いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

人の行く裏に道あり動物園

2009年08月31日 | 極楽日記(日帰り)

 広大な東山道植物園には、日頃あまり注目されない施設もたくさんあります。これはカバの飼育員になれるコーナー。顔を出すだけですけどね。

 近くにあった屋根付き休憩所。キノコみたいな屋根がたくさん並んでいて、いくつかは喫煙所になっていました。極楽家では去年まで重宝していた日よけのタープを突風で壊されてしまったので、こんな頑丈なのが1つあればいいのに、と思いました。

 ワニガメとにらめっこできる水槽です。自信のある方はぜひどうぞ。フラッシュが使えないので写真はぶれてしまいます。

 ヤドクガエルは見るからに毒々しいです。

 これもヤドクガエルの一種で、すごく派手な色をしています。照明を極端に暗くしているため写真は難しいですね。
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ペレットストーブ考

2009年08月28日 | 比べてみよう

 トヨタ白川村自然学校に何箇所か設置されているペレットストーブです。何のペレットかと言えば木質ペレットで、従って旧来の薪ストーブと同じ原理で燃焼するはずですが、実はかなり違うものだそうです。

 このペレットストーブには、薪ストーブや暖炉でおなじみの長い煙突がありません。石油やガスのファンヒーターでよく見られるFF式、つまり長い煙突を持たずに簡便な排出口から外に排気してしまう仕組みです。これは薪に比べてペレットの形状が小さく均一で乾燥しやすく完全燃焼に近いため、ほとんど煙や煤の心配がいらないという利点があってのことだそうです。

 インテリアとしても人気のある薪ストーブの設置、維持で一番問題になるのは煙突です。工費も入れるとストーブ本体より高価なことが多いし、少しずつ煤で詰まってくるので大掛かりな煙突掃除が欠かせません。設置場所が必要なのも欠点となるかもしれませんが、長い煙突があると薪ストーブの存在感が強調されるため、むしろこれが好きで設置する人もいるでしょう。

 名古屋みたいな温暖な地域で薪ストーブを使うことにしても、なかなか長時間連続で使う必要はないでしょう。薪は高温で燃えている時より、着火してから燃焼が安定するまでの間に不完全燃焼を伴うため、一酸化炭素や窒素酸化物、煤を排出します。寒冷地では連続運転するので問題が少ないのですが、点けたり消したりを繰り返すと短期で煙突が詰まってきます。煙突が詰まると不完全燃焼しやすくなるし、溜まった煤に引火して燃えることもあるので、非常に危険だとされています。だからと言って温暖地で無理に薪を次々くべて必要以上に暖房するのも無駄ですね。

 極楽家では以前、リフォームでお世話になった工務店に薪ストーブを奨められたことがあるのですが、上のような理由で乗り気になれませんでした。それでは、薪ストーブの欠点をかなり解決したFF式のペレットストーブならどうでしょうか?

 確かにペレットストーブなら薪ストーブより利用の幅は広くなるでしょうね。しかしこのトヨタのストーブを見ても、同じFF方式の石油ファンヒーターやガスファンヒーターと見かけがあまり変わらない、というのは問題です。便利な反面、長い煙突はないし、燃えている薪も見えないし、薪がはぜる音も聞こえないし、で薪ストーブの風情がほとんどなくなっていることは確かですから。

 便利さだけならガスファンヒーターの方がずっと上ですからね。天然ガスはパイプからいつでも供給されますし、着火した時からすぐに完全燃焼してくれます。名古屋ではペレットを産地から配送してもらわないといけないので、値段の点でもエネルギー効率の点でもガスを凌ぐのは難しいでしょう。

 インテリアだけの問題なら、ダミーの薪を使ったガス暖炉もあります。このタイプは海外で人気があるそうで、それなら薪やペレットの入手しにくい名古屋で、わざわざ薪ストーブやペレットストーブにこだわる必要もないなと思います。

 同じペレットを使うなら、私はストーブよりバーベキューグリルの方が面白いですね。特にこのピンクの豚で肉を焼いたら、子供が大喜びでしょう。一般的な木炭グリルは火起こしが面倒なので、着火性のいいペレットグリルは日本でも普及する余地があるのではないでしょうか。
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楽しいスポーツカー

2009年08月27日 | 自動車

 極楽息子(小)はいつも遊園地の乗り物を見つけると駆け寄って離れないので、ついに根負けしてコインを入れてあげました。隣にパトカーもあったのですが、この古いロードスターの方が良かったみたいです。クルマ好き同士、何か通じ合うものを感じました。

 これ、デザインは初代マツダロードスターそのものですね。弟が持っていたので少しだけ乗ったことがあります。この数年は日産GT-Rが485馬力とか、輸入車の高級スポーツカーは500馬力が珍しくないとかで、庶民の手の届かない雲の上ではパワー競争が盛んですが、公道を安全な速度で走らせて楽しめるのはもっと小型軽量なクルマです。いくら500馬力あったって、幅が2m、重量が2t近いヘビー級では軽快な感じがしないでしょうし、日本の山道では対向車が来るたびに気を遣います。

 それに、高性能車になるほど楽しめる速度レンジが上がってしまい、高速サーキットにでも行かないと本来の性能が出せないでしょう。300km/hも出るスポーツカーを岐阜や三河のスカイラインで乗っても意味がありません。だから日本でスポーツカーに乗りたい人にとって、マツダロードスターは本当によくできた製品だと思います。お金と時間の余裕があれば、気に入ったスニーカーみたいな感じでどこへでも乗って行きたい感じがします。同じ意味でホンダが開発中のCR-Zにも期待します。

 あと個人的に所有してみたいのは日産フェアレディZですね。幼児の頃からクルマ好き少年だった私にとって、国産スポーツカーで一番歴史のあるフェアレディはスポーツカーの原点であり、40年来のアイドルみたいなものですから。
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ゆかたエルモ

2009年08月26日 | 極楽日記

 リサイクルショップで発掘した誕生日エルモとゆかたエルモです。エルモは大長寿番組「セサミストリート」の有名キャラクター。ゆかたは明らかに日本仕様で、もちろんテレビ東京の日本語放送があった時期の企画でしょう。このエルモも日本語で話すんでしょうね。

 私たちの世代は「セサミ」を「NHKの英語番組」と認識しており、当時は学生や社会人まで幅広い(ただし少ない)視聴者を持っていたのに対して、後にテレビ東京に移管した「セサミ」は日本語の幼児番組という扱いになり、狙いとする視聴者層が狭くなりました。このため「アメリカの子供が使う標準的な米語が聴ける」という唯一無二の定期番組であった「セサミ」は、日本語に限定したことで他の幼児番組やアニメと競合するようになり、テレビ局が期待したほど視聴率を稼ぐことなく打ち切られ、今ではCSなどで細々と再放送されているだけだそうです。

 本家の"SESAME STREET"はまだ放送を続けているようです。この数十年でアメリカ社会からテレビへの要請が変わったことを受けて、マイノリティへの手厚い配慮が前面に打ち出されるようになり、コンテンツが「標準的な米語を学ぶ」という目的には適さないようになってきたかも知れません。ただし、ヒスパニックの英語やスペイン語を始め、世界中の人が使う崩れた英語、訛った英語、外来語が混ざり合った英語こそが今日の米語そのものなのでしょう。

 この数十年で、普通の日本人が英語のプログラムを入手するのは比較にならないほど容易になりました。昔なら短波ラジオを持っていなければ聞けなかった生のニュースが洪水のように流入してきますし、子供番組にしても多言語に対応した衛星放送やDVDが普及したことにより安価に視聴できるようになりました。今なら「きかんしゃトーマス」でも「ハリーポッター」でも二カ国語版が簡単に手に入ります。そうなると英語教材としての「セサミ」がかつてのような人気を取り戻すのは無理なのでしょう。日本語の幼児番組としても低迷する「セサミ」はいずれ忘れ去られる運命であり、昔のファンとしては少し寂しい感じがします。
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真夏の東山動物園

2009年08月25日 | 極楽日記(日帰り)

 暑い東山動物園で、観客が集まって何か見ている、と思ったらプールでじゃれ合って遊ぶ小象でした。鼻を絡めたり、沈めっこしたり、人間の子供顔負けにはしゃいでいます。

 水浴びの習性がないカンガルーは日陰で食事中でした。

 カピバラは毛皮が暑そうに見えますが、アマゾン川流域の出身で夏には強いらしいです。古い和名でミズブタと言われていたように水の中が好きで、泳ぎも得意なのですが東山動物園では常設のプールがないようです。行動展示で有名な旭山動物園でも寒さのため大規模な展示はなく(カピバラは寒さに弱い)、長崎バイオパークなどで自然に近い姿を見られるようです。

 極楽息子(小)は涼しいメダカ館の中で走り回っていました。
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今年の初花火

2009年08月24日 | 極楽日記

 お兄ちゃんが友達と極楽学区の夏祭りに行ってしまったので、極楽息子(小)には花火をさせました。大喜びで遊んでいますが、煙がひどいです。

 去年と違って、終わった花火はきちんと始末できるようになりました。3歳になると社会性が発達してくるので、警告にも反応するようになるし、今までほど危ないことはしなくなります。来年は花火大会にも行けるでしょうか。
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癒しの温室

2009年08月21日 | 極楽日記

 東山植物園の温室にはところどころに休憩用のテーブルと椅子が設けてあります。少し雨漏りはしますが、雨の日も風の日も快適。こんな植物に囲まれた空間でお茶でも飲みたいものです。広い温室の空間を見ていたら、去年行ったUSJのパークサイド・グリルを思い出しました。極楽家でも大きな透明屋根のカーポートを作って、下にテーブルを置けば雰囲気だけは楽しめるでしょうか。
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トム・ソーヤのバス

2009年08月20日 | 極楽日記

 「きかんしゃトーマス」に出てくるバーティーがお気に入りの極楽息子(小)。英語で"Bertie the Bus"なので「バーティーのバス」と呼んでいます。これも大好きなトム・ソーヤのバスなのになぜこんな渋い顔なんでしょう。白川郷でも荷物を積んで大活躍でした。

 のっそりと大きい極楽家のウィンダムも、さすがにバスと並ぶと小さく見えます。
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亀二態

2009年08月19日 | 極楽日記

 こちらはトヨタ白川郷自然学校の敷地にある亀です。なぜ白山の麓にゾウガメなのかわかりませんが、子供には遊べさえすればどうでもいいことです。

 そしてこちらは東山動植物園の亀。こうしてはしゃぐ姿を見ていると、昔行ったネオパークでまた本物に乗せてやりたいと思います。

 あの時は2004年9月の連休に沖縄に行き、台風21号に祟られて美ら海水族館やイルカと遊ぶ体験を諦めざるを得ませんでした。ネオパークでゾウガメに乗ったのが一番沖縄らしい思い出だったかな。5年前に下の子は生まれていませんから、ぜひ再訪して4人で楽しみたいです。
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α200修理レポート

2009年08月18日 | 極楽日記
 1月に買ったばかりのα200が早くも故障です。電源を入れたり、フォーカス設定を切り替えるとボディ内で強い振動音がして、オートフォーカスもうまく作動しません。

 そう、こんなピンボケ写真では何のための一眼レフかわかりませんね。

 症状から考えると、振動は撮像素子(α200ではCCD)ユニットの埃落とし機構が過剰反応しているようです。気が付かないうちに何か付着したのかもしれません。保証期間が切れていれば自分で清掃してみることも考えるでしょうが、今回は迷わずメーカーにお任せすることにしました。

 キタムラネットで購入したカメラは、キタムラ店舗でも修理を受け付けてくれます。水曜日の午後に店舗に出し、お盆前なので少し時間が掛かるかも、と言われていたのですが、日曜日に電話をもらったのには少々驚きました。ソニーもキタムラも、週末まで仕事してるんでしょうか?

 半信半疑で月曜日に修理完了品を受け取りました。メーカー保証なのでもちろん無料です。あまり早いので、α200は在庫を処分価格で売るぐらいなのでまだストックがあって、修理せずに新品と交換したのか、それとも故障は私の思い違いで、設定がずれていただけなのか?いろいろ考えましたが、伝票には「フィルター清掃、ギヤ交換」とありました。故障は故障であったようです。それにしてもこの連係プレーは見事ですね。半年で故障したのは褒められませんが、αのサービス体制が信頼できるものであることはよくわかりました。ぜひこれからも同等のサービスを続けていただきたいものです。
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植物園からこども動物園へ

2009年08月17日 | 極楽日記(日帰り)

 東山植物園の大温室は1937年の開園当時からのものを改修、拡張しており保存されているものでは日本最古の温室とされています。国の重要文化財に指定されているのに、あまり知られていないのは惜しいですね。真夏の名古屋は熱帯並みに蒸し暑いので、窓がほとんど開けてありました。

 台上のオニバスに乗った後はこども動物園に寄ってみました。エサさえ買えばヤギはいつでも友達です。

 暑さのせいかモルモットは寝てばかりでほとんど動きません。人間にも暑さがこたえるので、この日は早く切り上げて帰りました。
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オニバスに乗ろう

2009年08月14日 | 極楽日記(日帰り)

 いつもの東山動植物園に、朝から行列ができています。何でしょうか?

 植物園のパラグアイオニバスに乗ってみようという特別企画でした。ガラポンで当たった30人は池に浮いているオニバスに乗れますが、外れた人はご覧のように台の上のオニバスで我慢します。浮遊感はありませんが、オニバスに乗っていることには違いありません。

 毎年開催の企画らしいですが、極楽息子(大)は体重制限の30kgぎりぎりなので来年は応募できません。でもせっかく池の中に台を作ってくれたんだから、当たった子とそんなに変わらないでしょう?スタッフとボランティアの皆さん、ありがとうございました。

 オニバスの裏には葉脈が骨組みみたいに発達しており、頑丈な構造を作っていることがわかります。
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膝の上の極楽

2009年08月13日 | 極楽日記(豊川)

 極楽息子(小)は好きな人の膝の上だと食が進むらしく、この日はばあちゃんの膝に這い上がりました。もう16kgあるので、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)のばあちゃんにはきついと思います。いつまでこんなことできるでしょうか。

 トレーニング用の箸が気に入っていて、頑張って食べています。

 こっちも好きなものばかり出してもらったので嬉しそう。
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オラのえいが

2009年08月12日 | 極楽日記

 映画館に「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を観に行ったら、しんちゃんが迎えてくれました。
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夢は大空へ

2009年08月11日 | 極楽日記(日帰り)

 「親子で飛行機を作って飛ばそう」という企画に参加してきました。指導は刈谷少年発明クラブの先生方です。愛知県は子供の発明クラブの数が日本で一番多いのだそうで、このような敷居の低い活動が盛んなんでしょう。私も工作は好きだから、定年で暇になったら手伝ってみようかな。まだまだ先の話ですが。

 まずは風洞を使った航空力学の講義があります。なかなか本格的ですね。

 参加者は小学生とその保護者です。果たして理論が頭に入るでしょうか?また、理論を実践に生かせるでしょうか?

 題材は何年か前から玩具として定着した発泡スチロールの超軽量機です。タカラトミーのオートフライトですね。本体に超小型のポリマー電池とモーターが内蔵されており、小さいながらプロペラを駆動します。組み立てるだけなら簡単ですが、うまく飛ばすにはあれこれ調整が必要で、なかなか奥の深いものです。

 確か、極楽息子(大)は一昨年のクリスマスに同じようなキットをもらって、数日でばらばらに壊してしまったことがあります。軽いだけあってデリケートなので、荒っぽい扱いは厳禁です。今日の息子は成長したところを見せられるでしょうか?

 まずは神妙に説明書を読んでいます。カメラの調子が悪いので画面がちょっと暗くなりました。

 部品はたったこれだけ。テープで台紙に留めてあるのを息子がむしり取ろうとしたので、取り上げてはさみできちんと外しました。うまくできるかどうか、ここから勝負なんですよ。

 唯一の工作部分は、主翼と尾翼を両面テープで貼り付けること。これまで取り上げると自分で工作したことになりませんので、思い切って任せてみました。結果はご覧の通り、尾翼の角度がなかなか個性的です。息子はこういう一発勝負には強くないですね。

 かなり腐っていましたが、気を取り直して2機目の紙飛行機も作ります。

 さて競技場の体育館です。ちっとも滞空時間が延びないので投げやりですが、

 繰り返し練習していると、何かのはずみで、きれいに旋回しながら30秒近くも飛行することがあります。ここから違いを掴み取って欲しいのですけど。

 本番では2秒4しか飛びませんでしたが、微妙な調整次第で滞空時間を延ばせることが実感できたと思います。
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