さて、先日チラリと紹介した、あおそハウスのチキ80000が一応形になったので、新貨車工房のブラスモデルと比較しながら紹介(毎度ヘタクソな作例ですが…)
モデルは一般的な光硬化アクリル(多分DMM.makeとかと同じ)の板構成で、形状的に3D造型特有の積層痕が目立ちにくいので、3Dモデリング向きの題材だと思います。
手前があおそハウス、奥が新貨車工房。コンテナの積込み口の表現が両者で違うのと、あおその方では屋根が真っ平らですが、新貨車の緩い三角屋根の方が正解だった筈… あと、あおその方ではコンテナ両端の歩み板が省略されているのが気になったので、ブラ棒で追加しておきました。コンテナ側面のリブや台枠側梁の立体感では3D造型のあおそ、手摺類や積込み口の把手の繊細な表現はブラスの新貨車に軍配が上がります。
別売りのインレタは、大人の事情?で社章や社名の分が入らないので(何かと世知辛い時代になったものです。)、新貨車デカールの余り分を充当してありますが、社名板の長さが足りないので、少しはみ出してしまいました。
両者を混ぜて編成してもそれ程違和感は無いので、昔買った新貨車キットをお持ちの方で、もう少し増備したいと言う方にもお勧めできます。ところで、コンテナは奥多摩=Tと吉澤=Y でごちゃ混ぜに運用されていましたが、貨車自体は両社で融通するケースはあったのでしょうか?