飲まないので、ちょっともったいない感じもします。
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東京下町散歩(その9)

2013年05月17日 | 極楽日記(国内旅行)

 小石川後楽園は水戸藩の庭園なので、やっぱり梅林が立派です。

 これは三河から拝借した歌枕の八橋。ちょうど杜若が満開。本物は愛知県知立市にあります。このように興味が過去の権威にばかり向かうのは、知識人や教養人の悪い癖でもある、と私は自戒を込めて思いますが。

 京都の愛宕山に模した高台。愛宕神社は火除けの神様で、水戸を含む全国各地に分社があります。

 中国風の石橋は円月橋。光圀が師と仰いだ朱舜水が、故郷の浙江を偲んで作らせたもの。浙江は世界遺産の西湖がある風光明媚な地であり、龍井茶と呼ばれる良質のお茶や、王羲之の蘭亭序の舞台である蘭亭で知られます。

 次は千代田線で千駄木へ。谷中に向かいます。公立小学校とは思えない渋い建築の谷中小学校。

 ここからもスカイツリーが見えます。

 次の目的地に着きました。全生庵です。

 勝海舟と並ぶ江戸無血開城の立役者、山岡鉄舟の墓地があります。政治上の功労者でありますが、策を巡らす政治家タイプの人ではなく剣、書、禅の達人であったことから侍の究極の姿として人気が高く、この日も私と同じような観光客が2人ほど来ていました。

 伝通院と違って敷居が低そうなので、些少ながら喜捨もさせて頂きました。

 道案内もあります。わかりやすい。

 山岡鉄舟居士の墓。

 全生庵ではこの区画に新規墓地を募集しているそうです。山岡鉄舟ファンの方はいかがでしょうか。名古屋から遠すぎるので私は遠慮しときますが。

 最後に西日暮里から尾竹橋通りを北東に向かい、目指した北島商店がお休み。後で調べたら祝日は休業でした。日本橋高島屋の方なら開いていたかもしれませんが、やっぱり本店に行ってみたかったのです。
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東京下町散歩(その8)

2013年05月16日 | 極楽日記(国内旅行)

 ここからは上野から出て、手塚治虫「陽だまりの樹」の舞台を訪ねます。まあ上野も重要な舞台ではありますね。手塚治虫オフィシャルサイト内の「虫ん坊」虫さんぽ第22回を参考にさせて頂きました。丸の内線を茗荷谷で降りて春日通に出ます。

 まずは松平播磨守の上屋敷があった播磨坂。今では広い中央分離帯の部分が桜並木として保存されています。

 春日通の小石川五丁目から播磨坂桜並木を下ります。もっと下ると東大の小石川植物園。今回は時間がないので割愛します。

 さっきの交差点から南東に向きを変えると、学芸大学附属竹早中高の角に。運動場と仮設の体育倉庫しかありませんが、ここが手塚家の診療所があったところ。

 もう少し南東に進んで学校のグラウンド沿いに右に曲がると、これが三百坂。けっこう狭いですね。

 コミックにあったように上ってみます。ここまで歩き疲れており、とても早駆けをする体力はありませんが。

 遅刻の罰金が三百文だったことが書いてあります。

 春日通に戻って、もう少し南東に進むと伝通院。山門が随分新しく見えるのは、東京大空襲で消失したのが、2012年に再建されたばかりだから。コミックに出てくる伝通院は、実際には分院の処静院(しょじょういん)で、もう少し三百坂に近いところにあったようです。伝通院とは、徳川家康の生母於大の方の出家後の法名。従ってここに墓地がありますが、「見るだけじゃなくてちゃんと線香買ってお参りしてね!」(意訳)と書いてありましたので遠慮することにしました。

 その処静院にあったと言われる石碑。この石碑の文句も私にとっては敷居が高い。「酒を飲む奴と旨い物食う奴は入れてやんねー!」(意訳)

 敷居の高い伝通院より面白そうに見えたのが、山門前にある日本指圧専門学校。創立者は有名な浪越徳治郎先生。

 暑くて歩くのもしんどいですが、何とか小石川後楽園にたどり着きました。向こうに見えるのはもちろん東京ドーム。

 元の持ち主だった水戸藩主は代々学者だったので、造園にも有職故実やらいろいろ薀蓄を含ませています。ここは歌枕である竜田川を模したもの。他にも日本全国や中国から学問に縁のある要素を拝借しています。

 光圀が息子の嫁を躾けるために作らせた田んぼだそうです。物わかりのいいテレビの水戸黄門と違って、現実のご老公は家人の生活面に極めて厳しかったようです。今なら舅の過干渉で即座に離婚でしょうね。

 「陽だまりの樹」で万二郎が心酔していた水戸学の権威、藤田東湖の碑。震災で崩れた家から母親を逃がすために、自分が屋根を受け止めて犠牲になったということです。
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東京下町散歩(その7)

2013年05月15日 | 極楽日記(国内旅行)

 さて、3日目は私が東京下町、残りの3人がTDLと別行動します。

 まずは上野公園に。今更ですが西郷さんの像。

 西郷隆盛の信頼できる似顔絵や写真は残っておらず、よく知られる顔は親戚の顔から類推して描いたものらしいです。この像の顔もあまり本人には似ていないそうです。

 こちらは西郷と戦った彰義隊の墓。彰義隊が立てこもった上野一帯に対して、今の東大本郷キャンパスあたりに陣取った大村益次郎率いる官軍が砲撃を浴びせました。当時最新式兵器とされた佐賀藩のアームストロング砲も使われましたが、日本に入っていたものは小型の6ポンド砲であり、圧倒的な威力とは言えませんでした。しかも、新兵器への期待に反して不良品が頻発したアームストロング砲の採用をイギリス陸軍が取り消したために、佐賀藩が入手できたもののようです。

 上野東照宮に彰義隊の本営があったそうです。今はぼたん祭りの最中。徳川家康を祀る東照宮は全国に500以上も造営されたということです。日光、久能山と並んで上野は重要な東照宮だったでしょう。

 今年末まで修理中につき、当面は二次元の本殿で我慢することになります。

 ブールデル「弓をひくヘラクレス」像。国立西洋美術館にやって来ました。

 ロダン 「カレーの市民」。本日の目当ては特別展のラファエロですが、さすがに国立西洋美術館。常設展示も堪能させて頂きました。屋外彫刻以外に写真が紹介できませんが、膨大な絵画コレクションは実物を見てこそ価値があります。図録やインターネットも悪くないですが、ぜひ美術館に足をお運び下さい。

 とは言えせっかくですからミニ図録も買いました。表紙は「大公の聖母」として知られる代表作で、いつもならフィレンツェでしか見られない特別展の目玉。

 同じくロダン 「地獄の門」。世界で7個鋳造されたブロンズ像の1つだそうです。上野は歴史あり、公園あり、美術館あり、博物館ありで、東京で休日を楽しむ大人には最適の場所です。もう少し空いてれば動物園も悪くないのですが。
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東京下町散歩(その6)

2013年05月14日 | 極楽日記(国内旅行)

 最近は東大生協も商売が上手くなって、観光客用に東大グッズを多種揃えて販売しています。通販もやっているので、ご希望の向きはぜひどうぞ。

 何だか面白そうなものがあったぞ。

 ノーベル物理学賞の小柴昌俊先生を記念したホールがあったので、極楽息子(大)に指し示したら、「小柴さんって誰?」で脱力。ここは安田講堂の裏側(東側)にある理学部1号館で、観光コースからは外れているので人気がありません。小柴先生の業績紹介のみならず、サイエンスギャラリーの展示は誰でも見られるそうです。

 裏門である弥生門を出て、少し歩くとここにも東大が。


 生協のキャンパスマップ
を見ればわかるように、東大の本郷キャンパスに隣接して、農学部のある弥生キャンパスと、工学部および理学部の一部がある浅野キャンパスがあります。ここはその浅野地区。銀杏並木や歴史的な建物もなく、知名度がないので観光客は来ない区域です。

 30年前と変わらない理学部3号館。私にとって東大とはここのこと。生物化学科や天文学科が入っていて、1986年にハレー彗星が接近した時には屋上で望遠鏡を見せてもらったことがあります。ハレー彗星の接近は大きな天体ブームになったのですが、この時は過去の接近に比べて観測条件が悪く、大学の望遠鏡ですらぼやけた像しか見えませんでした。ブームに乗せられて望遠鏡を買った人たちはどうしているのかと気になったものです。その後、本郷キャンパスの高層化により天文学科は本郷に移転したようです。

 東京に住む私の妹が出てきてくれたので、一緒にお茶を飲みました。

 明日に備えて、今日は早目に幕張のホテルに帰ります。これはおいしいピザの源泉である石窯。

 昨日と同じ店になってしまいましたが、ピザもパスタも好きなので大丈夫。

 困った顔をしていますが、一杯食べて満足しましたね。
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東京下町散歩(その5)

2013年05月13日 | 極楽日記(国内旅行)

 2日目です。昨日は混雑したところばかりの強行軍でしたが、一晩寝ればご覧のように元気一杯。

 朝食はホテルの50階なので、景色はよく見えます。ただし見えるのは団地と臨海工業地帯なので、高価な高層建築の意味が今ひとつわかりません。

 とりあえず幕張から東京に出てきましたよ。

 周りが高層ビルばかりになっても、これだけ存在感があるのは名建築の証。

 本日は東京観光の穴場、東大キャンパスツアーです。

 赤門は元々加賀藩江戸屋敷の門。重要文化財です。

 こちらは正門。

 東大のシンボル、銀杏並木です。この正門は西に向いているので夕日が美しかったのですが、正門前に高層ビルが建って見えなくなってしまいました。秋には近所の人が銀杏を拾いに来ます。

 「帝大下水」と書かれたマンホールの蓋。

 赤門に続いて観光コースの安田講堂。他にも同じような観光客が何組も散策していました。現在の大学の規模に比べて狭いので、例えば入学式などは日本武道館を借りて開催しており、講堂としての実用的な意味はあまりありません。

 広場の地下が食堂になっています。日曜日にしてはメニューも豊富だし、東京のこの辺で食事することを考えれば、空いていて安いのは有難いですね。

 520円のC定食。器や盛り付けが昔と違って垢抜けた感じで、私の記憶にある大学生協の食堂とはちょっと違います。ここで380円のひれかつ定食をよく食べたなあ。

 配膳口の近くでグループで楽しそうに食べてるのが観光客。隅っこで一人か二人で面白くなさそうに食べてるのが東大関係者。日曜日に出てきて仕事してる人にとっては、毎日メニューの変わらない食堂で食べるのは生理上の義務に近い感じですから。
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