雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

前回降りたのは…

2015-11-23 20:34:20 | 撮り鉄日記

 確か非電化最終日以来の筈だから、24年振りと言う事になります。何で今になって?と思った方もいるかも知れませんが、昨日、知り合いの中の人から、「来月になったら壊すから昨日写真撮って来たよ」の一言が決め手になりました。自宅から電車で遠回りに行っても1時間以内の近さなのに、本当に尻に火が付かないと行動できないなーと我ながら思います。

  

普通の切妻屋根の木造駅舎、って言ってしまえばそれまでですが、どことなく社線っぽさが漂います。縦長の窓が洋館っぽくちょっとお洒落です。前の大樹が良い雰囲気を醸し出していますね。ちょっとアレンジして模型に再現してみたいものです。

  

裏側から。良く手入れされつつも原形を留めており、壊すのが勿体ないですね。新しい駅舎は別に橋上化される訳でもなく、公共施設が一体化され便利になる訳でもなく、それだったら中央東線四方津や福井鉄道北府みたいに耐震補強しつつレトロムードにリフォーム、でも良い様な…

昭和5年だから、相模鉄道時代の築ですね。相模線に残る社線時代の駅舎も、あとは番田、社家、倉見を残すのみです。

  

待合室内と、国鉄末期仕様のトイレ。

  

閑散とした駅前広場。駅前の雑貨屋と言うのも、東京近郊にあっては貴重な存在でしょう。いや、地方のローカル線の駅前にあっても絶滅しつつある情景かも知れません。

    

かつて余剰のク5000形が長期留置されていた側線もかなり整理されてしまいましたが、そこには24年前とほぼ同じ情景が広がっています。来る車輛を除いては…

 

ヤードから河岸の砂利採取場目指して伸びていた側線跡。24年前は線路こそ撤去されていましたが、まだ舗装されていませんでした。

あと僅かの命の木造駅舎に、もう先は余り長くないであろう205系。キハ35に替わってピカピカの新車として迎えた205系も、もうそんな歳になったのですね。

(2015年11月23日 相模線 相武台下駅)


まだまだ悪乗り

2015-11-23 11:31:07 | 大手・準大手私鉄

 1521片運車を作るときに犠牲になった1輌分の端材をまた切り刻んでと…

若干のディテールアップでお茶を濁すつもりだった両運車もザックリ。

素人にも分かり易い?片運車と比べ、手間的には大差無い割には、余程南海電車に詳しい人じゃないと気付かないレベルの加工かも知れません。大多数の人には鉄コレ軽加工程度に思われるのが落ちだろうに… かく言う私も、今回資料を色々漁っていて初めて気付いたレベルですし。更に言えば本当はクハ3901の乗務員扉直後の窓の横幅はモハ1521よりちょっと狭いんですが、今回は端折ったし…

モハのランボードは2輌共鉄コレのモールドの上からプラ帯材を貼る程度で済ますつもりでしたが、今回の両運車の加工に関連してランボードが長い個体に変更になったことと、クハと表現を揃える為に、結局全部削って付け直すことに。削るついでに配管類モールドも削れちゃったので、結局避雷器も含めて全部削り落とし、一から配管工事に…