いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

11歳の誕生日

2012年01月31日 | 極楽日記

 極楽息子(大)の11歳を祝いました。ホグワーツからも手紙が来たのは既にお知らせした通り。

 みんなからのプレゼントを披露しています。景気付けに前からある本も並べちゃったようですが。

 パパからは「デモナータ」全巻セット。

 東京にいる叔母さんからとてもいいものが届きました。タンタンの懐中時計です。限定生産でタンタンのファンには貴重なもの。

 外観は「タンタンの冒険」が描かれた20世紀前半の時代背景を反映してレトロながら、中身はクオーツ制御の多針式で近代的。極楽息子(大)が喜んでどこにでも持ち回っているようなので、なくさないといいけど。
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給湯器リモコン修理

2012年01月30日 | 極楽日記(DIY)

  風呂場の給湯器リモコン故障により、(台所で制御できる給湯温度は調節できるからまだいいとして)風呂の温度が41度から変わらなくなってしまいました。これは10月半ばに設定した温度なので、冷え込みの厳しい今の時期には合っていません。さすがに我慢の限界に達したため、自力で手を打つことにしました。

 まずは中古リモコンを手に入れて交換です。新品リモコンは高価ですし、メーカーの方針により工事店に修理を依頼しないと売ってくれないみたいです。そこで出張修理を頼む前に、まずは安価な中古リモコンで試してみよう、と考えました。結果的には残念ながら効果なし。しかし、これでリモコン以外に原因があることがわかりました。

 次は、室外にある給湯器本体のリモコンケーブル引き込み部です。先にここを見るべきだったのでしょうが、給湯器の風呂場リモコンは結構壊れるという話で、だからこそ中古リモコンの売り物がいつもあるのだと思っていました。リモコンケーブルも立派な被覆のあるキャブタイヤケーブルで、これが10年未満で損傷するなんて思えませんでしたし。

 しかし蓋を開けてみてびっくり。予想以上にケーブルや端子が傷んでおり、蔓性の雑草が巻き付いていました。このために防水区画に想定外の水分が入ったのでしょうか?またリモコンケーブルの接続部はキャブタイヤの被覆を外して細い導線だけになっていて、この部分はあまり経年変化に強くないようです。風呂場のリモコンからと見られる青い導線がぱっくりと割れて、芯線が切れています。これじゃ繋がらないわな。

 損傷のひどい導線を切り捨てて接続し直せば、ご覧のように風呂場リモコン復活です。これで温かいお風呂に入れるようになりました。
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毎日おいしい野菜のおかず

2012年01月27日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 タイトルと、Amazon.co.jpでの評判を見て買ってみました。出版社が東京地図出版。だからなのか、地図帳を思わせる横長の変形本です。どこからでも開いて気軽に作ってほしい、という作者の意図を反映したものでもあるでしょう。

 2stepレシピなる書き方にどれだけ意味があるのかはわかりません。初心者用、あるいは急いであと一品、というクイック料理なので、元々のレシピが単純なものが多く、わざわざ二段階に分ける必要があるのかな、というものもあります。まだ実際に作っていないので、本当の使い勝手まではわかりませんが。

 先日、「ル・クルーゼで料理」の方で鋳物鍋による蒸しゆでのマジックを体験した直後なので、少なくとも実際の料理よりも、どちらかと言えば「料理本の読書」が目的である私には響きませんでした。男性によくあるように私も道具好き、機械好きなので、鋳物鍋やら圧力鍋、バーベキューグリルみたいな道具から入る料理の方が取っ付き易いです。
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悪魔の木、じゃなくてヤドリギ

2012年01月26日 | 極楽日記(豊川)

 たくさんのボールのような枝葉のつき方が見るからに不気味で、遠くから見ると鳥の巣のようにも見えますが、これはヤドリギ。寄生樹で鳥が果実を食べることで高木の枝に種子が付着して根を張り、周りの木に次々増えていきます。これは豊川稲荷の近くにある林ですが、佐奈川の見事な桜にもたくさん見られ、かなり目障りなので手入れして欲しいところです。

 日本ではこの不気味な姿と、親木を痛める寄生樹ということであまり歓迎されていませんが、ドイツのような北部ヨーロッパでは貴重な常緑樹として喜ばれ、クリスマスの飾りにも使われるそうです。高い山に登ってみるとわかりますが、寒い地方になるほど常緑樹は少なくなります。日本より寒いドイツでは常緑樹が希少なためか、「もみの木、もみの木、いつも緑よ」と讃えるわけですね。しかしヤドリギまで好まれるとは、美意識の違いにちょっと戸惑います。
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ル・クルーゼで料理

2012年01月25日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 いかにもフランスらしいお洒落で頑丈なイメージが日本の道具好きに受けたものか、人気のあるル・クルーゼの鍋。極楽家も何年か前に買ってみたのですが、カレーやシチューの煮込み料理ばかりで、正直言って普通の鍋とどこが違うのかなあ、という印象を受けていました。圧力鍋みたいな圧倒的な早さや、逆にシャトルシェフみたいな省エネルギーと安全性というわかりやすいアピールがないので、極楽家では単に重くてカラフルな鍋として使われていたに過ぎません。

 そこでこの本です。何しろ15分でつくるとありますので、簡単でいいじゃないですか。普通の見出しなら買わなかったと思います。レシピ通りではないですが、白菜と豚ばら肉の蒸しゆでを試してみました。ちょうど頂き物の白菜がたくさんあったのです。材料はほとんどこれだけ。庭にあったネギと、水を半カップ足したぐらいです。

 中火にかけて、何もせずに待つと、10分後にはその「蒸しゆで」らしいものができていました。白菜と豚肉の水炊きはありふれた鍋料理ですが、その蒸しゆで版です。土鍋の水炊きと違うのは、手軽さと白菜の風味の濃厚さ。水炊きと違って、外から加える水が少量なので、味付けをしなくても素材のだしがたっぷり出ています。これはいい。ぽん酢醤油で水炊きと同じように食べてみましたが、明らかに水炊きより旨いです。こりゃ土鍋はお役御免だな。

 密封性のある蓋で鍋を封じ込めて水分が逃げるのを制限して料理する、いわゆる無水料理はビタクラフトに代表される多層構造の鍋を支持する人たちが広めたものだと思いますが、ル・クルーゼやストウブなどの重たい鋳物鍋でも同じように鍋の底面と側面の広い範囲が均一に加熱される特徴があり、密封性のある重い蓋の効果もあって、同様の調理ができると言われています。

 ガスやIHで加えた熱のかなりの部分は水を気化させることに使われています。せっかくの湯気や蒸気が逃げてしまうと熱効率が悪くなり、しかも乾きやすくなる、つまり焦げやすくなるため余計に水を加えないといけなくなります。この連鎖を断ち切って、効率のいい均一な加熱と、風味や栄養分が水に逃げないようにするのがこの無水料理でしょう。実際には少量の水を加えるので、著者は無水料理という言葉を嫌って「蒸しゆで」と記載していると思われます。

 この蒸しゆでを試してみれば、薄いアルミ鍋とル・クルーゼの違いは歴然としています。煮物のイメージが強いル・クルーゼですが、この本でまず短時間料理を強調されたのは実に適切であり、ル・クルーゼで料理してみようという初心者には絶好の入門書だと思います。最初がうまくいけば、他の料理だって作ってみたくなりますからね。







ル・クルーゼで料理(1) 15分でつくる編 (天然生活ブックス)
平野 由希子
地球丸

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ホグワーツからの手紙

2012年01月24日 | 極楽日記

 もうすぐ11歳になる極楽息子(大)に奇妙な手紙が配達されました。ふくろう郵便配達のスタンプがあります。

 中身はハリー・ポッターの最初に出てきたのと同じホグワーツ魔法学校の入学許可書です。封筒にはホグワーツの封蝋がありました。差出人は変身術のマクゴナガル先生。最近よく野良猫を見ると思ったのですが、猫に変身して庭から極楽息子(大)のことを調べていたのでしょうか。

 新学期は9月1日に始まるので、7月31日までにふくろう便を寄こして下さい、とは一般家庭にはかなり無理な注文です。買い物だってどこで売ってるのかわからないものばかり。それとも近いうちにハグリッドがやって来て教えてくれるのでしょうか?喜ぶと言うよりは困惑気味の極楽息子が面白いです。さて、本当にホグワーツから来た手紙なのか、それとも???
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コロンちゃん登場

2012年01月23日 | 極楽日記

 ハムスターのコロンちゃんが極楽家の新しい家族になりました。丸まってコロコロしているからという命名です。colonだと大腸になるので、フランス語でcologneがいいんでしょうね。

 無警戒でよく懐きます。ペットとして人気があるのも納得できますが、肉食動物に見つかったらひとたまりもないでしょう。そのためかどうかはわかりませんが、野生種は絶滅の危機にあるそうです。

 体の割りに大きくて表情のあるぱっちりした目と、ふわふわの体毛、かわいらしい仕草、飼いやすさなど、子供が夢中になる条件は備えています。乾燥帯で進化した動物なので、水分の摂取や排泄が少ないために、臭いが気にならないのはいいですね。
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スロトレの成果は

2012年01月20日 | 極楽日記

 極楽息子(大)は運動不足解消のため、毎晩パパと一緒にスロートレーニングを続けています。

 スロートレーニング、通称スロトレは東大の石井直方教授の提唱によるもので、筋肉にゆっくりと連続して負荷を掛けることで一種の虚血状態を持続させ、これにより筋肉に「激しい運動をした」と誤認させることで成長ホルモンの分泌を促し、軽い運動でも大きな筋増大の効果を得るというもの。NHKの番組で紹介されて以来、とても有名になり著書もたくさん出ています。

 私が東京で学生の時、石井先生は理学部の講師だったと思います。確か小石川の園遊会で遠くからお見かけしたような。その頃既にボディビルの日本選手権で優勝して、理学部でもかなりの有名人だったので、私が在籍していた生物化学科のスタッフから「ほら、あれが石井さんだよ」と教えてもらいました。当時は骨格筋じゃなくて平滑筋細胞の研究が専門だったそうですが、その後骨格筋に転じたのでしょうね。若い頃は酒の席で嫌味な上司を片手でつまみ出して、以来「恐竜」と呼ばれていたとか、イギリスで学会の「ついでに」ボディビル大会に出場したら優勝してしまったとか、いろいろ武勇伝があるそうです。

 だからと言うわけじゃないんですが、こういうトレーニング法は生理学的な根拠と豊富な指導経験の両方が重要であり、筋肉細胞の研究者にしてボディビルの実践家である石井先生は、世界でもほとんど唯一無二の指導者であると言えます。これで真面目にトレーニングすれば効かないはずはないでしょう。

 今回はテニスクラブのお遊び企画で腕相撲大会です。ご覧のようにコーチに簡単に捻られましたが、今のスロトレをあと2年続けると、体も大きくなっているでしょうし、結構いい勝負になるんじゃないかと期待しています。
















体脂肪が落ちるトレーニング―1日10分〈クイック→スロー〉で自在に肉体改造
石井 直方,谷本 道哉
高橋書店



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軽自動車規格は廃止を

2012年01月19日 | たまには意見表明
 アメリカで環太平洋経済連携協定(TPP)担当となっている米通商代表部(United States Trade Representative, USTR)は交渉開始に先立って意見を公募していたそうで、その中に自動車業界からの要望として「日本は軽自動車枠を廃止すべきである」とあったそうです。

 さて、面白いことが書いてあるかなと思ってUSTRのサイトを開いてみると、TPPのことなんかほとんど書いてないことに驚きます。日本中が大騒ぎしているTPPは、アメリカにとってたいした課題ではないということです。さすがにTPPのサイトも設けてはありますが、日本のことなんかさっぱり書いてない。TPP FAQとしてA4サイズの文書がたった1枚半。「現在のメンバーはアメリカの他にシンガポール、チリ、ニュージーランド、ブルネイ、オーストラリア、ペルー、ベトナムでありそれ以外の参加も歓迎する。」つまり国内でまとまっていない日本なんか相手にしていないわけです。TPPはアメリカが日本を陥れるための陰謀、なんて風説を広めている農協関係者の言い分に根も葉もないことがわかります。

 報道された軽自動車のことは書いてありません。他を検索しても読売系以外にほとんど扱いなし。アメリカ人の関心がないローカルニュースなんですね。だからアメリカの自動車業界も、日本の軽自動車枠を廃止すればアメリカ車が売れる、なんて本気で考えているわけではないでしょう。

 もし軽自動車優遇が廃止されれば、軽自動車よりやや大きいパッソみたいなコンパクトカーが売れるようになるでしょうね。軽自動車は日本の独自規格でありメーカーにとって量産効果があまりないので、大きさの割りに製造コストが高く、優遇措置がなければそんなに売れないはずのニッチ商品だからです。このニッチ商品が新車乗用車販売台数の3分の1を占める現状は、アメリカに指摘されるまでもなく異常です。新車乗用車の3分の1が本来の税負担を逃れているということだからです。

 元々軽自動車規格は、自動車の性能が低く、価格も極めて高価だった時代に、軽便な移動および輸送手段を安価で提供するためのものであり、排気量360cc限定の軽自動車免許制度とセットの自動車普及制度でした。それが自動車の普及と性能向上により軽自動車免許が廃止された今では、軽自動車枠だけを格段に優遇する意味が薄れています。

 360cc時代の軽自動車って、今の乗用車と比べると本当にオモチャみたいなもので、小さくて狭くて薄っぺらく、白煙ばかり出してろくに走りませんでした。できたばかりの高速道路では、よく軽自動車が動けなくなって路肩に停まってましたよ。小型のエンジンで馬力を絞り出すために2サイクルエンジンが多く、燃費が下手な普通車より悪い上にガソリン代よりオイル代の方が高いなんて不出来な車種さえありました。

 それが現在の660cc規格になるとどうでしょう。高速道路の走行車線を100km/hで走っていると、上り坂でも右側をぐいぐい追い越して行く軽自動車は珍しくありません。白煙も故障も長らく見たことがありませんし、衝突したら終わり、と言われていた安全性も大きく改善されています。自動車としては非常に高度な進化を遂げました。ただし優遇枠のせいでガラパゴス化し、高機能な車種では普通車より割高です。また優遇のない海外市場へはほとんど進出できません。

 いびつな軽自動車枠はそろそろ撤廃してもいいのではないでしょうか。アメリカの意図は軽自動車の代わりにアメリカ車を売り込むことではなく、日本市場の問題点を洗い出すことです。軽自動車枠のような非関税障壁を俎上に上げることで、もし日本がその障壁を撤廃するならアメリカに利益がないとしても損にはならず、逆に日本が軽自動車にこだわるようなら、これを材料にもっと重要な農産物や保険の問題で譲歩を要求するでしょう。アメリカは政府がTPP参加を重要課題にしていることを見越しており、ここで軽自動車枠にこだわるならばアメリカの戦術に陥るだけだと思います。

 実はTPP以前に軽自動車枠廃止の提案は何度もなされていました。それは主に普通車を販売しているメーカーからのもので、今や軽自動車だけ優遇することは時代に合わず、軽自動車メーカーを結果的には税金で救済している不公正な制度であるという趣旨です。

 これに対する反論が、地方では収入レベルが低く、しかも自動車が複数台必要な家庭が多いから軽自動車優遇はぜひとも必要だということでした。これが地方票の強い国会では相当の支持を得て、紆余曲折を経ながらも軽自動車優遇が堅持されてきたものです。もちろん都市部と地方との1票の価値の格差がここに反映しているのでしょう。

 もし普通車と軽、という今の荒っぽい区分を全面的に見直し、例えば燃費で税金が決まるような制度に改め、また複雑で高コストと批判の強い自動車税制全体を簡便化すれば、地方の消費者への影響は最小限で済むでしょう。自動車本体については、例えば小型車の販売が好調なインドで小型車を生産して日本仕様を輸入するなら、部品の共通化とスケールメリットにより今の軽自動車より安価な小型車が提供できるはずです。

 時代遅れの優遇税制が、軽自動車枠なのに実燃費でリッター7-8kmしか走らない(パジェロミニ、ジムニー)奇形車を生み出したので、こんな燃費の悪い車を優遇する必要などないはずです。燃費効率でプリウスを超える軽自動車は1台もありません。TPP参加を機会に、ぜひ軽自動車枠を撤廃して合理的な税制を導入して欲しいと思います。
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風呂のリモコン故障

2012年01月18日 | 極楽日記

 風呂場のリモコンが全く反応しなくなったので外してみました。台所に親機があるので何とか入浴できますが、親機では湯船の温度や湯量調節ができず不便です。

 外した後の台座です。給湯器本体との連絡はこの2芯のコネクターだけ。インターフォンと同じく、電源電流に制御信号を重ねて通信しているようです。台座を壁に取り付けるのは配線やコーキング処理が必要で普通はプロの仕事なのですが、リモコン部分だけなら誰でも付け外しできます。

 ゴムパッキングが劣化して中に湿気が入ったのかと思いましたが、回路部分はきれいで、明らかな損傷はありません。こうなると複雑な回路だけにお手上げです。新品と交換してみる以外に妥当な修理方法はありません。

 裏のパターンはこんな感じ。風呂のリモコンも今ではロジック回路なので、診断機なしで故障部位はわかりません。リモコンだけなら大きな出費にはなりませんが、給湯器側のマザーボードを交換することになると、5万円で済まないこともあるそうです。こうなると全体を買い換えることも考えないといけません。メーカーが推奨するガス給湯器の寿命は10年。ボイラー部分は20年ほど使えると聞いていますが、電子回路の寿命が全体の寿命を縮めているわけです。
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長久手FLOUR

2012年01月17日 | 極楽日記(お店紹介)

 度々お邪魔しているFLOURさん。相変わらず変わった具のパスタランチ。

 豚トロとなばなのトマトソースです。豚トロとは昔なかった名称で、今でも農水省の正式な部位としては定められていないそうです。本来は頬から首周りの脂の多い肉だと言うことですが、元々豚は脂身が多いので、似たような脂っこい部位も豚トロとして出されていることがある、と。初めて食べたと思いますが、私の年齢のせいかちょっと脂が強すぎる感じ。面白いけど、普通のベーコンの方がおいしいかな。

 こってりした風味なので、なばなはもっと増やしてくれた方がバランスがいいと思いますが、苦味が嫌いな人もいるので仕方がないでしょう。

 釜揚げ桜海老とブロッコリーのクリームパスタ。今日はこれが当たりかな。ちょっと重たいですけどね。

 そして鴨のスモークと葱のオイルパスタ。パスタで鴨葱ですか。醤油味や味噌味でも合うように思いますが、これは和風ではなかったようです。

 ボリュームがあるので、〆のケーキまで入れるとかなりのカロリー摂取です。好きな店の一つですが、あまり行けません。
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和歌山みかん再び

2012年01月16日 | 極楽日記

 11月に続いてまたみかんの箱買いをしました。農家は違いますが、今度も和歌山です。家庭用とのことで傷や日焼けは目立ちますが、風味濃厚でとてもおいしいみかんです。今までみかんを食べなかった極楽息子(小)まで喜んで食べるようになったので、今後も和歌山みかんのお世話になろうかと思います。
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PubMedが使えなくなるのか

2012年01月13日 | 病理学もしくは病理医
 医学、医療に携わる者でアメリカ国立生物工学情報センター(National Center for Biotechnology Information、NCBI)の文献検索システム、PubMedのお世話になっていない人はいないでしょう。世界中どこからでも(通信費以外の)料金無料で膨大な学術文献を検索し、要約を読むことができます。

 PubMedは図書館にこもって重い文献ファイルを1つ1つ検索したり、望みの文献がなくて他の図書館に出向いたり、という時間の空費をパソコンによる瞬時の検索に置き換えてくれたまさに魔法の道具であり、今更これなしで研究など成り立たない必須の環境です。

 ところがこれは文献を出版してくれる学術誌の出版社にしてみれば利益の侵害ということになります。効率のいい文献検索ができなければ、研究者個人も、研究室も、図書館も、大学も、「もしかして必要になるかもしれない」という理由で多数、多種類の学術誌を購読しないといけないからです。今になって米国出版社協会(Association of American Publishers, AAP)が学術文献のオープン利用に反撃を強め、ついに今月、下院委員会に法案HR3699 (Research Works Act)の提出となりました。

 出版側の言い分としては、委員であり法案の提出者の一人であるCAROLYN B. MALONEY下院議員(New York's 14th congressional district, Democratic Party)の簡潔な手紙が紹介されており、これがわかりやすいと思います。つまり公的資金を受けた研究経過や結果をオープンにすることはこれまで通り妨げないが、出版社がアクセプトして自前の経費を使用した出版物については、公的にオープンにすることが適当でないとしています。

 それに出版社側も可能な範囲で検索サービスを提供しており、中国などアメリカ国外からのアクセスが3分の2におよぶPubMedを公的資金で維持し、結果として国外の研究者を利することは、アメリカでも研究予算が削減されてポストが減少している状況に鑑みると適当ではあるまい、ともありますね。またニューヨークとその周囲は東京と同じく出版が盛んな地域なので、公的資金を使った民業圧迫により同地域の雇用が失われることは好ましくない、とまとめています。納税者にはかなりアピールしそうですね。これがそのまま通過して法令となれば、PubMedの機能はほとんど使えなくなります。

 この件はかなりのインパクトがあるため、日本でも科学技術振興機構の情報管理Webで紹介されています。ただ法案が提出されたばかりなのでまだ一般の研究者や医師には十分な認知がないと思われます。将来的にはPubMedに対する日本からのサポートの可能性も考えて、まずは問題が知られることが大事だと思います。

 もっともアメリカでも研究者はPubMedの恩恵を受けてきたわけで、出版社協会の言い分がそのまま通るわけでもないでしょう。著作権で有名なLessigらがこの法案HR3699に憂慮を示しており、納税者アクセス同盟と称する団体も法案の成立阻止に向けて動いているようです。
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クーザ見てきました

2012年01月12日 | 極楽日記(日帰り)

 ダイハツ・クーザと言われると何だか新しい軽自動車の名前みたいですが、カナダに本拠地のある国際的な舞台芸術集団、シルク・ドゥ・ソレイユの最新公演です。極楽息子(大)と二人で行ってきました。

 まあ要するにサーカスなんですが、1つ1つの芸の水準が高く、全体の構成や音楽などの演出にも工夫が凝らされており、演目がばらばらに出されていた今までのサーカスとは違うぞ、ということですね。有名な公演にもかかわらず、会場をかなり小さめに抑えて、生で見る臨場感を大事にしているのは好感が持てます。それだけに料金が高くなるのは仕方がないでしょう。隣のナゴヤドームで開催されていた「嵐」のコンサートが何万人も集めていたのとは対照的です。

 シルク・ドゥ・ソレイユでは出演者の多くがバレエのレッスンをかなり受けているらしく、単なる入退場でも動きがきれいですね。コントーション(柔軟芸)では息の合ったペア演技で魅了するなど、単なるサーカスではなく総合芸術と言えるだけショウアップされており、恐らく公演の度に演出を変えているのでしょう。観客にリピーターが多いと言われているのが納得できます。
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お餅をつこう

2012年01月11日 | 極楽日記

 テニスクラブでお餅をつかせてもらいました。本格的な臼と杵なので、手伝ってもらわないと上がりません。

 それ、ぺったんぺったん。

 気をつけてないと曲がっちゃう。ラケットとは勝手が違いますね。

 できてきたかな。

 お餅が大好きです。特に自分でついたのはおいしいよね。
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