ゴーヤの種は硬くてなかなか水を吸収しないので、ナイフで割って水に漬けておきました。だいたい本葉が出てから定植すると書いてある記事が多いですが、こんなシャーレでは場所がないため、このままプランターに植え付けました。
こちらは定植した期待の多産カボチャ、ウルトラ万次郎。寒冷紗で行灯を作って保温と防虫しています。
透明樹脂製のヒートキャップも市販されていますが、寒冷紗なら好きな大きさに切ってプランターにゴム止めすればいいので自由度が高いです。最初は樹脂のロープを使っていましたが、靴紐替わりに使った「アウトドア用ゴム」の残りを利用しました。靴紐として優秀な耐久性を示しているので、こんな用途でも期待に応えてくれるでしょう。問題は寒冷紗が薄くて強度が高いのできれいに切れないことで、切れ味のいい鋏が必要です。キッチン鋏や100円ショップで買った事務用の鋏では非常に切りにくいので、料理用に買ってみた外科剪刀を流用して使っています。
タキイ種苗から到着した苗3本。カボチャの苗にしてはかなり高額でした。「ウルトラ万次郎」という派手な名前の品種で、蔓を伸ばした先で次々に根が出て成長するため、条件が良いと1本の苗から軽トラ一杯分の収穫があると書かれています。糖度は最高24度で極めて甘いとか、雑草より強いのでほとんど手入れの必要がないとか、本当なら極楽家の粗放農業にぴったりじゃありませんか。
万次郎カボチャは元々高知県の種苗店が開発したものらしいですが、ホームページにはごく簡単な説明しかなく、そこと取引のある農家が詳しく記事を載せています。ちなみにタキイの苗は沖縄で生産しているようです。
こんな感じでイチゴの隣に植え付けました。これは雌。今までキュウリではウリハムシに散々被害を受けたので、同じウリ科であるカボチャも心配です。周りに支柱を立てて寒冷紗でカバーする、いわゆる行灯仕立てが虫除けに有効とありましたので、次の週末にでも作業しようと思います。
こっちは花粉を提供する雄。商品説明に雄木、雌木と書いてあったのですが、カボチャは雌雄同株なので、これにも一応実はなるはずです。