温暖な名古屋にしては珍しく20cmもの積雪がありました。雪に慣れていない名古屋市内の交通は大混乱で、通勤者が一斉にバスに乗り換えたからでしょうか、朝の市バスはどれも満員で乗れず。バス停には長蛇の列ができていました。極楽家は早めにスタッドレスに換えていたのが幸いして、駅までは容易にたどり着けました。
トーヨーガリットG4は今のところ好調で、雪道で安心して走れるのはもちろん、普段の走行にも支障はありません。唸るようなロードノイズはすぐわかりますし、スタッドレスらしいぐんにゃりした感触も隠しようがないですが、元々腰砕け気味のウィンダムの足回りにはあまり違和感がなくて、気にせずに乗れています。もちろん絶対的な限界は低いはずなので、雨の高速道路などでは細心の注意が必要でしょう。
大人が苦労させられる雪も、子供にとっては冬の楽しみです。
上海で買った得体の知れない酒を味見してみました。まず竹筒の表示を見てみましょう。露酒というのは、一般的にエキスや果汁で風味を加えた酒のことです。杏露酒なら杏(あんず)の実。でも金木犀の花で風味を付けたのは桂花陳酒だから絶対的な分類でもないようです。昆明の海源寺は辺境の雲南省にあるお寺らしく、一般的な観光地ではないため情報が乏しいです。酒造で有名なんでしょうか?
多分これが会社のサイト。いろいろな成分の酒を造っているようですが、竹筒の裏を見ると成分表示があります。蒸留酒と竹汁(竹のエキス?)と糖類、香料。竹で風味を付けただけのようです。
上海で雲南の特産品を買って来たわけですね。味は安物のシェリーみたいな感じで、やっぱり味の濃い料理に合うと思います。
リチャードジノリ(イタリア語ではリカルドジノリになるんでしょうか)のフルーツコンポートが無残に割れてしまいました。原因は他の食器の落下。これを修復します。
フルーツを盛るためのコンポート皿で、アンティックローズ柄です。検索すると、この柄はカップ&ソーサーみたいな小さいのがよく売られているようで、コンポートはほとんど日本に入っていません。
修復と言っても実用品としての修復なので、いつもお世話になるセメダインスーパーXが頼りです。変性シリコンは外装にも使われる耐候性のある素材で、ある程度の厚みと弾力があるので、熱膨張などを吸収します。接着力も強いので陶器の実用品としての修復には最適。
一晩放置して接着完了。接着剤の厚みとはみ出しのため跡は残りますが実用的にはこれで十分。美術品としての修復なら、接着力や弾性が低くても塗膜の薄いものを選んで、傷が目立たないようにするべきですが、それでは実用強度が確保できません。技術的にも難しいので、当然ながら見た目より実用性を選択しました。まあ、家庭で使うならあばたもえくぼで、この方が却って愛着が湧くかもしれません。
渋柿を頂きましたので、自分で干し柿を作ってみることにしました。
まず皮を剥きます。柿の皮はナントカに剥かせろ、と言うように薄めに剥きましょう。
干す前に表面を消毒しないとカビが付きやすくなります。熱湯で10秒消毒、というのもあるみたいですが、一般的なのはアルコール消毒。焼酎があれば良かったのですが、切らしていたので清酒を擦り込んでおきました。
これで準備完了。
へたのところに紐を掛けるのが普通でしょうが、干物用のネットが手軽で鳥も防げますので、これを利用しました。極楽息子(小)が以前作った干し芋を覚えててくれたので、そっちもまた作らないと。とりあえず室内干しにして、週末は家にいるので日光に当ててやろうと思います。
寒い日曜のお昼は、味噌煮込みの山本屋本店に行ってみました。名古屋インター南店は極楽3丁目なので近所です。
ショーケースはガラスの反射でよく写りませんでした。もっといろいろ扱っているのかと思ってましたが、ほとんど味噌煮込みだけのようです。
熱々の味噌煮込み。トッピングに何を入れるかで値段が違います。
これは海老天入り。注文するときに気付けば良かったのですが、天ぷらを煮込むと衣がほとびてしまって意味がないのでは。うどんは太くてすごく歯応えがあります。こういう感じじゃなくて、もう少し細手でもっちりした方が好みだな。
たまにしか来ない店なので、「ああこんな感じだったか」という実感です。うどんの玉は小さめで、値段はうどんにしては突出した高価格。コストパフォーマンスは厳しい感じがしますが、「山本屋でなけりゃ」というお年寄りが来ているようですね。何度か通うと、ここが一番と思うようになるんでしょうか。