先日の会員制撮影会でお披露目されたリバイバル塗色キハ310の本線初登板は来週土曜日だそうです。今度は事前申込みも会費も不要です。但し運転区間は水海道~下妻間だけ…
http://www.kantetsu.co.jp/news/120707_train/120707_train310.html
こちら側から見ると何だか小湊みたい…
先日の会員制撮影会でお披露目されたリバイバル塗色キハ310の本線初登板は来週土曜日だそうです。今度は事前申込みも会費も不要です。但し運転区間は水海道~下妻間だけ…
http://www.kantetsu.co.jp/news/120707_train/120707_train310.html
こちら側から見ると何だか小湊みたい…
杉の木立の高野山♪
弘法大師の昔を乗せて 走る電車は緑の電車♪
と、昔の南海電車CMソング3番から…プラ量産品だけで80年代南海高野線大運転のメンバーが揃う時代になりましたね。キットを組んでも直ぐに完成品が出てしまうのは面白くない一方、お手軽に並べて単線時代の高野山線を急カーブでフランジを軋ませるシーンに思いを馳せる事が出来るのも悪くはないのかな。マイクロエースのこうや号は発売とほぼ同時に量販店の店頭から蒸発する人気アイテムだったようですが、某ショップで昇圧改造後の展示品が1本だけ残っているのを見つけて捕獲。額が少し狭い様な(と云うか塗り分け線の位置が少し低い?)気がしないでもありませんが、とりあえず南海20001以外の他のモノには見えないから、ま、いいか。
高野線各停のステンレス車がまだ無いのは残念ですが、(和)橋本でこのメンバーと並べるならキハ35か、急行「紀ノ川」のキハ58系かな。113系関西線色や105系じゃ、和歌山線電化の頃には20001系は引退していたと思ったし。
頸城鉄道の終点、浦川原の駅舎は今もかつての面影を残したままバス営業所として利用されています。そして、かつての線路敷きは北越急行の線路用地として転用されているので、あたかも高架化されたような風情なのが面白いです。走って来るのはホジ3でもDB81の混合列車でもなく、160km/hで疾走する683系「はくたか」とかHK100の普通電車ですが・・・
百間町のレールパーク、駅舎が無くなってしまったのは惜しまれますが、周辺にはかつて軽便が走っていた頃を彷彿とさせる情景が多く残っているので、もう少し線路を延ばして欲しいですね…踏切をどうするか、とか課題は多いですが。さてその前にホジ3が早く戻ってこないかな。(お披露目は公式facebookによると、どうやら10/21の公開イベントになりそうです)
糸魚川市が譲り受けて松任で保管中のキハ52156を復活させるという話があるようです。
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120609ddlk15040165000c.html
どこまで本気かは判り兼ねますが、昨今何が起きても不思議ではないという雰囲気ですので…もう一度大糸線を走るキハ52を見てみたいですね。
関係無い前置きから始まりましたが、リバイバルカラーブームの中、いつかはやってくれると思っていたキハ310の旧塗色、まさかの整備途中での公開サプライズでしたが、営業運転が今から楽しみです。さり気なくスカートが黒塗りでカモフラージュされているのもグッド。幼少の頃、まだピカピカの新車のキハ0に取手駅で対面した思い出が蘇ります。
タラコ色のキハ101は最初は形式写真に最適な位置にいましたが、この後に隣にここまで乗ってきたキハ310が並べられ、終了間際に乗車場所までキハ310が移動された時には建屋の影が車体に掛かってしまったので、後回しにした人はちゃんと撮れなかったことになりますね…今度は並びだけでなく、形式写真が撮りやすい展示方法を工夫してくれるともっと良いですね。
関係者としては新型を並べたくなるところかもしれませんが、流石にファン向けイベント、やはり人気の中心は旧型車。爆煙?を噴き上げながらのDD502の実演走行は圧巻でした。(環境的には良くなさそうですが…笑)
青いキハ102も途中で戻ってきて飛び入り出演。最後までいろいろ楽しませてもらいました。
今更な気もしますが、先日の撮影会の続きを。今回の目玉の一つが、この今は亡き筑波線を昭和30年代に走った急行「つくばね」HMの掲出です。「つくばね」と聞くと東北、水戸線経由の電車急行を連想しますが、こちらの方が先輩のようです。
スタッフが秘蔵のHM(レプリカじゃない本物!)を手に解説中。この調子なら、筑波線DD501に掲出した国鉄直通急行「筑波」や、鹿島鉄道線「パンダ号」のHMも持っているのかな?
こちらは裏側。かつては車体に装備していた標識掛けに引っ掛けていたので、その受け金具が下方に付いていますが、現在の常総線キハ310は標識掛けが撤去されているので、今回幌枠に装着出来るように金具が追加されています。
準備完了。昭和30年代的なデザインが素敵です。下館駅では関鉄の敷地に限って線路内での撮影もOKでした。このあたりはファン向けのツアーだから可能なのでしょう。
途中駅での交換待ちの間は撮影タイム。停車の度に忙しいですw
発車時刻に遅れてダイヤを乱す輩がいないのは流石?
走行中の後部運転席に座って流れ去る車窓を眺めるのも、ファン向けの企画ならでは。大手だと規則が云々でなかなかこういうのはやってくれませんし。その他、種車の国鉄車から引き継いだ放送装置の「アルプスの牧場」オルゴールを使っての車内放送等、乗る側としても楽しい企画でした。
年1回限定なので、いつもは絶対泊まらないような、ゲストに対する見栄もあってか?それなりに高級な宿(3人で1泊しただけで100K以上飛びました)をチョイス。部屋はごく普通の数寄屋造り、窓からの眺望は坪庭と塀だけ、料理も山海の珍味が盛り沢山、じゃなくて、普通に地元の旬の食材を丁寧に調理したという感じの懐石、要するに派手な要素はほとんど無し。煌びやかな非日常的世界はそこには無いけど、非常にクオリティの高い日常と云うのでしょうか。「極上の日常こそ最高の贅沢」とはよく言ったものです。こんなところで何となく過ごす時間は、がらがらのローカル列車のボックスシートを占拠して、ただ車窓の風景をボーっと眺めながら旅をするのとちょっと近いかな?
ただ、ここだけの話では無いですが、テレビの存在が部屋で浮いていること、和の設えを象徴する数寄屋にも、歴史を刻むクラシックホテルにも、モダンなリゾートホテル、どのインテリアにも似合っていません。雑然とした自宅なら大して気にならなくても、洗練された空間になるほど存在が浮く感じです。高級旅館やホテルの客室からテレビが排除される日も近いのでは?と感じた位です。今のテレビのデザインって、オフィスのような無機質な空間に置くことしか想定していないのかな? テレビが売れなくてメーカーは大変なようですが、売れないと嘆く前にまず製品の旧態依然たるデザイン位ちょっと見直してみたらと言いたいです。日本のメーカーとして、日本文化を代表する数寄屋造りに似合うデザインすら提案出来ないのは恥ずべきことと思いますので…
5/27の日曜日に催行された関鉄常総線の乗車撮影会、当日まで内容は明らかにされなかったのですが、まあ3500円と比較的リーズナブルだったので申し込んでみました。受付で渡された日程表を見て、今回はキハ350の展示は358+3511の最後まで走った編成のみ、国鉄風ツートンやスカイブルーは展示なし、ということで一瞬後悔したのですが、秘蔵の筑波線急行ビンテージHMや、運用計画をわざわざ変更してキハ101、102両方と交換するようにしたり、最後には極めつけのサプライズ、終わってみれば結構楽しめる中身の濃いイベントでした。
これなら有料でも納得できる、と言うか、最近の中小私鉄は随分と商売上手になってきたように思います。一方で大手私鉄のイベントのつまらなさが際立っていると感じるのは私だけでしょうか?(単に現有車輛が趣味的に面白みを欠いているとかそう云う次元の話ではなく、素晴らしいコンテンツを持っていても、残念ながらどこを向いているのか明確で無いために、それが生かされていない例が非常に多いので。)