雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

上越線115系

2016-11-27 22:11:56 | 撮り鉄日記

 何年も前からそろそろヤバいぞ、と思い続けていたネタですが、結局尻に火が付かないと動かないのはいつもの事です。今のところJR東からは何もアナウンスは無いですが、まあ最近の前例からして、予告無しにいきなり全面置き換えを敢行するのでしょう。最近のさよなら運転を巡る混乱を見ると仕方ないでしょうが、分かる人には状況からして分かるよね?そろそろだから覚悟しておけよ?ということで。

津久田-岩本の利根川越しに鉄橋を望む有名なポイントにでも行ってみるか、と言う事で、津久田駅から歩くこと暫し、川沿いの県道の入り口まで行くと…何とバリケードで封鎖中、どうも途中で崩落した様で、ここが通れないとなると、ポイントまでは数キロ下流に戻って川の対岸に渡らないと行けないので、あっさり諦めて、駅近くの鉄橋で我慢することに。4連の仕業はほとんど211系に置き換わっていましたが、それは想定内で、211系がまだ入っていない筈の3連の仕業狙いで行きました。朝方だとサイドに陽が当たりませんよね。

 

昼も近くなってくると、陽がサイドにも当たるようになってきましたが、間もなく日差しは雲に覆い隠されてしまいました。山間の渓谷に架かるデッキトラス橋に湘南色の115系、これこそ上越線のイメージですね。

昼になると、暫らく上りの3連は無いし、津久田駅の周辺には飲食店はおろか、コンビニすらも無いので、渋川に引き上げることに。途中、時刻表に無い時間に踏切が鳴りかけたので、貨物でも来るのかな…と思ったら、何やら煙が、あ、今日運転日か?と、カメラを構える暇もなくC61が旧客を牽いて駆け抜けて行きました。最近の東の蒸機って、あの石炭の燃える亜硫酸ガスの匂いがしないよね、コークスでも焚いているのか? 環境的には有毒ガスを撒き散らすのはいけないのでしょうが、あの匂いがしないとなんか嘘くさい感じがしてしまいます。

 

午後からは渋川駅近くのお手軽ポイントで、完全にドン曇りになってしまいましたが、曇ったのを良いことに、晴れていれば完全に逆光になる下り線を上流側からも。

貨物列車の撮影からはほぼ足を洗ってしまいましたが、かつての新專貨3880/3881を彷彿とさせるこんな内容の列車を見るとちょっと熱くなります。あのスジは確か上越線を通過するのは夜間だったからここじゃ撮れなかったよな…

大分日も短くなりました。16時前でもISO1600、F5.6 1/500secなので、もう限界ですね。

(2016年11月26日)


淡路フォント

2016-11-23 23:55:55 | 地方私鉄(近畿)

 またしばらく放ったらかしで済みません。いつもの事ですがやる気なしモード突入してしまったので。

水面下ではこんなものやっていました。島の電車インレタ作成用の数字フォントですが、今時何とアナログに手描きです。実車写真からドロー系ソフトで切り抜いてアウトライン化しても良いんでしょうが、番号部分のみ真横からアップで撮った写真なんてほとんど見つからないので、どうせ実車写真を見ても、所詮現場でフリーハンドで描いているもの故、個体や時期によって字体に結構バラつきがあるので、じゃあこっちも手書き原稿で構わんじゃん?と鉛筆とマーカーで描きかき… ちょっと1が太すぎたかな? この勢いで琴電旧フォントも作るかな?

その他には大鰐の旧弘前電鉄引継の旧秩父グループを箱にしてみました。106は窓が大きめで柱が細くスマートですが、華奢で箱にするまでは取扱い厳重注意です。木南の電車は安くて格好良いけど安普請、なのを実感? 秩父でも譲渡先の弘南でも比較的早期に処分されたのは、小型車だったから、と言うだけでは無いのでしょうね。旧京浜の108も製造時期的に酷い仕上がりの筈ですが、比較的長寿だったのは、更新修繕した西武所沢の仕事が丁寧だったからでしょうか。同形車体を現状のまま2つに割って短縮しただけだった近江の135とかは短命に終わっていますし。


整理

2016-11-09 00:30:15 | Weblog

 画像ファイルを保管している外付けHDDの容量が残り少なくなってきたので、新しいのを追加するとともに、まだDVD、BDメディアに焼いていないデータをこの際焼いてしまう事に。いざ焼き始めると25GBのBD-Rでも結構な枚数になってしまいました。そもそもDVD-RやBD-R等の光磁気メディアの保存性はどうなのかと言う疑問はありますが、HDDやフラッシュメモリに保存するよりはマシだろうし。聞くところによると保存性自体は、歴史が古く管理法が確立されていることもあり、現時点では銀塩フィルムが最も信頼できるそうなので、全部スキャンしてデジタルデータ化したからって、フィルムは決して捨てたりしないこと! メディアやファイル形式の技術的寿命と言う問題もあるので、デジタルデータも、全部銀塩プリントで保存しておくのが最も安全かも知れませんね。

データをHDDに落としてすらいないメモリーカードも大量にあったので、これも片付けて…フラッシュメモリの1バイト当たりの単価が安くなり、10年前の256MBより今の64GBの方が安いので(でもデジカメの高画素化が進んだ結果、256MBのSDカードをK-1に差すと、JPEGでも11コマしか撮れないので、1コマ当たりの単価はそれ程安くなっていない)このまま保存しちゃえば?という誘惑に駆られますが、フラッシュメモリに長期保存するのは危険です。データ移動を済ませたSDはフォーマットして、しばらくSDは買わなくて済むかな?


フォトランの後のお楽しみ

2016-11-03 21:23:04 | 撮り鉄日記

 時間にして小一時間、たった1往復のみの北鉄ED201フォトランでしたが、締めに鶴来での撮影会もありました。パンタを上げているのを見られるのも滅多に無いので、この機会に「激写」です。

   

色々な角度から観察できるのも構内でのプライベート撮影会ならでは。公開撮影会だと人が多くて思うように撮影は出来ませんから。

   

ボンネットがストレッチされているものの、「南海型」電機の面影を伝える貴重な存在です。本機と富岩鉄道ロコ1、渥美電鉄ED1は、木南車輛が南海鉄道の木造電機を鋼体化した際に発生した旧車体を更新して、中古電装品(多分これも出処は南海なんでしょうな)と組み合わせて納入されたと伝えられますが、真実は如何に。南海絡みだと、他に雨宮が旧大阪高野の電機の旧車体を引き取って、電装して駿豆に転売してたとかいう話もありましたね。

  

近付いて舐め回すように観察…

 

前より興味があったスノープローの裏側、カプラーが撤去されて完全に除雪専用マシンになっています。

    

室内は、キャブが大きい割には、機器が所狭しと配置され、乗務員のスペースは狭く感じます。ボンネットの中もスカスカだし、床下にも余裕がありそうなのですが。抵抗器位床下に放り出したら、とも思いますが、床下に置くと着雪で放熱が阻害され、過熱事故に繋がるからなのでしょうか。

CPもボンネットに押し込んじゃえば、とも思いますが。床に連結器アダプターが転がっていますが、スノープローを外して牽引に使えるように、と言う事でしょうか。

 

現在の冬の主役?ロータリーモーターカー、JRの払い下げの様で、先代のラッセルモーターカーは那珂川に行きましたね。

資材置き場には、長野総合車両センターとか、長野総合車両所とか名前が入ったコンテナが転がっていました。これも中古品?

 

車庫入り口にある信号扱所が良い味わいを出しています。

バスも一緒に

  

構内の様子は、かつて旧愛電や知多鉄が屯していた頃と余り変わっていない感じですね。強いて言うならば、木柱の多くがPC柱に置き換えられたのと、予備の旧型車やホム、ED301の定位置だった野町方の側線が分断されている位でしょうか。

(2016年10月22日 北陸鉄道石川線 鶴来駅)