いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

ウィンダムの冬支度

2007年12月28日 | 自動車

 道路の凍結も予想される真冬の安全確保のため、タイヤを交換しました。場所はイエローハット日進竹の山店です。

 冬はスタッドレスにしておけば突然の雪にも慌てなくていいのでしょうが、温暖な名古屋ではそこまで必要な場面はわずかです。古くなった夏タイヤを交換するだけでもほとんどは対応できるだろう、と判断しました。

 開店直後で接客に余裕がありそうだったので、タイヤ担当の人に相談して銘柄を決めることにしました。結局は今まで前輪に使っていたのと同じブリヂストンのプレイズです。(極楽家のウィンダムは中古で購入した時に、前後で別のタイヤが装着されていました。)評判のいいレグノも試してみたかったのですが、少しでもシャープな操縦性を望むならプレイズがいいのでは、というアドバイスに従いました。なお、ポテンザなどの本格的なスポーツ走行用タイヤは、ウィンダムの足回りとあまりにミスマッチなので最初から除外してあります。

 だるい操縦性で高速道路が眠かったウィンダムですが、タイヤ交換で少しは改善しました。同じ銘柄でもやはり新しいのはいいです。当たりが柔らかくなったのにステアリングの情報量が増したのは少し意外でした。直進安定性が向上し、想定するラインを外さないように直前を見る必要性が低下したため、自然と目線が遠くに移動しました。これなら高速での疲れは少なくなるでしょう。4本が同じタイヤになったので、これでローテーションもできます。ブレーキ圧を前後で調節してくれないウィンダムの場合、重量級FF車の定石通り前だけが減ってくるので、ローテーションは必須です。

 スタッドレスを諦めた代わりに、いざという時に備えてチェーンも教えてもらいました。カー用品店は空いている時に行くに限ります。最初は装着が最も簡単と評判の「オートソック」を考えていたのですが、在庫がなく、最近のチェーンなら難しくない、と実演してもらい決定しました。エフ・イー・シーのワンタッチタイプで、自動的に増し締めをしてくれるタイプです。内側がチェーンではなくワイヤーになっており、絡みにくいしタイヤの裏側を通すのが楽です。結合する部分も色分けされており、基本に忠実に作業すれば実に簡単、と思いました。

 金属チェーンのいい点は、装着が簡単なこととトランクの場所を食わないこと、それから値段がこなれていることでしょう。スノーネットに触発された非金属チェーンのブームと、それに続くスタッドレスの普及で人気の低下した金属チェーンですが、改良を重ねてしぶとく生き残っています。

 以前のクルマで非金属チェーンを買ったこともあるのですが、値段が高いので滅多に使わない環境ではもったいないです。その当時も保険と思って入手したのに、買ってそのまま装着することなく終わってしまいました。着け外しがかなり面倒なのも難点でしょう。暗くて寒くて狭い路肩で、通り過ぎる他の車両を避けながら装着しないといけない状況も考えられますから、装着が面倒なものは採用できません。私の父はスキーに行く時は予めチェーンを巻いたタイヤ2本をトランクに積んで、必要になったらタイヤごと交換してましたね。ジャッキアップさえできればこの方が早いかもしれません。

 「これこそ簡単装着の決定版」として一時はスパイクスパイダーという高価な輸入品が人気を集めたこともありますが、今はほとんど消滅したようです。ホイールボルトに専用のアタッチメントを予め取り付けておけば、後は必要な時に数秒で固定できる、という画期的な製品でしたが、初期の製品は外れ易かったようで評判を落とし、また外側だけで支える構造のため遠心力で広がり易く、タイヤ周りに余裕スペースの少ない乗用車が増えたこともあって忘れ去られました。今でも改良版が出ているようですが、安全対策の結果、初期のモデルよりは装着が面倒そうです。また値段も非常に高いため、これなら普通のユーザーはスタッドレスを選ぶでしょう。
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銅メダルだよ

2007年12月27日 | 極楽日記(Hall of Fame)

 コナミスポーツクラブの大会で3種目(自由形25m、平泳ぎ25m、バタフライ25m)に出場して、いずれも1年生の中で3位に入りました。こんな立派な銅メダルをもらって得意そうです。スイミングスクール内のランクも「ベストスイマー」に進級できて絶好調です。

 新聞など読むと、昔の子供の方が夢を持てたなどとノスタルジックな意見ばかりが載っていますが、何だかんだ言って、今の子供の環境は悪くないですよ。望めば何でもできますから。私も水泳は得意だったけど、こんなに練習して評価される場がありませんでした。
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クリスマスプレゼント(後)

2007年12月26日 | 極楽日記

 プレゼントを並べてみました。極楽息子(大)のはDSのソフトなので小さくて見栄えがしませんね。

 毎日お願いしていたプレゼントがもらえたでしょうか?悪い言葉を使うと「サンタさんに聞こえるよ!」って注意されてたよね。

 ポケモンのパールはお願いしたけど、英語のソフトなんか頼んでないのに…。という困惑の表情。

 パパがもらったダウンジャケットを着てみました。似合うかな?
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クリスマスプレゼント(前)

2007年12月25日 | 極楽日記

 この時節、じいちゃんやばあちゃんの前に出る時は受けを狙ってこのスタイルです。営業用のスマイルも決まっていますね。

 トナカイじゃなくて飛行機の橇に乗ってもらいました。

 大好きなアンパンマンのキーボードセットをもらいました。喜んでるけど、すぐ壊す心配もあります。

 ケーキで遊びたくて仕方がありません。

 いつも飲んでるミルクの「アイクレオ」からは熊の人形が届きました。セミオーダーで、生まれた時の体重に合わせて作ってあるそうです。抱っこしてみると、あの日の感激が腕の中で蘇ります。
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靴は何がいい

2007年12月21日 | 比べてみよう
 グアムのスーパーで子供の靴のついでに買った安靴の底が破れてしまい、代わりをどうしようかと考えています。その前は長らくドイツ製のFinn Comfortを愛用しており、歩き方の変な癖が矯正された心地良さに、他の靴が履けないように感じていましたが、この靴にも欠点がありました。1足3万円以上という値段の高さと、靴紐のほどけ易さ、そして取扱い店舗が少ないことです。

 私の足は甲高で普通の足型が合わないらしく、例えばリーガルなども痛いだけで履くのが苦痛です。きちんとしたシューフィッターでFinn Comfortを調整してもらうまでは、オーバーサイズの柔らかい靴をスリッパ感覚で緩く履いていましたので、歩き方が崩れて、靴底が対角線状に減るような変な癖が付き、嫌で堪りませんでした。

 だからFinn Comfort以外の靴には全く食指が動かなかったのです。子供ができてからは自分のための支出がどうしても後回しになり、今日までスーパーで見付けた1,000円ぐらいの靴で我慢していたのですが、これはやっぱり値段相応でもたないですね。値段も履き心地も耐久性もスリッパ並でした。

 Finn Comfortは何とも頑丈な靴で、2足買ったのですが靴底の張替えをして10年以上使いました。また私もドイツ人も足が蒸れ易いのか、通気孔のあるモデルがあったのも有難かったです。最近は他のメーカーでも通気を謳ったモデルがありますが、見栄えを気にしてか孔がごく少ないですし、ゴアテックスシートも寒冷地以外では余計だと思います。足は汗をかきやすい所なので、ゴアテックスを通した発散では不十分です。単純に孔をたくさん開けるか、メッシュにしてくれた方がいいですよ。

 今回もちょっと贅沢してFinn Comfortという選択もあるのですが、名古屋市内に勤めていた昔と違って、今はどうも店舗が不便です。八事のコンフォート・アイには行ったことがあるのですが、今の通勤経路から遠く、駐車場が狭いなどで気軽に行けません。他には上前津に取扱店があるようですが、もっと遠いですね。毎日利用する名古屋駅などの近くに適当な店がないでしょうか?

 Finn Comfortにこだわらないとしたら、最近はウォーキングの重要性が認識されて、各社からそれに対応する靴も出ているので、その中から選べるようにも思います。名古屋駅近辺で探した候補は次の通り。

アシックス歩人館名古屋駅エスカ店
 アシックスはエアサイクルと称する通気機構に力を入れているようですね。私は肝心な時に緩んだりほどけたりしやすい靴紐が嫌いなので、ローファーやモンクストラップの製品があるのは有難いです。値段は2万円台で高め。それだけに靴底の張替えも可能です。

ミズノウェルネスショップ東急ハンズ名古屋店
 BC702で2万円弱。これを選んだのは、靴紐じゃなくてマジックテープ(ベルクロ)だから。ファッション誌を読むと靴紐こそ正当だとか書いてありますが、それは急いでいる雨の日に靴紐が緩んだことがない人が言うことです。瞬時に調節できて固定も確実、寿命も長いベルクロの方が実用的には遥かに優れています。私はベルクロ大好きですね。"MIZUNO INTERCOOL"なる通気機構あり。少しカジュアルになりますがLA714という製品もあり、これなら少し安くなります。

ホーキンス(ABCマート名古屋エスカ店)
 24日まで在庫処分セール中だそうです。通気機構はありませんが、水蒸気の発散のために特殊な素材を使っているようです。スタッドレスタイヤみたいな滑り止めソールは、まあ面白いことは面白いですね。モンクストラップあり。

 これだけ予備知識があれば、余裕を持って見て回れそうです。変な靴を履いていると活動性まで落ちてきますから、時間を掛けてでも足に合ったものを選びたいですね。「靴は夕方に買え」と言われていますので、仕事の帰りに少しずつ調べてみようと思います。

 実はもう1つ、クルマのタイヤも交換時期が迫っており、こちらの方は履き心地を試してみるわけにもいかず、どう選んだらいいものか難渋しております。
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新型インスパイアはどこが違う

2007年12月20日 | 自動車
 ホンダのインスパイアがモデルチェンジしました。販売目標が月500台というのを見ればわかりますが、あまり売れると思っていないようです。簡単にスペックを見ると、全長4,940mm、最小回転半径5.7mとあり、都市のドライバーならこれを見ただけで候補から外すでしょう。これは北米市場のための余裕のあるセダンであって、狭い日本の街には合っていません。

 これでインスパイアの評価は終わりかな、とも思いましたが、一般向けの技術資料である"FACT BOOK"を見てみるとなかなか面白い。このクルマが北米市場における主力車種であり、ホンダが渾身の力を入れて開発したことがよくわかるからです。

 エンジンの細かい可変気筒制御は今更目新しくもないと思いますが、この技術を継続して(つまり改良して)採用しているのは主要メーカーではホンダぐらいでしょう。GMも三菱も採用したことはあっても、その後が続きませんでした。ただでさえ複雑なエンジンのヘッド周りが更に複雑になるので、信頼性のあるメカニズムは日本のメーカーでなくては生産不可能でしょう。今度は6気筒から4気筒、3気筒と3段階の制御です。

 レギュラーガソリンで280馬力を実現したのもたいした技術ですが、一説によるとホンダのレギュラーガソリン車は、ハイオクを入れた方が調子が良くなるらしいです。ミラーサイクルなどの特殊技術を使えばノッキングなしで出力を上げられるでしょうが、そうした離れ業なしで出力を上げるためには、地道なフリクション低減などを積み重ねたものでしょう。1つだけわからないのは、これだけやったのに10/15モード燃費が旧モデルの11.4km/Lから9.8km/Lに悪化していることです。日本の試験モードに合わせる余裕がなかったのでしょうか。

 ホンダが変わったな、と思わされたのはシャーシの方ですね。ホンダが重心の低さに拘り続けて来たのは、低重心ミニバンの宣伝を見てもわかりますが、ロールセンターを上げた、と公言したのは私が知る限りこれが初めてです。車体はロールセンターを中心にロールしますから、極端に言えばロールセンターが高ければスキー場のリフトみたいな上から吊られているようなロールをしますし、低ければバイクみたいに下でロールする感覚になります。

 ホンダのクルマは伝統的にロールセンターが低く、山道などではひょこひょことバイクみたいな感触で頭を振られながら走るような印象がありました。なるほど、バイク屋がクルマを作るとこうなるのかな、という納得はありましたね。もちろんバイクとはロールの方向が逆ですが。

 ただ、上から吊られているのと、下から棒で支えられているのと、どちらがロールした場合に安定感があるかと言いますと、上から吊られている方です。ロールセンターが上にあると、体感ではロールしても復元力が働きやすいように感じるのか、それとも頭が揺すられないからなのか、安心感があります。この点でお手本はフォルクスワーゲンなどの輸入車で、以前乗っていたヴェントVR6では、小さいクルマながらどっしりした感触があり、路面の荒れた高速道路でも微塵も不安を感じさせませんでした。ロールセンターだけの問題ではないでしょうが、インスパイアがあんな足回りならもちろん大賛成です。

 後は可変ステアリングレシオですかね。舵角が大きくなるほどレシオをクイックにして、微分ハンドルに似た特性を持たせているようです。使い慣れれば小型車のようにきびきびと走れるかも知れませんね。かつて流行した4WSの感覚が甦るかも。

 トヨタという強力なライバルがいるため、騒音対策も高度なものです。最新のフィットに試乗してもわかるように、ホンダのエンジンマウントは大きく進化しており、振動と騒音を効果的に封じ込めています。フィットなど小型車にもかかわらず、ハイブリッドに匹敵するアイドリングの静けさを実現していましたから、インスパイアではあらゆる領域で静かなドライブが楽しめるのでしょう。

 インスパイア自体はファミリーカーとしてやはり大き過ぎますが、この技術が他の車種にも展開されれば、なかなか面白いクルマになりそうです。
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ご褒美のTDL(後)

2007年12月19日 | 極楽日記(国内旅行)

 パレードを待つ間、寒さに震えながら食事をします。係の人が頻繁に見回ってくれるので、強引な場所取りもなく観客のマナーは上々です。

 ミニー登場で会場は盛り上がります。「夢と魔法の王国」ですからね。特に経営者にとっては。

 サンタクロースはトナカイの橇じゃなくておもちゃ箱に乗ってやって来ました。

 ミッキーが現れるとパレードもクライマックスです。素晴らしいパレードだったと思いますが、東京ディズニーリゾートの問題は、これを楽しむためのコストが非常に高いことです。これだけ混雑していると、パスポートを買って入場してもパレードだけで終わり。今回は招待なので無料でしたが、一般には交通費もホテル代も掛かるわけです。

 ディズニーリゾートとその協力企業に1人当たり1日何万円も払って、パレードは1時間待ち、撮影スポットは30分待ち、ハンバーガーやポップコーンに30分待ち、レストランは2時間待ち、女性ならトイレも30分待ち、人気のアトラクションは3時間以上の待ち時間でしょう。延々と並んでいる皆さんがよく怒らないものだと思います。

 今回のTDLは駆け足でした。またね!できれば今度は平日に。

 荷物をまとめるためにホテルに帰りました。外は寒くても、ホテルのロビーは暖かくて快適です。

 子供が多いので、遊び場も整備されていました。これはレゴコーナー。

 こちらは隣のボールプールです。パレードはわからなかったけど、これなら楽しめます。

 お菓子の家もありました。でも極楽息子(大)はチョコレートが食べられません。だから大きなケーキにもあまり興味がないようです。
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ご褒美のTDL(前)

2007年12月18日 | 極楽日記(国内旅行)

 「海とさかな」の副賞は東京ディズニーリゾート1泊でした。

 クリスマスの飾りが華やかです。

 この日は冷え込みましたが、天気には恵まれました。トナカイさんも元気です。

 クリスマス前はさすがに凄い人出で、小さい子を連れて長時間並ぶのは無理だったので、トゥーンタウンに向かいました。

 この程度のおもちゃならディズニーランドでなくてもいいと思いますが、雰囲気は嬉しかったようです。

 どこを見ても長蛇の行列ができている乗り物はすっぱり諦めて、パレードに専念することにしました。まずは「リロ&スティッチのアロハ・クリスマス」。

 次は「ディズニー・クリスマスドリームズ・オン・パレード」。シンデレラ城の見える絶好の場所です。風が出てきてとても冷え込みましたが、パレードは大いに盛り上がりました。

 こんなワイルドライフのクリスマスも。

 これは西部開拓時代のクリスマスですね。
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「海とさかな」表彰式

2007年12月17日 | 極楽日記(Hall of Fame)

 朝日新聞社と朝日学生新聞社の主催による第26回「海とさかな」自由研究・作品コンクールの表彰式に行って来ました。場所は築地にある朝日新聞東京本社のホールです。

 参加者はすべて小学生なので、東京の表彰式には保護者も招待してくれます。費用はすべて主催者から支給されるのですが、実際には協賛のニッスイこと日本水産の提供でしょう。

 表彰式の直前です。やはり緊張していますね。

 従姉のまりちゃんがお祝いに来てくれたので、少しリラックスできました。

 さあ表彰式です。

 いよいよ表彰。注目を浴びています。

 ビデオを撮りながら左手でデジカメを撮影したので、かなりブレてしまいました。最新のブレ防止機構があれば、こんな場合も何とかなるのでしょうが。

 無事に終わって、受賞者全員で記念撮影です。

 審査員の先生方とも記念撮影します。

 ニッスイの新製品などが出た懇親会。また壇上に上げられて質問を受けています。ご苦労様でした。
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冬の猪高緑地

2007年12月14日 | 極楽日記

 子供は寒さに強いのか、冬でもお散歩が大好きです。

 こうやって発散させておかないと、家の中で大暴れするので大変。
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パパが料理をする日

2007年12月13日 | 極楽日記

 私は根菜のスープが好きなので、寒くなってくると八百屋にビーツが出ていないか気になります。やっぱりありましたね。でも安いのは有難いんだけど、これで100円は嬉しいと言うより不安です。この値段で来年も作る意欲が湧くものでしょうか?自分でも家庭菜園をやっていますので、これだけ栽培する労力は大まかにわかるつもりです。産地の長野から名古屋の店頭まで来て100円とは、ちょっと考えさせられました。

 皮を剥いて切ってみました。鮮やかな赤色です。

 極楽息子(大)はこの赤色を嫌がって食べないので、カレーも一緒に作ります。スープもカレーも途中までは一緒ですから。今日の隠し味はセリア(100円ショップ)で買ったオニオンスープと乾燥にんにく、ローリエです。自分でもバターで玉ねぎを炒めましたが、出来合いのオニオンスープを入れたのは、もう少し旨味を加えたかったからです。その代わり、いつもお世話になっている固形スープは省きました。

 これはアオキスーパーで安さに衝動買いしてしまったチキン手羽元。やはりセリアで買ったガラムマサラを振り掛け、ヨーグルトとレモン果汁に漬けてあります。

 バーベキューは夏のみにあらず、です。寒風の中でこそ暖かい炭火がご馳走になるはずだったのですが、この夜はあまり寒いので、チキンを並べた後は家の中で待っていました。

 そんな手抜き料理でも何とかなるものです。炭火が安定するまでに置いたやつはちょっと焦げましたけど、他のは上出来です。100円ショップのガラムマサラはやっぱり風味が弱いので、大人にはスパイスが足りなかったかも知れません。極楽息子(大)には好評でした。

 喜んで食べてくれれば頑張った甲斐もあるというものです。
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クリスマスに向けて

2007年12月12日 | 極楽日記

 学会の帰りに、名古屋駅前名物のクリスマスデコレーションを撮影してみました。

 大きなツリーから小さなキャラクターまで工夫があって、散策が楽しめます。子連れで記念写真を撮っている人がたくさんいました。名古屋駅周囲は禁煙地区なので、こうした楽しみがあれば冬の凝縮した空気が心地よく感じます。もちろん子供も安心。名古屋市内全域に路上禁煙地区を広げて欲しいものです。

 これが正面像です。高層ホテルやマンションなら、かなり離れても見えるでしょう。

 これは番外編で、極楽家のトナカイ君です。今年は極楽息子(小)の大暴れが心配で大きなツリーを設置できないので、トナカイ君が頑張ってくれます。
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リビングにハニカムスクリーンを設置

2007年12月11日 | 極楽日記
 寒くなってきましたね。極楽家ではかつての公庫基準しか断熱性能のない木造2階建て住宅を、少しでも次世代省エネレベルに近付けようと2年前から努力しております。最初は窓をプチプチシートで埋めて理屈の上では断熱性が上がったはずなのですが、なかなか暖かさを実感するまでに至りませんでした。セイキ総業のハニカム・サーモスクリーンという優れた製品を探し出してから、キッチンの北窓、ベッドルームと設置を進め、いずれも大きな効果を得ています。今度はリビングを暖かくして、真冬に寒くて活動性が鈍る「冬眠状態」から脱却しようと思います。

 設置を予定している窓の1つはこれ。極楽家で最大の面積を持つ南側の出窓(ベイウィンドウ)です。出窓は明るくて風通しがいいのですが、ガラス面積が広いので断熱には大きな弱点となります。このガラスは普通の単板なので、昼間はまだいいのですが、夜はすごく冷たくなります。室内環境にとっては大型放熱板みたいなものですね。

 このように、出窓は正面ガラスだけでなく横のガラスからも熱が逃げます。しかも枠はすべてアルミ。これではいくら暖房しても熱が逃げてしまいます。

 もう1つは東側の窓です。こちら側は隣の家があるので日は入りません。窓の面積はたいしたことないのですが、やはり単板ガラスです。窓は普通の引き違い窓なのですが、窓枠の部分が外に突き出して出窓スタイルになっているので、窓枠の部分からの熱損失もかなりあるようです。飾り物を置くには便利ですけどね。

 このようにプチプチシートで断熱してあります。効果はもちろんありますが、まだ満足のいくレベルではありません。

 さあ、いよいよ頼みのハニカム・サーモスクリーンが届きました。購入したのは通販専門店の「オークリッチ」さんですが、品物はセイキ総業から直接送られます。同店での価格は定価の30%引きで、総額が大きくなると特別値引きもあります。ハニカム・サーモスクリーンの場合は断熱性能の面で競合する製品がないため、一般のスクリーンのような大きな値引きはできないようです。今のところ同店が最安値だと思います。

 「オークリッチ」では見積もりが1-2日、それを確認して代金を振り込むと、通常なら2週間でスクリーンが配達されます。最初見たときは細くて軽い荷物で、軽い割には値段が高いなあなどと思ったのですが、威力は抜群でした。取り付けてみればわかりますが、軽いのも性能のうちなのです。

 用意した工具はこれだけと、マーカー用のサインペンです。粗面用の強力両面テープは組み立て説明書には記載がありませんが、あればいろいろ便利です。写真のドリルは30年前にラジオ工作のために買ったものなので、間に合わせです。100円ショップの三つ目錐でも十分ですし、速く正確に工作したければもちろん電動ドリルが優れています。

 さて、南側の出窓の最大の問題点は、幅が2,460mmもあることです。ハニカム・サーモスクリーンはサイズと色を指定できるのですが、幅が2,400mmまでという制限があるのです。仕方がないのでホームセンターで2x4のスタッドに使うSPF材を切ってもらい、幅を詰めることにしました。見た目はちょっと武骨ですが、SPF材の正面には見切り材(巾木に使う化粧材)を両面テープで貼り付けてごまかしてあります。

 まずは窓枠の天井部にブラケットをネジ止めします。これはループコードタイプのブラケットであり、スタンダードタイプのものとは形が違います。ブラケットの数は窓の幅によって異なり、2-4個です。これだけは重量が掛かる部分なのでしっかり固定しましょう。ただし、取り付け精度はあまり要求されません。ネジ止めしてからでも微調整できますし、1mmや2mmのずれなら吸収できるはずです。

 天井がネジ止めできない材料の時は、適当な材木を両面テープで貼り付けてからネジ止めするとか、技術のある人はコンクリートや石膏ボード専用の施工を工夫するとか、何とか頑張りましょう。もし既存のブラインドをハニカム・サーモに交換するのであれば、その穴に固定すればいいので楽ちんです。

 ブラケットを取り付けたら、次は断熱レールのベースを左右に取り付けます。ネジ止めするようになっていますが、ここは重量が掛からないので、下地が平滑なら最初から付いている仮止めテープだけでも何とかなると思います。剥がれたらまた貼ればいいんですから。SPF材の正面を化粧材が覆っているのがわかりますか?

 断熱レールのベースは柔軟性のある樹脂製なので、天井ブラケットより更に精度の要求が低く、目分量で位置を決めてしまって大丈夫です。スクリーン本体もポリエステルのシートなので、レールが多少曲がっていても吸収してくれます。

 これが画期的な断熱レール。これのお陰で隙間がなくなり、厚い空気層で断熱性抜群のハニカム・サーモスクリーンを生かすことができます。スクリーンは隙間をなくすためにぴったりのサイズに作ってあり、取り付けがやや窮屈なので、取り付け時にはレールの部分を外してベース部分だけを設置しておきます。

 後はスクリーンの上部をブラケットに引っ掛けて、それから左右の断熱レールをベース部分に差し込んで終わりです。スクリーン本体はポリエルテルの薄いシートを組み合わせてあるだけなので軽く、上下のボックス部分を含めても、男性なら1人で作業ができると思います。

 さて、2つの窓に施工できました。色はS-02(コーラルイエロー)です。普通サイズの窓なら、慣れれば30分も掛かりません。この日は休日ながら料理や子守にも忙しかったのですが、それでも予定通り完成しました。

 効果は期待通りでした。この夜は風が強く、戸外はとても冷え込んだのですが、部屋の中は温度差がほとんどなくなり、窓際でも寒い思いをしなくなりました。スクリーンの横からちょっと手を突っ込んでみれば、窓の近くの空気はは驚くほど冷たく、スクリーンの強力な断熱効果は歴然としています。動きにくい空気層を作ることで断熱し、また樹脂製のレールで気密を確保するという正攻法は、まさに科学の成果です。

 断熱の悪い部屋で暖房だけ強力にしても、暖房器具の前だけが必要以上に暖かくなったり、窓際は寒くて不快だったり、空気が過度に乾燥したり、窓の結露がひどかったりで、この春のような柔らかい暖かさは実現できません。2箇所のスクリーンで安いエアコンが買えるほどの値段にはなりますが、この快適さと省エネルギー、また長く使えることを考えると妥当な選択だと思います。
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日本病理学会秋季特別総会

2007年12月10日 | 病理学もしくは病理医

 病理学会の総会は春と秋の年2回です。春が本来の総会で、秋は少し規模が小さく、小さな会場で開催されることが多いです。今回は江戸川区総合区民ホール(タワーホール船堀)でした。来年の春は金沢、秋は松山だそうです。

 上にタワーがあるからタワーホールなんですね。上に上がってみる時間はありませんでしたが、きっと見晴らしはいいでしょう。都営新宿線から見ると江戸川近辺も新しい高層マンションがたくさん建っており、便利な住宅地として人気があるのでしょう。極楽家も東京勤務ならこの近辺でマンション暮らしだったかも。

 クリスマスが近いのできれいに飾り付けてありました。ホールの中以外は自由に出入りできるので、近所の人がベンチで新聞を読んでいたり、クリスマスの装飾を楽しんだりしていました。暇つぶしに病理学会を覗いてみよう、という人はいなかったようです。

 検査機器メーカーによるランチョンセミナーと言うと難しそうですが、要するに弁当付きの新製品説明会です。まさか今時、勤務医が贅沢な生活をしているなんて思っている人もいないでしょうが、この日の弁当を撮影してみました。どこのコンビニでも売ってる普通の弁当です。

 この日は日帰りの日程だったので、乳癌の術前化学療法の効果判定について、ヴァーチャルスライドの利用について、脳腫瘍の診断、それから胸腺腫瘍の鑑別についてのセミナーを続けて聴いてから、とんぼ返りに名古屋に帰りました。病理は人手不足なので、学会でもなかなか2日続けては留守にできないのです。
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GT-Rに見る表面処理技術

2007年12月06日 | 自動車
 話題の国産スーパーカー、日産GT-Rでは生産ラインを従来車とかなり変更してあり、サスペンション部品のプレスでも精度を高めるために特別の処理をしているそうです。プレスには打ち抜きと曲げの機能がありますが、日経のサイトによれば、曲げる部分で正確に形を出すために特殊加工をしているそうです。表面処理で表面の硬度を上げているのでしょうね。

 こうした特殊工程によりサスペンションとして組み上げた際の精度が上がる、と解釈されているようです。このような丁寧な表面処理や精密加工は、高価な産業用機械や航空機、レースカーなどでは当たり前の工程だと思いますが、量産車でレースカーに近いレベルまで手を掛けたということなのでしょう。やはり値段からしてもホンダNSX以来のスーパーカーと言えるでしょう。

 プレス部品の精度が上がることで「カーブで安定する」と説明されていますが、部品のばらつきがなくなることで全体を小型にまとめることができるメリットも無視できません。トランスミッションや4WDのトランスファーなどでも、表面処理や精密加工の技術が上がったことにより、耐久性を落とさずに装置を小型化した例はいくつもあります。例えば、第21回中日産業技術賞で経済産業大臣賞を受賞したジェイテクトの「電子制御4WDカップリング(ITCC)」です。地球上で最も硬いダイヤモンドとほぼ同じ硬さを持つダイヤモンドライクカーボン(DLC)を部品にコートすることで許容トルクを大幅に上げ、4WD車の軽量化に貢献したものです。

 日産ではGT-Rの部品プレスに採用した技術を他の車種にも展開する予定としています。表面処理そのものは日産の独自技術ではありませんから、この手法はこれから流行しそうですね。目に見えない所で弛まない技術の発展が続いているのを覗き見て、ちょっと嬉しくなりました。自動車以上に複雑な動きの要求されるロボットなどの小型化には欠かせない技術であり、やはり自動車産業の裾野は広くて将来に繋がるものであると感じさせてくれます。
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