極楽息子(大)の誕生日を祝いました。
私からは左の白ワインです。稲葉扱いのChateauneuf du Pape Blanc Les Cailloux, 2020を今池の直営店まで買いに行きました。生産者が同じかどうかは思い出せませんが、若い頃一番好きだった白で、度々お世話になっていた懐かしいワインですが、所帯持ちになってからは勿体なくて長らく飲んでいません。値段も当時の4,000円弱から1万円近くまで出世しました。「何か値段も立派になったねえ」と店員に声を掛けると笑ってました。買いにくくはなりましたが、それだけ評価が高くなったということなので悪いことばかりじゃありません。
福島県本宮市唯一の酒蔵、大天狗酒造の製品。本宮市(もとみやし)という地名を聞いたことがないのですが、2007年に旧本宮町と白沢村が合併して新設された市なので、知名度がないのも当然。福島県は東西が広く、地理的には東から浜通り、中通り、会津と3つの地方に分けて考えると捉えやすいと言われます。震災と津波で被害が出たのは浜通りで、中通りと会津にはほとんど影響しませんでした。
中通りは鉄道や高速道路があり交通網が発達しています。中通りで名前の知られた町を南から辿ると、白河市、須賀川市、郡山市、福島市と位置するのですが、郡山市の少し北に本宮市があり、東北自動車道のインターもあります。これを利用して、人口3万ながら工業都市として発展しているそうです。
大天狗の酒は地元でほとんど消費されているそうなので、今回手に入ったのは偶然。大天狗酒造のサイトによれば、地元の酒米と安達太良山の伏流水で仕込んだ「華やかな香りと甘味と酸味のあるタイプのお酒」ということです。
東北の酒では、最近では震災で壊滅した浪江町(本宮市のすぐ東)から山形県長井市に移転した、鈴木酒造の磐城 壽(ことぶき)が大変印象深く、飲み比べてみるとこの大天狗はちょっと大人しくて主張がないかなあと思います。もちろん個人の感想なので、違う評価もあるかとは思います。食中酒としては吟醸香が主張しすぎないし、悪くない酒だと思います。
故障まみれのC180に代わって、2013年生まれのインプレッサスポーツが極楽家にやって来ました。セカンドカーなので限られた予算でしたが、安全性と信頼性を重視した車選びで、なかなかいい買い物ができたと思っています。中古車としては低年式に違いないですが、2005年のC180から2013年のインプなので、8年も新しくなったとポジティブに考えています。あと8年、大きな故障なしにセカンドカーとして稼働できるなら十分元が取れます。
この世代で現在でも通用する自動ブレーキを装備していたのは国産でスバルのアイサイトだけ。カメラによる障害物感知なので、逆光やガラスの曇りなどで作動できなくなることもありますが、アイサイトにより衝突事故が著しく減少したのは事実。息子の運転練習用にも活躍してもらう予定なので、安全装備は外せませんでした。