雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

こんなのが出ていた

2022-08-21 23:45:25 | 地方私鉄(北海道)

 さて、例によって作り掛けで放置の筑波、旧雄別車だけでも少し進めるか、と思って手摺を植えたりしていた最中、書泉に行ったらこんなもの見つけてきました。

巻頭カラー、末期の気動車とかはまあ他でも結構見たことがあるのですが、キハ49200Yの登場時とかは意外と見たことが無いのもあります。まあ旧国鉄色と同じですけど。それより、雄鉄バスのカラーは初めて見たぞ。観光車はMAR470かな? 天窓付きの呉羽ボディで三菱直系の美鉄よりデラックスじゃん。まあ三菱鉱業は鉄道でもケチで終始中古車が多かったですが。

最初はキハ49200Y→筑波キハ760は塗り替えだけで済ますつもりでしたけど、キハ811が切り接ぎや幌枠の撤去とかの際に削れてしまった結果、手摺全部を植え直すことになったので、760も仕様を合わせる羽目になりました。


井川まで

2022-08-15 23:14:50 | 撮り鉄日記

 台風が近づいているのに、乗るだけなら...と行ってきた川根路の続き、まあ車窓を楽しむには最悪な条件なんですが、まあ電車に乗って遠出したかっただけなので。流石にこの時期にしてはガラガラでした。

 

ED902のクノールのホイッスルってこんな音なんだ、と。確か碧海電気鉄道デ100→名鉄モ1010の遺品だったっけ? あと、これって日立の私鉄向け電機としては最後の製品だったかな。代替時は東芝とかで造ってくれるのかな? それともSLMのラック式を事業継承したStadler Railとかの海外メーカーになるのかな? 日本の鉄道で初めてカミンズのエンジンを導入したのも大鉄だったし、条件さえ合えば海外メーカーには抵抗は無さそうだし。

 

井川まで来てみたけど、駅員が一応今日は動かすつもりだけど、天候次第で運転見合わせになる可能性があるから、直ぐ折り返した方が良いよ、とのことなので、窓口で硬券だけ何枚か買って即Uターン、まあ予定通りの行動ですけど。因みにこの時点で翌日は本線、井川線とも計画運休決定でした。

  

さて千頭まで戻ってきたは良いが、乗ろうと思っていたELかわね路が何と車輛故障で運休、電機が6輌もあるのに(但し、いぶき501は検査入場中)トーマス分の1輌しか使えないのってどういうことか…それとも客車側の雨漏りとかか? で、先行する電車で、と見たら東急7200で、しかも結構混んでいるのでパス、結局代行バスで新金谷まで戻ることに。

結局旧客にも乗れなかったし、硬券買いに行ったようなものですね。特に準片は常時売っている所は本当に少なくなりました。有人駅の大半にあった近江が全滅したのは痛かったし、最も近場で買えた秩父の樋口もPASMO導入で遂に無くなっちゃったし。。あとはわたらせと京都丹後ってまだあったかな? 今回初めて利用した大井川周遊きっぷって、何かどこかで見たことのある様なデザインだな。

(2022年8月12日)


盆休みですが…

2022-08-13 19:51:42 | 撮り鉄日記

 事前の天気予報ではかなり怪しい状況だったので、予定は何も入れていませんですが、ずっと家に引き籠っているのもそれはそれで何なので、取り敢えず乗るだけなら天気多少悪くても良いよな?と言う事で久々の川根路へ。

  

まず来たのは南海電車、個人的には思い入れもあり「当たり」ですね。季節柄、冷房の音がうるさくて走行音があまり楽しめませんが、ゴーゴーと喧しくてギンギンに冷えるユニットクーラーも今となっては貴重ですね。

自宅から日帰りだと本当に乗るだけになってしまうので、千頭までは何回か来ているのに、奥に行くのは初めてです。路面電車じゃないのに低床ホームと言うのもこれまた新鮮です。今時バリアフリー的にはダメなんでしょうが。

  

一応そこそこ体裁良く造ってはありますが、やっぱり「客車」というより「人車」のノリですな。似たような経緯の黒部峡谷は何度か乗っていますが、それともまたちょっと違う雰囲気かな。黒部はどちらかと言うとモロに工事用軌道的、井川線は林鉄をちょっと立派にしたら...的な。

スロフ300のボックスシートは近郊電車的な規格品を1+2列で押し込んでありますが、この1列シートの狭さは凄いな。1脚欲しいかも。

下降窓の隙間にきっぷやスマホとかを落とす事故、最近他でも話題になっているようですが、通勤電車でも普通に下降窓の電車は沢山あるのに、とも思うのですが。まあ、いつもの通勤電車でこんなところにモノを置く奴は少ないんでしょうが、観光路線ではスマホ片手に車窓を楽しみながら、と言うのが多いからでしょうか?

  

途中下車してみました。黒部との違い、こちらの方が沿線にまだ少しでも人の営みが感じれれるからでしょうか。

結構強く降ってきました。

    

眺望を楽しむなら、スロニ200のニ室が良いですね。本当はスハフ1型が乗ってみたいですが、一応4と6の2輌が在籍していますが、もう一般営業で運転することは無いんでしょうか?

天気が良ければ、こちらのオープン客車でも良いと思いますが。

(2022年8月12日)


本当は時代的に...

2022-08-06 11:18:25 | 地方私鉄(東北)

 私は基本的にはコレクション対象は国鉄民営化される1987年以前の車輛に限定しているのですが、これは現役時代に行ったこともあるし、タキ29300銀は日車からの甲種輸送の時も見に行ったので、とりあえず買ってしまいました。

 

DD130のキャブ屋根は実車では汚れてほぼ真っ黒でしたけど、ここは赤で正解なようです。ただ、車体色の赤、こんなに朱色っぽかったかな? もっと純粋な赤だったような気がしますがさて...

ナンバープレートは国鉄DD13の金型流用の都合か、前面は良いとして、側面は白帯部分の隙間が…どうせ小坂仕様は札差し類が無い関係で、金型を新たに彫っているのだから、ここは側面ナンバーもお得意のインレタ対応で良かったような。ついでに、インレタで「KOSAKA」ロゴと旧同和鉱業の社章の選択式になれば更に嬉しかったのですが。あと、タブレットプロテクターの柵も欲しいですが、それはユーザーで追加工の範疇でしょうか。

 

基本構造は他のTomixのDD13シリーズと同様なので、マグネマチックカプラーへの交換は最近のKATO機より簡単です。スノープラウに#2001の短い方、あるいは#2004の下にナットとかワッシャーなど適当なスペーサーを噛ませて高さ調整し、上からネジ止めするだけです。

タキ29300はセットのみにアソートの銀、単品があるのは黒。両グループとも登場したのは発送先が船川港→後に秋田北港のみになった後なので、本当は汎用性のあるタキ5750の汽車型が欲しかったところですが、耐硫酸鋼板S-TEN1の銀色が眩い最終グループも純粋に格好良いので、まあ良いかな。

黒と銀で手摺が作り分けられているのは勿論、安全弁の位置が違うのまでちゃんと作り分けられているんですね。背の低いドーム(正確にはマンホール台座)があるのは同和鉱業の独自仕様なので、そのままでNRSや古河鉱業には出来ません。

足回りも空制装置がCSD型積空になっています。逆にKSD型積空ブレーキの初期グループを作るにはここも手を入れなくてはなりません。実は台枠も黒と銀で別物だったりします...

分解してみました。マンホール周りが別パーツになっているので、ここを差し替えれば神岡鉱業やNRS車は比較的簡単に出来そうです。古河は踏板とはしごがオフセットしているのでちょっと難易度が高そうです。こう見ると、黒と銀とでは共通パーツはタンク体本体と台車、はしごの他はウエイト、ビス位ですね。