近江の機関車たちの行く末もですが、これもどうなるか気になるところです。今時これだけ準片が豊富にある会社は他にはありませんし。今後更に駅の無人化が進みそうな気配もありますし、経営再建の過程でそれまで豊富にあった硬券が一掃された京福→えちぜんや一畑の例もありますし… 休日も窓口が開いている駅は網羅したのですが、平日朝のみ営業の駅が難儀です。1日じゃ周り切れないし…
今年も拙ブログをご覧いただきありがとうございます。来年こそは少しでも仕掛の山を崩せれば、と毎年思うのですが…
先日、この会社が鉄道事業(もとい、路線バスを含めた運輸事業全体か)の現状を訴える表明をしましたが、機関車の解体も、その前の彦根市内周遊ボンネットバス運行終了も、その伏線に過ぎなかったようです。まあ近江本線の彦根以北、八日市以南とか、現状これまで良く維持してきたとは思いますが。
ED141、144はこの頃はまだ稼働状態でたまに動いていたので、まだ良く手入れされていました。
ED14は高宮以南には軸重過多で入線不可なので、保線列車は主にED31の3,4号機が担当していました。でも保線や構内入換程度なら、この2輌があれば十分なのでは? まあED14を残していたのは、ほぼ道楽なんでしょうね。あと気付いたのは、現役で貨物を牽いていた時代にはあった、キャブ屋根から前方に突き出した無線アンテナのベースがいつの間にか撤去されています。
ED142、3とED311、2、5は休車になって久しかったですが、時々塗り直したりしていた、まだ余裕があった時代。当時のポジをチェックしていて、ED311と5がまともに撮っていなかったことが判明して激しく後悔…
この辺ももうちょっとちゃんと撮っておけば…
元小田急も残っていましたが、乗務員扉上のヘッダーからは旧クハ1650の形態、でも前面の雨樋は一直線で、デハ1600の形態、どっちだったっけ?
気になる残された機関車たちの動向ですが、ED311,2,5は既報の通り部品取り用の西武101系車体などと共に彦根を去りました。せめてED14だけでも西武本体やJR各社の博物館で…と言う声を良く聞きますが、恐らくその辺りは検討し打診した上での今回の結論と思うので、それは無さそうかと。山1つ超えて丹生川は置き場所がもう無い、作並の団体が動いているという話もありますが、何れにせよ輸送コストがネックになりそうです。軌間の問題はありますが、むしろ北米のトロリー系ミュージアムとかは需要無いのかな?
彦根で年を経るにつれ朽ちていく彼らを傍らに見つつ、そろそろヤバそうだとは悟っていましたが…
http://www.ohmitetudo.co.jp/file/railway_newsrelease_20171205.pdf
文面通り素直に受け取ると、結局全部解体してしまうと解釈出来るのですが…取り敢えず年内に解体決定が311,312,315の3輌、残りは順次、と言う事でしょうか… しかも当日仕事じゃん…こんなに直前にリリースされても都合付かないや。全部潰しちゃう位だったら1~2輌位、日野に持っていけないものかなー。