新島々駅前に移築された旧島々駅舎、この前も何回か通過しているのに、何故か立ち寄る機会に恵まれませんでした。
駅としては不遇でしたが(その辺りの経緯は富山地鉄粟巣野駅とちょっと似ていますね)、山のリゾートの玄関口に相応しい素敵なデザインの駅舎です。そう言えばその粟巣野駅、この島々駅廃止の2年前まで営業していた割には現役時代の写真がほとんど出てこないのは何故なのでしょうか。
現在は物産品直売所になっていますが、オフシーズンなのでお休み中みたいですね。裏のホーム側に電車の1輌位置いて欲しいかなとは思いますが、雪の多い地域での維持管理の事を考えると、それは贅沢と言うものでしょうか。
新島々駅舎の真ん前に移築され、ホームからも見えます。新島々のバスターミナルを兼ねた現駅舎も山小屋風ですね。
島々までの廃線跡は築堤や小さなガーダー橋とかも残っていますが、島々駅跡自体はほとんど面影はありません。少しだけ残った線路は電車の留置線として活用中。
新島々駅直前の旧そうな発電所もちょっと気になりました。この辺の鉄道の多くは電源開発との関わり抜きには語れませんですから。