雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

また関鉄キハ100ですが…

2011-11-27 21:29:19 | 撮り鉄日記

 本当は駿豆のなんちゃって赤電でも撮りに行こうかとでも思っていたのですが、関鉄常総線でどうも新型が何か検査入場でもしているらしく、キハ100形が公開されている所定の運用以外にも先日のスジ(71~90~95~116レ)で連日代走しているらしいと言うネット上の情報を得たので、また行って来ました。

 で、行ってみると、守谷から乗った53レが水海道到着目前、何故かタラコ色のキハ101が臨時幕を掲げて取手方面に走り去って行きました。結局そのまま入庫してしまったらしく、今日はそれから見る事はありませんでした。と言う事で、所定の運用は新型に差し替えでしたが、サプライズ運用は狙い通りキハ102で来てくれました。所定の公開運用は光線的に厳しいので、このスジをレギュラーにして欲しいな…冬至が近い時期は116レが厳しくなりますが、あとは主な撮影地で順光で狙えますので。

 因みに何回か通って気付いたパターン、1~2本先行する列車が南水海道基地を通過するときに、基地中央付近の給油所付近にいれば確実に出てきます。逆にいつもDD502等が停めてある下館寄りの建屋付近に留置されていれば、その日その車輛はお休みです。この建屋付近にキハ101,102どちらもいなければ、所定外の運用がある可能性が大ですので、所定の運用が終わったからとさっさと帰らぬように…

 今回もまた大宝です。但しいつもとは少しアングルを変えて…変化に乏しい常総線単線区間にあって、築堤ありカーブあり、バックの鎮守の森あり、さらに筑波山まで望める貴重な場所なので、とりあえず困ったらここに来ます。

(2011年11月27日 関東鉄道常総線 下妻-大宝、大宝-騰波ノ江)


天気は微妙だったけど…

2011-11-14 22:28:19 | 撮り鉄日記

 今まで何回も撮りに行ったのに、まだ乗った事が無かった関鉄常総線のキハ100、天気は微妙そうだけど、たまには乗ってみるかと出掛けて来ました。

 所定の57~80レは土休日はタラコ色の101の筈…でも水海道で待って来たのは青い102でした。57レに宗道まで乗車、折り返して南石下まで戻り、三妻との中間あたりに新しく出来たバイパスの跨線橋で戻り80レを狙います。このポイント、早速人気のお立ち台になっているようですが、キハ350の引退後とあって沿線は静かなものです。筑波山は霞んで見えませんが、豊田城をバックに…青がかなり褪色が目立ちますが、次の検査は果たして通すのでしょうか。それとも噂通りあそこに…

 朝方、南水海道基地のお休み定位置にキハ101はいなかったので、どうしたのかなと思っていたら、80レ通過前に下っていく71レでやってきました。これを陸橋上から後追いで、下に降りて戻り90レを押さえた後、95~116レで下館往復してきました。

 一日で2輌共乗れてキハ30三昧の一日でした。エンジンは直噴のDMF13HZに換装されていますが、トルコンが旧型のままなので、新型とはやはり加速が違いますね。ブレーキもDAE自動ブレーキなので、制動時の排気音は懐かしい国鉄型そのものです。

(2011年11月13日 関東鉄道常総線 三妻―南石下)


蒲原の想い出

2011-11-08 20:17:41 | Weblog

 フィルムスキャナを導入したので、旧いポジを掘り起こしてはスキャンして遊んでいたら、こんな物を発見。車体の番号がプレート上に標記されているのも気になりますが、「CP」じゃなくて「空気圧縮機」、「MC」じゃなくて「主制御器」、「MG」じゃなくて「電動発電機」・・・と全部和文で丁寧に標記され、保守管理に携わる人たちの電車に対する愛情が感じられます。事実、ここの電車は古くとも廃止間際まで丁寧に整備され、窓ガラスが汚れで曇りガラスみたいになっているなんて事は無く、シートモケットの赤も鮮やかで、軌道や各施設も上等とは言えなくても荒れた雰囲気はありませんでした。廃止後も多くの車輛が地元で保存されている事も、このことと無関係では無いと思います。

 田舎道の傍らをトコトコ走る旧武蔵野の古豪モハ71。地方私鉄と言うと、正直荒廃した雰囲気が漂う所も多かったですが、この小さな鉄道に誇りと愛着を持った人たちの手で、最後まで大事に扱われていたここの電車たちは幸せだったのでしょう。

(1999年3月6日 村松駅、五泉-今泉)