またもや夜更かししての地味作業、タキ車のカプラーをマグネマティックMT-7に交換です。何故に本来台車マウントの機関車用(KATOの対応車種はほぼ絶版になっていますが…)であるMT-7で、指定のMT-10じゃ無いのか?
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事の始まりはKATOタキ35000の台枠緩衝長が異常に長く(これは実はタキ35000の保安対策車なのか?)、不恰好と言う問題を解決する事から…
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御存じの通り、この製品の台枠端梁は何とも都合良く別パーツなので、外して台枠両端を1.5mm程度切り落として端梁を再接着すれば正規の長さに出来ます。まあ同様の加工をなされている方も多いとは思いますので今更ですが…余談ですが、台枠本体の材質もこれまた都合良くABS樹脂なので、切り詰めてタキ45000にするのも比較的容易だと思います。
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これでグッと恰好良く…と思ったら、カプラーが指定のMT-10そのままでは当然、台枠を切り落とした分出っ張ってしまい、連結面間隔がえらい事になってしまいます。他のサイトでは台車マウントタイプのカプラーに振り替えてこれに対処していましたが、こちらは台車マウントのまま何とか出来ないかと模索してみます。
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そこで登場するのがタキ9900用AssyのTR41C台車。あれ、タキ35000と同じじゃないのか?と思ったら、実はこちらの方がカプラーポケットが少し(1mm位)短いのです。台車側枠のモールドもタキ35000用よりシャープになって一挙両得。何で共通化しないのかと言う疑問はさて置いて。(因みにタキ3000、セキ3000用のTR41Cは台車中心ピンの構造に互換性はありませんし、そもそも大きさ自体がかなり大きいです)
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そこで更に登場するのが先程のMT-7、ナックルシャンクが短いので更に連結面を短縮できるという事で。右側が35000用TR41C+MT-10、左側が9900用TR41C+MT-7です。
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それを台枠を加工したタキ35000に組み込んで…これなら許容範囲かな? 加工前と加工後もついでに比較。簡単な割に効果は絶大です。KATOタキ35000はそろそろ再生産が掛かる筈なので、もう少し追加購入しておこうかな?
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手持ちのタキ9900もカプラーを替えてみました。こちらは当然台車はそのまま。タキ35000はまだしも、車端ステップのあるタキ9900はツイストロック式センターピンの台車を外すのに難儀します。メーカーは本当にユーザーが外すことを想定しているのか?と思う程。まさかKATO急行型電車のパノラミックウィンドウみたいに、壊して外すワンウェイ(実話)と言う事は無いよね?