加茂市民バスのローザに揺られること約30分、途中廃線跡が見え隠れするのを眺めながら、冬鳥越に向かいます。
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途中には七谷の駅舎も残っていますが、今回はスケジュールがタイトなのでスルーします。
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電車を降りたら目の前ゲレンデ、ガー〇湯沢も真っ青な?元祖駅前スキー場も今は昔。
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この電車たちがここに移設された時にはまだあった、架装シャシはいすゞかトヨタか不明ですが、北村のキャブオーバーバスボディ流用のリフト機械室はもうありませんでした。
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最近綺麗に再塗装され、モハ1は村松の車庫でダルマさんになっていた頃とは見違えるようになっています。
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ダルマさんに村松で転がっていた有り合せの部品で体裁を整えたために、色々突っ込みどころがあるのは仕方ないですが...CPとMGとエアタンクだけじゃ電車は走らないぞ。
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車内もまあ色々言いたいところはありますが、それらしく体裁は整えられています。こんなのを見ると、たとえボロボロであっても、現物が形を留めていると言うことの意味を考えてしまいます。
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モハ61は最後まで使われていたので、ほぼ完全な姿で当時を偲ぶことが出来ます。東は弘南から西は一畑まで、各地にばらまかれた旧武蔵野鉄道の残党も旅客車はこれしか残っていませんね。
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室内も良い状態に保たれていますが、豪雪地帯故保守には苦労が多いと思います。数年おきに再塗装と屋根の補修をしているようですが、良い状態で恒久的な保存を望むのなら、屋内保存にした方が結果的には安上がりなのかも知れませんね。法勝寺のデハ203みたいに、イベント時には外に引き出せるようになっていれば理想的、かな。
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ED1も勿論状態良好。廃止間際には貨物列車の公開運転とか色々やったのだから、無理しても行っておくべきだったと、今更ながら思います。
(2017年8月11日 蒲原鉄道線旧冬鳥越駅跡)