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最終日の朝もホテルの食堂から。
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どうしても夕食がご馳走になってしまうので、朝は意識して野菜を多くします。
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中国らしい料理もたくさん。
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和平飯店の部屋は広くて快適です。
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土産物を求めて、ホテル近くの菓子屋に行ってみました。
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種類が豊富です。何だかわからないようなものも多数。
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伝統的なお菓子から、こんな珍味類まで小袋に入って量り売り。
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この辺はわかりやすくていいですね。
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表通りから、ちょっと裏筋に入ってみましたが、上海の交通は人も車も強引で乱暴なので、気をつけないといけません。路地に入って来た大型バスが警察に停められたところ。
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ここは地下が広いショッピングモールになっています。
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こんなマルチコプターの人気が高いみたいで、店頭でよく見かけました。ちょっと極楽家周りでは飛ばす場所がないですよ。
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こちらはチベット族の土産物屋で、民族衣装の女性が鈴を鳴らして客寄せしています。珍しい細工品が多数。大きな水煙管(きせる)を売っていました。
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この字はチベット文字でしょうか。さっぱりわかりません。
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この後はナイトクルーズの予定で、その前に海鮮料理で腹ごしらえ。お店の基本情報はぐるなびをどうぞ。
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結婚披露宴がいくつも入っていて、かなり混んでいたようです。料理が出るまでこのつき出しで間を持たせてくれということですね。
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やっと出てきました。後の予定があるので、できるだけ早く始めたかったのです。他のお客さんがいたのでフラッシュを控えたため、写真の出来が今ひとつ。
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何もかも濃厚で甘辛い上海料理に比べると、海鮮は材料の風味を生かした薄味で、日本人の好みに合うと思います。
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きのこがたっぷり入った豆腐料理。
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これは、日本の上海料理店「維新號(いしんごう)」が出してたまながつおの揚げ物に似ています。今は東京にしか店舗がないんですけど、一時名古屋駅近くに出店していたことがあって、何回か利用しました。一番印象に残っているのがそのまながつおでした。今回の魚は裏返しでわかりにくいです。何だろう?
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濃厚で旨い魚の次は、あっさりしたトウガンのスープ。
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基本的に薄味路線は変わりません。沢山食べられそうな味ですが、ナイトクルーズの時間が迫っています。
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青菜の炒め物も一工夫あって香ばしい。
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締めはやっぱり饅頭のようです。
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頑張って食べているんですが、日本人の胃袋は小さいのかな。
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ここで山盛りの炒飯が登場。これも海鮮です。
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最後の最後にお汁粉。ご馳走様でした。
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活気のある下町の商店街、田子坊(でんしぼう)に来ています。
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豫園の古い商店街とは違って、オルタナティブ系の雰囲気です。
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とにかく変わったことをして目立ちたいという姿勢が伝わってきます。
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中は迷路みたいなので、目印にこのビルを覚えておきます。
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もう何売ってるのかわかんないですよね。
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普通の土産物がなくて食傷気味の二人。
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レトロな化粧品屋。上海に行ったらスーパーで硫黄入り石鹸を買い溜めしようと思っていたのですが買いそびれました。ここは高そうだったので。
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奇抜なことをしないとここでは目立ちません。吸血鬼飲料とは何でしょうか?
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なるほど、輸血用のパックを模したジュースでしたか。それでなくても食品の信頼度が低い中国で、これはなかなかスリルがあります。
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飲食店も負けていません。この奇怪な看板は?
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こ、これは…。; ̄ロ ̄)!!
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けっこう混んでいましたので、こんなメニューに食欲を感じる人もいるのでしょう。
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名前も凄いぞ。「黄金便便条」だって。英語の説明は普通なので、欧米人は抵抗を感じないのかも。中国のお金「元」の英語読みは"yuen"で「円」と一緒なので、略号も「\」で同じです。間違えないように。
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便所レストランの隣にあった、懐かしのブリキおもちゃを売る店。
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こういうノリで楽しみたい人は、ぜひ田子坊に行ってみて下さい。店舗の入れ替わりがすごく速い地区なので、次に行ったら店がなかったなんてこともあります。気に入ったらぜひお早めに。
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中国ならではの印象(印鑑)のコレクション。
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明代の傑出した文人、文徴明の書。「赤壁賦」などの書で有名だそうです。
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これも明時代の書家の作品。この名前は日本語にないので、「王ごう」と記載があります。博学の人で、宋時代などの古書を研究して書風を完成させたそうです。
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これは元時代かな。名品なのでしょうが知識がないのでよくわかりません。
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説明を読んでいる時間もなくなったので、大きくて写真映えしそうなのを写すだけになってしまいました。せっかく行ったのにもったいない。
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中国らしい龍の描かれた壺。爪は3本。
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ここに描かれた龍は爪が5本。ということは皇帝に献上された品ということになります。国宝級の品なんでしょう。
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日程の都合でせわしい見学でした。美術品や骨董品に興味のある方はじっくり時間を取って行かれるといいと思います。
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次はこちら。上海城市規画展示館です。
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上海市の都市開発を説明するための展示館らしく、大きなジオラマが売り物です。
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夜景も楽しめますよ。
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ひとつ上のフロアから俯瞰することもできます。これなら全体像がよくわかります。
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豫園のジオラマもありました。
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地下には租界時代の上海の街並を模した商店街があります。
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ロビーの金ぴか高層ビルの前で記念写真。
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今度は豫園の南側に出ました。お昼は台湾でもお世話になった鼎泰豐(ディンタイフォン)。
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極楽息子(大小)が苦手な酸辣湯(サンラータン)。わざと混ぜてないみたいで、下に食べ進むほど酸味が強くなります。
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これぞ鼎泰豐の名を世界で高めた小籠包。
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他の点心も台湾と一緒です。やっぱりおいしい。
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その気になれば日本にも支店があるのですが、本場中国で食べるのはまた格別な気がします。
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十分に食べたところで次は上海博物館です。建物がまず印象的。
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周りが広いためかそれほど大きくは見えないのですが、床面積4万平方メートル近い巨大な博物館です。これは日本の国立博物館クラスの約2倍。
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中心は広い吹き抜けになっていて、その周りに展示室が配置されています。
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この博物館見学の時間はわずか1時間。パックツアーは効率よく名所を巡れる利点がありますが、じっくり見たい時には不都合です。
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とりあえず最上階まで上がって降りてこようということで、まずは三国時代の古銭。上海の当りは当時の呉ですから、呉の通貨です。説明によれば、三国で一番豊かだった魏も、当初は貨幣取引でなく物々交換が主流でした。
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日本にも輸入された明銭。暗いのでぶれました。
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家具の展示です。テーマごとに分類されており、それぞれ広い展示室が割り当てられています。真面目に見ようと思えば、最低でも丸一日必要でしょう。
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翡翠の花瓶だと思います。翡翠好きの中国らしく、翡翠細工に広い展示室を充てています。その中でも扱いが大きいのでかなりの名品なのでしょうが、上海博物館のサイトでは小さな写真しか見られず詳細不明。
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やって来ました豫園です。
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明代に18年掛けて建設された代表的な庭園。面積は2万平米だから小ぢんまりとした公園です。ちなみに北京の頤和園は驚愕の300万平米。豫園の建設はお金持ちとは言え私人。頤和園は西太后が国家財政を傾けてまで建設したものですから仕方がありません。
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こういう穴まみれの奇岩は頤和園にもたくさんありました。今では採掘が禁止されているようです。
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岩をくり抜いて掘った一体造りの狛犬。牡牝で向かい合わせに立っています。こっちは牝。口の中に玉を入れており、この玉も一緒に彫ったという執念の作。
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こっちが牡。くり抜いて作った玉なので外には取り出せません。
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伝統的な屋根の向こうには巨大なビルが建築中。街中なので借景があまり良くないですね。この辺りは古くから上海の中心部でした。
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凝った屋根飾りです。龍を配置したいのですが、皇帝を憚って後ろ半分が鯉になっています。名古屋の鯱みたい。周りは三国志の英雄だそうです。
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塀の上に龍の胴体を延々と這わせています。大変凝った作りです。
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豫園の周りは古い街並が保存されているので、古い中国らしい雰囲気がたっぷり。
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伝統的な工芸品とか印鑑(印象)、お守りの他に、マルチコプターの実演販売してる人も。
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昔からの広場が気楽なフードコートになっています。
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時間があればこういう専門店を覗くのは楽しいでしょうね。言葉は通じませんが。
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次はもっと古い所を見に行きましょう。
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その前にちょっとお茶を楽しみます。
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豫園の東側を南北に走る安仁街の茶舗、泰に立ち寄り。
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まあお茶の販売なんですけど、中国茶の基本的な説明と試飲をさせてくれるので良い経験だと思います。これは青茶(日本で烏龍茶と総称)で有名な鉄観音。中国茶は醗酵の度合いに応じて、無醗酵の緑茶から白茶、黄茶、青茶、紅茶、黒茶の6種類があり、これにフレーバーティーである花茶を加えて7種類に大別されます。
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この日頂いたのは、鉄観音(青茶)と、お茶と言うよりは漢方薬の苦丁茶(形から一葉茶とも)、ジャスミン茶、普洱茶の4種類です。極楽息子(大)の前にある葉巻のようなのが苦丁茶、ピンポン玉みたいなのがジャスミン茶の中でも凝った作りの工芸茶。手元の「中国茶の辞典」(成美堂出版)記載の「仙桃香片」に似ています。
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茶器は日本の常滑焼の朱泥に似た感じの紫砂。と言うか、紫砂にも多くの種類があって、元々はそのごく一部が朱泥と呼ばれていました。高温にしないと焼成できないため、茶器同士をぶつけると金属様の音がします。朱泥の茶器はお茶がまろやかになるそうですが、現在は良質の朱泥が枯渇しており、普通に手に入るものは酸化鉄(ベンガラ)で着色した紛い物で、本物と違って表面が平滑なため味を変える効果はないとのことです。
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ジャスミン茶の玉が開いて、まるで開花したように見えます。花は菊の一種だそうです。
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これが普洱茶。長く熟成させたものほど上等で、何回も出せるとされます。5年醗酵なら5回、10年醗酵なら10回出せるのが目安だそうで。
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茶盤と茶道具。醗酵茶は最適温度が高く、急須の上から熱湯を掛けて温度を上げるため、茶盤と言われる台に湯を流せるようになっています。茶番にはホースが繋がっていて、廃湯は下のバケツに貯留。
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隣はお茶やお茶道具、お菓子などを売る店舗。お茶で作ったご神体みたいなのがありました。
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5年以上醗酵させないと餅みたいにまとまらないそうです。だから、これの原料は高価な熟成茶葉ばかり。凄い値段でしょうね。
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日曜日の朝はちょっと予想外の光景から始まりました。目の前の中山東一路が大騒ぎになっています。上海国際マラソンです。先頭の小集団が招待選手なんでしょう。
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いきなり2万人の大集団が流れ始めました。スタートです。
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延々と続く大集団。
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歴史的な街並を埋め尽くすマラソンランナー。天気は生憎の雨ですが熱気に溢れています。
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本日の観光は、選手が駆け抜けて行ったその歴史的な街並、外灘(バンド)地区から。左側は旧上海総会。現在は高級ホテルのウォルドルフ・アストリア上海。右側は旧Union Assuraneのようです。今は外灘3号という商業ビル。レストランなどが入っています。
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この風景の前で1枚。
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ヨーロッパの街並みたいできれいですね。
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反対側は対照的な新しい上海です。シンボルの東方明珠電視塔がくっきり。
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望遠で撮ると構造美がよくわかります。
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一番高い建物ではなくなりましたが、まだ存在感があります。
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東方明珠の足元のところ。巨大な地球儀が眼を引く上海国際会議中心とその前にある遊覧船の乗り場。
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なぜかあまり楽しそうじゃないね。
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上海に来たらやはり雑技団を見なければ。場所は上海商城の劇場です。場所は静安区南京西路。人民広場のもう少し西側です。
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雑技が始まる前の劇場。撮影は禁止ですが、アラブ系の団体なんかは堂々とスマホ出して動画撮ってました。
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最後のカーテンコールぐらいなら構わないでしょう。やっぱり演目のレベルが高くて楽しめます。団体での目まぐるしい器械体操、コマの芸、空中芸、力技、柔軟、バランスなど、趣向を凝らした演目がいくつもあり、多彩です。
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ここはテナントもいろいろ入ってるみたいですね。
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日本じゃコニャックしか知られていないカミュのレストラン。階段を下りるとスーパーマーケットもあります。
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楽しい夜でしたね。
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さて、極楽家にとって未知の世界、上海料理の洗礼です。お店はここ。私房菜とは家庭料理のことでしょうね。ぐるなびの上海版を見ると上海料理の有名店だそうです。
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この時期はやっぱり上海蟹目当ての人が多いのでしょう。値段が高い割には子供に受けそうもないので今回はパス。
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いきなりこってり系の骨付き豚肉。醤油ベースのたれですが、かなり甘いです。これが上海料理なのか?
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蓮根にもち米を詰めた料理。これも甘辛いので、ずしりと腹に堪えます。イカ飯のもっと味が濃い感じ。桂花糖藕という名前があるそうです。桂花は金木犀。季節物なんでしょうか。メニューでは「前菜」に分類してあるところが日本人の感覚とは違います。
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ふやけたハンペンのような料理。要するに鶏肉のハンペンなんですが、やっぱり味が濃いし、でかい。
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油条牛小排は揚げパンと牛肉の炒め物。パンがぎっちり油を吸っていて、しかも例によって濃厚な甘辛い味付け。さすがに参ってきました。
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たまには軽いものを、ということなのか海老と野菜の炒め物。
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豆腐のスープ。これならたくさん食べられます。写真から推定すると蟹粉烩豆腐でしょうか。蟹味噌風味なので、子供が食べなかったのは仕方がありません。
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そろそろ終わりが近いと思ったら今度は大きな白身のフリッター。身の柔らかい魚で、ふんわりとしているのはいいですが、1匹が大きいです。
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これは横浜中華街で食べたことのある牛肉風味のチャーハン。飯の一粒一粒を脂と出し汁に絡めてあり濃厚。もう腹がもちませんよ。
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ここに来て豚の角煮がてんこ盛り。メニューには特色红烧肉とあります。旨いことは旨いのですが量が多すぎ。
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青菜ももう入らないなあ。
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トマトと五穀のスープ、番茄杂粮汤でしょうか。
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ここまで頑張りましたが、燃え尽きた感じがします。
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しかしまだ終わってません。饅頭とスイカがデザートです。
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その饅頭なんですがデザートなのに中身は挽き肉。ゴマもたっぷり使ってあってこってり。上海人の胃袋はよほど強靭なのでしょう。
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食べ疲れましたね。ご馳走様でした。
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これは食べませんでしたが出番を待っていた上海蟹。
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雨に煙る高層ビルの大都会と、うっすら見える串団子のようなタワー。生憎の天気ですが、中国の上海にやって来ました。
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上海は長江(揚子江)の支流である黄浦江の両岸に発達した都市なので、上海浦東国際空港から黄浦江の西岸を目指すと、この南浦大橋のお世話になります。大型船舶が通行するためか、橋がすごく高い位置にあるので自動車は螺旋を上り下りして合わせます。伊豆の河津七滝ループ橋を巨大にしたような感じ。目が回ります。
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ホテルに着いたらこんな展示が。
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天気は少し残念ながら、部屋からの眺めは上々です。北京のような高層ビルと未開発地のモザイクではなく、古いものと新しいものが共存している感じです。
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隣の別館は歴史的な建築として有名だそうです。この後で結婚式をやっていました。
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これですね。最初は雨がぱらついていましたが、何とか上がったようで良かったですね。
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立派な執務机があったので極楽息子(大)に勉強させてみましたが、まだ貫禄が足りないかな。
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その息子が撮影したウェルカムフルーツ。
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締めの夕食は南ベトナム料理です。日本でも知られているベトナム風お好み焼きのバインセオ。
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フォーもおいしいと思いましたが、極楽息子(大小)には今ひとつ。馴染みのないスパイスが食べにくいみたいです。
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白いご飯は大丈夫ですね。
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炒めた野菜がたっぷり。大人には有難いです。
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これは豆腐の料理。
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海老は産地なのでおいしいです。
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腹ごしらえができたら夜景を見に行きます。残念ながら雨模様ですが。
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でも意外に見えましたよ。水滴でガラスの透明度が低いのが残念でしたけど。これは市の中心を流れるサイゴン川。
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巨大なナマズみたいな船。ディナークルーズ船の「ベンゲー号」だそうです。ベンゲー(Ben Nghe)はホーチミン市内を流れる川の名前らしいのですが地図を見てもわからず。
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メコンデルタに向かう高速道路です。
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隣に見えるビジュアル系のビル。
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この展望台がサイゴンスカイデッキ。ビルの名前はビテクスコ・ファイナンシャルタワーです。地上68階で265.5m。名古屋のJRセントラルタワーやミッドランドより少し高い程度。400mを越える超高層ビルが当たり前の香港などと比較するとたいしたことありませんが、ベトナムでは最も高いビルと展望台です。高層ビルがほとんどないホーチミンなので、天気に恵まれれば絶景が楽しめるでしょう。
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ビルの形は蓮の蕾を模しているようです。
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これでベトナムも見納めです。楽しかった?
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帰りは深夜便だったので写真はなし。ペットホテルで留守番のキコにはベトナム傘をお土産にしました。