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トリエンナーレの現代美術は極楽家の親子には難解なので、他の会場に行かずに伏見まで出て、中部電力の広報施設「でんきの科学館」に入場しました。
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モーターの原理ですね。よくできた展示です。こういう目的のはっきりしたものを見るとほっとします。
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充実した科学館ですが、展示物が多すぎて体系的な学習ができにくい印象はあります。入館無料ということもあるのでしょうが、入館者の年齢層が低く、おふざけ感覚ででたらめにスイッチを押して走り回る子どもが目に付きます。広報エリアと学習エリアを分けて、学習エリアはもう少し対象を絞った方がいいのかもしれませんね。
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これは旧名古屋市科学館にもあったスピーカーの原理。あちらの方がコイルをいじれるようになっていたので印象に残りやすかったような気がします。
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大きな皿を重ねたように見える高圧碍子。電力会社なのでさすがに送電関係の展示は豊富です。ただもう少し工夫が欲しいです。ただ置いてあるだけでは「なぜ碍子がこの形なのか、なぜ陶器なのか」わからないでしょう。最近流行の実験教室などの先生にアドバイザーをお願いしてはどうでしょうか。
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これは大きい。原子力発電所の模型です。
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ベンチになっていた風力発電のブレード。高価なものだと思います。展示品は悪くないのだから、これでもう少し詳しい説明があれば、高校生や大人でも興味を持って見学できるでしょう。現状では展示が単調なため表面的な理解しか得られない人が多いのではと心配で、実にもったいない感じがします。この辺は長年のノウハウを持つ名古屋市科学館などを参考にするべきでしょう。
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愛知トリエンナーレ2010会場です。大きな美術展なので会場がいくつかあるのですが、これは名古屋市美術館。内部は撮影禁止なので建物の写真しかありません。極楽息子(大)が学校で行ったとかで、もう少しゆっくり見たいと言うので付き合ったものです。ただし、息子は勘違いしていて、本当に見たかったのは地下にある常設展だったようです。
ここの展示は床に線香で書いた文字とか、下手な人が繋いだ輸液のチューブみたいなものだとか、場末のビジネスホテルの客室を繋げたものだとか、私にはよくわかりませんでした。必然性のない形状のものを「芸術」と呼べるんでしょうか?輸液チューブのスパゲティボールなんか、子どもが適当にいじっても似たようなものはできますよ。何でそんなものに感動しないといけないんだか。あれが芸術なら、喫茶店のスパゲティも無能なプログラマが書いた(わかりにくい)プログラムも芸術ですよ。
とどめは地下に展示してあった篠島関連の展示です。魚のさばき方のビデオが芸術だとか、漁師道具を並べてあるだけで芸術だとか、もう沢山。地元の中学校の展覧会レベルのものを国際美術展に出す度胸は買いますが、こんな「作品」は二度と見たくありません。
現代美術すべてを否定する気は毛頭ありません。絹谷幸二さんの作品なんか大好きです。トリエンナーレの作品群にはうんざりしましたが、常設展のキーファー「シベリアの王女」に再会したことで鬱憤が少しは晴らされました。あいちトリエンナーレはせっかく国の後援で、テレビや新聞がこぞって宣伝もしてくれるんだから、芸術家にとっては一世一代の晴れ舞台、学者にとっては国際学会みたいなものでしょう。ひとつでも琴線に触れる作品があればと期待していたんですが、今回は残念でした。
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今回は上池(かみいけ)のボートに乗ってみました。動物園内から乗ることができます。3人乗りを30分借りると900円、4人乗りなら1,200円。同じ時間に遊園地で使う金額を考えれば、こちらの方が割安かもしれません。昔ながらの手漕ぎボートもまだありましたが、息子たちはまだ漕げないでしょうし、日差しが強いので屋根のある足漕ぎボートが楽です。
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3人乗りは横に並んで座るようになっています。中央は舵だけでペダルがなく、両側の2人がペダルを踏む構造です。
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極楽息子(小)は残念ながらペダルに足が届きません。
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仕方がないので中央で船長を務めてもらいます。「もっとこげい!」となかなか楽しんでいたようです。池が狭くて混んでいるし、この足漕ぎボートは幅が広いのであまりスピードは出せないんですよ。
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今年はオクラが大きく成長し、毎日のように食卓を飾ってくれます。今まで成功したことがなかったので、今年から導入した袋栽培が決め手に違いありません。オクラにとって土がいかに大事なのかよくわかりました。あと、今年はカメムシなどの食害に対して早目に対応できたのも勝因だったと思います。
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1日に1個か2個しか収穫できないので、使い道が難しいかと心配していましたが、1個でも薄切りにしてサラダやカレーに乗っけると一家で楽しめます。市販のオクラは「硬い」と言われることを恐れて小さ目のを収穫していますが、あれよりはやや大きい方が、硬めの食感から夏野菜らしい生命力が感じられて好みです。うっかりして大きくなり過ぎるとさすがに硬くて食べられませんが。
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ゴーヤは小さいのがたくさん生りましたが、豊川などから立派なのを頂いたのであまり活用できませんでした。
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秋に向けての楽しみはこのトウガラシです。バジルと一緒にパスタに活用できそう。
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去年植えたシマトネリコがかなり大きくなってきました。暑さに強いし、剪定しなくても涼しげな樹形になってくれるので、人気があるのも納得できます。
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同期生のヤマモモも成長が速いです。去年の4月にはひょろひょろした苗木だったのに、もう当時の面影がありません。痩せた土地にも強いと言われるだけのことはあります。ただヤマモモは環境が良すぎると何年でも実が着かないらしいので、もう少し大きくなったら剪定してやった方がいいのかも。
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この夏一番の損失はブルーベリーが枯れたこと。これはラビットアイ系のホームベル種です。少しは収穫もあったのですが、連日の猛暑に耐えられなかったようです。ラビットアイ系は暑さにも強いということになっているのですが、この夏が厳しすぎたのでしょう。片割れのブルーシャワーもあまり元気がないので、植え替えを検討した方がいいかもしれません。
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「ふるさと全国県人会まつり」のお土産です。やまぐち号なのでもちろん山口県。SLの営業旅客運転と言えば、中部地方では大井川鉄道が有名です。大井川の方が保存機関車が多く、便数も多いようですが、やまぐち号は新山口から津和野まで62.9kmというまとまった距離を乗ることができます。
山口県は私が子どもの時から「おいでませ、山口へ」のキャッチフレーズで観光に力を入れてきました。九州に行く通過点として通ったことしかないので、どんな観光資源があるのか実感できるわけではありませんが、錦帯橋や萩、津和野などの歴史的な名所に加えて、「日本海でエメラルドグリーンの海が見える」景勝地、角島(つのしま)を中心とする北長門海岸国定公園の知名度が上がっています。あと下関の水族館も面白そうですね。
何せ名古屋からは結構な距離なので、気軽に山口へというわけにはいかないですが、広島や島根の観光名所と組み合わせれば、息子たちも喜んでくれるかなあ。山口の人には悪いけど、今年とか来年というわけにはいかないでしょうね。
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最近はどこもキャラクター人気を観光振興に繋げようと懸命です。高知県は坂本竜馬。絶対的な著名人のいる県ならではです。これが愛知だと信長、秀吉、家康の3人になり、東京や京都だと多すぎて決まらず、徳島だと顔の知られた著名人が誰もいないなあ、ということになります。
えっ、徳島なら坂東英二と大川隆法だって?ちょっとあの人たちを県の代表にしたくはないです。
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「竜馬のちゅうアイス」だそうです。竜馬とアイスに何の関係があるのかはわかりませんでした。
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高知の隣は徳島ですね。さっきステージで踊っていた皆さんが、ここでも踊り始めました。元々はこうした辻踊りが阿波踊り本来の姿です。最初から観光のために踊っていたわけではありませんから。
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気分が乗ればどこでも踊りが始まります。根っから明るい県民性です。
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こちら山陰地方のコーナーでは鬼太郎が鳥取の観光宣伝に頑張っています。
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さかなクンのトークショーが終わって、近くの久屋大通公園に移動します。読売新聞中部支部主催の「ふるさと全国県人会まつり」が開催中。今年は名古屋開府400年などが重なって過去最大の規模らしいです。
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ステージでは猛暑の中を阿波踊りの熱演中でした。そう、極楽息子(大)に故郷の踊りを見せておきたかったのです。
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阿波踊りは基本的な女踊り、男踊りのパターンこそ単純ですが、長年の創意工夫でバリエーションは豊富です。これは扇を小道具に使った踊り。
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扇が波のようにうねりながら上下に動きます。海の恵みに養われ、海の懐に抱かれて生きてきた四国の人にとって、波の動きは重要なモチーフです。こうして見ると、踊りの所作にもお国の特徴が出ているものですね。衣装には特産の藍染が使われています。
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阿波踊りでは一緒に踊るチームのことを「連」と呼んでいます。「しゃちほこ連」は名古屋の徳島県人会のチームなんでしょう。この連を単位に練習を重ね、踊りや囃子を身に着けていくわけです。
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極楽息子(大)がユニーグループと朝日新聞の環境企画「エコロキッズ環境会議」に参加してきました。「こんなに暑いのは地球が温暖化しているから」「シーオーツーを減らそう」「生き物を大事にしよう」という聞き飽きたキャッチフレーズが続きます。科学的根拠抜きの宗教的エコ活動にはもう辟易します。もう少し頭を使って考えようよ。
「海上の森(かいしょのもり)」や藤前干潟を保護するキャンペーンと一緒になっているらしいですが、森を手付かずに残すことと二酸化炭素の吸収量を増やすことは同義じゃないですよ。森林は成熟するにつれて代謝量の少ない陰樹が主体になりますから、面積当たりの二酸化炭素吸収量は減少していきます。適当に切り払って低木や針葉樹が成長するようにしてやらないと、二酸化炭素の吸収による同化作用は保てません。山火事で森林が活性化すると言われるのもこのためです。
だいたい海上の森なんて、50年前にはなかった新しい森なんですから、オオタカが見つかったという度に開発中止、全面保護という発想になるのはつまらない思考停止でしかありません。利用、開発するべきは開発して、一方で不要になった開発地をまた森に戻すようなサイクル的な国土利用だって考えられるのではないですか?
干潟の保護にしても、単に手を出さなければいいというのではなくて、上流から砂が供給されなければ干潟は次第に痩せ細ってしまいます。河川を自然の状態に保ち、土砂を下流に運ばせることと、災害を防ぐための護岸工事は両立が難しいものと聞いています。折りしも全国の河川で改修が進んでおらず、全長の半分しか災害に対応できていないというニュースがあったばかりで、台風シーズンを前に注目を集めたことでしょう。さして規模の大きくない藤前干潟を維持するために矢作川、庄内川の防災が影響を受けるとしたら、生き物がかわいそうという感情だけで政策を決められるものではないでしょう。しっかりした調査と研究に基づく政治判断が必要なのです。
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ゲストはこの人。トークショーは撮影禁止なので本人の画像はありません。
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即興のイラストに子どもたちが大喜びしていました。
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腫瘍病理学教室で行った名古屋市の自称ミニテーマパーク、ランの館です。都心に小さな植物園があるだけかなと思っていたのですが、教室のパーティーの会場がここになっていました。
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ご覧のように、夏季限定で中庭がビアガーデンになるそうです。
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ランの館でビールとバーベキューなんて贅沢だなと思いましたが、暗いのでほとんどテーブルしか見えませんでした。鶴舞公園の花見酒を連想するとちょっと違います。デパート屋上でライブ付きの賑やかなビアガーデンが好きな人には向きませんが、こっちの方が落ち着く人も多いでしょう。カセットコンロのバーべキューは見た目が安っぽいですが、よく考えた設計らしく結構うまく焼けます。形からイワタニの製品と推定。手軽なので、川原などに出てバーベキューするなら中途半端な炭のグリルよりいいかなとも思いました。
ビアガーデンと2階のレストラン「オーキッドルーム」は手広く人気飲食店を経営しているゼットンの運営なので、まあ間違いはないです。昔は名古屋市の施設と言えば東山ガーデンがやたら入ってたものですが、いつの間にやら風向きが変わったようです。検索してみると、東山スカイタワーも吹上ホールも東山ガーデンが撤退してます。指定管理者制度が普及した影響なのか、一般入札が徹底された結果なのかわかりませんが、公共施設にも人気飲食店が入るようになったことは多くの市民にとっていいことだと思います。