雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

これもあと少し

2011-01-16 23:23:21 | 撮り鉄日記

 1000系ゆけむりの定期検査入場で、2月下旬までA特急代走中の長電2000系、最後の定期運用となった朝夕のB特急も、4月以降旧NEXの2100系に代替予定なので、A特代走は今回が最後になると思われます。林檎色のD編成は8月まで残るようですが、栗色のA編成は2月16日で離脱します。

 この手の電車もあとは残すところ富山地鉄の10020・14720形を残すのみとなりますね。さて、今週末にでも行こうかな…


キハ52ではありません

2011-01-10 21:29:21 | 撮り鉄日記

 昨日のいすみキハ52125サポーター限定撮影会に行こうかとも思いましたが、先日の一般公開で懲りた?ので、動き出すまでお預けにしておきましたが、他のサイトで見るとはこの前よりずっと良い場所(車庫前の検修線)だった上、会員制とあって人も少なめだったそうなので、行っても良かったかな…と少し後悔?

 と言うことで、今日その代わりと言うか、地味にひたちなかでキハ205単独走行のアナウンスがあったので、久し振りに行って来ました。標記のフォントが普通のゴシック体だったり、色合いは以前のGMカラーみたいな薄いまま(国鉄気動車新一般色の採用当時はこんな色合いだったそうですが)ですが、綺麗に塗り直されていました。

 走りは例によって金上-中根の定番な場所で。

 3710のこの色を見ていると、キハ2004を今度は留萌色にして欲しく…

 この向きから見ると、拡張された旧トイレ窓がちょっと目立ちます…(阿字ヶ浦にて)

 最初話を聞いた時、うーん、と思いましたが、現物を見てみると案外悪くない感じです。南海5551みたいだけど・・・

 取り敢えず首都圏色にしてみました、という感じで、下地処理も適当に上塗りしたみたいで、現物を見るとボロボロです。一応旧番の「キハ20429」と書き込まれています。

 部品取り用になった他の鹿島臨鉄組は朽ち果てていました。阿字ヶ浦で更衣室代用になっていたもう1輌は、何時の間にか解体撤去済みです。

 木造のホーム上屋越しに見えるのは、ゆったりとレイアウトされた構内に屯する様々な気動車たち。メンバーは入れ替われど、昔のままの情景です。島鉄の南島原も似たような雰囲気かな。
(以上4点 那珂湊にて)


一月三日 住吉さん

2011-01-04 15:33:11 | 撮り鉄日記

 神鉄に行った翌日は、本命の阪堺電車です。正月3が日の初詣と住吉祭りの日だけは、手持ちの電車を総動員して臨時便を大増発するので、普段は朝ラッシュ以外は大半が車庫の奥で寝ているモ161形も大活躍します。当然、当日の大和川検車区は笑っちゃうほどスカスカになります。

 年始に阪堺訪問は初めてですが、それにしても凄い人だった。「住吉さん」恐るべし…

 初詣の人出が増えて来る10時過ぎ頃からは続々と増発便が出庫してくるので、3系統が交わる住吉交差点で待っていれば、モ161形含む阪堺の様々な電車たちが満員の乗客を運んで、面白い程次々とやってきます。住吉大社への初詣客に交わって、電車を撮りに来るギャラリーたちや、初詣客を誘導する阪堺電軌スタッフや警察官も多いので、なかなか思うように撮るのは難しいのですが、住吉大社門前の道路は交通規制が引かれるので、クルマに邪魔される事も無く、そう言う意味では普段よりアングルの自由度は増します。昼まで住吉に張り付いていましたが、勿論モ161は全色コンプリート完了です。

 因みに当日稼働を確認したモ161形は、161・172(阪堺標準色)、162・163(旧南海色)、164(深緑に黄帯の試験塗装)、165(旧南海本線系ツートン/鉄道喫茶あびこ道広告)、166(緑雲)の7輌でした。

 ついついモ161形に目が行きがちですが、モ501形も501(黄雲)、502(都電美濃部色)ともに稼働していましたが、501は出て来たと思ったら一旦すぐ引っ込んでしまい、夕方また出庫してきました。調子悪いのかな?

 午前中住吉で浜寺方面に向かう161形を何回か確認したので、午後からは堺市内方面に行ってみましたが、そうするとなかなかやって来ないんですよね…待っても待っても601や701、たまに来ても351で、161はなかなか来てくれません。待った挙句166番がやって来た所で時間切れが近づいたので、これを撮ったら撤収、しかし帰路の電車の中で残酷にも擦れ違う164番…まあそんなものです世の中って…(石津にて)

 帰る間際に天王寺駅前で買い物を済ませて、駅前電停を覗いたら緑雲166番が戻って来たので、夕暮れの薄暗い中を最後の悪足掻き、そうすると先程擦れ違った164番も続行でやって来たので1/30秒で流したけど上手くいかない…特徴的なデザインで駅前で一際目立っていた、村野藤吾設計の近鉄百貨店の建物がいつの間にか消滅しているのにも驚き…

 今まで何気なく見ていたけど、大阪市営御堂筋線天王寺駅にある照明、これもまた大阪らしいというか、ただ無機質で味気ない東京の地下鉄とは違うんだ、という主張が何となく感じられます。同じ規格の物は幾つかの駅にありますが、淀屋橋(だったっけ?)のカマボコドーム天井との組み合わせはモスクワあたりの地下鉄みたい?

 因みに今後モ161形目的に阪堺に訪問してみたい、と言う方に、間違っても「大晦日」には行かない方が良いと思います。過去の体験とかネット上の情報などで、161形が1輌も走っていない、と言う可能性がかなり高い?です。冬場だと普段、2輌程度は昼間も走っている場合が多いですが。また、運用は同じパターンを何往復も繰り返す、訳でなく、観察していると住吉公園に行って、天王寺駅前に戻ったら浜寺公園へ、とか結構ランダムみたいなので、全系統が通る住吉交差以外で待つ方は御注意を。

 今回の撮影には年末に導入した新兵器「DA18-135mmF3.5-5.6」が今回は大活躍。基本的には単焦点レンズが好きな私ですが、不意に人やクルマがフレーム内に飛び込んでくる併用軌道での撮影には、やはりズームレンズの方が便利です。


雪晴レ乃山里

2011-01-03 23:56:38 | 撮り鉄日記

 新年明けましておめでとうございます、と言いたいところですが、今年は喪中に付き新年の挨拶は失礼させて頂きます…(すでにご挨拶頂いた方には、気が向いたら後日寒中見舞いを差し上げたいと思いますが…)

 今冬初めて雪を踏むのが神戸市内、何てなるなんて思いもしませんでしたが、新年早々神鉄粟生線を撮ってきました。日中動いていたのが3連:1105F・1107F、4連:1115F・1119F・1121Fと1100系率が妙に?高く、1000代2扉車が好きな私には願っても無い状況です。ラッシュ時には厄介者扱いされつつある2扉車故、年末年始の閑散時を狙って2000~6000系の検査を集中的に入れた結果、代走として出てきた…のでしょうか?

 

 以前より撮ってみたかった藍那の集落で。谷の合間に古くからの集落が広がり、木造校舎の小学校や茅葺き屋根の古民家があったり、とても神戸市中心部から30分と掛からない場所とは思えない程ローカルムードに満ちています。山の上まで登って雪晴れの集落を俯瞰したり、ついつい時間を潰し過ぎました。

 1501形はこのスタイルで何と平成3年製。この1年後には209系プロトタイプが登場したんですよね…(2011年1月2日 藍那―木津にて)

 午後は粟生手前の加古川橋梁で。明治の英国製ポニーワーレントラスを渡る1100系3連。鈴蘭台方1連のみ架け替えられていますが、粟生線の存続問題が浮上した今、残りが架け替えられる日は来るのでしょうか…(葉多-粟生にて)

 藍那は人影も少ない静かな山間の駅なので、夜間撮影にも良いですね。何となく複線化途上の南海高野線・天見や紀見峠あたりを思い出します。