雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

本当は時代的に...

2022-08-06 11:18:25 | 地方私鉄(東北)

 私は基本的にはコレクション対象は国鉄民営化される1987年以前の車輛に限定しているのですが、これは現役時代に行ったこともあるし、タキ29300銀は日車からの甲種輸送の時も見に行ったので、とりあえず買ってしまいました。

 

DD130のキャブ屋根は実車では汚れてほぼ真っ黒でしたけど、ここは赤で正解なようです。ただ、車体色の赤、こんなに朱色っぽかったかな? もっと純粋な赤だったような気がしますがさて...

ナンバープレートは国鉄DD13の金型流用の都合か、前面は良いとして、側面は白帯部分の隙間が…どうせ小坂仕様は札差し類が無い関係で、金型を新たに彫っているのだから、ここは側面ナンバーもお得意のインレタ対応で良かったような。ついでに、インレタで「KOSAKA」ロゴと旧同和鉱業の社章の選択式になれば更に嬉しかったのですが。あと、タブレットプロテクターの柵も欲しいですが、それはユーザーで追加工の範疇でしょうか。

 

基本構造は他のTomixのDD13シリーズと同様なので、マグネマチックカプラーへの交換は最近のKATO機より簡単です。スノープラウに#2001の短い方、あるいは#2004の下にナットとかワッシャーなど適当なスペーサーを噛ませて高さ調整し、上からネジ止めするだけです。

タキ29300はセットのみにアソートの銀、単品があるのは黒。両グループとも登場したのは発送先が船川港→後に秋田北港のみになった後なので、本当は汎用性のあるタキ5750の汽車型が欲しかったところですが、耐硫酸鋼板S-TEN1の銀色が眩い最終グループも純粋に格好良いので、まあ良いかな。

黒と銀で手摺が作り分けられているのは勿論、安全弁の位置が違うのまでちゃんと作り分けられているんですね。背の低いドーム(正確にはマンホール台座)があるのは同和鉱業の独自仕様なので、そのままでNRSや古河鉱業には出来ません。

足回りも空制装置がCSD型積空になっています。逆にKSD型積空ブレーキの初期グループを作るにはここも手を入れなくてはなりません。実は台枠も黒と銀で別物だったりします...

分解してみました。マンホール周りが別パーツになっているので、ここを差し替えれば神岡鉱業やNRS車は比較的簡単に出来そうです。古河は踏板とはしごがオフセットしているのでちょっと難易度が高そうです。こう見ると、黒と銀とでは共通パーツはタンク体本体と台車、はしごの他はウエイト、ビス位ですね。


懇親会にて

2014-07-29 00:35:19 | 地方私鉄(東北)

 貸し切りイベント1日目の終わりの懇親会、ここで持参した弘南の模型をひけらかすと、反応は上々? でも、省型や東急は?の声… 今回は社型のみのラインナップですが、やっぱり皆さん弘南と言うと省型17m車と東急3600なのでしょうか? 私も一応考えてはいて、ブックケースのタイトルもこれ見よがしに(1)と入れて続編を匂わせていますが、プロトタイプの選定は考え中。サハ17と張り上げ屋根の旧モハ50は入れたいよな、3600は鉄コレにない半鋼車からチョイスしようかな?、と…


あと一歩

2014-07-17 00:41:58 | 地方私鉄(東北)

 夜な夜な少しずつ進行中。窓ガラス張りと色入れも一通り終え、ワイパーや手ブレーキハンドルを付けたり。富士身延は本当はこんなに外から見えない様ですが、そこは模型的デフォルメで。後は下回りの艤装だけかな。本当は車内の仕切りとかも付けたいけど。


何とか

2014-07-13 23:36:23 | 地方私鉄(東北)

 午後から天気が怪しくなってきましたが、何とかクリヤー吹きまで完了。後はちまちま色入れして、窓ガラスと小物パーツの取り付けで車体は完成。床下機器は、一応資料は集めて大まかには各車の相違を再現するつもりなのですが、全部は週末まで間に合いそうにないので、先行したモハ2026とモハ2233以外は鉄コレそのままでお茶を濁し、後日作り直すつもり。

別途塗装したパンタにも色入れ。お粗末にもモハ2250形用に作成した3基中2基のTDK-C型が装中に風で飛ばされて紛失してしまったので、不足分は取り敢えず更新前に付いていたパンタで代用。スライダーの銅色はタミヤXF-28ダークコッパーが渋い色調と顔料のきめ細かさでお気に入り。

やはり別途塗装したベンチレータも取付。クハニ1271に付いていた半ガラは以前は国電用しか無かったけど、今は私鉄電車用に何種類か出ているんですね。これはKitcheNの「T型ガラベンD(民鉄用)」が近似なので換装。昔はガラベンも国電/旧客用1種類だけだったのに、今は国鉄、民鉄用あわせて5種類位かな?と充実しましたが、一方で使いこなすにはそれなりの知識が必要で痛し痒しかな。


緊張の一瞬

2014-07-12 20:37:48 | 地方私鉄(東北)

 塗装が終わってマスキングテープを剥ぎ取る瞬間、何回やっても緊張します。久しぶりにやったので段差やリベット部の処理が甘く吹き込みは多発するは、

 

テープと一緒に塗膜までありゃ、となるは散々な結果…今まで愛用していたマッハのエッチングプライマーが最近中身が別物になってしまい使い物にならなくなったので、いさみやの黄色いプライマーを使ってみましたが、どうもイマイチです。シールプライマーも過去に特にベージュ系やアイボリー系のベース色でクラックが入って散々だったし、ミッチャクロンはいつまでもベタついてゴミを呼びそうなので、今度は秘蔵の「エスクマ印」エッチングプライマーでも使ってみるかな?それでクハ201とクハ1267は今回は間に合いそうもないので、後日これから組むモハ108と一緒に仕上げるつもりだけど、よりによってクハだけ2輌離脱しなくても、と、相棒にあぶれたモハ2233と2250を眺めながらブツブツ…

色合いだけは西武トニーベージュ+秩父マルーンでほぼイメージ通りになったかな? 旧型車全盛の時代なら、イメージ的には鉄コレやトミックスのキハ22みたいなカサカサに褪色したのじゃなく、やっぱ艶やかなマルーンだよね。実車の屋根の色は鋼板屋根車は勿論、キャンバス張りでも同じような明るいグレーなんですが、両者の差を表現したくて、敢えてキャンバス屋根車は濃いグレーにしてみました。


1輌20分位…

2014-07-12 20:13:34 | 地方私鉄(東北)

 最もシンプルな2色塗り分けですが、内側を目張りしたり、扉の段差部分を密着させるために切込みを入れたりすると意外に手間です。10輌あると全部で約3時間、工賃を100円/分と計算すると…コストを考えると馬鹿馬鹿しくてやってられません。まあそれが趣味ですが。


予報通り晴れたので

2014-07-06 17:06:30 | 地方私鉄(東北)

 プライマー吹き付け→車内色兼連結面側貫通扉のクリーム1号を吹き付け。下塗りも兼ねて車体全体に適当に吹き付けます。

貫通扉のマスキングと車内の目張り。上半分のベージュはマッハの西武トニーベージュにしましたが、塗料の在庫が缶半分くらいしか無い…足りるか?途中で切らしても近くにマッハの塗料扱っている所無いんだよな。こんなことだったら昨日JNMAの帰りに天賞堂にでも寄って来れは良かったな。

 

クリームの下塗りが功を奏してか?何とかギリギリ10輌分足りました。時間的にはこのまま上半分をマスキングして、下半分のマルーン位塗れるかな?と思ったのですが、別の用事が出来て、ここであえなくタイムアウト。なので一旦マスキングは剥ぎ取ります。マルーンは今度の土日に持ち越しになりましたが、マッハの秩父マルーンでも塗ってみるつもり。

貫通扉は車体色のベージュのまま端折っちゃっても良かったかな? 旧阪和モヨの連結面側の貫通扉は車内色で良いのか未確認ですが、モハ時代既に前照灯が外されていたり(でも何故か尾灯はそのまま)事実上片運車として使われていた模様なので、こうしました。(両運車のモハ3400やモハ108でも片側の貫通扉は車内色でしたし…)


うーん間に合うか?

2014-07-05 23:15:55 | 地方私鉄(東北)

 車体関係の工作はほぼ完了しましたが、天を仰ぎながら塗装を仕上げるチャンスを伺うも、梅雨明けがまだなのが恨めしい…そもそもこの季節にこんなプランを打ち出したのが間違っています。とりあえず完成構体を酸洗い槽にぶち込んでみましたが、酸洗い液が使い古しだったのが悪かったか、却って黒ずんでしまいました。使い回したため溶け込んで液中に蓄積した銅や錫のイオンが金属として再析出したのかな? 酸性度はまだ十分にあるはずなので、問題となる酸化被膜等は除去出来ていると思うので、真鍮ブラシで軽く磨いてから塗装工程に移るつもりです。明日の日中は晴れるようなので、プライマー→車内色兼連結面側貫通扉のクリーム→車体1色目のベージュ、位まで行ければ良いかな?


動力化は

2014-07-02 00:53:29 | 地方私鉄(東北)

 以前富士身延を作ったときは、中小型車用の動力ユニットの製品のバリエーションが乏しく、勿論鉄コレ動力なんて有りませんでしたから、何とか苦労してGMの17m国電用を押し込んでいた事を考えると、今は非常に便利になったものです。今回も勿論動力は全部鉄コレ利用です。

2252と2253のDT10台車枠は上部をこんな感じで切り欠いておきます。

曲線通過時にステップで張り出した車体裾を逃げるためです。(実車は弘南入線後にステップレス化されていますが、裾はそのままでしたので)この車体の床板止めタブをそのまま利用して鉄コレ動力を組み込めば、車体高が1mm程度高くなるのでこの加工は不要ですが、プロポーション優先で動力のプラフレームを切り欠いて車高を下げたので。

2250のD16は上部のブレーキテコを切除するだけでクリアできます。

2233の床板止めタブは位置が鉄コレ動力に全く合わないので、これは使わず、角棒を半田付けして床板止めにします。


綺麗さっぱり

2014-06-29 21:21:06 | 地方私鉄(東北)

 シンナープールでの剥離完了後、おでこのパテ盛り部を中心とする各部の修正、ディテールの追加工と、位置を間違えていたモハ2250の避雷器の移設を行います(モハ2250形のうち、2250だけパンタの前に付いています。他3輌はパンタの後ろですが)。接着剤やパテに影響を与えないよう、乗務員扉の下のステップは手早く半田付けします。クハニ1271とモハ2233にはステップが付いていませんが、決して忘れたわけではなく、この2輌は付けると台車に干渉してカーブが曲がれなくなるからです。

おでこに盛ったパテの銘柄の違いが色で一目瞭然です。収縮によるひび割れの程度は、ポリパテの銘柄と、盛った後に十分な熟成期間を置いてから仕上げたかで差が表れるようです。やはりこれだけ厚く盛ると、1~2か月位では不十分で、年単位で熟成しないとかなりの確率で割れます。その点、半田は冷めればすぐ仕上げられるので格段に作業性が良いです。

 モハ2250形3並び。左から2253、2252、2250。2250は2扉で避雷器が前側、2253はこれだけ尾灯が埋め込み式になっています。4輌の同形式のうち、2250だけ3扉化されなかったのは、この1輌だけ新潟鉄工製で、他の日車製と車体構造が違うことが影響しているのでしょうか?

今回は納期?があるので、出来るだけ簡素に、と思っているのですが、やっぱり配管はこれ位付いていないと寂しい、と針金細工に悪戦苦闘。