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目下の通勤の友は名作"Jane Eyre"です。大英帝国最高の繁栄と言われるヴィクトリア朝は芸術活動においても百花繚乱の黄金期であり、小説だけでも最大の文豪ディケンズに加えてブロンテ姉妹、サッカレー(虚栄の市)、ワイルド(幸福な王子)、エリオット(ミドルマーチ)、スティーブンソン(宝島)、ドイル(シャーロック・ホームズ)などの著名な作家を輩出しています。
産業革命後の工業化により急速に豊かになった大英帝国ですが、社会的にはまだ古いキリスト教的価値観が支配しており、女性の小説家がようやく世に出始めた状況でした。最初は男性名で作品を出さないと出版もできなかったようで、ジョージ・エリオットは男性名ですが実は女性作家ですし、ブロンテ姉妹も男性名で詩集を出したことがあるそうです。"Jane Eyre"はそんな時代の重苦しい価値観に反発して、旧態依然の男性社会に踏み潰されそうになりながら懸命に生きていく孤児の姿を描いて好評を得た作品です。
孤児たちには「肉体の苦痛を忍んで神の教えに近づくこと」を強要しながら、自分と家族は安逸で贅沢な暮らしをしている偽善者の校長が経営する"Lowood Institution"は、度を過ぎた清貧を押し付けてブロンテ姉妹の二人を肺炎で死なせた実際の学校がモデルになっているそうで、描写もリアルです。
女の子の10歳からの回想録というスタイルにしては語彙が非常に豊富で、辞書が頻繁に必要になるため、通勤には荷物が増えてしまうのが難点ですが、今読んでも大変面白いです。古本で入手したので、40年前のオーナーがあちこちに書き込んであるのも一興です。まさに名作は時代を超えるという実感があります。
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おとなしく食事をしたためしのない極楽息子(小)。ばあちゃんと一緒でも変わりません。
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ご飯をかき混ぜて撒き散らした上に踏んづけて回るので、ぴったり付いてないと部屋が廃墟にされます。
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今度は老眼鏡を取り上げて遊び始めました。これだけ眼鏡が大きいと、昔の「丸出だめ夫」みたいだな。古すぎてわからないって?じゃ、ちょっと雰囲気が違うけどコナン君にしときましょう。お兄ちゃんも同じ頃に同じように眼鏡で遊んでたけど、頭がもっと大きかったのか、眼鏡の大きさがこんなに目立たなくて、コナン君と言うよりは「ハリー・ポッター」の最初のやつみたいな感じでした。
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そのお兄ちゃんは熱を出して、この夜はへたばっていました。でも弟が頑張って二人分暴れてくれたので、孫の存在感はいつもと変わらなかったようです。
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今でも人気のある夏の風物、かき氷を食べています。アイスクリームが高級化で季節感を失ったのに対して、やっぱりかき氷は真夏の太陽が似合います。専門店で食べる凝った味のも悪くありませんが、屋外で単純に冷たさを味わうのが何と言っても原点です。
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こちらはイチゴシロップですね。強い日差しの下では原色が映えます。だからと言うんじゃないでしょうが、昔は氷のシロップでもアイスキャンディーでも、毒々しい色のが普通でした。粉ジュースとか色付きのそうめんとか言っても、若い人には通じないでしょうね。
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以上は近所の住宅展示場のイベントに、一家でお邪魔して楽しませて頂いた折のものです。ありがとうございました。
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近所に伊藤園の営業所があることは知っていたのですが、そこで珍しいお茶のガレージセールとやらがあったので行って来ました。いや、お茶そのものは伊藤園の見慣れた商品なので珍しくないのですが、お茶をガレージセールとかアウトレットで売るという発想を初めて聞きましたので。
伊藤園は茶葉メーカーとしては意外と歴史が浅いのですが、缶飲料やペットボトル飲料への展開が時流に乗り、見る見るトップメーカーになった会社です。健康飲料としての緑茶が見直された時代背景と、「おーいお茶」に代表されるネーミングの巧さが勝因とされていますが、本質的に大事なのは「伊藤園のお茶はおいしい」ということですね。競合商品が多くなった中でも、同じような値段なら伊藤園が売れるし、小売店も置いてくれる。だから短期間でブランドを確立できたのであって、品質がおろそかではここまで成功しなかったはずです。
スーパーでも伊藤園のお茶は値引きが渋いことが多いのですが、この日はさすがガレージセールと言うだけあって安かったです。手前のジャスミンティーは500mlが24本入りで1,500円。1本あたり62.5円ですから出血サービスです。ほうじ茶もお値打ちだったのですが、広告で明示されていなかったので、大人の事情を酌んで内緒にします。
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どうも私は根が貧乏性にできているらしく、安物漁りで収穫があると自慢したくなります。もちろん高級品は高級品で価値を認めますが、機能が同じなら安い方が嬉しいでしょう?これは最近手に入れたバーバパパのクールバッグ(開くとマットにもなる)です。リサイクルショップの処分品コーナーにあったものですが、かなりサイズもあるし楽しい絵柄で子供が喜びそう。プラザ(旧ソニープラザ)のサイトを見ても載ってないので、かなりのレア物でしょうか?オークションならそれなりの値が付くと思うんですが、ショップの人には何だかわからなかったのかも。
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猪高緑地公園で自転車の練習中です。昔の子供と違って、自転車で友達と遊びに行くことが少ないらしく、なかなか上達しません。この日は暑いのですぐばててしまいました。
6月1日から道路交通法が改正され、保護者は12歳までの児童や幼児が自転車に乗る場合にヘルメットを着用させる義務がある、と決められました。昔も学校単位では自転車乗車時のヘルメットを義務付けていたり、徒歩通学でも学校指定のヘルメットを着用させていた地域があったようですが、当時のヘルメットは防災用のを流用したようなのが多かったみたいです。あれは夏に暑かったでしょうね。
今の自転車用ヘルメットは樹脂製で軽いし、通気に配慮してあるので極端に暑くなることもないようです。公園で練習するだけなら自動車の心配はありませんが、これから息子の行動範囲が広がることを考えると、しっかりしたヘルメットを用意しないといけませんね。
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猪高緑地の池から極楽家の水槽に引っ越したミドリガメ(ミドリガメはペット用に輸入されているいくつかの種類の総称であって、代表的なのは耳のところが赤い、ミシシッピアカミミガメらしいです)は、極楽息子(大)お気に入りのペットです。最近は100円ショップで金魚のエサも亀のエサも売っているので維持は簡単ですし、小さなミドリガメなら水槽も小さくていいので親にとっても好都合。ただこれでペット熱が発症したのか、犬が欲しい、猫が欲しいとか言い出したのは心配です。犬の世話はミドリガメみたいに簡単じゃないよー。
私が子供の頃、ペットのミドリガメからサルモネラ菌に感染して新聞記事になったと聞きましたが、これは今でも注意が必要だそうで、我が家でも不用意に触らないことと手を洗うことだけは徹底させています。爬虫類に薬を与えても完全に除菌することはできないようなので、いくら清潔な環境で飼ったとしてもサルモネラ感染があるものと考えるべきです。
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極楽息子(大)はプールに入って修行中でしょうか。真夏に水垢離(みずごり)やってもご利益はないと思いますが。
プールでやる修行、と言えば水垢離じゃなくて水泳の練習でしょう。息子もスポーツクラブの練習に通っているのですが、この数ヶ月はあまり速くならないようです。頑張ってはいるのに成績が上がらないのはもどかしくて、目標にしている北島選手みたいにハイテク水着が欲しいところかもしれません。
ただ、話題のレーザー・レーサーは生産数が少なくて入手困難ですし、一着数万円という極めて高価なものです。しかも着脱が非常に面倒で、慣れないと30分も掛かるらしいです。強い締め付け効果で水の抵抗を減らすらしいのですが、そのため圧迫感が強くて長時間の着用には向かないなどとも言われています。どう見ても子供が着る物じゃないですね。