雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

赤電来た

2016-09-25 10:20:43 | 撮り鉄日記

 赤電色になった大雄山5001F、到着が珍しく祝日と重なったので、見に行ってきました。と言っても、この日は朝から雨だったので、沿線の走りは最初からやる気なし、お手軽に小田原駅3番線からの入換風景の見物で済ませました。

色はやはり、近江と同じ様なのかな…やはりデザインと色がマッチしていない感じがありありです。車体デザインに合わせて少しアレンジしてみても良かったのでは?

 

どちらかと言うと、このピカチュウ電車がこの色になることに期待してしまいます。

三島から牽いてきたカマにはこんなHMが付いていました。国鉄色のPFなのは狙ったのでしょうか?

珍しく休日にコデが動くこともあり、3番ホームは結構な人だかり、特にこの様な並びが出来た時には…

(2016年9月22日 小田原駅)

 


地鉄デキ追撃戦(2)

2016-09-22 18:25:43 | 撮り鉄日記

 引き続き、今度は本線へ。今回は電鉄黒部~宇奈月方面のダイヤ設定が過密で、スジを挿入するのが困難と言う事で、西魚津折り返しになります。宮野山の俯瞰や下立で撮りたかったなーと言っても仕方ないので、後続の電車に乗ってデキを上市で追い抜き、西魚津手前の北陸線アンダーパスあたりで待ち構えます。

 

走りを撮ったら、直ぐ駅に戻り、機回し作業を 見物。古風な駅施設とのマッチングも絶妙です。

   

入換で動くデキを追って、ホームを右往左往。その場に居合わせた一般乗客は、突然の珍客と、それを追う人たちの群れに何事かと驚いたことでしょう。ダイヤ通りだと、僅か11分しか折り返し時間が無いのですが、少々手間取ったようで、構外に123レの10030系が待っています…

 

無事組成完了、そして上市方で待機していた123レも数分の遅れで入線。有料の貸し切り列車とはいえ、我々の遊びのため少々遅延させてしまい、待っていた乗客様には大変申し訳なく思います。運行関係者もきっと冷や汗ものだったに違いありません?

後続電車で再び追撃開始、早月加積で再び追い抜くので、ここで降りて、また観察し、出発を見送りました。

(2016年9月11日)


地鉄デキ追撃戦(1)

2016-09-20 00:19:12 | 撮り鉄日記

 地鉄デキのフォトラン、予告しておいて、なかなか更新しないのは相変わらずですね。余りやる気のない管理人なもので。天気が怪しいのは想定内だったのですが、ドン曇りならそれなりに、と思っていたので、直前になって中途半端に「御来光」になるのはまた困りものです。千垣のアーチ橋での一発目から露出ミスしてありゃりゃ、だったのですが、RAWで撮ってあったので、レタッチして少しは見れる絵にしたつもりですが…デジタルってこういう時には便利ですね。

最初は完全に曇っていたので、まあ無難に済ませられたのですが。

有峰口からの戻りは完全に曇り。こんなところかな?(以上、千垣-有峰口)

電車で追い掛け、寺田で折り返して戻って来るのを下段で待ち伏せ。時間が少ないので、安直に古駅舎を入れて。

デキは岩峅寺まで行って、すぐ折り返して来るので、少し釜ヶ淵側に移動して田圃の中で。

(2016年9月11日撮影)


20年位前の万葉線

2016-09-18 00:30:27 | 撮り鉄日記

 少し前に古いカラーポジを物色していたら、3セク化以前の万葉線の写真が出てきたのを思い出しました。相変わらず下手なスキャンで色が変ですが...撮影年月日が不詳なのですが、多分95年頃だったと思います。

 

暫く来ないうちに、駅前の様子がガラッと変わってしまいました。これ見ると、リバイバルカラーは少し橙色が薄い気がします。

リバイバル車が何か物足りないかな、と思ったら、前面に万葉線看板とかステッカーが無いからでしょうか。後ろにちらりと写っている日野初代レインボーRJも今では滅多にお目にかかれなくなりました。初期車だと30年以上経過しているから当然でしょうが...

 

電車の後ろからやってきたのは...地鉄の青バス、日野K-RC301(かな?)/富士重3Eのサブエンジン冷房車、地鉄グループは日野/富士重の組み合わせを昔から愛用してきましたが(ほとんどが純正車体だったRJにも、加越能に富士4E/6E架装が少数いましたし)、既に路線車ではU-HT/7Eが1台残存するのみで風前の灯火です。

ついでにこんなのも撮っていました。パワムの長編成も、この辺りまでは結構当たり前に見れましたので(新宿でもまだ見れた位でしたし)、当時はふーん、といった感じであまり真面目に撮っていません。


地鉄味わい駅舎紀行(補遺) UN-21 音沢駅

2016-09-17 21:09:36 | 撮り鉄日記

 前回行きそびれた駅の補遺編として、今回ついでに行って来ました。

  

既にあちこちで紹介されていますが、実際に見ると本当に狭いです。待合室のベンチに腰掛けると、目の前は直ぐに壁です。既に腰かけている先客がいれば、その前を横切ることも憚られそうな狭さです。しかも、待合室はホーム白線ぎりぎりまで建っており、だれか座っていたら、その人が立ち上がるまで向こう側に行くな、ということか? 普通この程度のスペースしか無いのなら、待合室は建てず、精々上屋を付ける程度でしょうが、そこは豪雪地帯なんでしょうか。

 

ホームは線路と道路の僅かな隙間に立地しているので、待合室を拡張する余地は全くありません。でも何でこんなところに?

 

こんな小さい駅ですが、かつては交換可能駅で、現ホームの向かい側にもう1面のホームの残骸が残っています。周囲の状況からしても、恐らくかつてはこの廃ホーム側に駅舎があったのでしょう。駅舎があった側の線路を生かせば良かったような気もしますが、利用者数も余り多くなさそうな山峡の駅だし、通過列車を曲線で減速させたく無いから、直進側である道路側の線路を生かした、となったと推測されます。


前哨戦

2016-09-16 21:29:48 | 撮り鉄日記

 地鉄デキ撮影会の前日に現地入りしたので、その前哨戦として、これまた見てみたかった万葉線デ7073の加越能リバイバルが走っていることを期待して、夜行バスで高岡駅前まで...

 

到着が早朝なので、始発電車を待つことしばし。やってきたのはいきなりこれでした。ぶっつけ本番で行ってここまでうまく行くことも少ない? 何やら薄汚れているようですが、実は映画撮影用にウェザリングされています。

 

昔とはモケットの色が変わっていますが、稀少な手動式?両替機も健在です。こんなのほかに使っているところ(バスでも電車でも)あるのかな?

 

とりあえずこれに乗って、定番の庄川橋梁へ。朝方は水鏡が美しかったのですが...

 

すぐに風が出て川面は波が立ってしまいました。

 

続いて交通量が少なそうで撮り易そうだった新吉久の交換を。肝心な時にクルマが横切ったり、やはり併用軌道は難しいです。7070型の非冷房車も健在で、今ではなかなか出来なくなった、窓を全開にして釣り掛けサウンドを楽しむことも出来ますが、やはり夏場は朝方少し走っただけで入庫してしまうようです。

  

米島口の車庫でデ5022を撮っておくか、とお邪魔したら、何やら撮影会の最中で、地鉄の青バス(日野HT/富士重7E)が停車中でした。

車庫前の歩道からもう一度パチリ。

 

最後は広小路の交差点で、都会的な?情景を。

(2016年9月10日撮影)

 


ビフォー、アフター

2016-09-12 21:12:26 | 撮り鉄日記

 少し前に告知されていましたが、地鉄本線の寺田駅の改修が完了し、新品同様!になっていました。

 

因みに改修前、味わいがあるといえばそうですが、その余命もそう長くはないかなと思えるほど朽ちていました。

 

改修後、破風のトタンも瓦に復元され、傷みが甚だしく、所々トタン張りになっていた下見板も一新。まだ新しいので、木目調サイディングでも貼ったように見えますが、本物の天然木です。木枠とアルミサッシ混在だった窓枠と扉は、アンティーク調アルミサッシに統一されました。朽ち枯れゆく物の趣というものが失われたのは趣味人的にはちょっと残念ですが、利用者としては綺麗で隙間風や雨漏りのない駅舎の方がそりゃ良いですよね。

裏側には耐震補強?でも上側が建物本体に接していないし、何か意味があるのかな?

 

室内も少し化粧直し、レトロな広告入りベンチも健在です。

歴史を刻んだ木造駅舎が全国的に次々姿を消している今、少なくともオリジナルを尊重する形で現役の駅舎として再生してくれたことには感謝しなくてはなりません。とりあえず、屋根瓦が橙色とかじゃなくて良かった!

 


モノクロリバーサルフィルム

2016-09-06 23:45:27 | Weblog

 数あるフィルムの中でも、マイナーなジャンルに入るであろうモノクロポジフィルム、まあ普通のモノクロフィルムを反転現像すれば済むのでしょうが(反転処理も薬液の入手などの問題があり一般的ではありませんが)、ちょっと昔から写真をやっている人なら、AGFA SCALA200xを思い出す方もおられると思います。感材自体が高価な上、現像も日本国内では近代カラー1社のみの扱いで、料金もこれまた高価(確か36枚撮り1本で2000円位していたような)、1カットあたりのコストが100円位するので、おいそれと使えない代物でした。36MPのRAW+JPG画像を300カット位記録出来る32GBのSDカードが1000円位で買える今となっては、非常に贅沢品と言えそうです。

普通に国内販売されていた当時でも、普通のカラーリバーサルに比べかなり割高感があったので、実際に使った人は少数と思いますが、モノクロの陽画を透過光で眺めるのは実に新鮮に感じました。半逆光や雨天のシーンで使うと実に良いムードを演出できると思いました。

やはり売れなかったのでしょうか。デジカメの普及と共に真っ先に姿を消したというか、AGFA SCALA200xの国内販売が途絶えて久しく、海外ではFOMAPAN R100とかいくつか同種の商品が販売されているのは知っていましたが、国内に輸入販売する業者が皆無だし(FOMA社の製品自体、ネガフィルムは国内でも容易に入手出来るのに、R100は何故か扱いが無い)、フィルムの個人輸入は、通関時に強力X線CTで被曝してカブったら嫌だし。って思っていたら、ADOX SCALA160なるモノクロリバーサルの新製品が出て、国内でも輸入業者が扱っているとのことなので、ちょっと取り寄せてみました。ドイツ製ですが、国内でも現像可能だそうで。フィルム自体は1本当たり800円程度と比較的リーズナブルですが、現像料金はスリーブ2500円!需要が少ないマイナーなフィルムだし、まあトータルでは10年以上前の近代扱い時代のAGFAのと大差無いので、良しとせねばなりませんか。さて、どこで試してみようかな…