雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

もう一度

2015-11-29 18:14:49 | 撮り鉄日記

 相武台下の木造駅舎、前回はフィルムカメラを持って行かなかったのですが、やはりフィルムでも記録しておきたかったので再訪、ついでにもう二つの木造駅舎も見てきました。

まずは下溝。このタイプの駅名標識も余り見なくなりましたが、残っているのは誰かの確信犯?

   

狭い敷地に建っているだけあって、相武台下より小振りですが、模型には丁度良いサイズではないでしょうか。

 

駅前広場も狭けりゃ、待合室も狭く。

 

サイディング貼りになってはいますが、典型的なローカル駅の便所ですね。勿論中は綺麗にリニューアルされ安心して?使えます。

   

続いて番田、駅周辺人口も多く、利用者も結構多そうなので、建て替えはこちらの方が先かなと思っていたのですが、エレベータやスロープが付いたりしているので、当分使うのでしょうか。でも何か物足りない様な…

やっぱり駅舎の周辺が殺風景と言うか、前の2駅と比べるとシンボルツリーが無いのが物足りなさの原因でしょうか。レイアウトに駅舎を配置するときはやっぱり駅前に大きな木を植えたいですね。


夜な夜な配管工事

2015-11-29 11:56:10 | 大手・準大手私鉄

 1521の配管工事、鉄コレのモールドをトレースしただけですが、なかなか上手く曲げられず、たったこれだけやるのに二晩も掛かりました。止めときゃ良かったと思いながらも夜な夜な真鍮線と格闘…

避雷器にトレジャーのロスト製を奢っている割には、ヒューズ箱は鉄コレそのまなのは何故?と言う感じですが、避雷器は単に手持ち在庫があったからと、ヒューズ箱はトレジャーにもイエローにもズバリの形態のが無く、だったらわざわざ高価なロストである必要も無いかな?と言う事で、取り敢えずそのまま。

ついでに乗務員ステップとジャンパ線収めも取付。何れも難波方に3連のジャンパ線収めが付くので、両運車の和歌山市方の運転台を生かしたモハ片運は、今度はこちらが難波方になるので、運転台側にタヴァサPN489、クハは連結面に銀河N-032を取り付け、なぜ両者で違うパーツなの?と思うかも知れませんが、モハの先頭側にはジャンパ栓を極細コードで表現するつもりだからです。モハ両運は製品そのままでも可ですが、片運車と同様の表現にするため、蓋のモールドを削り落とし、タヴァサの蓋に換えておきます。

あとはランボード、先日作成したものに更に上板1枚を貼り合わせましたが、ちょっと厚過ぎたかな? 


こんなことやるの久し振りだなあ

2015-11-26 00:34:16 | 大手・準大手私鉄

 手持ちに適当なランボードのパーツ在庫は無いし、台所さんところ休業期間だし、エバーグリーンのプラ帯材で作成することに。最近はこの種のパーツは大抵エッチングで済ませるので、プラ板でこんな小細工するのって何年振りだろうか。十代の頃はプラ板切り出して木造貨車を自作していたり、ルーペ無しでも細かい作業を平気でこなしていたのに、こんな作業していると年取ったなぁ、と思います。

屋根カーブに合わせて足に傾斜を付けるのも忘れずに。接着は普通の溶剤型プラボンドやジクロロメタン(有害なのであまり使いたくないですが)だと乾燥が早すぎるので、揮発が遅いリモネン系のが使い易いです。あとこの様な作業をやるとき、ピンセットは出来るだけ良いものを! 安物だと部材を飛ばしまくってストレスが溜まるだけです。

 


前回降りたのは…

2015-11-23 20:34:20 | 撮り鉄日記

 確か非電化最終日以来の筈だから、24年振りと言う事になります。何で今になって?と思った方もいるかも知れませんが、昨日、知り合いの中の人から、「来月になったら壊すから昨日写真撮って来たよ」の一言が決め手になりました。自宅から電車で遠回りに行っても1時間以内の近さなのに、本当に尻に火が付かないと行動できないなーと我ながら思います。

  

普通の切妻屋根の木造駅舎、って言ってしまえばそれまでですが、どことなく社線っぽさが漂います。縦長の窓が洋館っぽくちょっとお洒落です。前の大樹が良い雰囲気を醸し出していますね。ちょっとアレンジして模型に再現してみたいものです。

  

裏側から。良く手入れされつつも原形を留めており、壊すのが勿体ないですね。新しい駅舎は別に橋上化される訳でもなく、公共施設が一体化され便利になる訳でもなく、それだったら中央東線四方津や福井鉄道北府みたいに耐震補強しつつレトロムードにリフォーム、でも良い様な…

昭和5年だから、相模鉄道時代の築ですね。相模線に残る社線時代の駅舎も、あとは番田、社家、倉見を残すのみです。

  

待合室内と、国鉄末期仕様のトイレ。

  

閑散とした駅前広場。駅前の雑貨屋と言うのも、東京近郊にあっては貴重な存在でしょう。いや、地方のローカル線の駅前にあっても絶滅しつつある情景かも知れません。

    

かつて余剰のク5000形が長期留置されていた側線もかなり整理されてしまいましたが、そこには24年前とほぼ同じ情景が広がっています。来る車輛を除いては…

 

ヤードから河岸の砂利採取場目指して伸びていた側線跡。24年前は線路こそ撤去されていましたが、まだ舗装されていませんでした。

あと僅かの命の木造駅舎に、もう先は余り長くないであろう205系。キハ35に替わってピカピカの新車として迎えた205系も、もうそんな歳になったのですね。

(2015年11月23日 相模線 相武台下駅)


まだまだ悪乗り

2015-11-23 11:31:07 | 大手・準大手私鉄

 1521片運車を作るときに犠牲になった1輌分の端材をまた切り刻んでと…

若干のディテールアップでお茶を濁すつもりだった両運車もザックリ。

素人にも分かり易い?片運車と比べ、手間的には大差無い割には、余程南海電車に詳しい人じゃないと気付かないレベルの加工かも知れません。大多数の人には鉄コレ軽加工程度に思われるのが落ちだろうに… かく言う私も、今回資料を色々漁っていて初めて気付いたレベルですし。更に言えば本当はクハ3901の乗務員扉直後の窓の横幅はモハ1521よりちょっと狭いんですが、今回は端折ったし…

モハのランボードは2輌共鉄コレのモールドの上からプラ帯材を貼る程度で済ますつもりでしたが、今回の両運車の加工に関連してランボードが長い個体に変更になったことと、クハと表現を揃える為に、結局全部削って付け直すことに。削るついでに配管類モールドも削れちゃったので、結局避雷器も含めて全部削り落とし、一から配管工事に…


屋根削り

2015-11-20 00:37:50 | 大手・準大手私鉄

 1521系は少数グループの割には、その経歴の複雑さを示すように形態的変化に富みます。特に屋上のベンチレータの数とランボードの長さ有無が車番によって大きく異なるので、特定番号を志向する方なら要注意です。片運モハの場合、出来るだけ手を掛けずに済ませたい向きなら、ベンチレータ6個でランボードが短い1521、23、27なら、鉄コレのモールドそのままで長さの不足分だけ継ぎ足せばOKです。クハはどの車番を選んでもベンチレータが14個で、位置も鉄コレと一致しないので全部削って付け直す必要があります。

 

で、因みに私はどうするのか?
片運車=モハ1525(ランボード短、ベンチレータ12個)+クハ3904(ランボード長、ベンチレータ14個)
両運車=モハ1524(ランボード短、ベンチレータ6個)
にしておこうかな?


バッサリ

2015-11-15 18:28:50 | 大手・準大手私鉄

 シンナープールで真っ新になった1521ボディは、勿論速攻で切り刻まれました。切り刻んで接ぎ合わせて作った途端に鉄コレ事業者限定が…とかならなければ良いけどw

残骸の山。両側湘南顔のでも作るか?

 

これ作ろうと思って資料を引っ張り出してきたら、モハ1521片運とクハ3901で乗務員扉の高さが違う事に気付き、両運モハの両側の運転台を切り落として、扉が元々低い方(1521オリジナル)が付いていた側に、高い方(増設側)を移設する必要があります。コアな南海ファンには今更な事でしょうが、今まで3901も1521片運と同じく、両運モハの増設側運転台を切り落とし、別途調達した戸袋窓+客窓1個分の側板と連結面妻板を接げば一丁上がり、と思っていた… 考えてみれば3901はサハに後天的に運転台を取り付けたんだったもんな。


シンナードボン

2015-11-15 11:18:26 | 大手・準大手私鉄

 1521、塗装のクオリティも低いし、どうせ追加工すれば再塗装必須なので、勿論シンナープールへダイブさせました。ついでにクロス車に組み替える21001系4連もドボン。鉄コレは2-プロパノール(IPA)で剥離するのが一般的な様ですが、私の経験上はクレオスの青ラベル(ノーマル)シンナーなら余程長期間漬け込まない限り大抵大丈夫な様です。逆にダメなのがクレオスでもレベリングシンナーと、種類を問わずガイアノーツのシンナー、まず溶けるので止めたほうが良いです。一応鉄コレのロットによって樹脂のグレードが違っていたりして、ダメなケースもあるかも知れませんので、大事なモノを漬ける前には裏側でテストしてみるとかしておいた方が無難なのは言うまでもありません。

今回も何とか無事にリセット完了。京福はどうするのかって? それは某ガレージの1251/3901片運化パーツのロスト妻板がどうやら鉄コレ21001のコピー品らしいことに気付いたからで、じゃあ高価なパーツを買わなくても、うちにある余り物の鉄コレを流用すれば良いじゃん、なら屋根Rが近い11001由来の方が、と言う事で。接着性や下地処理の事も考えたらABS樹脂同士の方が良いし。タイトルカット画像に南海じゃないものが混じっているって?それはその後のネタで。(いつになったら日の目を見るか分かりませんが)


蛇足

2015-11-14 19:17:05 | 大手・準大手私鉄

 22001系奇数車(パン付き)も、7000系とか他形式と同様に無線アンテナが付いていると思い、クーラーキセの間隔が不自然に開いている場所に穴を開けて付けてしまいましたが、後で調べてみると、どうも鉄コレの通り、付いていなくて正解、だったみたいです。さて、また埋めて屋根塗り直すか、どうせ塗り直すならこの際、配管も付け直してみるか?と悪魔の囁き… と言う事でクーラーキセのグリルデカール貼りは一旦保留です。

奇数車の正面にも幌を付けてみました。やっぱり貫通型は幌付きがカッコいいと思います。

物置から発掘した1521形を4輌、さてどう料理するか。


幌とガラスと

2015-11-11 00:19:50 | 大手・準大手私鉄

 グレーに塗ったGMの幌を付けて…あと貫通扉の窓ガラスが省略されているのが気になったので、イージーに裏から透明塩ビを貼り付けて。

おっと、それなら21000の方にも入れておかなければ。そう言えば7000もまだだったな、と限が無く。

21000系はもう一本買ってあったけど、同じの2本でも面白くないので、先頭車のみ第3弾のに振替えてクロスシート編成にするつもりですが、それをやると全塗装必須になるので寝かしてあります。それ用にと買った台所の帯デカール、昭和50年以前の明るい緑色(南海線の腰とは違う色、後に暗緑色に統一)に見えるのですが… それとも21201形偽ズームでも作れと言う神の啓示か? ここまで来たら1521形の片運化もやりたいし、キハ5501の追加工も、保護棒とヘッドマークステーだけならまだしも、国鉄型と相違する側面手摺を付け替えるとこれまた全塗装、さあどうしようか。