いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

HDR-CX370Vの静止画(その1)

2010年05月31日 | 極楽日記

 カムコーダーであるHDR-CX370Vには静止画撮影機能があり、動画を撮影しながら静止画も撮ることができます。家庭の撮影係をやっていると、カムコーダーを撮りながら別のデジカメで静止画も撮るのは三脚でもない限りアクロバティックで難しく、どちらも中途半端になりがちです。1台で同時に動画と静止画が撮れるのはとっても有難い機能なのですが、その静止画がどの程度使い物になるのか検証してみることにしました。

 まずは明るい公園。「連休の東山動植物園」と同じ状況で撮ったものです。どうせブログに貼る段階で圧縮していますので、詳細な画質まで検討できるわけではありませんが、さすがに常用のα200に比べればややコントラストが低下しているような印象を受けました。HDR-CX370Vの静止画は530万画素とありますので、画素数は十分なのでしょうが光学系などの総合力で一眼レフに及ばないのは当然です。ちなみに動画から後で好きな静止画を切り出すこともできて、その場合は300万画素相当の処理になるようです。

 コントラスト以上に差が付いたのがオートフォーカスの正確さです。遊園地のモノレールのスピードでも顔にうまく合っていないのがわかります。一眼レフではミラーによる光路差を利用したTTL位相差検出でフォーカス情報を得ているのに対して、ミラーのないカメラではコントラスト検出、つまりくっきり見えるかどうかでフォーカスの山を掴んでいます。今のところフォーカスの速さで位相差検出方式がずっと優位です。ミラーのない擬似一眼レフが各社から出ていますが、ミラーレスによる小型軽量化はメリットとしても、フォーカスが弱くなることでチャンスを逃すのでは有難くないので、メインカメラとしては欲しくないですね。

 次は意地悪してちょっと暗い室内。一眼レフより撮像素子の面積が小さいし、ブレ防止も弱いので苦しいです。簡易フラッシュがあるらしいのですが、この写真では発光していません。写真の品質としてはやや厳しいのですが、動画も静止画も欲しい場合にチャンスを逃しにくいことは明らかなので、これからも出番はあるでしょうね。
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控え目サツマイモ

2010年05月28日 | 極楽日記(園芸)

 今年はなかなか暖かくならなくて、サツマイモの苗もなかなか店頭に出ませんでしたが、やっと植え付けができました。土が悪い場所に無理に植えても結果が出ませんので、苗を10本だけに絞って効率のいい栽培を目指します。去年までは収穫が目標でしたが、今年からはサツマイモ料理(ほとんど天ぷら)の方に興味が移っていますので、自家栽培は息子たちが芋掘りできる程度でいいです。
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袋栽培経過

2010年05月27日 | 極楽日記(園芸)

 クウシンサイとトウガラシですね。クウシンサイはもう少し大きくなると田んぼみたいに水を張るのがいいとネットの情報にありましたが、袋栽培では難しいですね。せめて水を切らさないように努めます。

 トウガラシは根が浅いので乾燥に弱いらしいです。これも水切れに注意ですね。それから脇芽をしっかり掻かないと収穫できないようなので、まず仕立て方を考えてから手入れしないといけません。

 うまくいったことのないオクラと、毎年それなりに大きくなるバジル。オクラはかなりの肥料食いなので、密植と肥料切れを避けるように書いてありました。失敗した時はそんなこと気にしてなかったなあ。やっぱり失敗には理由があるものです。

 バジルも何となく上に上に伸ばしていましたが、15cmぐらいで摘心することで葉がよく繁るようになるそうです。

 苗で買って来たので成長が速いミニトマトとエダマメ。この成長の速さを予測していなかったので、ミニトマトの脇芽掻きのタイミングを逃してしまったかも知れません。しかしこれも経験なので、週末に何とか挑戦してみます。農家に相談して180cmの支柱をたくさん用意したので、きちっと仕立てられるかどうかやってみましょう。

 ここには写っていませんが、ゴーヤもかなり伸びてきました。去年までは伸ばし放題だったのですが、摘心で収穫がかなり増えるそうなので今年は手を入れてみることにします。
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クローバー育成中

2010年05月26日 | 極楽日記(園芸)

 極楽に引っ越して来た5年前はけっこう整っていた庭の芝生ですが、手入れしないので雑草が至る所に侵入してきました。芝刈りも後手に回ったため軸刈りになって見るからに汚く、元々芝生に思い入れもないためクローバーを少しずつ増やしています。最初はレンゲを考えたのですが、少し植えてみたらアブラムシが大量発生することがわかり、見た目に涼しく花も楽しめるクローバーに交代です。雑草のひどい部分をめくり上げて、クローバーの種を蒔いてみました。

 レンゲが根粒バクテリアの宿主となって空中の窒素を固定する能力があることは知られていますが、実はクローバーもマメ科で同じように自前で窒素肥料を作ることができます。この辺の山土でも逞しく育ってくれそうなので有難いです。

 理由はわかりませんが、今のところレンゲほどはアブラムシが付かないみたいです。極楽家の庭は雑草が防げて息子たちが走り回れればそれでいいので、グラウンドカバーができれば芝生だろうがクローバーだろうが構いません。暑さにあまり強くないので水が切れると夏枯れしやすい、との情報もありましたが、現状の禿げた芝生も十分に見苦しいので気にしないことにしましょう。
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パパの誕生日

2010年05月25日 | 極楽日記

 47回目の誕生日をお祝いしてもらいました。今年は母の日と兼用です。ケーキもお店に並んでいた母の日用のを流用。

 極楽家は4人の誕生日が1月、3月、5月、6月と年の前半に集中しているので、この時期はケーキがいっぱい食べられます。まあ、昔と違って誕生日でなくてもケーキは買いますけど。
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お手軽苺狩り

2010年05月24日 | 極楽日記(園芸)

 プランターの四季なり苺がたくさん実をつけています。種を一袋買ってあれこれ蒔いたのですがどこも失敗して、諦めていた頃に(蒔いたつもりのない)ケヤキの根元から1株だけ出てきたので、それを回収してプランターに植えてあります。以来見る見る大きくなって3株に増えました。

 赤くてきれいですね。普通の苺に比べるとずっと小さいですが。ムクドリに狙われるので普段は寒冷紗でカバーしています。

 極楽息子(小)を呼んで苺狩りをしました。酸味のある果物はあまり好きでないのですが、これは例外みたいです。喜んで10粒以上食べていました。

 自分で採集して食べるのは格別においしいでしょうね。
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伸縮はしご

2010年05月21日 | 極楽日記

 通販やホームセンターでヒット商品となった伸縮はしごを買ってみました。通販の写真で見るよりもがっちりした品で、多段式の伸縮機構のために精密なアルミの筒でできています。かなりの加工技術ですね。大手の通販で2万円前後ですが、日本で作ってたら10万円してもおかしくないでしょう。アジアの工作技術が急速に進化した成果の1つなのだと思います。

 これだけしっかりした作りなら、表記の通り3.8mまで伸ばしても大丈夫でしょう。ロック機構はルミナスのスチールラックみたいに、テーパー加工のパイプをスリーブで挟んで止めているようです。いろいろな長さで使えるので便利ですね。ただし収納は「がちゃん!」と伸ばした部分が落ちてくる感じで、長く伸ばしたのを縮める際には手を挟まないように細心の注意が必要だと思いました。3.8mまで伸ばすと相当な重量になるので、不用意に下の段のロックを外すと、大変な重量が落ちてきます。指を切断しかねないので、倒して水平にしてから収納するのが安全です。

 多段伸縮機構を組み込みながら重量を軽くするために、アルミ板はかなり薄いと思われます。ぶつけて歪むと伸縮できなくなるでしょうから、工事現場などの業務用には向きません。また、伸縮機構に砂や金属片が咬み込むのも不具合に繋がるでしょう。外に出しっ放しにするような使い方も不適当です。

 あと1つの心配は、この長さのはしごで収納性が非常に高く、伸ばすのにも時間が掛からないこと。便利には違いないのですが、これからは2階だから空き巣や強盗に侵入されにくい、という安心感は幻想になります。不審な自動車のトランクにはこのはしごが入っている!と考えて守りを固める必要があると思います。

 並行輸入品のためか、値段はホームセンターより少し安かったのですが、説明書は不鮮明な英語の紙が1枚。原版をコピーして印刷したものかな。とりあえず屋根裏の点検やシーリングファンの掃除に活用することにします。
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皇帝は一日にしてならず

2010年05月20日 | 極楽日記

 漫画の「三国志」を読んで感動した極楽息子(大)が作った皇帝の冠です。武将ブームの時は一生懸命兜を作ってたっけ。何にでもすぐ影響されるなあ。

 皇帝らしい気品を出そうとしたのか、目つきが悪くなってしまいました。極楽家の息子ではこの辺が限界でしょうか。間違っても我が家が皇帝の末裔ということはありませんから。
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連休の東山動植物園

2010年05月19日 | 極楽日記(日帰り)

 たまには2人で動物園に行きます。と言っても遊園地が目当てですが。

 こういう怖くない乗り物だといつまでも乗っています。

 お兄ちゃんが一緒に乗ってくれるのはありがた迷惑かな?

 この英語の綴りは直した方がいいですね。

 今年はいくつか改修があったみたいで、このゾウガメの運動場が公開されていました。極楽息子(大)が心待ちにしていた世界のメダカ館も復活。メダカ館に展示内容の大きな変化はなくて、人気のない展示物の撤去が中心だったようです。
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初夏の農業記録

2010年05月18日 | 極楽日記(園芸)

 沖縄で十分にリフレッシュできたので、当分は毎日の慎ましい生活に戻ろうと思います。地に足の着いた生活と言えばまず農業ですね。極楽家の菜園は農業と言える水準に達していませんが、目標は高くてもいいということでご理解を。

 裏庭のサンチュはたいして日が当たらないのにそれなりに育っています。去年まではナメクジやヨトウムシに襲われ、葉はいっぱいあるのに食べるところがない!という事態を招きましたが、今年はここまで怖いくらいに順調。春の低温が影響したのか、マルチシートが害虫を防いでくれたのかわかりませんが、うまく行っている時はあまり考えないことにします。

 大きさが不ぞろいですけど、家庭用なら何の不満もありません。野菜高騰の折、レタスの代用として重宝します。

 袋栽培はミニトマトとエダマメの苗を追加。沖縄旅行の間に2本だけ枯れてしまいましたが、他は順調に大きくなっているようです。露地と違って、この時期に雑草に悩まされないのはいいですね。
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沖縄周遊旅行(その8)

2010年05月17日 | 極楽日記(国内旅行)

 いよいよ絶景の地、万座毛にやって来ました。この断崖は沖縄観光の定番です。

 ほら、海も空も広い。

 見ているだけで目が洗われるような海の色。

 西表島にたくさんあったアダンの木。本島にはあまりないそうです。

 続いて最期の観光地、首里城公園です。

 いくつもの門からなっているのは本土の城郭と同じ。これは最初の歓会門(かんかいもん)です。

 これは龍樋(りゅうひ)と呼ばれる湧き水。飲み水がなければ籠城できませんから、井戸は何より重要です。これを瑞泉とも呼んだようで、同名の泡盛があるのはこれに因んだのでしょう。

 第3の門である漏刻門(ろうこくもん)。門の櫓に水時計が設置してあり、水が漏れる量で時間を決めたのでこの名があるようです。

 首里城正殿です。鮮やかな朱色の外観は漆塗り。現在塗り替え中です。変わっているなと思ったのは、これが宮殿群の東側に位置すること。昔の中国で「君子南面す」という慣例があり、それを引き継いだ宮殿では、最も位の高い本殿が中央広場の北側にあることが常識だからです。平城京だって、平安京だって都の北側に大内裏がありますね。帝は南面して民の拝謁を受けるものです。

 ペリーは1853年の浦賀入港に先立って、この琉球に寄港しています。館内の資料にはペリーが琉球征服をも念頭に置いてこの首里城に押しかけた時に、琉球側はペリーを北殿に上げて本殿だと思い込ませ、本当の本殿に入れなかったことで清や日本に対して申し訳が立つようにして難を逃れた、とありましたが、その外交的な成功はこの宮殿の変形配置に大きく関連するものです。ペリーは東洋の風習を勉強してきただけに、却ってそのような例外には対応できなかったのでしょう。

 南殿は撮影禁止ですが、他は内部で撮影ができました。

 往時の琉球王朝の権勢を示すジオラマ。

 ちょっと忙しかったですが、これで沖縄(本島だけ)周遊旅行の終わりです。今回は天気に恵まれ、ほぼ予定通りの観光が楽しめました。次は大きなリゾートや離島でのんびり滞在も考えてみたいですね。
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沖縄周遊旅行(その7)

2010年05月14日 | 極楽日記(国内旅行)

 息子たちはもっと遊んでいたかったのでしょうが、今日はホテルが満室なので夕食は早目が無難、と添乗員に教えてもらったのでレストランの前で待ちます。

 レストランはいくつもあるのですが、この「七福」はしゃぶしゃぶを中心とした和食ブッフェです。和食の店は中高年男性の利用が多いので昔は本当に空気が悪かったものですが、最近はホテルのレストランの多くが禁煙になったので、子どもに有害な煙を吸わせる心配をしなくて済みます。

 写真を撮ってもらいましたが、逆光で暗くなってしまいました。フラッシュ付いてたのに。

 大きいホテルなのでイベントも充実しています。食後は琉球舞踊を楽しみましょう。舞踊はテーマパークでも見ましたが、近くで観覧できるのは有難いです。

 華やかな歓迎の舞から庶民的な漁村の踊り、三線(サンシン)を伴奏の唄、エイサーのフルコースでした。すごい芸達者ですね。記念写真のサービスもありました。

 舞踊やエイサーのことを詳しく知っているわけではありませんが、かなりの踊り手だと感じました。楽器の演奏も巧みで、ポスターを見るとやっぱり有名なグループだったようです。

 ホテルの中ですが、こういう土産物屋のセンスはいいですね。他にない品がありそうで期待できます。舞踊団 遊花(あしばな)のDVDもこちらでどうぞ。

 さあお部屋です。寝る前にまず体をほぐさないと。

 広いコネクティングルームで、水回りが2箇所にあるので快適でした。残念ながら山側だったので海は見えませんでしたけど。山側は道路側でもあり、騒音防止のため本格的な気密ドアになっていました。このタイプのドアが客室に装備されているのは(火山ショーで有名な)済州島のロッテホテルで見て以来です。まあ、空港のホテルでは全部これなんでしょう。

 さすが沖縄、の塩害対策エアコン。ジーバートと言えばクルマの防錆処理の老舗で、私が子どもの頃はセレブ御用達輸入車専用の防錆ソリューションだったはず。1ドル360円の時代だし、アメリカから輸入のジーバートも高かったんでしょうね。40年前の輸入車って、本当にお金持ち専用でした。そのジーバートがエアコンの錆止めかあ。随分庶民的になったものです。

 そうそう、このホテルはセントラル空調じゃなくて、各部屋に普通のエアコンが取り付けてあるんです。もしかしたらセントラルに加えて部屋ごとのエアコンなのかな。ネットの書き込みに「リザンはテラスに出てもエアコンの熱で暑い」とありましたがそれも納得です。沖縄ではここまでしないと真夏が凌げないんでしょうか。

 朝食はシーサイドレストラン谷茶ベイを利用しました。選択肢がたくさんあるので、リピーターさんも退屈しないでしょうね。この子もまた来ることになるのかな?

 海の眺めは一番のご馳走です。やっぱり次に泊まるなら海側の部屋がいいな。
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沖縄周遊旅行(その6)

2010年05月13日 | 極楽日記(国内旅行)

 これでちゅら海水族館ともお別れです。何年も前から行きたかったので、それなりに達成感はあるのですが、ここが今回の旅行のハイライトかと言われますと、そこまでの感銘はありませんでした。なぜでしょうか?

 膨大な展示内容の割に時間が短かったとか、混んでいてゆっくり見られなかったことはあると思います。ただ、最大の売り物である大水槽は確かに凄いのですが、大阪海遊館でこれに近いものを見てしまったために、今回はさほどのインパクトがなかったのだと思います。海遊館のジンベエザメは2匹、ちゅら海水族館は3匹ですから、勝ってはいるのですがね。

 そして何より、このエメラルドグリーンの本物の海を前にすると、いかな巨大水族館といえども箱庭、盆栽的な矮小さを感じずにはおれないことがあるでしょう。海遊館の立地なら、数センチ下も見えないような大阪湾や、鉄とコンクリートで固められた臨海工業地帯にある太平洋の一片は、それはそれは見栄えがします。しかしここ沖縄では手付かずの大自然がすぐそこに広がっているわけですからね。こう思うと、更に規模が大きいと言われるドバイの水族館ですら、最初から分の悪い競争をしているような気がしてきます。アラビア湾を真っ赤に染めて落ちかかる夕日を見てから、大きいとはいえ水槽に閉じ込められた魚が泳ぐのを見たって感動できないと思いますよ。

 お昼は竜宮城だそうです。こんな店名を耳にしただけで、名前倒れの観光地商売を心配せずにはいられませんが。

 それでも沖縄名物ぐらいは試しておいていいでしょう。海ぶどうは海藻の一種で、確かにぶどうのような粒がいっぱい。ぷちぷちとした食感を楽しむのでしょうね。味は海苔の方が旨いと思いますが。

 ツアーでこういう店だと、子どもに食べさせるものがなくて困っちゃうんですよ。この顔見て下さい。

 竜宮城の裏は蝶々園です。

 園内の主役はこれ。アゲハに似ていますがオオゴマダラ。成虫はわりと地味ですが幼虫はすごく派手で、蛹は何と金色。毒草であるホウライカガミを食べて育ち、体内に毒を貯留しますので鳥もこの蝶を襲わないらしいです。

 オオゴマダラは赤が好きで、赤い服には寄って来るらしいです。

 定番パイナップルパークにも立ち寄ります。ここは写真撮影禁止区域が多いので、記録係としてはあまり面白くないですね。パイナップル畑を撮影されると、何か不都合でもあるんでしょうか?

 本日の宿、リザンシーパーク谷茶ベイに到着。残波岬あたりから名護市付近の東シナ海沿岸はリゾートホテル銀座なんですが、そのなかでも最大規模を誇ります。著名ホテルなので名前は昔から聞いていましたが、「リザンシー」じゃなくて「利山シーパーク」だったんですね。薩摩の侵略に対して屈することなく死を選んだ琉球王朝の名臣、謝名利山に由来するそうです。

 そそくさとビーチに出ます。周遊型のツアーはとにかくスケジュールがきついので、時間を有効に活用しないと。
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沖縄周遊旅行(その5)

2010年05月12日 | 極楽日記(国内旅行)

 3日目も何とか天気がもってくれました。バスは海洋博公園に向かいます。

 沖縄本島は何年か前に水族館行きを予定していながら、台風でホテルに缶詰になった苦い思い出があります。台風だけは避けよう、ということで今回は5月に挙行したものです。やっと数年越しでちゅら海水族館行きを果たせました。

 こちらは海の生き物と触れ合えるコーナー。

 巨大なロブスターです。ニシキエビと言うらしいです。水深50m程度の岩礁やさんご礁に生息とありますから、捕獲はかなり難しそう。

 さすがにこの日は混んでいました。水槽が見えにくいこともあって極楽息子(小)のストレスも溜まりがちです。

 息子たちが後で喜ぶビデオを優先したので、大水槽の写真はあまり撮っていません。

 形の自由度が高いアクリル水槽は、いろいろな角度から楽しめるのがいいですね。海底には海底の生態があることがよくわかります。

 今のサメでも十分に怖いんですが、昔はこんな化け物が海を支配していました。

 水族館の外は熱帯の海そのもの。5月になったばかりなのに、ひりひりするような強烈な日差しが降り注ぎます。

 エメラルド色の海。ただしここは遊泳禁止の亀の浜。エメラルドビーチは隣です。

 これがエメラルドビーチ。真っ白の砂浜はきれいです。でも本当に日差しが強いので、海水浴に出る人は十分な対策を。

 日陰に入ると涼しくて快適です。本土の夏に比べると湿度が低いんでしょうかね。この数日後に沖縄県は梅雨入りしてしまったので、今はじめじめした天気が続いているのかもしれませんが。
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沖縄周遊旅行(その4)

2010年05月11日 | 極楽日記(国内旅行)

 この琉球村はイベントがたくさんあるし、保存されている民家も貴重なものです。無形の文化を守り伝えようという真面目な姿勢にも賛同できます。テーマパーク激戦区の沖縄ですが、ここはリピート客を確保して残れると思います。

 伝統的な丸木舟、サバニが展示されています。今でも競技用やホビー用としてサバニを楽しむ人がいるそうで、FRPボディにエンジン付きの近代船と化したものもあるようです。

 楽しかったにもかかわらず、兄弟喧嘩をしていたので表情が冴えません。

 琉球村を出て、沖縄黒糖の工場にお邪魔しました。沖縄と言えば黒糖のイメージが強いですが、黒糖工場はほとんど離島にあり、沖縄本島で黒糖を大量に製造するのはこの工場だけのようです。本島の製糖は本土と同じ白糖が主流です。ちなみに黒糖は含蜜糖、白糖は分蜜糖が正式名称だとか。

 原料のサトウキビ。古典的には沖縄の子どものおやつなのでしょうが、今のサトウキビは風害で倒れないように外皮が硬く改良された品種が普及しており、歯で剥くのは難しいそうです。

 水牛の代わりに電力でサトウキビを絞ってくれる圧搾機。

 この日はたくさん回りました。サムズカフェで食事してからホテルに着く日程なので、東京第一ホテル オキナワグランメールリゾートに到着したのは午後7時過ぎ。

 このホテルの特徴は何と言ってもこの68体のシーサー。記念写真の好適スポットです。

 東京第一ホテルグループは全国でビジネスホテルを経営しているようですが、このグランメールリゾートは建物も新しいし、ゆったりした造りでなかなか快適です。ホテル前のバーベキューコーナーはリゾートらしい雰囲気。プールも利用させて頂きました。

 一方でビジネスホテルのいいところを取り入れていると思ったのは、各階に自販機や洗濯機が設置してあり、自販機の飲料も安いこと。過剰サービスを省き、長期滞在のコストを下げる試みは、「上げ膳、据え膳」式のサービスを喜ばない客層から歓迎されると思います。スタッフの多くがファミレスのように端末で連絡を取り合いながら無駄なく動く様子はきびきびしており、効率のいいオペレーションで可能な限りの上質なサービスを提供しようとしているのがわかります。スタッフの負担は大きいでしょうが、ここで働く経験から学び取ることも大きいと思います。特に若いスタッフには頑張って欲しいです。

 朝食ブッフェは水準以上だと感じました。がっちり食べたい人、ローカロリーで楽しみたい人、地元の料理を味わいたい人、飲み物をいろいろ取りたい人など、様々な要求に応えられると思います。もちろん、オムレツに山ほどケチャップ掛けたい人にもね。
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