いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

ベトナム南部ツアーその9

2014年08月29日 | 極楽日記(海外旅行)

 今度はベトナム名物ライスペーパーの作り方を見てみましょう。

 これも戦跡展示の一環です。解放軍は携帯用の食料としてこのライスペーパーを常用していたからです。水さえあればすぐ食べられて、持ち運びが便利。携帯性と保存性はおにぎりより優れています。

 こうしてたくさん干してあります。

 米粉を作るのはこうした伝統的な石臼。

 これはトンネルを掘っているところを展示したもの。

 アメリカの爆撃でできた穴があちこちにあります。

 米と並ぶ重要な食料のタピオカ。

 蒸かしたタピオカは日本人にも抵抗のない味です。

 解放軍の皆さんと記念写真。これもよくできた人形です。

 アメリカ軍が投下した各種の爆弾。ベトナム戦争当時のクチは人口16万人と言われています。地上の構造物をすべて破壊する絨毯爆撃により、クチに投下された爆弾は24万トン。驚くなかれ1人当たり1.5トンの爆弾が上空からばら撒かれたわけです。

 クチ観光を終えてホーチミンに戻って来ました。お昼はもっちりした本場の生春巻から。

 ベトナム料理は総じて日本人の口に合うと思いますが、いつも洋食が中心の極楽息子(大小)にはあまりアピールしないようです。

 旅行中はどうしても重たいご馳走が多くなりますので、野菜の多い料理は有難いです。

 さすがに白いご飯は子供も違和感がないようです。右の炒め物はただの白菜じゃなくて白菜漬けを炒めたもので、これまた子供の口に合わず。

 食事中にこんな民族楽器の演奏がありました。

 デザートは変わった食感の赤いゼリー。粒々した果実が入ってるけど、何のフルーツだろう?

 メニューには写真がないし、簡単な表記だけなので外国人にはわかりにくいですね。
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ベトナム南部ツアーその8

2014年08月28日 | 極楽日記(海外旅行)

 解放軍兵士の皆さんと記念撮影。人形ですけど。

 これはお墓に偽装した土捨て場だそうです。総延長250kmという迷宮を建造するには多量の廃土が出ました。新しい土を放置するとトンネルが見つかってしまうので、いろいろ知恵を絞って隠したようです。

 こちらは木の根元に隠した空気穴。アメリカ軍は軍用犬を使って山狩りをしたので、解放軍側は空気穴から洩れる臭いを誤魔化すのに苦心しました。アメリカ兵の遺品である石鹸で体を洗い、アメリカ軍の服を細切れにして空気穴付近に播き、犬がアメリカ兵とベトナム兵の体臭の違いを嗅ぎ分けられないようにしたそうです。

 破壊されたアメリカ軍の(多分)M48型戦車。頑丈な装甲を誇る戦車も、地雷でキャタピラを切断されれば動けません。白人はこんなのが大好きらしくてはしゃいでいます。今回、日本からのツアーでクチのオプショナルに来たのは極楽家だけ。クチに来てみると日本人が少なくて、白人の比率が一気に高くなったのに驚きました。

 ジャングルとは言ってもこうして見るとただの森ですが、どこから敵が出て来るかわからない戦時中では、1歩進むのにも神経を磨り減らすでしょうね。

 ここではいろいろな種類の落とし穴が展示されています。さっきの単純なものに比べると可動部分があるので、屋根のある所に設置したのでしょう。

 斜めで少し見にくいですがこんな感じ。鋼鉄の棘の付いたシャフトが回転して敵兵を呑み込みます。棘には簡単に抜けないような返しが付いていて、底に落ちるまでに全身ズタズタ。

 これが罠に使われた殺傷具です。どれも忌まわしい形態で、人が人を殺す戦争の狂気を感じさせます。もちろん、こんな酷いことをやっていたのは解放軍だけではなく、アメリカも通常の爆弾に加えて町や森を焼き尽くすナパーム弾、広範囲の殺傷能力を持つ破片爆弾、敵兵を骨まで焼き尽くす火炎放射器、多くの生物を殺戮する毒ガスや枯葉剤など、あらゆる人殺しの道具をベトナムに投入しています。戦争は酷い。そう実感する以外に言葉もありません。

 これが実際にアメリカが投下した爆弾。

 ここは半地下の武器工房です。アメリカの不発弾を分解して地雷を製作する、危険極まりない作業の様子が展示されています。

 射撃場に着きました。本物の機関銃の射撃音が回りに響くため、戦地見学ツアーには又とない効果音になっています。

 極楽息子(大)が射撃したがりましたが、撃てるのは18歳以上です。

 M16狙撃銃で1発が35,000ドン、あとはM30カービン銃、AK47突撃銃、M60機関銃。ちょっと連射すると1回2千円という感じですね。反動の強い連射銃ばかりなので、台座に固定してあって体験者は引き金を引くだけという仕組みのようです。そりゃ、素人がいきなり手持ちで機関銃撃ったら骨折や眼球破裂の続出ですよ。
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ベトナム南部ツアーその7

2014年08月27日 | 極楽日記(海外旅行)

 次の朝もブッフェの朝食で始まります。料理が少しずつ入れ替わっていて、飽きないように工夫されているのがわかります。

 ピータンがあったのでお粥に入れてみました。ベトナムと言うよりは中国かな。パックツアーが立ち寄らない庶民の食堂ではもっと個性的な料理があって、孵化寸前の卵の料理とか、犬肉料理、蚕の料理なども一般に食べられているそうです。露天で犬を籠に入れて売っているのを何回か見掛けましたが、あれは子犬だったからペット用だろうなあ。

 種類の多いフルーツの中から、ドラゴンフルーツと、柿みたいなのは何だろう?ジャックフルーツにしては色が合わないし、サポディラ?それから竜眼(ただしライチと区別つかず)を選んでみました。

 さあ今日も元気にツアーに行きますよ。行き先はホーチミン北東のクチ。ベトナムの国道22号線はアジアハイウェイ1号線(AH1)でもあり、ずっと行けばカンボジアを越えて東南アジア各国を巡ります。全長何と2万km。調べてみると起点が東京。首都高や東名高速もAH1に含まれています。終点はトルコとブルガリアの国境でした。こんなハイウェイが今のところ8本あるそうです。専用の高速道路ではありませんし、全通したわけじゃないですけどね。

 国道22号線はベトナムでは珍しく四輪と二輪が分離されており、よく整備された道路でしたが、ここから別れてクチに向かう道路はかなりの悪路です。田舎なのでまだオート三輪が実用に供されています。

 さあ着きました。近代装備を誇るアメリカ軍が執拗な攻撃を加えながら、ついに落とせなかった解放軍の拠点、クチです。

 これからクチの地下トンネルの秘密を探ります。

 係の人がトンネルへの入り方を教えてくれます。

 さあやってみよう。

 蓋の上に落ち葉を乗せておくことが大事です。

 大人でも何とか入れますね。一緒に来ていた見るからに100kg超の白人男性はつっかえて入れませんでした。

 こうして落ち葉をうまく乗せたまま。

 ちょっと見ただけじゃわからないですよ。こんな出入り口が無数にあったわけです。

 落ち葉の下にあるのはトンネルだけじゃありません。これはわかりやすいように作った落とし穴の模型。

 底には鋭く削った竹槍が並んでいます。ジャングルの至る所に仕掛けられた罠によって、アメリカ軍歩兵の行動は大きく妨げられました。

 トンネルの一部です。中は枝分かれがあり、更に深部への階段があります。トンネルはわざと屈曲させてあり、開口部から手榴弾を投げ込まれても、曲がりくねった構造により衝撃が吸収され、枯葉を詰めた簡単なバリケードが毒ガスの広がるのを防ぎます。こうしてジャングルで手に入る材料を最大限に活用して、粘り強い抵抗を続けたわけです。
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ベトナム南部ツアーその6

2014年08月26日 | 極楽日記(海外旅行)

 ゲリラ兵士の気分を髪の毛の先ほど味わった後は、暢気な観光客に戻ります。

 やっぱりメコンは途方もない大きさです。

 今晩の食事はここ。メコンデルタで一番有名なレストランだそうです。

 どれくらい有名か、この写真をご覧あれ、ということですね。少なくとも日本の宮内庁は由緒正しいベトナム料理店と認めているようです。

 伝統的な意匠を取り入れた贅沢な建築で、これだけでも覗いて見たくなります。

 ベトナムの食事で必ず出されるのが調味料セット。料理そのものは素材を生かしたあっさり味で、後は各自で自由に、ということです。

 前菜は一種の練り物。竹輪と一緒で、棒の部分は食べられません。さつま揚げなんかが好きな人はこれもおいしく食べられると思います。

 海老ですね。頭を完全に外してないのは、味噌が旨いから。なるほど、こんな出し方があるんだ。

 こんな謎の球体が出てきましたよ。どうやってこんな形にするのかわかりませんが、一種の揚げた餅です。チャパティみたいに薄い部分と、もっちりした部分の両方が味わえます。ここは演出が工夫してあって楽しいですね。

 そしてメインのエレファントフィッシュです。これは息子たちも大喜び。

 魚も餅も、係の人が捌いてくれます。箸じゃなくて手袋をした手で毟るんですね。これはこれで合理的かも。

 癖のない白身と揚げビーフンをライスペーパーで包むと、一見北京ダック風の名物料理。名前はわかりませんが、これは印象に残る料理です。

 野菜もたっぷり。

 ご飯はチャーハンでした。

 締めはフォー。

 この辺ではモンキーバナナが一番おいしいことになっています。日本で買えるバナナと違って、完熟してるんでしょうね。皮が薄く、干しバナナみたいなエステル香が強いです。

 どれもおいしかったです。味覚もさることながら、料理で楽しませてくれる演出はお見事。メコンデルタに旅行するならぜひ行きたい店です。
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ベトナム南部ツアーその5

2014年08月25日 | 極楽日記(海外旅行)

 ココナツ農家でもあるのでココナツを捌く道具もあります。これが簡単そうで一番危ないココナツ割り。古くはジャイアント馬場の得意技でしたが。

 これで砕いてパウダーにします。

 絞るとココナツミルクが採取できます。

 煮詰めてキャンディーなどを作ります。

 隣で即売ですね。

 この時期に収穫できるフルーツが勢揃い。時計の12時方向は青リンゴみたいな風味のあるフルーツですが名前を失念しました。そこから時計方向にランプータン、ドラゴンフルーツ、ジャックフルーツ、竜眼(ロンガン)と並んでいます。この順に食べて行くとだんだん甘くなるので全部楽しめる、ということです。

 これは一番甘くないやつ。人気がなくて余っていました。

 ジャックフルーツはこんな感じで実ります。

 島の水路では小舟に乗れます。自分で漕ぐのではなく、島の人2人でさっき乗った連絡船のあるところまで送ってくれます。ここもメコンの支流だからすごく濁っています。

 ぱらぱらと雨が降ってきました。ベトナム笠を貸し出してくれるのでこれを被れば雰囲気が出ます。

 観光地にある貸し出しボートと違って、カナディアンカヌーみたいな櫂で進みます。島の人が舳先と艫で漕ぐ2馬力。乗客は2人まで。狭い水路ですが、帰りの舟が頻繁に戻ってくるためすれ違いが多く、危ないので絶対に舟の外に手を出さないように、と注意されました。

 屋根材として貴重なニッパ椰子。ジャングルのクリークを小舟で移動する感じが出てきました。

 観光用の小舟にしては雰囲気がシリアスなんですよ。言葉が通じないので会話がないのと、島の人は農家の副業だから真面目だけど愛想がないし、みんなベトナム笠被ってるし。何やら気分はベトコンの作戦行動です。

 実際のところ、ジャングルの中をベトコン兵士がこうやって隠密裏に移動した、あるいは物資を輸送したことは頻繁にあったでしょう。平和ボケでふやけた日本人にも往時の情景が少しは連想できました。
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ベトナム南部ツアーその4

2014年08月22日 | 極楽日記(海外旅行)

 ここでお昼です。

 本場のベトナム風生春巻は、日本のデパ地下にあるような薄皮の上品なものではなく、もちもちの分厚い皮で包んであって、お腹に溜まります。日本のいわゆるベトナム春巻はサラダ、本物は一種の粉モノという印象です。

 これはお馴染み揚げ春巻。

 野菜がたっぷり出てくるのは健康的で良い事です。好物の青梗菜炒めとあっては黙っていられませんな。

 フォーは最初食わず嫌いしていたようですが、

 食べてみればおいしいですよ。郷に入っては郷に従え。

 1つ目のオプショナルツアーはメコンデルタの町、ミトーに向かいます。食堂の看板にミトーと書いてありますね。

 人口流入により一千万都市に膨れ上がったホーチミンの市域の広さにも驚きますが、郊外でも町がほとんど途切れないことには圧倒されます。少し前のガイドブックには人口400万人と書いてあったので、人口が爆発的に増加しているわけです。活気があるのも当然。

 この辺のカフェは椅子の他にたくさんのハンモックが吊ってあって、座るも良し、寝転ぶも良しで、のんびり過ごすのが流儀だそうです。動いているバスから撮ったので少々見難いですね。

 どこにでもある共産党の看板。

 いよいよ世界屈指の大河メコンに到着です。この辺で川幅3km。

 どう見ても清流ではありませんが、この途方もない大きさには息を呑みます。

 川の中にある島で一番大きい獅子島(ベトナム語は忘れました)への渡し舟から。日本のよりずっと大きな葉を付けたホテイアオイが泥水の上を流れて行きます。

 これは養魚場兼住宅。小さな女の子が手を振ってくれました。

 この島はほぼ全域が果樹園です。巨大なジャックフルーツと甘い竜眼、左はパパイヤだったかな。現地ガイドの人は日本語はまだ勉強中で、元はフランス語の教師だったそうです。フランス領だったことのあるベトナムではフランス語のできる人が珍しくないため、稼ごうと思うと英語や日本語が必要なのでしょうね。島に渡るとローヤルゼリーの販売員に早変わり。

 えーっと、何の実だっけ?

 養蜂場で蜂を見せてくれました。見たくない人も多かったようですが。

 竜眼の蜂蜜が高品質で有名だそうです。百花繚乱の島でどうやって竜眼の蜜を作るのかと思えば、竜眼の花の季節には蜜蜂は竜眼の蜜しか集めないんだそうです。蜜蜂においしいってことは、それだけ品質が高いということなのでしょうかね。

 この蜂の巣を持たせてくれました。怒らせなければ蜂の方から攻撃してくることはないらしいです。

 こんなニシキヘビとも仲良くなりました。

 のそっと出てきたのは名物のエレファントフィッシュ。漢字では象耳魚。見かけは不細工ですが、唐揚げは美味だそうです。
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ベトナム南部ツアーその3

2014年08月21日 | 極楽日記(海外旅行)

 統一会堂からすぐの聖母マリア教会。マルセイユからレンガを輸送して建築したそうです。聖母マリア像もフランス生まれ。ガイドさんによれば体重3トン。

 見るからに信心のなさそうな一家ですが、由緒ある教会の庭先をちょいと拝借。

 ここで結婚写真を撮るのがホーチミンっ子の夢なんだそうで、ウェディング衣装のカップルが撮影に励んでいました。市内に結婚写真の看板を揚げる写真屋が多かったのも当然のことです。

 中はこんな感じ。ちょうどミサの最中だったのでお邪魔をしました。

 これも歴史的建築として有名な中央郵便局に移動します。

 装飾的な外装はなかなかの見もの。フランス人が精魂傾けて優美な建築を残そうと思ったことがわかります。面白いのは、電気通信の分野で功績があった偉人を顕彰していること。ここにはヴォルタとアラゴの名前があります。ヴォルタは電池の発明者であり、コンデンサーの改良やメタンガスの研究でも大きな功績のある18世紀のイタリア人。電圧の単位ボルトは彼の苗字に由来します。アラゴはよく知らなかったのですが、メートル法の確立や初期の電磁気学、特に光の波動や偏光、光速の研究で功績のあったフランス人だそうです。

 これは雷の実験で誰でも知ってるフランクリン。左は見にくいですがデカルト。

 左からゲイ・リュサック、ガルヴァーニ、ファラデー。いずれも物理学や化学の歴史に大きな足跡を残す偉人です。こんなのを全部探してみるのも楽しそうです。

 高いアーチ状の天井は教会建築を思わせます。

 こんな雰囲気のある古地図が掲示されています。

 郵便局の業務は壁際でやっていて、中央部と建物の袖の方は土産物屋になっています。

 人形や手作りの小物がたくさんあるので、こうした置物が好きな人は楽しめるでしょう。

 金属製のちょっと毛色の変わった飾り物も。

 ベアリングとかチェーン、ボルト、ナット、スプリングなど機械部品で作った置物です。バイクの国ベトナムらしい細工です。

 お菓子や民芸品のたくさんある土産物屋に立ち寄り。

 これが有名なバッチャン焼きですね。

 市場にもちょっとだけ寄ってみましたが、価格交渉が前提の店がほとんどなので、言葉が通じないのはもどかしいです。
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ベトナム南部ツアーその2

2014年08月20日 | 極楽日記(海外旅行)

 ホーチミン市内観光はティエンハウ廟(天后宮)から始まりました。香港の有名な黄大仙のような道教の寺院だと思います。

 ベトナムの中国系人口は戦争によりかなり減ったそうですが、それでも少数民族としては存在感があります。ホーチミン市内の中華街や、市内に点在する中国系の寺院には中国系の人が集まります。

 この彫刻はすごく細かいですね。華僑が経済的に成功したからこのような贅沢な寺院が作れたのでしょう。

 独特の渦巻き形の線香がたくさん吊り下げられています。これだと何日も燃え続けます。高い所に引っ掛けるので、長い棒を持った係の人が待機しています。

 天后聖母、あるいは天上聖母は海の守り神だそうです。漁や海運で栄えた南ベトナムらしい信仰です。

 歴史のある中国系の寺院なのでこのような文物がたくさん飾られています。上段は十二支の動物。右の絵にあるように、日本の猪がここでは豚。豚は中国でもあまり上品な動物と見られていないので、豚年に生まれた人は嫌でしょうね。

 一番高い所にはこの肖像画も。

 空港との往復や市内観光でお世話になったバス。韓国現代自動車は、バスに限らずかなりの台数が走っています。バスの状態は平均的にタイより良好で、部品寄せ集めのモザイクバスじゃありません。

 ホーチミン市の顔、統一会堂です。旧南ベトナムの政治中枢であり、ベトナム戦争終結の地としても有名。

 大きな歴史的事件の舞台だったので人気があり、公開日には見学者が詰め掛けます。我々のツアーは残念ながら外から見るだけ。

 その時に最初に突入した戦車が展示されています。ソ連から供与されたT-54のようです。
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ベトナム南部ツアーその1

2014年08月19日 | 極楽日記(海外旅行)

 出発はここから。中部国際空港では航空会社のカウンター付近に、三重県の観光誘致企画として海女のディスプレイがありました。小さいのであまり目立たなかったかな?

 ベトナム航空のエアバスA321でハノイまで飛びます。往路は名古屋からハノイ、乗り継ぎでホーチミンと時間と体力の要求される行程です。

 空港で見かけたルフトハンザのエアバスA340は、今時中型クラスで珍しい四発機。競合するボーイングB777に比べて燃費が悪く、エンジン数が多いことで整備費用も高いため、日本の航空会社では採用されませんでした。

 ハノイまではくたびれた感じのA321で、座席毎の液晶テレビもないので子供は退屈だったでしょうね。乗り換えはベトナム国内線なので言葉もほとんどわからず、ただ待つだけでしたがホーチミンまでは広くて快適なB777でした。ただし機内エンターテインメントは国内線のためか稼動しておらず、極楽息子(大小)にとっては踏んだり蹴ったり。ともかくホーチミンまで着きました。宿泊はサイゴン川に面したリバーサイド(ルネッサンス)です。

 初日は移動と寝るだけで、2日目から活動開始です。まずはブッフェの朝食から。

 インターナショナルスタイルのブッフェなので、誰でも違和感なく利用できると思います。少々アジアやベトナムの特色が加えられていて、旅行者には嬉しい配慮です。ベトナムはパンがおいしいと聞いていたのですが、やはり種類は豊富なようです。

 目の前で注文に応じて麺料理を作ってくれるサービス。

 こっちは自分で焼けるワッフル。こんなところにフランス統治の影響があるのかも。

 サラミばっかり喜んで食べてる人もいましたが。
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雨続きの庭

2014年08月15日 | 極楽日記(園芸)

 台風11号が接近していた時のイチジクはこんな感じ。名古屋では守山区でゲリラ豪雨があった以外は大きな被害がありませんでした。

 毎日かんかん照りだった頃は枯らさないように水遣りが欠かせませんでした。これだけ毎日雨だと手間が掛かりません。収穫できる日は400gほど採れます。雨続きのせいで味がやや薄いのと、割れてしまうのが多く、品質は低下気味。

 雨のせいなのかニラが急に伸びてきましたので、こちらも収穫。

 不出来だった黒豆の跡地に蒔いたキュウリが出てきました。キュウリなら秋まで大丈夫なので間に合うでしょう。
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夏祭り

2014年08月14日 | 極楽日記

 ちょっと前ですが、職場の近くでこんな夏祭りをやっていました。急ぎ足で通過しながら携帯で記録します。

 旧暦の七夕を祝っているようです。

 昔の温泉地などにあったスマートボール。忙しいピンボールと違ってのんびりした感じが特徴。

 流行を反映して妖怪ウォッチの展示物は多かったようです。

 祭りの夜店にもいろいろ個性が出ます。この商店街は露天商じゃなくて地元の商店がそのまま営業しています。ここは居酒屋が路上に水平移動しただけ。

 材木屋は材木を売っていましたが、夜店でこんな大きな物が売れるのでしょうか。

 ミシン屋はミシンを売っていました。「あ、これ安い」と買ってる人がいたので、これは毎年夜店に出すだけのことはあるのでしょう。
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日進市民会館

2014年08月13日 | 極楽日記

 台風11号による大雨の中、所用があって極楽息子(大)を日進市民会館に連れて行きました。ロビーにバングラデシュ庶民のタクシー、「リキシャ」が展示してあります。

 用事を済ませて、ついでにシベリア抑留の資料展示を見て帰りました。シベリアに作業員として徴用された日本人は数多く、その境遇もいろいろあったそうですが、今回資料を提供した方々の部隊では、酷使により損耗したドイツ人捕虜の後釜として粗末なシラミまみれの小屋に寝泊りし、フスマ入りの小さな黒パンや実のほとんどないスープの食事だけで毎日「ノルマ」を課せられて材木の伐採に従事したそうです。

 飢えと寒さで疲労困憊し、碌に道具もない伐採作業のノルマが達成されることはなく、それを理由に乏しい食料が更に減らされ、飢えや凍傷、病気、作業時の事故で仲間が次々に斃れていく地獄のような日々で、辛うじて気力を保ったのは「いつか帰れる」という希望だけ。ソ連の管理者はそれを知っていて、ありもしない帰国の可能性を何度もちらつかせて作業の督励に利用したとのこと。身体的な環境が厳しいというのもありますが、それに加えて人間としての尊厳を踏み躙られた境遇は、辛さも如何ばかりかと想像します。

 「永遠の0」のような、悲惨ながらも英雄的な戦争の一面もあるでしょうが、シベリア抑留もまた戦争に関して欠くことのできない一面(戦後の出来事なので更に理不尽ですが)であると言えます。内容が内容だけに、ゼロ戦搭乗員のように脚光を浴びたり映画で人気が出たりということは期待できませんが、20世紀の歴史としてより調査が進み、一般にも知られるべきことと思います。
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ドアハンドルが外れる

2014年08月12日 | 自動車

 ウィンダムの左後ろのドアです。写真の左側が前、右側が後ろになります。ドアハンドルは前側に支点があって、後ろ側が持ち上がることでドアが解除される仕組みなのに、支点のところが外れてしまいました。昔の乗用車のように錆があるわけでもなく、このトラブルは初めてですね。修理見積もりは1万5千円ほど。

 今朝は電気系統のトラブルが出たらしく、雨の中を全部の窓が全開になっており、古くなるにつれて国産車でもあれこれ壊れてくるようです。この数日はひどい雨と風だったので、普段なら水の入らない箇所まで湿気が入ったのかもしれません。こちらは様子見ですね。
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トマト収穫

2014年08月11日 | 極楽日記(園芸)

 今年は中玉とミニの混在。食べ応えがあるのは中玉です。来年から中玉だけでいいかな。これで約400gあります。
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ライトプレーンの残骸

2014年08月08日 | 極楽日記

 元々強度がないので、子供に渡すとすぐにこんなになっちゃいますね。修理も無理そうだし、処分するしかないでしょう。
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