愛知産真鯛のグリルにポロ葱添え、雲丹風味のソース風味。焼鯛は皮の風味が香ばしくていいですね。
徳島産牛肉の網焼き赤ワインソース風味。一般的な知名度では徳島の鯛なんでしょうが、今回は愛知の鯛と徳島の牛です。小規模な産地にも目を配って、日本中から美味しい素材を入れているということでしょうね。ロースということなんですが、赤身で結構噛みごたえがあり、噛むほどに豊かな味わいを感じます。よほど歯の悪い人でなければ、脂肪変性したような霜降り肉よりもこの方が旨いと感じるはず。
網焼きとしか書いてなかったですが、この焼き加減は見事ではありませんか。表面にきれいな焼色が付いていて、中は完全に均一なミディアムの状態。焼いては休ませ、焼いては休ませという精密な火の入れ方をしないとこうはならないでしょうが、プロの圧倒的な技量を見せつけられた感じがします。家庭では真似しようとすら思いません。
口直しのジュレ。
ランチコースでもデザートが選べます。
ちょっと記憶が曖昧ですが、ミルフィーユとバスク風チーズケーキ、マンゴーのパンナコッタだったかな。一応私の誕生日記念だったので、プレートを付けて頂きました。ご馳走様でした。
名古屋駅のミクニナゴヤにお邪魔しました。
ランチは平日3種、週末は2種。これは週末の一般コース。
アミューズのサラダ。ヤングコーンでタイカレー作ったばかりですが、ここで再会できるとは。花穂紫蘇(はなほじそ)や茗荷をあしらって、和食みたいな一品です。
テーブルはこんな感じです。車の運転があるので、ワインじゃなくてロゼのぶどうジュース。干しぶどうみたいな濃縮した甘さがあって、肉料理などにも結構負けてないので感心しました。
オマール海老と空豆のブルーテソース。コンソメジュレで海老と豆を固めています。ブルーテはホワイトルーをフォンで伸ばした軽いソースで、使うフォンによって幅広い用途があります。これは海老なので魚介のフォンを使っているはず。聞き逃したんですが、確か風味付けにベルモットを使っていたと思います。この時期の空豆は季節を感じます。おいしいですね。