リカマンで入手。辛口の白で飲みごたえがあるもの、と言えばシャブリが代表格。シャブリはパリの南東、パリとディジョンの中間にある町。少し西に行くとロワール川が流れていて、ロワール渓谷も日本人好みの白を産出します。マップを拡大してみると、シャブリのスラン川も、ロワール川も、川岸にホテルやワイナリーが点在していて、旅行にはとても魅力的です。
予算の都合で無印シャブリですが、これで十分楽しめます。青りんごみたいな若々しい甘酸っぱさから蜂蜜みたいな熟した風味、適度な乳酸発酵による厚みが加わって、やっぱり飲み飽きしないバランスの良さを感じ取れます。上級のグラン・クリュとかになると更に素晴らしいんでしょう。何か祝い事でもあれば飲んでみたいですね。
オークションで手に入れて、なかなか使う機会のなかったフィリップスのヌードルメーカーを動かしてみました。
この射出部分を入れ替えれば、太さや形状を変えられます。
今回は余った強力粉を使ってパスタにしてみます。強力粉250g、薄力粉150gと食塩2gを量り取ります。
粉をこねる工程は標準で5分間。たった5分で製麺できるのかな?
こねる工程が始まってから、卵2個と水(卵と水で180ml)をよく溶いて追加します。水加減が製麺の難しいところですが、巧みな機構により均一に混ぜてくれるのは有難いですね。
5分後もまだ見かけは粉っぽいのですが。
ここで自動的に絞り出しモードになると、テフロン加工された螺旋状の攪拌棒が材料を引っ張り込み、高圧で押し出します。切れ目なくパスタが出てくる光景はなかなか見応えがあります。よくできてますね。
パスタとしては太めで、スパゲティとうどんの中間みたいな感じですが、茹で時間12分でソースに絡めると、さすが打ち立ての生パスタ。長期在庫の粉や普通の卵が材料と思えない旨さで、感動的です。これは使えそうだなあ。
実家でもらった生酒です。火入れで発酵を止めていないので、冷蔵保存しないと味が変わってしまいます。三笑楽酒造は、白川村と並んで合掌造りで有名な富山県南砺市の五箇山にある酒蔵。従業員わずか4人の小さな会社だそうです。これは昔ながらのどぶろくで、下の方は酒粕が沈殿して泥状。冷で飲むとさっぱりして抵抗なく入りますが、アルコール度数は高いので要注意。