いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

害虫王者ゴキキングと室内の換気

2006年02月28日 | 極楽日記
 極楽息子とおばあちゃんですね。どこに行くのもムシキングとウルトラマンマックスを離しません。話の内容もムシキングのことばっかりなんだけど、世代を超えたコミュニケーションは成立しているのでしょうか?「ねえねえ、ギラファノコギリクワガタってねー」「はいはい」という感じで、おばあちゃんは専ら聞き役です。

 この強力な「甲虫王者ムシキング」あるいは派生キャラクターの「古代王者恐竜キング」に対抗して、極楽家で創造されたキャラクターが「害虫王者ゴキキング」であります。極楽息子のムシキングネタに付いて行けない極楽親父が、苦し紛れに考えたもので、(多分)お店では売っていませんが、キャラクターのインパクトは強いと思います。息子も喜んでいますし。

 最近の家ではゴキブリを見なくなりました。ゴキブリやシロアリが喜ぶのは湿気と暖かさ、そして餌です。昔の木造住宅の台所は、いつもじめじめしていました。家が傷むのはたいてい水周りから。つまり台所とトイレ、風呂場では特に湿気が多く、その中でいつも暖かく、餌のある台所にゴキブリが繁殖していたのです。我が家では息子がお菓子の食べかすをこぼして歩くので、少しは餌があるでしょう。でも、生ゴミはゴミ乾燥機で処理しているので、台所に餌はほとんどありません。

 昔の住宅と違い、新しい住宅は1階でも乾いています。私が子供の頃は、アパートを借りるならできれば2階と聞いていました。1階はじめじめしていてゴキブリやムカデ、ナメクジ、あるいはネズミが出やすいし、洗濯物も乾かないから、ということでした。1階の部屋に入ると、確かに湿気がこもっている感じがして、畳もちょっと湿っぽかった記憶があります。その後、土台が換気口付きの鉄筋コンクリートで持ち上げられ、床下には防湿シートや防湿コンクリートが施工されるようになって、1階だから湿っぽいというのも昔話になりつつあります。

 家庭内の害虫としてはまさに王者だったゴキブリは、住宅から湿気がなくなったことで棲家を追われたということです。ただ、出現したときのインパクトは相変わらず強いようで、特にゴキブリをほとんど見たことのない若い人は過剰に怖がりますね。

 ところで、今でも年輩の方などは、朝起きると、家中の窓を開け放して「換気」する習慣があります。冬の朝でも、窓という窓を開け、室内が冷え切るまで開けておくのです。もちろん、石油やガスなどのストーブを使っているなら、定期的に換気は必要です。しかし換気だけなら開けて1分で空気は入れ替わります。本当にこれは換気のためなんでしょうか?

 推察ですが、これは湿気を抜くためではないでしょうか。単に室内の空気を入れ替えるだけではなく、過換気状態にすることで寝具や畳にこもった湿気を抜いているのです。昔の人は、寒い日でも窓を開けて湿気を抜かないと、家の中が湿っぽくて住み心地が悪くなり、畳も早く傷むということを経験で知っていたのです。そう言えば、昔は布団もよく干していました。布団をよく干した日は、いつもは重たい布団がふっくらとして、肌触りもさらりと気持ち良かったものです。今はベッドなので干してもあまり変わりません。

 ただ、最新の住宅ではこの経験が通用しません。換気するというのは、冬であればせっかくの熱エネルギーを戸外に捨ててしまうことです。短時間の換気なら空気が入れ替わるだけで済みますが、長時間の換気、しかも窓を全開した過換気状態では、次々に入れ替わる空気に冷やされて、住宅の構造体や建具まで冷えてしまい、これをまた温めるのにエネルギーが必要です。

 現代の住宅では昔のように湿気が室内にこもることは少なくなりました。暖房の主力がストーブからエアコンや床暖房になったのも大きな変化です。しかも24時間換気装置が一般的になったので、わざわざ窓を開け放って余分な換気をする必要も薄れています。快適に居住するために必要な換気は、1時間に0.5回以下。これ以上に換気しても、戸外との温度差が大きい時にはエネルギーの無駄になります。

 長いこと開けておいたからと言って、きれいな空気が入ってくるわけじゃありません。気密のいい住宅では、埃は外から入ってくるものと認識されており、24時間換気の吸気口にはフィルターが付いています。最近では花粉症対策で洗濯物を外に干さないお宅もあるようです。

 残念ながら極楽家は15年前の仕様なので、24時間換気がありません。また窓が古いアルミサッシとシングルのガラスなので、派手に結露します。このため昼間は窓を開けて、特にサッシ部分を乾燥させる必要があり、結果として室内を冷やしてしまう無駄が発生します。この辺を何とかしたいのですが、すぐにはどうもできないのが歯がゆいです。
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おばあちゃんの誕生日

2006年02月27日 | 極楽日記(豊川)
 大雨の中を豊川に行って、おばあちゃんの誕生祝いをしました。今年の冬は長かった気がしますが、ようやく3月が近付いてきました。春になればまた佐奈川の桜がきれいでしょう。
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天白区植田

2006年02月24日 | 極楽日記
 天白区にある地下鉄植田駅の近くのパン屋、小麦屋です。年度末のためか歩道を工事しており、ただでさえ狭い駐車場に入れるのが大変でした。名古屋の東側は余裕のある住宅地が多いのですが、この辺は道路が狭く、駐車場も不足しているので運転に気を遣います。

 毎週土曜日に極楽息子を植田の幼児教室に送迎しているので、この町にも詳しくなってきました。おいしいコーヒーとサンドイッチが評判の「オリコーヒー」、ドイツ風カフェの「ビッテ」、パンがおいしい「パピ」、インド料理の「プージャ」など、ランチの店は迷うほどたくさんありますが、大抵は「駐車場が開いているところ」で決まってしまいます。
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トヨタ車に望むもの

2006年02月23日 | たまには意見表明
 中古車を買おう、と思い立って10日。直接のきっかけは、何とか車検を通してあと2年乗ろうと思っていたヴェントの運転席パワーウィンドウ故障。ドアが中から開かないトラブルが散発していたので、その際にはウィンドウを下ろして手を伸ばし、外のノブで開けていたのでした。両方壊れたらどうしようもないじゃないですか。

 車検があと1ヶ月に迫っているため、普通に新車を買うには時間がありません。選択の幅が広い新車の場合、腰を据えて比較試乗を繰り返し、納得できる買い物をしたいからです。(実は新車を買ったことはないのですが。)

 中古なら土日しか休みがなくても、気に入った車を乗って帰ればいいだけなので簡単。時間が大幅に短縮できます。(そう言えば住宅も中古なので、新築に比べれば交渉はずっと簡単でした。)その辺のトヨタの中古車センターに行って、適当に見繕ってハンコを押せば代替完了。楽なものです。ところが極楽親父はトヨタ車があまり好きじゃなかった!

 実家のセダンはずーっとクラウンかセルシオなので、トヨタ車は20年以上前から日常的に運転しています。少なくとも昔のクラウンは、高速道路で運転していると眠くてたまりませんでした。反応の鈍いエンジンとステアリング、路面の感触を全然伝えないふわふわの乗り心地、姿勢の崩れやすいシートなど、あらゆる要素が快眠に導いてくれます。

 当時のM型なんて、カタログの馬力はベンツに負けないほどあっても、本当に回りたがらないエンジンでした。いつでも「もわーっ」とした感覚で、しかも回転が上がると不機嫌そうにノイズが高まります。高速に合流するためにアクセルを踏んでも、「そんなに加速するんですかぁ?嫌だけど、しょうがないなあ。」という感じで苦しげに回転が上がる。ハンドリングやブレーキも同様。クルマに生まれたくせに、なぜそんなに走るのが嫌いなんだ?というのが当時のクラウンに対する抜きがたい印象です。

 およそドライバーが接する箇所には至る所に柔らかいクッションが入っている、というのが当時のクラウンでした。しかし、世の中の道具という道具は、手に感覚をフィードバックし、逆に手の力を正確に伝えるために、余計なクッションを入れていません。例えばゴルフクラブやテニスラケットが柔らかいゴムでできていたら使いやすいですか?ボールペンの芯が柔らかい素材だったら?答は否、です。

 インパクトの感触がわからないテニスラケットやゴルフクラブでは上達するはずがありません。手からの情報が遮断されたら、ボールをコントロールできないからです。同様に路面の感触やエンジンの動作などの情報を遮断してしまうと、車の挙動を知るには目で見るしかありません。昔はクラウンに乗ると、無意識に目線が近くの路面に向くようになり、長距離では疲れました。車線をずっと確認していないと、直進しているかどうか掴めなかったからです。

 どうして昔のことを蒸し返すのかと言えば、新しいトヨタ車にも同じような悪癖が残っているからです。もちろん程度は違いますけどね。GS430になる前のアリストのデザインが気になって、試乗したことがあります。馬力はものすごくあるものの、走りたがらないクルマという特性は変わらず。性能はいいんでしょうけど、ちっともスポーティーじゃないんです。

 同じ時期に試乗したB4には、まるで戦闘機に乗っているかのような機械精度と凄みを感じましたし、E46の繊細なハンドリングには感銘を受けました。個性は違うものの、どちらもスポーティーと解釈できます。運転そのものが気持ちいいから。これも適度なフィードバック情報があってのことです。これが車との対話というものでしょう。

 できれば運転が楽しい車にしたいのですが、近所で大きな中古車センターと言えば多くはトヨタ系。愛知県はトヨタ県ですからね。わざわざスバルを買うのも、メンテナンスの不便さを考えると避けたいところです。トヨタ車の実用性と信頼性は何より魅力的ですし。今度試乗するトヨタ車には、いい意味で期待を裏切って欲しいのですが…。
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笑顔を守るため

2006年02月22日 | 極楽日記
 名古屋は車なしで住みにくい都市だと言われています。極楽は丘を1つ越えれば長久手や日進という名古屋の東端なので、なおさら車がないと不便。子供の送り迎え、買い物、仕事など、できれば2台欲しいところですが、車は持っているだけでお金が掛かる「金食い虫」ですから。家計を健全に保つためには、何とか工夫して1台で済ませないといけません。

 ただ、修理の時だけは本当に困りますね。1997年式のVWヴェントは故障が多いので、もう1台あれば安心ですし、もっときちんとメンテナンスしてもらうこともできるはず。簡単に休ませられないので、壊れたら近所のディーラーでそこだけ直してもらう、という対応を続けていたため、状況がなお悪くなっているように思います。

 実はこれを国産車に替えることを考えています。現状の不具合は次の通り。

ABS故障(ブレーキを使っていないのに油圧コントロールが勝手に動き出す。)
前右ウィンドウ故障(閉まったまま。VWユーザーのサイトでは開いたままの「窓落ち」と言われる故障がよく報告されている。)
前両側ドア不調(内部から開けられないことがある。ひどい時は外からも開かない。)
アイドリング時の不整振動(時々、「どん」と大きな波が伝わる。エンジンの点火不良と思われる。)
燃費の悪化(市街地で悪い時は5km/Lちょっと。不整振動と考え合わせると、6気筒のうち1気筒が点火していないのでは。)
右折れ時など、駆動力が「ふっ」と抜けることがある。(少なくとも2回。エンジンの回転数だけは上がるのに、タイヤに伝わらない。ATの不調として他のユーザーからも報告されているもの。これは怖い。死んじゃいますよ。)
足回りの劣化(オンザレールだった操縦性が、顕著なアンダーになり、しかもステアリング操作に対して神経質になりました。高速で路面不整があると吸収できずに横っ飛びします。アブソーバーやブッシュの寿命でしょう。)
エアコンが冷えない。もっともこれは購入時から。
夏にオーバーヒートしやすい。(これは故障じゃなく「仕様」らしい。)
フロアマットが固定できない。(購入時から。これも仕様でしょうか。足元でマットが動くのは危険です。)

 さあ、これを全部直すとすると、幾ら掛かるでしょうか?インターネットで懸命に検索して情報を集めた感触では、中古車が楽に買えるほどの金額になります。メンテナンスさえ良好なら、15年でも20万kmでもドイツ車の良さを味わえると言われるゴルフIII/ヴェントではありますが、性能を維持するための経費が高すぎて、ファミリーカーとしてはとても採算が合わないというのが正直なところです。純正だと、小さな部品でもドイツからの輸入ですから。

 ちなみに、今までに修理した主な故障は以下の通り。

高速でウォーターポンプ破損、補機ベルト断裂によりエンジン全損。載せ換え。
ステアリングの油圧ポンプ油漏れによりアッシー交換。
後ろ左窓の「窓落ち」。

 この他にも、定期点検時に予防的に交換した部品が多く、現状の不具合を修理したところで、またどこか壊れるだろうと予想できます。こんな「1万円札をばらまきながら走っている」状態ではファミリーカーは勤まりません。何より、家族を危険な目に遭わせるわけにはいきません。

 ゴルフIII/ヴェントが登場したのは1991年。15年前には国産車の操縦性は未熟で、この車の穏やかで予測しやすい挙動、懐の深いハンドリングは模範であったはずです。実際に、それまで乗っていた国産車の「幅の狭いカーブで外に出て行きそうなハンドリング」からヴェントに乗り換えて、乗用車の足回りはこれでなければ、と感銘を受けた記憶があります。歳月は「小型車の理想像」を不機嫌な故障の塊に変えてしまったのですね。

 さあ、車検を目前にして急に思い立った買い替えなので、予算に余裕がありません。できれば家族が喜んで乗れる車にしたいのですが、厳しい状況です。今年は家の外構に費用を割く予定でいましたし、巨額の住宅ローンの上に新車のローンを高利で組むのは精神的に良くないので、「フレッシュマンセール!50万円以下コーナー」などというチラシを見ては唸っています。果たして息子の笑顔を守ることはできるでしょうか?
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免許試験場の帰りには

2006年02月21日 | 極楽日記
 極楽妻の免許更新をしたついでに、緑区徳重に"FLOUR"の支店があったので行ってみました。ここは新しい街で、周りにまだ住宅が少ないにもかかわらず混んでいます。平針の運転免許試験場を南に抜けてすぐなので、免許更新の折に寄るにはちょうどいいですね。試験場の辺りは今まで目ぼしい店がなかったですから。

 この日はキャベツ入りクリームソースのスパゲティと、焼き豚の入ったトマトソースのスパゲティを頂きました。何回もパスタを食べに行っているのに、同じメニューにほとんど当たりません。とても研究熱心なんですね。

 最近は免許試験場の職員もすっかりソフトムードになって、昔みたいな時間の浪費や不快な思いを抱くこともなくなりました。この10年ほどでずいぶん変わった気がします。警察が国民に命令する職務から、国民を助けてくれる職務に変わってきたのはいいことです。その反面、本来の職務である犯罪捜査の力が維持できていないような印象もあり、少し不安もあります。まあ、新しい犯罪も増えているし、誰彼構わず職務質問できた時代とは違いますからね。警官もたまにはおいしいパスタを食べて頑張って欲しいものです。
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ROSES ET VEUVE

2006年02月20日 | 極楽日記(お店紹介)
 名東区貴船のカフェ、ROSES ET VEUVE(ローズ・エ・ヴーヴ)に行って来ました。東邦ガスのお店紹介サイト、grappee(グラッピー)にわかりやすい記事が載っています。でも、実際のメニューはもっとインパクトがありました。

 この辺は交通量の多い302号線と、並行して走る東名阪自動車道の高架に近いのですが、最近の幹線道路は防音壁などの騒音対策がしっかりしているため、静かな環境が守られています。おや、中庭で鳩が巣作りをしている。

 そんな住宅地のひっそりしたカフェで、かわいらしい外観の建物なのですが、いわゆる「カフェめし」を求めて行くと当てが外れます。この日のランチはたっぷりの煮野菜盛り合わせと、手作りのポテトスープ、そしてメインが日間賀島直送の小エビとイカを大根と炊き合わせたもの。甲殻類とイカの香りが濃厚で、大根にしっかり味が染みています。

 しゃれた和食の店で出す鰤大根と違って、これはまるで漁師料理。身の部分が多い高級魚と異なり、殻や皮の部分が多い小魚、雑魚ならではの磯の味が強烈。魚が好きな人には堪らないでしょうが、好きでない人は寄りたくもないでしょう。これが知多半島の居酒屋じゃなくて、名古屋市名東区のカフェのランチメニューとは驚きです。

 考えてみれば、フランス料理のブイヤベースだって、日本の浜鍋とかさしつけ鍋とか呼ばれている漁師のまかない料理だって、小魚、雑魚の味を楽しむもの。フレンチカフェのメニューでも構わないわけです。マルセイユあたりでこの料理を出されたら、ああなるほどと思うでしょう。

 元々、伊勢湾や三河湾は海の幸が豊富で、特にアカザエビの大産地だったと聞いたことがあります。今でも愛知県に「えびせん」の工場が多いのはそのためです。アカザエビは、すっかり食卓に馴染みのなくなった今では、イタリア料理に使うスカンピのことだと書いてある記事も多いですけど、実は"Japanese lobster"という英名まである日本固有のエビでした。今でも少しは漁獲があるようです。

 伊勢湾や三河湾は今では「魚の博物館」とか呼ばれてるらしいです。魚からタコ、イカ、貝、海苔まで何でも獲れるけど、どれも少しずつだから。中部国際空港の埋め立て工事で、それまで知多半島で生産されていた上質の海苔も手に入らなくなったようです。

 近所のカフェのメニューが、実は磯の香の漂う日間賀島に繋がっていたとは…。なかなか楽しませてもらいました。上述のように癖のある店なので誰にでも、というわけにはいきませんが、お好きな人にはお薦めできます。私はもちろん気に入っています。極楽家の2代前は瀬戸内海の漁師でしたから。
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ムシキングだ

2006年02月17日 | 極楽日記
 極楽息子がママのために作ったハートの飾りと思いきや、「むしきんぐ」の文字が。単に好きなものを書いただけでした。昔の子供もカブトムシやクワガタは大好きでしたけど、今みたいに世界中のカブトムシやリモコン、ラジコン、ゲームがスーパーに並んでるなんて、想像もできなかった状況です。

 市場経済の発達した国では「ブーム」という現象がある、と昔の経済学の本に書いてありました。市場経済の波に乗れば急速に需要も供給も拡大するが、乗れなかったものは存続すら難しくなる。昨今ではいろいろな分野で、この市場における「勝ちと負け」が露骨になってきました。

 幼稚園ではこの「ムシキング」が一番人気だそうで、小さな子供たちがマレーシアやボリビアのジャングルの甲虫の名前を必死で覚えています。
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甘い生活

2006年02月16日 | 極楽日記
 バレンタインデーに極楽妻が作ってくれたケーキです。ほとんど息子が食べてしまいました。
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ボクのチョコレート

2006年02月15日 | 極楽日記
 極楽息子がお友達からもらった飛行機のチョコレート。でも、息子にはチョコレートを食べさせてませんので、これは見るだけです。

 小さい頃に、「チョコレートは虫歯になるから駄目」と言い聞かせたら、特に欲しがりもしないため今まで続いています。いつかは食べるようになるんでしょうが、急ぐ必要はありませんものね。

 大きくなってからじゃ味が分からないという心配もしていません。極楽親父はチーズが食べられない子供でしたけど、今は熟成されたパルメジァーノやゴルゴンゾーラが大好きですから。昔から「学童用」として売られている石鹸みたいなプロセスチーズは相変わらず嫌いですけどね。
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カフェと本

2006年02月14日 | 極楽日記
 Brit Bowl店内。やっぱり子供は玄米ご飯を食べません。ハンバーグが好き、と言うよりはケチャップが好きなんですね。極楽息子がこの店を気に入っているのは、大好きなウルトラマンの本があるから。

 カフェに置いてある本は、料理やサービスと同じく店の顔ですから、きちんとした店なら気を配っているものです。ガーデニングの本がきれいで楽しめるとか、グラフィカルな自動車専門誌が充実してるとか、大判の旅行本がいつも見れるとか、それだけでも店の特徴になります。例えばよもぎ台の「ドゥリエール」はカーグラフィックと家庭画報が中心で、品のいい感じがします。

 ここBrit Bowlの本は、そう統一感がなく、旅行関係とか食物関係の本が少し。あとは新聞とマンガ雑誌。退屈はしないのでまあまあ。雑貨屋さん併設なので、時間を潰したい人はそちらを見て下さい、ということでしょう。
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Brit Bowl

2006年02月13日 | 極楽日記(お店紹介)
 休みの日に子連れでお昼を食べに行く日進市竹の山のカフェ、Brit Bowlです。この辺は急速に都市化が進んでいるので、この数ヶ月でも街並がかなり変わってきました。

 ここの特徴は犬連れOK、自然食志向ってことでしょうか。いつも玄米ご飯や野菜の揚げ物を頂いています。水谷さん考案という「ミズタニカレー」も定番メニュー。玄米を噛み締めて味わうカレーも結構なものです。

 大きな看板を出していないので入り口がわかりにくいですが、駐車場はかなり広いです。テラス席もあるので、暖かくなれば外で食事もいいでしょう。
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サイアムガーデン

2006年02月08日 | 極楽日記(お店紹介)
 中区錦1丁目(と言うより納屋橋沿いと言った方がわかりやすい)のタイ料理店、サイアムガーデンに行きました。昔はシャム領事館が入っていたという由緒正しいビルで、まさに名古屋のタイ料理の正統と言えます。店そのものは2005年にできたばかりですけど。

 歴史的なビルをそのまま使っていることもあり、専用の駐車場がありませんが、名古屋の都心も最近は大小の一般駐車場が増えてきたので、そんなに困りません。向かいの駐車場に停めて食事すると、1時間の無料券が出ました。

 かつて、名古屋市は都心に集中する車を減らすため、政策的に駐車場の新規建設を抑えていたようです。当時は魅力的な商業施設と言ったら、栄の3大デパート(松坂屋、当時のオリエンタル中村、丸栄)が筆頭だったので、特に休日は栄に流入する乗用車が多く、悪評高い久屋駐車場に停めるために長蛇の列を作っていました。やっと入れた頃には閉店が近く、おもちゃを見れなかった悔しい思い出もあります。そう言えば、昔はデパートでおもちゃを買ってもらったんだった。

 その後、日本のどこにでもあったように都心が空洞化を始め、都市のゼネラルデザインが見直されることになりました。名古屋市は都心に空いた土地もあり、予算もあったので、幸いにして都心の再開発が成功し、栄も名古屋駅も大須も金山も、クルマで安心して遊びに行ける繁華街として復活しました。

 お金のなかった地方都市の中心部は、そりゃ哀れなものです。駐車場のない狭い商店街はお客を失い、サラ金やコンビニ、レンタルビデオ、あるいは単なるシャッターに取って代わられました。

 さて、サイアムガーデンでしたね。さすがに食品メーカーのヤマモリがバックアップしているだけあって、本格的です。シェフは全部本場のタイ人。サラダでハーブが躍っています。これは大事なこと。主に乾燥スパイスを使うインド料理と違って、フレッシュハーブに頼るタイ料理では、新鮮な食材を常に在庫しておく必要があり、これだけでも料理のレベルが決まってしまいます。

 チャーハンはやっぱり細長いインディカ米。盛り付けがきれいで食欲をそそります。他のタイ料理店も、レストランだと自覚しているなら盛り付けとか器とか、さり気ないサービスまで気を配って欲しいものです。エスニックだから料理さえ出せば、なんて時期は過ぎました。マニアやオタクだけじゃなく、広い客層を獲得したければ、まずはレストランとしてきちんとしているべきです。その点でサイアムガーデンは合格です。

 コースのメインだったソフトシェルクラブも、しっかりタイ料理してます。辛さはいかようにも調節可能で、普通にオーダーすると日本人向きのマイルドな味で作ってくれるようです。もう少し辛さを効かせた方がおいしいと思いましたが、息子同伴なのでこれで十分。もちろん息子の一番のお気に入りはココナッツアイスです。

 今回はランチでしたが、2階からは納屋橋の眺めも良いので、夜に来た方が雰囲気を楽しめるでしょう。堀川は汚いですが、これでも往時に比べれば浄化されたはずです。
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また雪

2006年02月07日 | 極楽日記
 また積もりましたね。2月になればあとは暖かくなるばかり、と期待していたのに、今年の冬は長いです。風邪をひいて咳が出ているのも気になるし、早く春になって欲しいものです。きっと雪国の人は毎年こんな気持ちで春を待つのでしょう。
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節分

2006年02月06日 | 極楽日記
 今年は寒いので、あまり窓を開けて豆まきする気になれませんでした。息子が部屋に豆をまき、すぐに自分で拾って食べるというお気楽な節分です。だいたい、季節の分かれ目だから節分ですよね。それなら旧暦で考えないと。

 豆まきより、数年前から「恵方巻(えほうまき)」とか言う巻寿司丸かじりが宣伝されており、仕事の帰りに名古屋駅の地下街を見ても、ほとんど巻寿司一色でした。こんな風習、どこから出てきたのだろう?

 江戸時代に大阪の商人が縁起担ぎとして始めたという説が有力ですが、最近のブームはコンビニあたりが仕掛けたもののようです。太巻きじゃなきゃいけないとか、食べ終わるまで水やお茶を飲んではいけないとか、作ったブームの割にはいろいろ制約があります。

 巻寿司と言えば行楽に行って外で食べるものという印象があるものですから、この時期にはあまり売れないのでしょうね。お寿司屋さんにとっては結構な企画ということになります。
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