いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

名古屋発秩父バスツアー補遺

2011年04月28日 | 極楽日記(国内旅行)

 富士サファリパークのレストランで食べたシロサイのケーキ。大雨で動物がよく見えなかったので、動物のケーキを出されても気分的に盛り上がりません。

 長瀞は昔から舟下りの名所です。ゆっくりと景色を楽しむコースや、急流でスリルを楽しむコースなどいろいろあるようですが、変り種でカヌーを楽しむ人たちもいました。声を聞いていると初心者コースのようだったので、まだ急流下りはできないでしょうが、なかなか楽しそうです。

 芝桜の丘には露天がたくさん出ていて、地元の蜂蜜屋がスズメバチの蜂蜜漬けを売っていました。極楽家では去年の夏に庭に巣を作られてちょっと恐怖症になっているので、これはインパクトが大きかったです。飲むと地獄に落ちるから地獄漬け、ではなくてオオスズメバチを生きたまま漬けるから地獄漬けなんだそうです。スズメバチの強靭な生命力にあやかろうという発想は昔からあるものでしょうね。
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週末の試練、名古屋発秩父バスツアー(その3)

2011年04月27日 | 極楽日記(国内旅行)

 パレオエクスプレスの機関車はC58です。現時点で動態保存されているC58は全国でこれだけ。

 乗ってしまえばSLも電車もたいして変わらないのですが、嬉しそうですね。ただし大井川鉄道の方が古い客車を使っていたり、車内販売にも工夫が見えたりと、せっかくの非日常体験をうまく演出しているように見えます。何より美しい渓谷の風景が楽しめる大井川鉄道と違って、秩父鉄道の路線はかなり市街化されており、眺めではかなり譲ります。面積では静岡県の半分に過ぎないのに、人口は倍もある埼玉県ですからね。

 お昼はSL弁当です。

 この色遣いは芝桜を意識したものでしょうか。ただ、演出としては往時の駅弁を再現した大井川鉄道のふるさと弁当に軍配が上がります。列車の内装や車内販売まで全体としてコーディネートされていて、レトロな雰囲気をかもし出しているのが心地いいからです。

 最後の観光地はその芝桜の名所、羊山公園です。花盛りなので周りは渋滞しており一般駐車場は満車。観光バスは予約があるので入れます。

 雨のぱらつく天気が少し残念ですが、規模が大きいので見応え十分。 

 ご覧のように武甲山の麓です。

 ちょっとバスの時間が長いので疲れたでしょうが、今回も楽しい旅行だったかな?

 地元の酒で芝桜に乾杯。ワンカップなので期待していませんでしたが、味の方向としては悪くありません。帰りはまた秩父から名古屋まで延々とバスで走りますので、ほろ酔いで寝ているのが一番です。正直言って、バスで秩父から甲府の山岳道路はちょっとこたえますね。
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週末の試練、名古屋発秩父バスツアー(その2)

2011年04月26日 | 極楽日記(国内旅行)

 有難い事に日曜日には雨が上がってくれました。頭だけですが富士山もお目見えです。

 ここから秩父まではかなりあるので、しっかり食べておきましょう。名古屋から秩父へのバスツアーとはかなり異例のルートで、会社としても多分に実験的な試みのようです。東京の人がわざわざバスで下呂温泉に来るようなものですからね。首都圏からはほんの裏山という感じの秩父も、名古屋からはるばる甲府の山地を抜けて行くと本当に遠く、図体の大きい観光バスが狭い山道を延々と走った後では、乗客も乗務員も相当へばったと思います。

 これも山梨市から秩父市に抜ける全長6625mもの雁坂トンネルが1998年に開通したため可能になったことで、それまで標高2082mの雁坂峠に一応は国道140号線が通じていたものの、険しくて車輌が通れないという珍しい国道だったらしいです。旧道を調べられた方のサイトによれば、名は国道でも実質は登山道であって、途中がはしごになっていたりトイレの通路になっていたりで、間違っても車で通れるような道路ではないそうです。

 道の駅 大滝温泉です。

 ここの宝物は、三峰神社の神木のようですね。吉川英治「宮本武蔵」では、武蔵が三峰神社の神楽太鼓を見て、その流れるような撥(ばち)さばきを参考に二刀流を完成させたことになっていますので、武蔵ファンなら一度は参拝したいでしょう。もちろん神社としての歴史も古く、日本武尊の東征の際にここに逗留したことを起源とするようです。

 やっと長瀞に到着です。

 桜は終わってしまいましたが、水も温んできて舟遊びが楽しそう。これからは藤の季節だそうです。

 さあ次はSLだ。
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週末の試練、名古屋発秩父バスツアー(その1)

2011年04月25日 | 極楽日記(国内旅行)

 時折土砂降りの雨を突いて名古屋を出たバスは、東名高速道路を東に向かいます。もちろん富士山なんか見えやしません。最初の観光地は、息子たちが楽しみにしていた富士サファリパーク。こんな日にサファリパークに来てもなあ。ライオンだって濡れるの嫌で木に登ってるし。

 立派な鬣(たてがみ)の百獣の王者もこの日は濡れ鼠です。

 こんな天気でもお客の相手をしないといけないのがスターの辛いところです。早いとこ小屋に入って寝たいでしょうにね。ちなみに体の弱いチーターは公開中止になっていました。

 日照りには強いラクダも、これでは呆然とするだけです。

 天気ばかりはどうしようもないので、初日の目玉であったサファリパークを早目に切り上げ、石和温泉に着きました。宿は週末にもかかわらず閑散としています。こんな山梨県の温泉でも、近年は中国からのツアーが頼りだそうで、震災と原発事故の影響で閑古鳥の状態です。食事も中国の団体ツアーに合わせてコストを抑えているようですね。追加の料理もできないと言っていましたので、仕出屋に丸投げでしょう。パックツアーだから致し方ないですが、個人旅行ならまず利用しない宿です。

 それでも喜んで食べているようですね。子供にわかるわけないもんな。

 左はアサリ入りの釜飯、右は名物のほうとう鍋です。中身にはたいして感心しませんが、釜の蓋と鍋の蓋が一目瞭然なので、極楽息子(大)の教材にしました。「足利殿は釜の蓋、新田殿は鍋の蓋」と囃された建武の新政期の両巨頭の争いは歴史的に有名ですが、最近の子供は鍋釜の蓋なんか見たことがありませんので。
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ボディーカバーを買ってみた

2011年04月22日 | 自動車

 大きな荷物が届きました。ボディーカバー到着です。

 さっそく装着してみました。厚手の生地なのでかなり嵩張り、着脱が面倒と極楽妻には不評であります。だからと言って薄いやつではボディの保護も断熱も期待できませんから、これは仕方がないです。あと1,2年で極楽息子(大)の背が急激に伸びてくるはずなので、平日は息子に任せればいいでしょう。
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梅里先生行状記

2011年04月21日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 「平の将門」の次に電車で読んでいる「梅里先生行状記」です。梅里先生とは「大日本史」の編纂で知られる水戸光圀のこと。1941年という時勢を反映して、単調な皇国史観を奉じる光圀と藩士たちの物語で、同じ勤皇の士でも、戦後の「私本太平記」に描かれる楠木正成のような深みのある人物像ではありません。吉川さんが本心ではどちらを描きたかったのか、一目瞭然です。

 1935年から39年の「宮本武蔵」ではまだ青年期の武蔵が一乗寺の決闘に臨むに当たり、神仏の加護を受けようという弱い心を振り捨てて死地に赴く場面がありましたが、1941年にはそんな記述すら許されなかったのでしょう。ただただ神とその末裔たる皇室を畏れ敬う人物像ばかりで辟易とします。湊川で楠木正成の忠魂碑を建てる件は、ほとんど現代の「自己啓発セミナー」の乗りで、戦時の読者が昂揚した気分で読めば、それこそ涙を流して感動したでしょう。

 また廃仏毀釈の影響か、吉川作品で重要な脇役を演ずることの多い僧侶がほとんど活躍しません。この世を支配する他の原理を排除して、ただただ国の根本は天皇、という無批判な称揚ぶりは戦時の人気作家としては至極当然の姿勢でありますが、いかにも人間臭い「新平家」の後白河法皇や「私本太平記」の後醍醐天皇像を見てから読むと寒気がするほどで、当時の吉川さんは実に気の毒に思います。

 柳沢吉保を狙う水戸藩浪士の無計画ぶりも、国家百年の大事をなす者としてはリアリティがなく、短兵急な行動ばかりで漫画的です。「怪傑黒頭巾」ならこれでもいいのですが、吉川さんの重々しい文章でこんなストーリーを書かれると、笑って済ますこともできず困惑するしかありません。
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ボディーカバーは何がいい

2011年04月20日 | 自動車
 自家用車のボディーカバー、英語では"car cover"とか"auto cover"と呼ばれますが、種類も値段も多彩です。カバー大手とされるCOVERITE社のサイトによれば、同社は安いのから高いのまで6種類のカバーを販売しているそうなので、順にどんなカバーなのか見てみました。

Bontech Lite Car Cover
 同社で一番安いカバー。ポリプロピレン不織布製の軽くて柔らかい単層カバーで、車体に傷が付きにくい。ポリプロピレン不織布は雨を弾くと同時に若干の透湿性があるらしい。透湿性が全くないと車体が蒸れる。

Bontech Car Cover
 ポリプロピレン不織布の単層は同じ。少し厚手で丈夫。

Xtrabond Car Cover
 ここから3層構造。ポリプロピレンの間に防水透湿シート(ゴアテックスやタイベックみたいなものと思われるが、商標表示してない)を挟んである。"100% waterproof"とあるのは、上の2つが100%防水じゃないからでしょう。ポリプロピレンのファブリックは防水も透湿もほどほどの素材であり、それ以上の防水と透湿が必要なら専用のシートを使うしかない。天井部分に空気の通路があり、炎天下に若干の冷却作用がある。また風の強い日にカバーを押さえつける効果もあるらしい。

Silvertech Car Cover
 表面にアルミがコートしてあり銀色に。赤外線の反射率が大幅に高くなる。このため柔軟性がなくなるのか、ドアミラーを収納する「耳」の部分があり、摩擦で塗装が傷まないようにしてある。

Softbond Car Cover
 これはアルミコートも耳もなし。3層構造の外層と内層が柔らかいポリプロピレンで、車体と擦れても傷が付きにくい。中間には多孔性のシートが挟まっており、防水性と透湿性を両立する。

Prestige Car Cover
 同社の最高級品。5層構造と書いてあるが、図には4層しか描いてない。外からポリエステル、透湿性シート、ポリエステル、フリース。内面がフリースなので長く使っても塗装を傷めにくい。買った人のブログを見ると、厚手なので畳んでも嵩(かさ)があり、外した際の収納が問題だとか。


 こう比べてみると、多層構造で外側は丈夫、内側は柔らかく、雨は防いでも通気性がある、というのが高級品ということになります。自動車メーカーの純正品とかオーダー品はもっと高いでしょうけど。

 ともかく、ボディカバーを導入すれば春の黄砂、夏の灼熱、冬の霜や雪、そして年中の汚れや鳥の糞から開放されそうな気がします。中がフリースのやつなら、寒い冬の朝も快適かも知れませんね。ちょっと期待が大きすぎるかな?収納用にはカーマホームセンターで屋外用ボックスを買っておいたので準備万端です。
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桜の長堤

2011年04月19日 | 極楽日記(豊川)

 川と桜って本当によく合いますね。 

 滝廉太郎の「花」は武島羽衣の詩によるものですが、こんな桜堤を見ると3番の歌詞が鮮やかに連想されます。

錦織り成す長堤に
暮るれば昇る朧月
げに一刻も千金の
眺めを何に例ふべき

 七五調の美しい歌詞で、武島の国文学者、歌人としての素養がよく現れています。
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平の将門

2011年04月18日 | 極楽日記(読書、各種鑑賞)

 吉川英治全集を「宮本武蔵」から「新平家物語」「私本太平記」と読み継いで今度は「平の将門」読了です。ここまで大長編ばかりだったので、1冊しかない今回は印象が薄いですね。本の分量のみならず、主人公の将門がどうも物足りない感じです。吉川さんも、書いていてつまらなくなったんじゃないでしょうか。

 「宮本武蔵」なら何より武蔵と小次郎、そして武蔵と又八、あるいは武蔵と本位田のおばば。そして武蔵と石州斎。「新平家物語」なら清盛と後白河法皇、清盛と麻鳥、清盛と文覚、義経と頼朝。「私本太平記」なら尊氏と後醍醐天皇、尊氏と楠木正成、尊氏と佐々木導誉、尊氏と直義。いずれも主役を食いかねない彫りの深い脇役が生き生きと主役に対比して描かれていて、それが主役のキャラクターをより一層印象付けています。「宮本武蔵」以外の吉川さんの主役は清濁併せ呑むような「大どかな人物」であることが多く、単独で描かれてもキャラクターがはっきりしにくいため、余計にライバルが重要になります。「平の将門」ではどうもそこが弱くて、吉川さんも長編にしようがなかったのではないでしょうか。

 強欲なだけの伯父ではさして面白くない相手ですし、策謀家の貞盛も魅力に欠ける人物です。単純な善悪の対決ではなく、いずれにも理があり大きな正義がある者同士が引くことならず泥沼の対立に陥る、というのが吉川文学のパターンであり、読者はそこに時代劇を超えた普遍的な面白さを感じているのだと思います。

 将門の反乱は「俵藤太のムカデ退治」で知られる押領使、藤原秀郷により鎮圧されますが、この興味深い人物の扱いが余りにあっさりしているのは肩透かしを食らった感じです。また死後に怨霊として恐れられたことについても伏線がなく、吉川さんならもう少し何とかしてくれないかなあ、というもどかしさすら覚えます。崇徳上皇の例もあるように、強い怨霊となったのは恨みを抱いて死んだからでしょう。この本のあっさりした場当たり的な野人である将門が死んだところで、怨霊になる気配もありません。

 ここは史実と異なっても、関八州を支配してようやく大義を持ち始めた将門が、朝廷の懐柔と卑劣な策謀により陥れられて、世を呪い人を呪いながら憤死したことにして欲しいものです。これを書かれたころの吉川さんは「新平家」の方に注力していたので、「将門」の方は短くまとめたかったのかな、とも思われる出来でした。
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佐奈川の春

2011年04月15日 | 極楽日記(豊川)

 年々花見客の増える豊川市佐奈川河畔の桜です。ちょっと前までは地元の人しか知らない穴場だったのですが、三河でも有数の名所になってしまったようです。向こうに見えるのは標高789mながら「三河富士」の名もある本宮山。三河一ノ宮である砥鹿神社(とがじんじゃ)の本宮があったことからこの名になったようですが、今は奥宮だけ残して麓に引っ越しています。

 三河には圧倒的な高山がないため、「三河富士」と呼ばれる山は他にもいくつかあるようです。標高だけなら長野県との県境にある茶臼山(1415m)が最高峰ですが、周りがかなりの高原なので、山頂がちょいと出ているだけに見えて、姿があまり印象的でないため候補から外れたのでしょう。確かに本宮山の方がまとまった姿です。

 背景の「サティ」が今年から「イオン」に変わっています。

 「三国志」が大好きなので、桃園の誓いならぬ桜堤の誓いでもしているのかも。義兄弟じゃなくて本当の兄弟ですが。

 近寄っても引いても、桜はきれいです。5月に角館で桜を見るツアーを申し込んであったのですが、震災で取り消しになってしまいました。被災した地域ではないので、旅行することで少しは東北の経済に貢献できたはずなので残念です。
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分教場で人形と

2011年04月14日 | 極楽日記(国内旅行)

 小豆島の分教場セットには、大石先生と子供たちの人形がありました。作家のご好意で、一緒に記念撮影するだけじゃなくて、触ったり抱いたりしてもいいんだそうです。でも今の服じゃちょっと溶け込めないかな。

 時間があったらこの着物を子供に着せてみたかったです。惜しいことしました。
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香川県の観光

2011年04月13日 | 極楽日記

 今回は小豆島を一回りして、香川県本土の方は高松城跡を横目で見ただけですが、他の観光名所には何があるでしょう?せっかくの機会なので考えてみます。

 香川県は面積が1876平方キロと、大阪府と並んで日本一狭い都道府県であり、「平成の大合併」により広域化した岐阜県高山市にすら面積で抜かれてしまいました。人口は減少傾向にあり、100万人を切っています。それでも四国では愛媛の次に多いようです。面積が狭く、人が少ないということは名所の数が少ないことに繋がります。

 地形はおおむね平坦で、徳島県との県境に小規模な讃岐山脈がある程度。最高峰は1,060mと控え目。従って瀬戸内海に面した平地が観光の主体になります。

 温泉は小さいのが点在しているだけで、道後温泉みたいな歴史のある温泉町はありません。名物は讃岐うどん、素麺、醤油、オリーブなど。よほどの讃岐うどんマニアならともかく、うどんも素麺も名古屋で乾麺が買えますし、最近では讃岐うどんの店も珍しくありません。醤油に至っては腐らないので名古屋で買えば良し。香川の食物がまずいとは言いませんが、それを目当てに観光に行くだけのアピールがありません。

 これは私の故郷の徳島でも同じことで、墓参りのためだけに家族まで連れて行く気になれず、ついつい足が遠のくことになっています。徳島ラーメンだけのために名古屋から四国まで行けないでしょう?徳島は生まれただけで、幼稚園から学校はほとんど名古屋だったので、友達がいるわけでもないですし。せめて有名な温泉でもあればなあ、と実家の親父と話したことがあります。

 歴史的な名所ということになると、古戦場だった屋島と、金刀比羅宮でしょうか。屋島の合戦は有名ですが、源平時代の遺構があるわけではないので難しいところ。金刀比羅宮も立派だけど、子供には小豆島の方がいいかなあ。やっぱり香川県単独の観光振興は難しそうですね。月並みながら、四国の他の県や、対岸の岡山などと組み合わせた観光ルートの方が楽しめると思います。
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パンを作ったよ

2011年04月12日 | 極楽日記

 パン教室に行ってきたらしいです。何回も行っているので、かなり腕も上がったかな?

 創作意欲と食欲が同時に満たせるので、極楽家の息子たちはパン作りが大好きです。

 自分のパンは自分で食べないとね。
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小豆島小旅行(その6)

2011年04月11日 | 極楽日記(国内旅行)

 最後の観光地である寒霞渓(かんかけい)。

 ロープウェイで登りましたが、反対側をロープウェイ山頂駅まで自動車で登れる寒霞渓道路が整備されています。

 お昼はロープウェイ食堂のうどん。山頂はかなり賑やかで、売店ではやっぱり素麺や醤油を売っています。素焼きの皿を投げて遊ぶ「かわらなげ」にも挑戦してみましたが息子たちの結果は低調。私は子供の頃に、確か比叡山で「かわらけなげ」をやってみたことがあります。この手の発祥は神護寺で、そこから日本中の観光地に広まったとか。寒霞渓のは何も書いてない的が1つあるだけで、もう少し演出と言うか、ゲーム性を高めないと人気が出ないだろうと思いました。

 寒霞渓は侵食による奇岩を特徴とする渓谷で、耶馬溪、妙義山と並んで日本三大奇勝のひとつだそうです。そう言えば妙義山と似ている感じもします。妙義の方が岩がごつごつして存在感があるように思います。耶馬溪は見たことがないのでわかりません。紅葉の名所とのことですが残念ながら季節外れ。

 瀬戸内海の眺望が見事なはずなんですが、春霞の季節なので見通しが利きません。

 地元では話題になったという1億円トイレ。ただし都会に住んでる人は「清潔で結構」ぐらいにしか思わないでしょう。最近は高速道路のトイレも広くてきれいですから。

 これで小豆島観光の終わりです。帰りは北部の大部港から岡山の日生港へのフェリーです。極楽息子(小)は島がすっかり気に入ったのか、悲しそうな顔をしています。
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小豆島小旅行(その5)

2011年04月08日 | 極楽日記(国内旅行)

 分教場セットの中は当時の小学校を再現してあります。

 本当はここに御真影とか教育勅語が掲示してあったはず。習字も「ススメ ススメ ヘイタイ ススメ」「ヒノマルノハタ バンザイ バンザイ」などの軍国調が入っていたと思います。時代はまさに戦時だったのです。

 分教場セットの他にも映画村内は昭和初期の雰囲気を楽しむ公園になっています。

 こんな小川が流れていますが…。

 泳いでいるのは大きな真鯛や石鯛、ボラなどの海の魚。小川じゃなくて、海の水を引き込んだ生簀なんですね。有料で餌やりもできますので一種の養殖になるのかも。間違いなく子供には一番人気の場所です。

 映画村ですから映画の資料館もあります。「二十四の瞳」も「東京物語」も日本人の郷愁をそそる瀬戸内海の風景が背景として生きており、映画を見るだけで、うららかな日に小豆島の浜や尾道水道を眺めに行きたくなります。今度山陽地方に行くことがあれば、尾道の浄土寺にはぜひ寄ってみたいものです。

 1954年の映画の予告編を流していました。「女(おなご)先生」とあるのは戦争まで女教師は少なかったから。働き盛りの男が多く出征したため、女性教員が積極的に採用されたのでしょう。

 こんな重いものをお土産にする人がいるのかな?そうでなくとも小豆島のお土産は難しくて、名産の醤油や素麺も重量があるため、子連れのバスツアーではおいそれと手が出せません。オリーブの苗木もあちこちで売っていましたが、誰が買うんでしょう?
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