2000系D編成が走ると言うのはありましたが、どちらかと言うと、これが外に出たのを見ておきたいと言う方が大きいと思います。小布施の屋根の下から出るのは約20年振りではないでしょうか? 移動した理由は色々憶測が飛んでる様ですが、移動直前に塗り直されているので解体の為では無いと思われます。
信濃川田の須坂方側線にこんな感じで並んでいます。廃車になった電車はいつもここで解体する様です。先頭にモハ131(車体標記は登場時のデハニ201)、その次位にED5002(ナンバーは登場時の502)、ブルーシートを被っているのは前からモハ1003、モハ604(上田時代に電装解除されてクハになっていますが・・・)です。
唯一まともに撮れそうな状況で留置中なのがモハニ131(デハニ201)、やはり生きた線路の上に乗っかっているのって良いですねー。横碍子の大型パンタがNでも欲しいです。
客荷合造電車自体、現存するのはこのモハニ131と、一畑電車デハニ52・53の3輌が全てだった筈です。
美しいカーブを描く弓型イコライザのBWタイプ台車も絶滅危惧種。ごく最近まで履いていた琴電120が振り替えられてしまったのは残念です。
502は越後交通長岡線ED511からの出戻りだけに、尾灯が埋め込み型になっていたり、前照灯がLP42のままだったりするところにその名残を残しています。
参考までに須坂の入換車ED5001近影。末期の旧型電車同様、前照灯は250WのLP403に換装されています。近年車庫の入換用にはアントが導入されたので、ほとんど使われていない模様。今は無き木島線でOS11と組んでイベント走行したのも懐かしいです。あと、運用離脱後須坂構内に留置されていた2000系A編成が検修庫の中に入っていたので、もしかすると移動する準備中かも知れません。
(2012年3月25日 長野電鉄屋代線 信濃川田駅)