いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

寝返りは楽しいのかな?

2006年09月29日 | 極楽日記

 満3ヶ月を迎える前から寝返りに熱中している極楽息子(小)。寝返りをして動けなくなり、泣いているのを戻してもらって、また寝返り…。という感じで、何のために寝返りをしたいのかわかりません。寝返りできないようにタオルを丸めて置くと、怒って泣きます。

 毎日の練習の成果か、寝返って首を横に向けたまま眠るようになりました。うつ伏せ寝は口と鼻周囲への二酸化炭素の滞留により、突然死を引き起こすことがあるので要注意なのですが、この場合は首が横に向いているし、ガスが蓄積するような厚い寝具もないので大丈夫でしょう。それでも頻回に安全を確認することにします。
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いつものような週末

2006年09月28日 | 極楽日記

 日曜日のお昼はまたまた歩いて1分のq.e.dです。小さい店ですが、地元の人しか知らないので待っていれば入れます。極楽に引っ越してから、休日の昼食は車で入れる店の多い竹の山に出ることが多かったのですが、最近は竹の山方面がどこも満員で、気軽に入れる店がなくなってきましたから、地元のお店は重宝です。

 昼は禁煙なのでこの子も安心。

 日曜日なので十穀米のごはんを選べます。おかずは3品を選択可能。豚肉と野菜の炒め物、バジルとトマトの入った海鮮サラダ、鶏肉とズッキーニのカレーですね(正確な献立名は長いので覚えていません)。

 この子には和栗のモンブランを付けてあげました。

 晩は豊川のお婆ちゃんのところです。やっぱりお目当ては赤ちゃんでしょう。

 ずしりと重くなりましたし、よく動くので、立ったままの抱っこはもう無理です。
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たかし君の家で

2006年09月27日 | 極楽日記

 極楽息子(大)の一番の友達、たかし君の家に遊びに行きました。3ヶ月になった極楽息子(小)の誕生をお祝いしてくれるそうです。

 手作りの料理でおもてなしして頂きました。この握り寿司はたかし君パパの労作です。厳選されたネタから銘柄物の酢に至るまで、職人さん顔負けのこだわりに圧倒されました。

 せっかくのご馳走なのに、本人はまだ食べられないのが残念です。

 でも歓待して頂いて、いい思い出になりました。今度は極楽家に来てもらって、一緒にバーベキューしましょうね。

 たかし君にも頭をなでてもらいます。3ヶ月を過ぎ、すっかり貫禄のある赤ちゃんになりました。

 まだお兄ちゃんたちの激しい動きには付いて行けません。

 たかし君の妹ののんちゃんも、お絵描きが好きなので極楽息子(大)とは気が合います。でもこの時はクレヨンが口に入っちゃいました。

 我が家にないおもちゃがあると、研究に余念がありません。
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赤ちゃんソウルに行く4

2006年09月26日 | 極楽日記(海外旅行)

 さて、ソウルも最終日です。大きなトラブルもなく何よりの展開。

 ケーブルカー(日本の感覚では地面から離れているのでロープウェイですね)で南山に登ります。

 ソウルタワー(正式名称はNソウルタワー)の展望台です。赤ちゃんを連れていると他のお客さんがいろいろかまってくれます。いろいろな国からの観光客に抱っこされて、すっかりタワーの主役でした。

 天気は良かったのですが、黄砂のせいか見通しがききません。ウランバートルと書いてありますから、黄砂もだいたいこの方向から来るんだと思います。

 改装したばかりのソウルタワーは、トイレにも凝っています。

 タワーの下にあった展示ですが、何だったんでしょう。近くでキャノンが新製品の発表会をしていたようです。

 空港へのバスに乗る前の最後の昼食をどうしようかと思いましたが、時間もないし一番気に入った店で、と「牛里ガーデン」再訪です。他の焼肉屋の客引きに捕まらないように。

 ランチメニューでも、付け合せはたっぷり。プルコギ定食と参鶏湯(サムゲタン)を頼んでみました。最初は定食2人前をお願いしたら、「多すぎますよ」と直してくれました。最後まで親切です。

 楽しい思い出を胸に、飛行機で名古屋に帰ります。しかし、何て面白くなさそうな顔をしている赤ちゃんでしょう。お兄ちゃんはお兄ちゃんで、「また韓国行きたい」とべそかいてました。えっ、次はグアムだって?しばらくは真面目に仕事をしないと。
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赤ちゃんソウルに行く3

2006年09月25日 | 極楽日記(海外旅行)

 せっかく梨泰院(イテウォン)に泊まったので、ソウルナビで絶大な人気を誇る「牛里ガーデン (ウリガドゥン)」に行ってみました。テレビに出た有名店である「釜山カルビ」「梨泰院カルビ」と並んでいますので場所はすぐわかりました。

 梨泰院の夜は屋台を中心に活気があり、「カンペキなニセモノあるよー。」「背広いかがですかー?」などと日本語の呼び込みが飛び交います。こんな雑踏の中でも、堂々とテーブルと椅子を出してビールを飲んでいるのは米軍基地の軍人。騒音も排気ガスも気にならない様子です。

 「牛里ガーデン」のオーナーは日本で暮らした経験があり、日本人顧客の好みをよく知っています。店内は清潔で、椅子席と座敷の両方があり、赤ちゃん連れには有難いです。あれこれ考えなくていいコースメニューがあるのも初心者には嬉しい配慮です。

 上に見える棒は伸縮式の煙突で、お陰で煙や臭いは気になりません。炭の量が昨夜の店の倍ほどあり、火力は強力。焼き網は2回替えてくれたので、焦げ付きや雑味とは無縁です。

 赤ちゃんにはお湯をもらってミルクを作ります。

 お客が少なかったせいもあるのでしょうが、マスターのおじさん(オーナーではないと言っていました)がほとんど付きっ切りでサービスしてくれたので、上カルビからタン、あばら肉(チャドルバギ)、豚肉(サムギョプサル)、味付けカルビ、野菜などのフルコースを最高の状態で味わうことができました。これだけのサービスは日本でも受けたことがありません。ソウルではおいしいけどサービス面にぎこちなさを感じる店が多い中、今夜は本当に満足しました。

 コースと別に頼んだ海鮮チヂミも美味でした。これなら懸賞を当てた甲斐もあるというものでしょう。

 お店の名刺ももらっちゃいました。支払いはソウルナビの割引クーポンを使った上にカードでOK。もうこれ以上望むことはありません。安心して誰にでもお薦めできる焼肉屋です。
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赤ちゃんソウルに行く2

2006年09月22日 | 極楽日記(海外旅行)

 漢江生まれ(かどうかは知りません)の蚊に悩まされながらも朝を迎えました。まずはホテルのレストランで朝食です。「ソウルナビ」の口コミではクラウンホテルの裏においしいお粥屋さんがあると聞いているのですが、子連れなので冒険は避けることにします。

 出発準備完了。このレストランは日によってブッフェ形式だったり普通のコーヒーショップだったり変わるようです。

 行き先は定番のロッテワールドです。ホテルから模範タクシーで約2万ウォン。ソウルのタクシーは擦り傷や凹みだらけの汚い車両が多く、運転も非常に荒いですが、黒塗りの模範タクシーは年輩の落ち着いたドライバーで、ベビーカーの積み下ろしも喜んでやってくれます。値段の差だけの違いはありますね。

 今回のツアーで模範タクシーに3回、普通のタクシーに1回乗りました。模範タクシーは大型の高級車を使っており、現代自動車のEQUUS(エクウス)、GRANDEUR(グレンジャー)など、日本のタクシーより広くて快適です。特に日本で販売していないエクウスはレクサスLS級の大型車で、静かで乗り心地が良く、なかなかいいクルマだと思いましたね。

 現代自動車の大型セダンのベースになっているのは三菱と共同開発のFFプラットフォームのはずですが、FFであれだけ柔らかくて自然な乗り心地を実現できたとは、相当な技術力だと思います。見ているとハンドリングもかなり正確で運転しやすそうです。一般タクシーの起亜(キーア)オプティマの古いモデルでは、横で見ていてもわかるほど大雑把な「多角形コーナーリング」になっていましたから、その差は明らかです。

 まだ9月なんですが、ロッテワールドではドイツの収穫祭「オクトーバーフェスト」を祝っているようです。

 さて、遊園地ではまず名物のゴンドラに乗ります。乗り場までの通路が曲がりくねっていて、ベビーカーで近付くのが一苦労でした。赤ちゃんが乗ることについては何も言われませんでした。

 楽しんでるかな?平日だから並ばずに乗れるのがいいよね。

 極楽息子(小)の似顔絵を描いてもらっているところです。5月に描いてもらった極楽息子(大)の絵が似ていなかったので、今度は反対側で頼みました。ただ、5月に見掛けたヒッピー風の男性はおらず、若い画学生風のカップルが描いてくれました。

 ママと回転木馬に乗って、

 遠足の児童と一緒にステージでショーを見て、

 軽い食事を済ませます。ハンバーガー屋に、日本では定番の照り焼きバーガーがなくて、替わりにプルコギバーガーがあるのがお国柄です。「オクトーバーフェスト」と言う割にはメニューに反映されていません。収穫祭の主役は豊かな大地の恵みですから、食物がないと中身のないバーガーみたいなものです。ロッテワールドホテルに行けば記念メニューでもあるのでしょうか。

 似顔絵ができました。かわいいかな?

 モノレールで場内を一周。戸外のマジックアイランドは絶叫マシンが中心なので、子供はまだ乗れません。

 この子が乗れるのはゴンドラとモノレールだけです。

 この日のハイライトは「オクトーバーフェスト」のパレードでした。「東京ディズニーランドのパレードの方が…」などと言われなくてもわかっていますが、子供が喜んでくれればそれでいいんです。ただ、ロッテさんは「史上最大のパレード」とアナウンスするのは止めた方がいいと思います。

 記念写真を撮って、ロッテワールドとお別れです。
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赤ちゃんソウルに行く1

2006年09月21日 | 極楽日記(海外旅行)

 5月に行ったばかりのソウルに、今度はママのお腹から出てきた極楽息子(小)も連れて4人で行くことになりました。3ヶ月にもならない赤ちゃんと海外旅行なんて心配でもありますが、せっかく極楽妻がスーパーの懸賞で大当たりした「縁起物」ですし、子供の追加もOKということなので思い切って出発です。

 実は直前まで台風13号が気になって、本当に行けるのかどうかわかりませんでした。強い台風が、ちょうど通せんぼをするように名古屋とソウルの間に居座っていたものですから。途中から速度を上げて北北東に抜けてくれたのでほっとしました。伝記のリンドバーグに心酔している極楽息子(大)は、「嵐のときはリンドバーグみたいに飛べばいいんだよ」と言ってくれましたが。

 飛行機の中ではこんな感じです。飛行機が小型で赤ちゃん用の装備がなかったので、ずっと抱いていました。

 ツアーの最初は「冬のソナタ」の舞台となった中央高校です。ドラマの方は見たことがないのでよくわかりません。この辺は落ち着いた住宅街で、高校も伝統を感じさせます。昔は進学校だったらしいですが、今は「普通の男子校」と聞きました。

 こっちも「冬のソナタ」の舞台らしいんですが、詳しいことはわかりません。ツアー客が順番に写真を撮っている傍を、地元のお爺さんが思い切り唾を吐いて通り過ぎました。まあ、世の中にはいろんな人がいますから。

 ロッテ免税店でばてている極楽息子(大)に、紫水晶売り場の店員さんがジュースをくれました。旅先での親切は本当に嬉しいですね。

 夕食は定番のカルビです。オプショナルツアー扱いなので、バスで送迎付き。ガイドブックなどには載ってない店なので、ハングルの読めない極楽家が自力で行こうとしてもまず無理でしょう。

 この赤銅色の焼き網がこの店の特徴みたいです。ツアーなので情報がなくてもそこそこの店に行けるのは利点ですが、時間がほぼ決まっているので少しせわしいです。

 極楽家はすぐホテルに送ってもらいましたが、他の参加者はソウルタワーやカジノなど、それぞれ夜の街に散って行きました。

 今回のツアーは、何十万通もの応募から数十ペアが当選という人気ぶり。しっかり当てた豪腕ぶりは見事です。これは「私が当てたんだから!」という自信の表情でしょうか。

 梨泰院(イテウォン)のクラウンホテルが今回の宿です。「新館」と書いてありましたがずいぶん古い建物で、ロココ調なのか何なのか、装飾過剰の室内がよく見ると安っぽくて、間違っても豪華には見えないところがご愛嬌。

 「ソウルナビ」の口コミでは「虫に注意」とありましたが、具体的には不明でした。実際に寝てみると、どこから入って来るのか蚊が多いんです。網のない換気口があるのか、廊下からドアのアンダーカットを通って入るのか、かなり気になりました。テレビの横に大型の殺虫スプレーがでん、と置いてありましたけど、赤ちゃんがいるので簡単には使えません。

 ここに泊まるなら、日本からノーマットなどを持って行くのがいいでしょう。韓国の電灯線は220Vでプラグの形も日本と違いますが、この部屋は「新館」だけあって、窓側に取って付けたようなA型のコンセント(電圧は110Vと思われる)がありました。ハンディカムやデジカメの充電はこれで万全です。

 なぜか熱心にハングルの勉強を始めました。ガイドブックから適当に拾って写しているだけのようですが、現地ガイドの睦(モク)さんに手紙を書いたらしいです。
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急成長

2006年09月15日 | 極楽日記

 まだ3ヶ月にもならないのに、体重が7kgと生まれた時のほぼ倍になった極楽息子(小)。脚がよく動くようになり、寝相が悪くなったので寝かせる場所にも注意が必要です。たまに寝返りを打つのですが、私はまだ見たことがありません。

 19日、20日と遅い夏休みをもらって旅行の予定ですが、悪いタイミングで台風13号が近付いています。早く通り過ぎてくれればいいんですが。
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秋の庭(実用的)

2006年09月14日 | 極楽日記

 すっかり涼しくなって、毎朝のように萎れていたミニトマトもこれで安心。しかし相変わらず実がならないですね。元が冷涼なアンデス高原原産らしいので、これから調子が出るのかも知れません。ひとつ頑張って欲しいものです。

 こっちは優等生のバジル。葉がどんどん出てきますが、きれいなうちに収穫しないと、下から虫が食ってきます。極楽息子(大)がバジルという名前を覚えてくれましたし、生野菜を食べるきっかけになったので大成功です。

 期待株はこのベニアズマ(サツマイモ)。へたり込んでいた10本の苗が見る見る成長して、ジャングルみたいになりました。さすがにサツマイモは江戸時代から窮乏食の王者です。

 レモングラスは相変わらず元気ですけど、周りの雑草と区別が付きません。どうやって草取りしたらいいんでしょう?

 極楽親父は「花より団子」式の人間なので、庭の手入れと言ってもご覧の通り食べるものが中心になります。息子も喜びますしね。涼しくなって野菜が安くなったら、また誰か呼んでバーベキューでも、と考えています。

 きっとこの子も賛成してくれるでしょう。
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おもちゃで遊ぶ

2006年09月13日 | 極楽日記

 湿っぽい天気が続いても赤ちゃんは元気です。

 生後2ヵ月半にして、おもちゃに目覚めたようです。男の子ですから、いずれお兄ちゃんと同じようにロボットだ恐竜だと欲しがるんでしょう。

 目が本気ですね。子供にとっては遊びが真剣勝負ということでしょうか。
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読書の時間

2006年09月12日 | 極楽日記

 寝る前の読書です。極楽息子(大)がお気に入りのリンドバーグの伝記なのですが、試しに極楽息子(小)も参加させてみたら、なかなか集中して見ているみたいで面白いです。

 お兄ちゃんはどこで感染したのか、右目が腫れてきました。眼帯で擦らないようにしましたけど、寝ているといつの間にか外れています。

 すぐ調子に乗って、お客さんにリンドバーグのことを「教えてあげる」極楽息子(大)。

 本も好きですが、土いじりも大好きです。こういうのを「晴耕雨読」と言うのかな?
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初バーベキュー顛末記

2006年09月11日 | 極楽日記

 バーベキューのために準備したユニフレームの火起こし器具「チャコスタミニ」と火消し壺です。用意周到、と言いたいところですが、実はこの後ひどい雷雨になって、炭が湿ってしまったので火起こしには予想外の苦労をしました。

 火起こしには3つの手段を用意しました。このチャコスタミニと、ガスコンロで炙る鋳物の火起こし器、そして可愛らしい名前にもかかわらず強力なガスバーナー「ちょろ焼くん」です。

 チャコスタミニはウェーバーの大型グリルには容量が足りませんし、雨で中が湿ってしまいましたので降板。炭を適当に調達したため、考えていたより炭のサイズが大きく、着火しにくかったのも理由です。チャコスタミニは携帯性に優れているので、屋外で着火の楽な豆炭とかオガ炭を少量使うのに向いているのかも知れません。

 次はガスコンロの火起こし器ですが、室内では火の粉が飛んで危ないのでこれも降板。カセットコンロではカセットが熱くなって危険と書いてありましたので、台所のコンロを使ってみたのですが。屋外でカセット式でないガスコンロが利用できる、特殊な状況では有効でしょう。かなり用途が限定されるようです。

 そこで最後の手段、10年ほど前に気まぐれで買っておいた「ちょろ焼くん」の出番です。その後改良が進んで新製品になっているようですが、デザインはおおむね一緒。バルブを開けるとガスの飛沫がぼとぼと垂れてきて面食らいますが、火力は強力。ガスが空になるのも早いですが、気にせずに炭を炙り続ければ短時間で着火します。

 このバーナーで有難いのは、柄が長いため火傷の心配がほとんどなく、追加着火も簡単なこと。着火剤は追加すると危険ですし、小さな種火から全体の炭に火を広げるのはなかなか大変です。まとめてバーナーで炙れば良し、というのは簡便で確実です。

 これが炭を入れる前のグリル底面です。空気を吸入するスリットと、灰を落とすための羽根が見えます。この形状にもノウハウがあるんでしょう。

 炭に着火しました。炭火の強さってわかりにくいです。ちょっと弱いかなと思いましたが、「ミシシッピ・テスト」を施行してみますと、焼き網から10cmで4-5カウントが限界。中温域には達していることがわかります。中心部はもう少し強いようです。

 何の苦労もなくきれいに焼けます。しっかりとした蓋のあるウェーバーの場合、熱の回り方が柔らかくて、オーブンと同じような焼け方をするらしく、簡易グリルの丸焦げ、生焼けの惨状とは無縁です。唯一の誤算は、一般的な日本のグリルと違って焼き網の目が粗いので、焼肉用の材料カットでは下に落ちてしまうこと。次回の課題です。

 嬉しそうな顔でわかるように、初回にして満足のいくバーベキューができました。おにぎり作りと野菜のカットで奮闘してくれた極楽妻には感謝です。

 お客様も満足でしょうか。普通に焼いただけのタマネギがとても甘いし、うっすらと焼き色の付いただけの鶏肉が中まできれいに火が通っているのにびっくり。焼いたパイナップルも甘くて人気がありました。

 バーベキューの経験者に参加してもらったのですが、苦労なしに炭火を使いこなせるウェーバーのグリルには感心していました。

 ほら、赤ちゃんも大喜び。

 火消し壺があれば、確実に消火できるため火事の心配は一切ありません。この安心感があるので、気軽に炭火を使うことができます。水を使わないので周りが炭のかけらや灰で汚れることもありませんし、炭の再利用も簡単です。火消しの準備がないバーベキューなんて、ブレーキのないクルマに乗るようなもの。これは必需品だと思います。
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自主トレーニング

2006年09月08日 | 極楽日記

 足に触れるものを何でも蹴飛ばすようになった極楽息子(小)。寝かせておいても寝床を両脚で蹴飛ばして頭の方へずれて行きます。こうして立ち上がるための脚力を鍛えているんでしょう。

 こちらはパンチの練習中。なかなか戦闘的な赤ちゃんです。歯のない口で乳首を齧る癖もあり、ママからは恐れられています。
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グリルを使ってみよう

2006年09月07日 | 極楽日記

 相変わらず恐竜が好きです。これはステゴサウルスの骨格模型。途中まで適当に作って放り出していたので、パパが何とか完成させました。部品の多い精密模型は、気の短い極楽息子(大)には荷が重かったようです。

 さて、今度の日曜日にバーベキューグリルの「窯開き」をすることにしました。ぶっつけ本番になりますが、せっかくなのでお客様も呼んでみようと思います。懸念される炭起こしは器具を揃えましたので何とかなるでしょう。後はグリルの性能を信じるばかりです。

 本当は重要なレシピですが、経験がないのでそれこそ無計画です。道路の向こうがすぐヤマナカなのをいいことに、何でも好きなもの買って焼けばいいよ、といういい加減なスタンスで臨みます。

 慣れて要領よくなれば、手の掛かるレシピにも挑戦してみようと思います。息子も喜んでくれるかな。
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ミニトマトと超伝導モーター

2006年09月06日 | 極楽日記

 ようやく実を付けた極楽家のミニトマト。よく繁っているのに実はこれだけ。何か大きな間違いをしているような気がします。

 紅一点、というところでしょうか。たった1個でも料理が引き立ちます。

 さて、トマトと全然関係がないんですが、サイトをあれこれ見ていて感動した技術が電気推進式CNGタンカーの開発です。特にコアになる高温超伝導モーターの開発が見事。石川島播磨、住友電気工業、日立製作所などのオール日本体制での開発は、何が何でも次世代の基幹技術を日本人の手で作り上げるんだという強い意志の表れです。少し前なら、「プロジェクトX」ものの快挙ですね。

 もう10年以上も前に、常温超伝導が実現される可能性あり、ということで一般人も巻き込んだブームになりましたが、胡散臭いデータもあって、せっかくのブームも立ち消えになってしまいました。その後、高温(液体ヘリウムなどに比べれば)超伝導を研究する技術者が表に出ることはあまりありませんでしたが、こつこつと実用化に向けて研究を続けていたのです。

 商船のシェアは韓国に1位の座を譲り、また現在の基幹技術である船舶用のディーゼルエンジンはスイスやスウェーデンの会社にほとんど特許を押さえられていて、日本から革新的な技術は生まれにくいのかと思っていましたが、別の手があったということですね。液体窒素で冷却したビスマス系高温超伝導モーターを利用することによって、船舶の推進機関は大幅に小型化することが可能だそうです。

 電気推進船そのものは昔から客船などで実用化されており、音と振動を低減できるというメリットがありました。モーターで使う電気はディーゼルエンジンで発電するため、エネルギー効率としては無駄が多くなるんじゃないかとも思いますが、発電用のエンジンは回転数を急激に変える必要がないため、高い効率で運転しやすくなります。またモーターを利用することで変速機がいらなくなるので、複雑なシステムにもかかわらず根強い需要がありました。

 これに加えて、超伝導モーターでは機関が小さいため、同じ大きさの船体でも多くの荷物を積むことが可能です。計画が順調に進めば、1万トン水準の商船で十分に採算が合うものが建造できるそうなので楽しみです。ただ、穏やかではない話になりますが、この技術をすぐにでも欲しいのが軍事産業でしょう。船体の容積に制約の大きい潜水艦など、機関が小型化できるなら劇的に機能が向上するはずですから。

 モーターなどの基幹技術は、応用範囲が広いので用途を考えてみると面白いです。新幹線などにはすぐに応用できそうですね。高価な液体ヘリウムを使うことがコスト面の大きな障害になっていたリニアモーターカーも、液体窒素ならかなり安くできます。これで実現に近付いたのではないでしょうか。
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