何年も前からそろそろヤバいぞ、と思い続けていたネタですが、結局尻に火が付かないと動かないのはいつもの事です。今のところJR東からは何もアナウンスは無いですが、まあ最近の前例からして、予告無しにいきなり全面置き換えを敢行するのでしょう。最近のさよなら運転を巡る混乱を見ると仕方ないでしょうが、分かる人には状況からして分かるよね?そろそろだから覚悟しておけよ?ということで。
津久田-岩本の利根川越しに鉄橋を望む有名なポイントにでも行ってみるか、と言う事で、津久田駅から歩くこと暫し、川沿いの県道の入り口まで行くと…何とバリケードで封鎖中、どうも途中で崩落した様で、ここが通れないとなると、ポイントまでは数キロ下流に戻って川の対岸に渡らないと行けないので、あっさり諦めて、駅近くの鉄橋で我慢することに。4連の仕業はほとんど211系に置き換わっていましたが、それは想定内で、211系がまだ入っていない筈の3連の仕業狙いで行きました。朝方だとサイドに陽が当たりませんよね。
昼も近くなってくると、陽がサイドにも当たるようになってきましたが、間もなく日差しは雲に覆い隠されてしまいました。山間の渓谷に架かるデッキトラス橋に湘南色の115系、これこそ上越線のイメージですね。
昼になると、暫らく上りの3連は無いし、津久田駅の周辺には飲食店はおろか、コンビニすらも無いので、渋川に引き上げることに。途中、時刻表に無い時間に踏切が鳴りかけたので、貨物でも来るのかな…と思ったら、何やら煙が、あ、今日運転日か?と、カメラを構える暇もなくC61が旧客を牽いて駆け抜けて行きました。最近の東の蒸機って、あの石炭の燃える亜硫酸ガスの匂いがしないよね、コークスでも焚いているのか? 環境的には有毒ガスを撒き散らすのはいけないのでしょうが、あの匂いがしないとなんか嘘くさい感じがしてしまいます。
午後からは渋川駅近くのお手軽ポイントで、完全にドン曇りになってしまいましたが、曇ったのを良いことに、晴れていれば完全に逆光になる下り線を上流側からも。
貨物列車の撮影からはほぼ足を洗ってしまいましたが、かつての新專貨3880/3881を彷彿とさせるこんな内容の列車を見るとちょっと熱くなります。あのスジは確か上越線を通過するのは夜間だったからここじゃ撮れなかったよな…
大分日も短くなりました。16時前でもISO1600、F5.6 1/500secなので、もう限界ですね。
(2016年11月26日)