雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

モデル・プロファイリング?

2010-04-30 00:37:24 | 地方私鉄(北陸)

 まあ4月は本当に色々ありましたが、何とか一段落付きそうなので、久しぶりの更新です。

 模型作品の作り方一つを見ているだけでも、何となくその人の性格が見えて来るような気がします。精密なのにどこから見ても破綻無く完璧に仕上げる人、適当に手を抜きつつも要領良く早く程々綺麗に仕上げる人、下手くそでも一生懸命作ろうとしているのが伝わってきそうな作品もあれば、模型に対する「愛」が感じられず投げやりな作品も…

 腕も気力も伴わない癖に、変に几帳面と言うか、納得いくまで完璧に仕上げてやろうなんて思うと、進捗率9割の仕掛品が何か月も放置されてしまう事になってしまいます。そう言えば小学生時代、絵画、工作でも、作文でも、自分で納得のいくように出来なかった時、提出するのが嫌で堪らなかったな…多分今でも基本的に変わっていないから、大量の仕掛品を抱える羽目になるのかと。で、そうしているうちに同じ形式の完成品が発売されてしまい、中途放棄が確定してしまうと。

 こうやって考えてみると、結構自分で自分の事を追い詰めて逃げ場を失うパターンに陥り易い性格かも知れません。「納期」のある仕事では、納得行かなくても、取り敢えず適当なところで逃げることは意識していますが・・・模型を通じて、たまには自己分析してみるのも面白いのかな?とも思います。

 あ、そう言えばやはりというか、鉄コレ12段で一畑デハニ50とデハ1がリリースされる様ですが、こちらの仕掛品はそのまま進行させるつもりです。鉄コレ過去の例から考えても、この手の車種が製品として私が満足できる仕上がりになる可能性は無さそうなので、と開き直ってみます。


今更バスコレ15弾

2010-04-04 22:41:30 | Weblog

 折角北村ボディのが出たのに、新潟交通と松電(これはBU10ですが)が無いのは非常に不満。まあシクレがなまじ蒲原のBUバス窓とかじゃ無かったのは不幸中の幸いですが…(もしシクレがそれだったら1台で済む訳無く、それはそれで困ったことに…)

 あと12種中欲しいのが4種だけと言うのも困ったもので。まあヤフオクで北村の人気は今一つの様で、安く入手出来るのは助かりますが。もちろん今回も箱買いせず、全部ヤフオクで落札です。

 気を取り直して各部を観察すると、側面のサッシ窓は以前の車体側表現の方が好ましいと思います。モノコック車にはめ込み窓は妙にスッキリし過ぎて似合いません。せめてもう少しピラー表現を太くしてくれれば…

 プロトタイプは(新)常磐交通以外の3種は神奈中流れで同じ型です。本家は承認が下りないという俗説は本当なのでしょうか…常磐交通は前後ドア非冷房で、色替えと小加工で松電BU10が出来ると喜んだのも束の間、方向幕が大型のタイプで、その分屋根先端部が盛り上がっているのね…と言うことで、常磐から松電や新潟交通を作るには、先頭部を他の蒲原などから移植する重加工?が必要、ということです。あと、蒲原の色が変に見えるのは私だけ?これじゃ南海バスの旧塗色みたい…

 このバスを見ていてふと、今度の週末、18きっぷ消化キャンペーン?は福島臨海で決まりかな…


仲ノ町

2010-04-04 21:54:32 | 地方私鉄(関東)

 久々に訪れた仲ノ町の車庫、観光名所化の進展とともに、前より一層カオス振りが増しているような…信号機類や各種鉄道部品のジャンクに交じって、ラビットが転がっているのは何故でしょうか…

結構古いライトエースのトラック、最近あまり見なくなった?斜体でスピード感を強調した社名ロゴの書体が味わい深いです。

ツートンになったデキ3。賛否両論あるでしょうが、写真でしか見たことのない姿が現実のものとして見られるのは、私は素直に嬉しいです。こうやって真横から見ると、同じ石炭埠頭入換用電機でも、背の低い三井三池のGE製15tB形とは好対照です。


久しぶりの銚子

2010-04-03 22:14:47 | 地方私鉄(関東)

 近々伊予鉄経由で入線した旧京王の2000系に置き換えられ、引退する銚子電鉄の旧型車が、デハ1002の検査入場の為常時走っているとの事なので、青春18きっぷ消化キャンペーン?で久しぶりに行ってきました。
(タイトルカット:2010年4月3日 銚子電気鉄道 仲ノ町駅)

 今朝銚子に着いて驚いたのは、普段あまり走らないデハ701が朝方だけ走っていた事。しかしこの画像でも台枠の垂下や外れ掛けたパンタシュー、捲れた雨樋と老朽化極まりないのが判ります…ドアエンジンも壊れそうな箇所がありましたし。末期の野上旧阪神より状態悪いかも知れません。まあ、あちらは大正末期~昭和初期製で、過剰なまでにしっかりした工作の電車だったので、戦時下で資材統制や工員の戦地への徴用が進みつつあった昭和17年製の電車と、品質や耐久性を比較するのは酷な話ですが。

 デハ801は少しはマシな感じですが、それでも近くで見ると外板は捲れ、かなり悲惨な状態であります。綺麗に整備された上毛101や琴電の旧型と比べると可哀想な位です。それでもやはりシルヘッダー付き半鋼車体にイコライザ台車は良いですね。

 現在の主力デハ1001。本来非常用である筈の密連→自連アダプタを常用している電車と言うのも、全国見渡してもこれだけでしょうね。ここでは新しい方ですが、単位スイッチ式ABF制御器やアルストム式FS-316台車も今となっては骨董品に近い代物です。(P:海鹿島~君ヶ浜)