雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

さて今回のメイン

2014-07-31 23:42:33 | 撮り鉄日記

 本業が忙しくて、くたばり気味なので更新が遅くてすいません。今回最も楽しみにしていた大鰐線ED221+ホキ本線運転、津軽大沢―大鰐間だけですが、3往復たっぷり楽しませて頂きました。本来ならもう1往復する予定でしたが、何せ快晴で暑い日だったので、最後はED221がオーバーヒートして途中打切りされるハプニングも…最後の1往復の時間帯は光線状態も良く、残念ですが、何せ車齢八十余年の御老体故、無理もさせられませんし。撮っているこちらもオーバーヒート寸前でしたが。

 

30分おきに行ったり来たり、不案内な土地故、撮影地探しに右往左往、皆とはちょっと違ったアングルで、と意気込んでみたものの、結局無難な場所に落ち着いた感じが…「貸切」なので仲間十数人以外のギャラリーも少なく、静かなのは良かったですが、もし次の機会があるなら、常連のメンバーにお勧めを聞いてみるのも良いのかな。終点での機回しの手間を省くため、機関車は常に中央弘前方に連結で、大鰐行は推進運転になりますが、結構なスピードでホキを先頭にして走るシーンも余り見れるものではないので、これはこれでまた良し、ですね。

ここは仲間内でも人気の場所の様で。綺麗な築堤にバックの山並みや森が良い感じで、人気なのも頷けます。高原ぽいムードの中を走る凸電機とホキがまた素晴らしく。


懇親会にて

2014-07-29 00:35:19 | 地方私鉄(東北)

 貸し切りイベント1日目の終わりの懇親会、ここで持参した弘南の模型をひけらかすと、反応は上々? でも、省型や東急は?の声… 今回は社型のみのラインナップですが、やっぱり皆さん弘南と言うと省型17m車と東急3600なのでしょうか? 私も一応考えてはいて、ブックケースのタイトルもこれ見よがしに(1)と入れて続編を匂わせていますが、プロトタイプの選定は考え中。サハ17と張り上げ屋根の旧モハ50は入れたいよな、3600は鉄コレにない半鋼車からチョイスしようかな?、と…


同世代の出会い

2014-07-27 20:56:23 | 撮り鉄日記

弘南線尾上の高架、いつも7000系が行き交う下に鎮座するのは…

 

2代目ハイゼットのバンの廃車体、エンジンが空冷か水冷かまでは観察していませんが、生産時期は1964~68年なので、東急7000系とはほぼ同世代です。恐らく7000系が来る前からずっと津軽の地にいたのでしょう。顔を合わせる度に何を語り合うのか…


非冷房車

2014-07-27 11:15:08 | 撮り鉄日記

 ふた昔くらい前までの夏、地元小田急で電車を待っていて、向うからやってきたのが細面なHE車(除くクハ2478、これは冷凍車w)や非対称面の営団6000系だったりするとがっかりしたものですが、今では地方でも非冷房車に遭遇する機会は滅多になくなりました。窓を全開にして川面を渡る涼風を、と言ってもまともに窓も開かない電車が増えてしまった今となっては出来なくなってしまいましたが。停車すると床下の自然通風式抵抗器から猛烈な熱風が立ち昇ってくるのもまた思い出…(床下一杯に抵抗器を搭載していたHE車の中間M車がHEat車の略だと揶揄されてたりしましたが)

郊外でも緑が少なくなり、いつ乗っても混んでいる東京の電車だと、非冷房車はもはや我慢の限界点を超えているかも知れませんが、ここ弘前ならまだ扇風機の風でも心地よく感じる気候です。隣を走るJR奥羽線が全部冷房車になっているから、冷房化率0%が続くのはそうは長くないとは思いますが…


大人的電車ごっこ

2014-07-24 23:50:47 | 撮り鉄日記

 普段は走らないものを走らせてみたり、普通とは違う自分好みの編成で走らせてみたり、それを本物でやるのは個人ではハードルが高いですが、同じ志を持つ仲間が集まれば何とか出来るかも知れません。そんな仲間の輪に便乗させてもらい、束の間の夢を見させてもらいました。

7000系の4連なら弘南線で朝夕のラッシュ時にいつでも見られるじゃん、と思われるかも知れませんが、乗客の減少で増結スジが大幅に削減されてしまい、しかも土曜を除く「平日のみ」と普通の勤め人にはかなりハードルが高い存在です。しかも本家の7700系を含む東急7000系が譲渡された他の鉄道では現在3連を超える増結運用は無く、例え臨時でも「4連」が見られるのは弘南線だけです。(因みに大鰐線はATS地上子の関係で原則不可だそうで)

事前の予報では曇り時々雨、ゲリラ豪雨も覚悟していたけど、何とか2日とも何とか日差しに恵まれてくれました。かつて富士身延や阪和を追いやった憎きこの電車も、もう50年選手なんですね。昔は面白くない電車の代表みたいに思っていたけど、変に媚びない機能本位なスタイルは一種の潔さすら感じます。非冷房、パイオニア台車、オリジナル顔の3拍子揃ったのも現役は弘南鉄道だけです。

    

貸切4連が1往復して黒石まで戻ったら、あとは構内撮影会。7000系も勿論ですが、並べられたキ100の方に興味が惹かれます。華奢なTR16台車も良いですね。冬にこれがBLW凸電に押されて走るときにまた来たいです。


北村BXD見たかったな…

2014-07-23 00:57:00 | 撮り鉄日記

 実は当日、黒石の商店街でクラシックカーのイベントがあって、何やら旧いキャブオーバーバスの試乗会が行われているとメンバーの方から聞き、画像を見せてもらうと、何といすゞBXD20E/北村じゃん。オーナーのサイトでは見たことあるけど、実車は見たこと無いし、オーナーは秋田の人なので、関東近県で見る機会もまず無さそうだし、1日目の黒石駅での撮影会終了後、慌てて見に行ったけど、時すでに遅し、撤収作業中で、件のバスもついさっき帰られたとのこと、やはり情報収集は綿密に、そして行動は素早く、朝方に少し時間があったのだから、その時覗いておくべきでした。

 

結局、収穫はまだ残っていた青4シングルナンバー、未更生のトヨエースだけ。毎年この時期に催される様なので、またこの時期に行く機会があればチェックしておかなければ…


いざ弘前へ

2014-07-23 00:55:54 | 撮り鉄日記

 作り掛けの弘南の電車はどうなっている、と言う声が聞こえてきそうですが、期日に間に合わせるために、弘前行の撮影機材等の準備と並行してギリギリまで作業していたので、ブログを更新する暇が、と言うより気力が無かった? その割には未完成部分を残したままタイムアウトになってしまいましたが。で、津軽産の素材をベースに構成された弘南電車を抱えて弘前に行く企画、順次UPしていく予定です。(作り掛けの淡路や別府を放り出していきなり弘南を突貫工事で作り出して何なんだ?と思った方もいらっしゃることでしょうが、種明かしはこれです)その割には現地でその模型の写真を撮り忘れたという失態を…そうは無い機会なのだから、岩木山バックの雄姿と、お願いして津軽大沢でED221のデッキ上に並べて撮影させてもらえば良かったかな。

 後回しになりましたが、今回の貸切イベントを企画し、新参者の私を温かく迎え入れて下さった弘南博士様にお礼と、要領悪く多々ご迷惑おかけしたお詫びを申し上げます。次の機会があるなら、今度こそは一応完全に?完成させるとともに、未完成で披露することが出来なかったクハ201、クハ1267、モハ108の3輌+αをお持ちしたいと思います。


あと一歩

2014-07-17 00:41:58 | 地方私鉄(東北)

 夜な夜な少しずつ進行中。窓ガラス張りと色入れも一通り終え、ワイパーや手ブレーキハンドルを付けたり。富士身延は本当はこんなに外から見えない様ですが、そこは模型的デフォルメで。後は下回りの艤装だけかな。本当は車内の仕切りとかも付けたいけど。


何とか

2014-07-13 23:36:23 | 地方私鉄(東北)

 午後から天気が怪しくなってきましたが、何とかクリヤー吹きまで完了。後はちまちま色入れして、窓ガラスと小物パーツの取り付けで車体は完成。床下機器は、一応資料は集めて大まかには各車の相違を再現するつもりなのですが、全部は週末まで間に合いそうにないので、先行したモハ2026とモハ2233以外は鉄コレそのままでお茶を濁し、後日作り直すつもり。

別途塗装したパンタにも色入れ。お粗末にもモハ2250形用に作成した3基中2基のTDK-C型が装中に風で飛ばされて紛失してしまったので、不足分は取り敢えず更新前に付いていたパンタで代用。スライダーの銅色はタミヤXF-28ダークコッパーが渋い色調と顔料のきめ細かさでお気に入り。

やはり別途塗装したベンチレータも取付。クハニ1271に付いていた半ガラは以前は国電用しか無かったけど、今は私鉄電車用に何種類か出ているんですね。これはKitcheNの「T型ガラベンD(民鉄用)」が近似なので換装。昔はガラベンも国電/旧客用1種類だけだったのに、今は国鉄、民鉄用あわせて5種類位かな?と充実しましたが、一方で使いこなすにはそれなりの知識が必要で痛し痒しかな。


緊張の一瞬

2014-07-12 20:37:48 | 地方私鉄(東北)

 塗装が終わってマスキングテープを剥ぎ取る瞬間、何回やっても緊張します。久しぶりにやったので段差やリベット部の処理が甘く吹き込みは多発するは、

 

テープと一緒に塗膜までありゃ、となるは散々な結果…今まで愛用していたマッハのエッチングプライマーが最近中身が別物になってしまい使い物にならなくなったので、いさみやの黄色いプライマーを使ってみましたが、どうもイマイチです。シールプライマーも過去に特にベージュ系やアイボリー系のベース色でクラックが入って散々だったし、ミッチャクロンはいつまでもベタついてゴミを呼びそうなので、今度は秘蔵の「エスクマ印」エッチングプライマーでも使ってみるかな?それでクハ201とクハ1267は今回は間に合いそうもないので、後日これから組むモハ108と一緒に仕上げるつもりだけど、よりによってクハだけ2輌離脱しなくても、と、相棒にあぶれたモハ2233と2250を眺めながらブツブツ…

色合いだけは西武トニーベージュ+秩父マルーンでほぼイメージ通りになったかな? 旧型車全盛の時代なら、イメージ的には鉄コレやトミックスのキハ22みたいなカサカサに褪色したのじゃなく、やっぱ艶やかなマルーンだよね。実車の屋根の色は鋼板屋根車は勿論、キャンバス張りでも同じような明るいグレーなんですが、両者の差を表現したくて、敢えてキャンバス屋根車は濃いグレーにしてみました。