雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

何か「らしくない」なぁ・・・

2010-02-28 17:41:11 | ストラクチャー

 大糸線中土駅前にあるタクシーの営業所、立派なんだけど、なんか変と言うか…

本体は明らかに最初からタクシー営業所だったとは思えない佇まいです。車庫部分は後付けです。

どこかで同じような建物を見た事あるような…と思い出したのがこれ。湯田中渋温泉郷の外れにある「角間温泉」の旅館「越後屋」です。明治後期の建築と伝えられ、中も明治の雰囲気たっぷりです。窓枠や建具などもこちらの方が原型度は高く、古い窓ガラス越しに眺める外の風景は波打って歪んでいました…。上記のタクシー営業所も元は旅館だったのでしょうか。


時間が無い時に限って・・・

2010-02-25 00:33:52 | 国鉄型

 帰途の糸魚川で大糸線431Dとの接続、隣のホームで待っていた北陸本線549Mがこれ、接続時間僅か2分と言う時に限って…時間に余裕があれば、乗って来たキハ52-115一般色とのツーショットが撮れる所ですが、これを見送れば1時間待ち…明日は仕事なので、さっさと帰宅したく泣く泣くこれに乗り込み、夕暮れの直江津で「はくたか」を待つ間に何とか押さえました。

 狙って行くと来ないのに、思わぬタイミングで不意打ちされる、いつもそんなものです…

(P:2010年2月21日 信越本線 直江津駅)


これでもう最後…

2010-02-22 22:13:45 | 国鉄型

 今週末は赤煉瓦車庫イベントの為キハ58富山車で代走、来週は最後の週末+青春18シーズンインなので、とても落ち着いて撮影を楽しむ環境では無いと思い、これで最後のチャンスとばかりに、またまた行ってきました。日曜は終日好天に恵まれ、撮って乗ってと、去りゆくキハ52との最期のひとときを十分堪能できたのは幸いでした。

 もう、この姫川渓谷の雄大な風景の中を行くキハ52の姿を見る事が出来なくなるのは、ここ数年追いかけてきた者としては寂しいですが、四季折々の美しい情景の中を駈ける彼らの姿に触れることが出来たのは幸せでした…

 これが最後だからと、これまで手薄だった南小谷~中土間を重点的に攻略しました。

 好天に加え、日中に一番人気の朱クリームツートンの115番が入る最後の週末になろうか、と言う事もあり、南小谷駅近くの白馬を望む絶景ポイント「宮本踏切」や、頸城大野駅姫川寄りの踏切など、雪装備無しでも容易にアクセスできる、お手軽な超有名ポイントはかなりの混雑ぶりでしたが(それでも先日の只見一橋、三橋俯瞰に比べれば余裕)、良く探せば人のほとんどいない好ポイントも多いです。このカーブも「かんじき」が無ければ辿り着くのが困難であることもあってか、近くで撮っている人は、後から来た2人だけでした。雪の下には深い側溝等の数々の「罠」も潜んでいるため、慎重な行動を要求されますが、まっさらな雪原の上をサクサク歩ける快感は病みつきになりそう?

 最後に、岡山支社で保存されるという情報のあったキハ52-115、津山扇形庫での保存が、本日正式に発表されました。3/27にお披露目が行われる模様で、末長く愛される事を望みますし、何らかの形でそれを応援して行きたいなと思います。大井に長らく保留されていた鶴見線のクモハ12みたいな末路はもうたくさんです…

 …姫川谷のキハ52達よ、さようなら…

(P:全て2010年2月21日 大糸線 南小谷―中土間)


瞬殺したようですが

2010-02-01 23:48:30 | 国鉄型

 メジャーな形式でありながら、大手2社共20年以上前の製品のまま放置されていたEF15、永らく待ち望んでいた現代レベルの製品がKATOから発売されました。窓ガラスの隙間がやや気になるとか、前照灯のステーが導光材を収めるためごつくなっているとか、些細な不満はあるものの、プロポーション、ディテール両面でもう旧製品とは並べられない出来です。(まあKATOの旧製品は例によって若干オーバースケール気味なので、並べると先ず大きさの違いが気になるのですが…)

 で、早速手持ちのトミーEF15と並べてみましたが、こちらとは案外違和感がないです。この製品はEF15が八王子や高二、竜華にまだ現役機がいた頃からある旧い製品ですので、今のレベルで見ると辛い部分も多いですが、全体的な造形は結構いい線行っており、ディテールを追加し、少しだけ腰を落とす事が出来れば、まだまだ行けそうだな、といろいろ思案中です。KATOリニューアル製品とは違う最終グループをプロトタイプに選択しているのもポイントです。これを見ていると、トミーにも現代版のEF15/58をやって欲しい気もしますが…

 話をKATO製品に戻して、今回はどうも米国型ナックルカプラーと相性が良くないようです。EF80やED73の時は無加工ですんなり入ったのですが…トリップピンがスノープラウに接触するのは、削れば良い事ですが、カプラーの尻がスプリングからすぐ外れてしまうのには参りました。スプリングのテンションを調整したり、カプラーポケット内にプラバンのスペーサーを入れてみたりして、2輌中1輌は何とか落ち着いていますが。以前の様に、マグネマチックカプラーにも対応出来るよう改良を望みたいところです。標準で付属するナックルはそのまま付けるとカプラー中心高さが低いので、従来のマグネマチックやKATOカプラーと連結すると、連結状態が不安定になりがちなのも頂けません。そもそもKATO自体、カプラーの規格では迷走し続けているのがいけないんでしょうが…